昨日はフライングでひな祭りネタをやってしまった。今日でしたね、3月3日。
で、月曜日は久しぶりに山へ。ニューマシンのテストも兼ねて付近をパトロール。
さてニューマシンとは、たまたま手に入ったトリッカー250。なんと長いバイク人生の中で初めてのヤマハ。

外装も塗りたて、ホイールは新品、マフラーも新品、いろいろパーツもつけてこだわってこだわって、仕上げた一台。まだまだピカピカです。
ヘルメットも重くて厭だったので、超軽量なトライアル用ヘルメットに換えた。山に行く人はこれがいいですよ、押し回しの時にハアハアいわんでいいし、視界も開放感がある。何より軽いのは首に負担がかからず本当に助かる。

ついでに、ブーツも新調した。ガエルネタフギア。
山に行くとバイクに乗っているだけではなく、やはり山道を歩いて向こう側を確認したり、バイクを降りて押したりって事が多くなるので、歩きに有利なブーツというのは便利。そこでライディングブーツとトレッキングブーツの合いの子くらいの、これをチョイス。もう少し感覚的なものですが足首が深くてもいいかなって感じ。でもホールド感と、接地感はいいですね。

トリッカー自身に初めて乗ったのでもあるんですが、ものすごく車体バランスがいい。前後どちらにポジションしてても安定する。解くにスタンディング時の安定感はすごい。ずっと立って乗っていられるし、狭角ターンも殆ど足つかずに乗れる。

で、いつものコースを彷徨っていると、はげ山にぶつかる。前はこんなことになっていなかったのだけど、どうやら数年前の台風で倒れた木を全て伐採した模様。文字通り根こそぎいったので、土だけのはげ山になってしまってます。
これ雨降ったら余裕で土砂流出すると思いますけど、どうなんでしょう? また植林するんですかねぇ?

入っては行けない場所に入っているような気分は満々ですが、まあ迷い込んだので仕方ないです。

ちょっとしたエンデューロコース状態なんですけど、貸し切りです。

調子こいて走っていたら、スタックしました。
というのも、こういう山の土ってふかふかで、一度斜面を降りると登れなかったりするんですよ。
でも上から見たら道が続いてるし、下ってしまっても大丈夫だろうと見切り発車したのが間違い。恐ろしいことに道は繋がっていなかった。
繋がっている道は川を渡ったその先。
はっきり言って、川渡りからの、ふかふかステアケースをホッピングでクリア、なんて私には出来ません。
とりあえずフロントだけ載せて、リアはスタック。
足場が悪いこともあり引き上げは困難。一人って辛い!

まさか今日さっそく使うとは思ってもみなかった、内蔵ウィンチ。
以前のSXにも装備してましたが、今回のトリッカーには内蔵装備してます。
手動なのでハンドルをつけてカリカリ巻き上げ。
目論み通り簡単に車両を引き上げられます。ただワイヤをかける場所と、その取り回しを考えないと、あらぬ方向に引っ張られてしまうという弊害が起きることも解りました。必ず進行方向の直線上で引かないと車体を倒す(おそらくフロントのアクスルシャフト付近で引くといい)研究の余地あり。

とりあえず、リアルにはぁはぁゆうて、最終的には横倒しになりながら脱出。
マジで今回は泣きそうになった。
デビュー戦で「外装慣らし」なんぞ絶対やらんぞ、と心に誓った三時間後にこれです。
そんなわけで、オフは侮れない。
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