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自殺マシン

2021. . 08
海は開放するところで、山は深めるところだといいます。

心を、です。

まあ、どっちでもいいんですけど、たしかにいわれてみればそんな気もしますね。

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ただ、内省ばかりしていても落ち込みそうですから、日々新しい発見をもとめて冒険しなければいけませんね。たまにこうして近くの山を歩いて、探索してます。何があるわけでもない山ですが、何かは見つかる。

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こんな、コカコーラとか。
これ実は未開封です。放っておくと、色が抜けて透明になっちまうんですね。味はどうなのか確かめる勇気は湧きませんけど。

それはそうと、スイスで自殺幇助マシンが合法化されて、販売されるそうです。
「サルコ」と命名されたその棺桶のようなカプセルは、合法的に合理的に安らかな死を迎えられるよう、酸素濃度を自動的に落として眠るように静かに窒息死が出来るというもの。中に入り横たわると、内臓AIがいくつかの質問をし、自殺願望が回避できないとAIが判断したら、殺害を実行するんだそうです。しかもマシンはスタンドアローンなので、好きな場所に持ち運んで中に入ると、その場で死ねるというお手軽さ。

この記事見たときに、遂にここまで来たかとSF漫画「銃夢(ガンム)」に出てきたザレムの「エンドジョイ(最終喜械)」という公衆自殺機械が現実となったか、と思いました。
これ、何の事かといいますと、人類の理想郷たるザレムではあらゆる自由が認められており、死を自ら選ぶ自由もある、という、そしてそれはとても崇高かつ文明的な事であるのだと。

無論、作品の中でのそのような描写は、「皮肉」であり「幸福を求めた先の理想郷が笑って呆れる」という宗教や倫理観を失った究極の自由へのアンチテーゼなのですが、

私、実際の所、このスイスの記事見ても絶望的な気持ちにはならないんですよね。

スイスでは自殺の自由が認められている、というか自殺が認められていない国なんてほぼないのだろうけど、スイスの場合は、死にたい、という人を止めるのではなくサポートする団体が複数存在しており、国民の過半数もこれには賛成の意を示している。

第三者が自殺の幇助をすることが合法とされている。これは自殺が罪でないならそれを助けるのは当然罪ではない、という理屈です。そして国が個人に対し、生きろと強制することは出来ず、人は死を選ぶ権利がある、という。

間違ってはないと思います。

たいていの場合、穏やかな自殺を望む人は、不治の病であったり、闘病の疲れで気力を失ったり、何らかの身体的損傷や経済的困窮で生きる望みを絶たれた人が多い。精神疾患などの場合はまずセラピーに回されるなど、実際に自殺の実施までにはいくつかのスクリー二ングがあり、意外に冷静なシステムとして動いているようにも思える。

だが、スイスの自殺幇助団体は自国民だけでなく、国外からの申し入れも受け付けており、自殺幇助がビジネスとなるかどうかはわからないが、「死にたきゃスイス行け」みたいなことになっているのは、どうだかなぁ、とは、私が国民なら思います。

死ぬのは悪いとは思いませんけど、システムを利用して人生を終わらせるってのは、なんか違うような気がするんですよねぇ。なんかそれって、楽じゃネ?
しかもこの自殺幇助マシン、生分解する素材で作られていて、死亡した人間を取り出すことなくそのまま土に埋めてしまえるという、まさしく自動棺桶。人にも自然にも優しい。

別に根拠は無いですけど、こんな死に方するなら、なんで生まれてきたんでしょうかねぇ? って思うんですよ。病気とか怪我とか事故とか、あるいは寿命とか、そういうのでだいたい人は死ぬと思います。そうなるまで生きればいいのに、せっかちな人達なんだろうね。

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2022年には実用化される見込みだそうです。

すごい時代だ。本当に人間は文明的だなぁ。Amazonでも扱うかもな。



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