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後世に残す

2024. . 24
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キッチンカー プレオープン、ではなく納車です。何かそれっぽくなりました。

こんなの一つでも、生計立てられるくらいは稼げるそうです。もちろん真面目にやらなきゃダメですけど、そういう意味では身ひとつでも充分生きてゆける世の中だなぁ、とは思います。
かといってこれさえあれば何処でも露店出来る訳ではなく、主には祭やイベント会場や、店舗の軒先など特定の場所での営業に限られます。
世間では担い手不足などで祭が減る一方、といわれ嘆く声も聞かれますが、イベントやフェスは各地で増え続けています。それをさして世代的な宗教離れとも言われますが、ある意味信奉する対象が神様から、タレントやアイドルや、二次元創作物や、コミュニティそのものに変化、多様化したんだなぁ、と思います。

そもそも祭は神事といわれますが、昔々でも年に一度神様を奉った厳かな行事、というより踊って騒いで鬱憤晴らしをしたり、ご馳走を食べたり、各種のアトラクションで盛り上がって乱交パーティしていたのが庶民の祭の姿だったろうなと思います。

なので今もそんなに変わらないというか、イベントにかこつけて日常から羽目を外して、ハメるという流れは古今東西、人間である限り何処にでもあるものなんだろうな、と。
祭はそんな人心を惑わす目眩く欲望の渦があったればこそ、現代にまで存続されてきたのだろうと思います。

最近じゃコンプラ的に現代にそぐわないとして、祭の内容が書き換わったり、廃止されたりしてますが、大事なのは盛り上がるかどうかじゃねぇですか、と。
歴史的、文化的なものにはとりあえず噛みつく左翼なひとびとには、祭は受け入れがたいのかもしれませんが。

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久しぶりにスポークホイール組み。三年ぶりくらいなのでかなり忘れてる。

やると思い出すんですよ。スポークホイールってめちゃめちゃ歴史長いんですけど、まだこれに変わる同等のモノが生み出されていなくて、未だ現役。すごい。

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余所で購入されて、修理や色々を請け負っている某ビートル。
初めて見たときから、なんか変だと思った。
なんだかあっさりしてるなぁ、と。ボディとフェンダーの間が。

よく見たらコーキング打たれてる。フェンダービーディングがない。
これ、どこかの中古車屋の仕業です。
というかコーキングの上から塗装されてるので、塗装屋かもしれませんが、なんでそれでいいと思うのか? というのは我々だから思うのであり、世間の板金塗装屋さんというのはえてして隙間はボディシーラーなるもので埋めちまう傾向があります。今回はそんないいものではなく、シリコンぽいものをぐっちょり入れられて、ほぼ接着されていたので

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カッターで地道に切ってゆきます。
フェンダーボルト全部外してもフェンダー取れないんだもん。

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もちろんちゃんとフェンダービーディングを入れ直します。
幸い塗装を割ることなく施工できましたが、これが後々塗装となると、フェンダーとボディの間に残っているコーキングを全部剥がさなきゃいけないという、地獄の工程が控えています。
しばらく全塗装はないかもしれませんが、まえの塗装屋がどんな施工してるかで我々の仕事は随分変わってきます。

それは単に板金して塗る、というのは、その背景に腐ってもいないし、ちゃんとした塗料や材料を使って修理や塗装されている、さらにそのまえの工程で下地処理をちゃんとしている、というのが揃っていて初めて、板金塗装ナンボ、と言えるのです。
複数の人間や複数の工場を渡り歩いてきた旧車は、実際作業したらめちゃめちゃ手間かかって見積もりから大きく逸脱することも少なくはないです。

長く保たなくても、安けりゃいいやっ、て時代もありましたけど、逆にいうとどうせやるならできる限りちゃんとやって、自動車バイクを後世に良い形で残しましょう、というのが今に生きて所有している我々の使命ではありますまいかと、まあそのように思ったりもします。

なんせ、私らってせいぜい100年くらいで死ぬんですから。モノの方が長生きするんですからね。






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