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狩人

2023. . 08
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熊も冬眠できないってゆーか、もう、今年の漢字一文字は「熊」かな、と思うくらい熊被害が多い。
当然そういうのがあると、地元の猟友会とか警察は熊の駆除に出張るんですが、そこれで例の如く「かわいそう、ころさなくてもいいじゃない」といった、地元とも当事者とも無関係な匿名の人間達から、抗議や嘆願の電話が市役所や役場にかかってくるそうな。

少なくとも熊の話なんて一定以上の都会に住んでいたら、おとぎ話のレベルで、そんなの日本にいるのか、レベルだったわけです。それを知るに至ったのは報道のせいです。
全く関係ない人が、全く関係ない事に対して、神様のような慈愛に満ちた目線でもって偉そうに指図してくるわけです。何の責任も持たないし、覚悟もないくせに。
そういった人々は、殺さず保護してはどうだ、等というのですが、じゃあその生け捕りにして、しかるべき場所に移送、施設で保護、といった一連の費用はあんたが出すんだな? って話になってもいいのかよ、ってなる。

私の住んでいる地域も、そのうち熊が出てきてもおかしくない状況ですが、猪や鹿は以前から普通にいます。数が増えたような気は確かにしますが。

狩猟するにはすべからく許可が要ると思われがちですが、いわゆる銃や罠、網といったもので狩猟をする場合に許可や資格が必要になるそうです。
ただし、そういった狩猟方法に係わらない場合は自由に狩猟しても構わないそうです(ただし、場所による・鳥獣保護区や私有地、国定公園など)ですから「俺はナイフ一本で鹿を狩るぜ」、みたいな方はどうぞご自由にというわけです。

現実的には、こちらに向かって突っ込んでくる野生動物は熊くらいなものですから、山の中でランボーみたいにナイフ振り回そうが、鹿や猪はまず捕れません。弓矢くらいならもしかしたらなんとかなるかもしれませんが、「獲物を獲る」という行為はそれこそ得物(えもの)も重要ですが、その生息地や生態を知ることのほうが重要で有り、ましてやそれを解体して肉にして食物にするのであれば、それなりの知識と経験を必要とします。

目下狩猟にまつわるそれらに関しては、古参のハンターなどの口伝だけが頼りという状況で、昨今のハンターのなりて不足から、技術や知識の相伝が難しくなってきているそうです。
仮に教科書のようなものが出来て、それで狩猟が覚えられたとしても、地元の環境、地元の生態、というものがありますから、同じ日本であっても、地域ごとに多少色が変わるものですので、地域の猟友会というものが消滅した時点で、その地の狩猟文化は絶えてしまうということになります。

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若い人のなり手は年々減少しているらしい反面、絶対に必要で有り、かつ資格と経験という専門性もある。さらにジビエ料理店などはわりに元気よく営業しているところをみると、ビジネスチャンスの残されている職業なのかもしれません。

今の仕事がダメになったら、ハンターにでもなろうかと思います。

今は街で愛の狩人ですけど。







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