大阪は独立国

2011. . 11
と、いうのは現在上映中の映画「プリンセストヨトミ」の根になる部分の設定で、まあおおむね面白い映画かな、と。私はああいうの好きですから。

世の男性諸氏には綾瀬はるかの「おっぱいバレー」に続くオッパイネタ映画として語り継がれておりまして、少なからず高評価を受けている次第。まあ見ればわかります。

というところで久しぶりに時事ネタまくります。


私が大阪は独立国家だというキーワードでピクリと来るのはやはり、大阪府知事のトオルちゃんなのですが。たまに本当に、このヒト大阪を独立させるか、東西分断させる気なんではないかと思うこともある。

そのくらい強弁で支持層も篤い、力のある政治家であるとは思います。ま、ここで個人の評価はあれですんでおいときますが、今回の「トオルちゃんが吼える」は関東に続き関西圏も節電要求、という関西電力の要請に対し噛み付きました。

詳しくはニュースなり何なりでチェックしてほしいんですが、とりあえず15パーセントの節電要求というのですが、基本的に関西圏は震災の被害を受けていないのだから、物資のや資材の滞りがあったとしてもインフラに関してはなんら問題がなかったわけです。

それを関西圏に電力を供給している原発の一部を停止するため従来どおりの供給量が満たされないという理由で節電を求めてきたわけです。これがどういうことか、どういう問題なのかといいますと、計画停電になった関東地方にしてほとんど機能不全に陥っていた事実を、この関西でも再現しろというに近い要求で、一体何のためにそんなことをしなければいけないのかと私は思う。

原発や放射能におののき及び腰になっている関東地方をよけて、大規模都市圏である近畿地方、ひいては第二の首都としてもよいであろう大阪をも機能低下させて日本全体を弱体化させたい人間がいるのではないかと思うほどであります。がんばろう日本、みんなの力で復興を、などと言っているさなかで事実上の足引っ張りをしているのはどこのどいつだと思います。正味なところ大阪は先にも話したように第二の首都となるべき都市ですから、首都圏で何かがあった場合は大阪が日本を背負って立たなければいけないわけです。

プリンセストヨトミの本編中にもこれに似た設定があり、重要な鍵になっているのですが、逆に言いますとそこのところをないがしろにして、大阪はしょせん「でんねんまんねん」ゆうてお好み焼き食ってるだけやと言われると、本気で独立戦争とかしだすような風土だけに気概は十分すぎるほどあるのです。

それを事実上削いで、原発の安全性が確保できるまでは稼動しない、なんてことを言うのであれば、さっさと代替の発電設備を作ったらどうなんだと思いますし、今までそういうことも想定していなかったのかと思います。

今更原発に頼り切ってぬくぬくと暮らしてきたこの生活を捨てる勇気のある人はほとんどおりませんし、いつまで続くかわからない節電をいつまでも続けられる根性がある人のほうが珍しいと思います。

そういったところで今夏の家電市場は「15パーセント節電商品」なんていうのが見受けられるようになるのかも知れません。少なからず昨今は一般家庭でも液晶テレビや洗濯機、エアコン、などをエコ家電として省電力のものに切り替える傾向が顕著ですし、LED電球への切り替えなど大規模な企業ほど率先して導入している経費削減方法なんですが、そのあたりだけでも、全体の電力消費量はかなり落ちていると考えられるはずで、五年前と現在を比べてほしいところです。

ま、それでも福島の原発が爆発しなければ、従来どおりエコ家電への切り替えを推進し続け、その上電気が足りないから原発をもっと作らないといけないのだ、と訳のわからないことを言っていたのでしょうし。

そのうえ国民も何の疑問も持たずにエコ家電を免罪符のごとく崇め、24時間テレビで人権問題と環境問題に涙ししながら24時間営業のコンビニや飲食店を甘受し、眠らない街に狂喜乱舞する。

正直誰も原発を建設するってあたり、気にしてなかったんじゃないんですか?

地震が起こらなければ、津波が来なければ。

いや、福島第一原発が爆発していなければ、東電の危機管理体制はやっぱりばっちりだった!と日本の原発安全神話は崩壊していなかったと思います。結果論ですよ。

いつ崩壊するかわからないものの上に我々は生きていることは間違いないです。地震しかり、火山噴火しかり、台風は毎年どこか直撃している、その上原発があろうがなかろうが、どっちだって大して変わらんじゃないですか。

いつ起こるかわからないことに備えるより、今を乗り越えることのほうが急務だと思いますよ。

死なばもろともじゃないですけど、もう出来てしまっているもの、出来上がってしまったものを止めることは非常に難しい話であり、社会は大小に関わらず速度を維持し揚力を作り続けなければ落ちてしまう飛行機のようなものであり、一度飛び立ったものをリセットしたいと望むのであれば、かなり多くのものを我々は失う覚悟をしなければいけないと考えるべきであり、それが果たしてよい選択だといえるのかを皆が考えなくてはいけない時期に来ていることは確かなのです。

少なくとも「原発はCo2を排出しないエコでクリーンな発電所」という嘘をどれだけのヒトが信じていたのか知りませんが、この2011年の時点でいい大人の方は、この文言がテレビで堂々と流れていたという事実をきっちり記憶しておきましょう。

テレビってそういうものなんですよ。
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