季節柄山に誘われ、久しぶりにヒト林道。
この季節の里山は本当に美しい。もちろん景色も美しいんですが、空気感というか、人々の生活と自然環境の調和感がグッと引き立つんですね。私は景色というのは目で見るものだけでなく気温や匂い、音も含めるものだと思うので、「風景」と呼ぶ方がしっくりくるように思います。

そんな風景を最大限楽しめる乗り物といえば、バイクです。
車でも感じられるじゃないかー、とおっしゃりたい気持ちはわかりますが、やはりバイクには敵いません。両方乗っている私が言うのだから間違いないです。
柿がたわわに実っております。好きじゃないですけど。
一人なのであまり冒険しないで、地元の散策をしておりました。
誰も気付かないようなところに道があるんですね。ここは行ってみたかったですけど、先が不安なので一人ではいるのは止めときました。
なんせ日が短くなってますから、リアルに遭難する恐れがあります。

ふと侵入した廃道。奥にこんな残置物が。
みてみれば、どうやらトヨタのパブリカ。かえって調べてみたらどうやら初期型のバンみたいです。まあ博物館級ですね。
ほかにはこんなんとか。どうやってここまで来たのかよく判らないんだけど、人間が作った道なんて使わなくなったらあっという間に埋もれてしまうという良い例ですね。
そんなこんなで、バイクでの林道走行に賛否両論はあるかもしれませんが、結果的に道を認識して、定期的に通行することで、間接的な保全をしていることになるとは思います。
私は個人的にですが、時間があるときは道を補修したり水はけの排水溝を掃除したりしています。
廃車を片付けたりは出来ませんけどね。
日が暮れだした時、空気が不思議な色合いになりました。たぶん湿気が高い夕方になる現象と、上手い具合に青空に雲が薄くかかってこうなってるんだと思います。
色合いは弄ってないんですよ。普通に撮影してこの色が出ます。

そして身体ガタガタになって一日が終わります。
そして最後の最後に、ブレーキペダルを岩にヒットさせて複雑屈曲。
足当たってたら危なかった。
まあ、そんな感じ。
このところ、本当にオフロードバイクブームが来ているようで、車両のタマ数が少ない事も影響して中古車価格が高騰しているようです。煽るつもりはないのですけど、質の良い車両を手に入れたいと思っている方は、まあまあお値段覚悟した方が良いかも。
車両販売もしています! ご相談のりますよ~
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