
さて、かねてより気になっていて、操作感が悪いと思っていたビートラックのシフトです。
詳しくは
過去の制作記事を読んでいただけるとよくわかります。
今回はこの様に改造します。

実物見てない人は全くわかんないかもですが、解らなくてもいいです。たぶん何の役にも立ちません。
そもそもは、トラックなんだから、コラムシフトにしようぜ! が始まりでして、どうやって実現すべきか考えあぐねた結果、この図のようにリンクでコの字につないで操作桿をダッシュパネルまで持ってくるという構造だったわけです。
ただ、リンク箇所が多くなればなるほどアソビが大きくなり、不安定なシフトフィーリングとなって、長年私以外乗れないトラックになっておりました。
そこで、確実にシフトできるように改造するため、リンクを減らし、さらにフレームトンネル内に構造の一部を埋め込んでしまえば室内もすっきりという、ビートラック製作当初は面倒さも相まって手をつけなかった作業を10年越しでやります。

シート外したところみたの10年ぶり。
シート下にサイドブレーキのワイヤーがあるんですが、これもトンネルの内側に入れたいところ。

パーキングブレーキは元々、フット仕様になっています。これはベンチシート化するときに必須作業でした。

タンク外すとこんな感じになってます。シフトリンクのベースの取り付け位置は補強してます。

トンネルのパネルをがっつり切り取るのに、何の躊躇もなくなったのは年の功というべきか。こんくらいで強度が落ちたりはしません。

シフトロッドを前方に延長します。約40センチ。

ペダルの根元付近までシフトロッドが来るので、ダイレクトに操作できます。これだけで2リンク削れるんです。

以前に作ったリンクなので作り直そうかと思いましたが、我ながら上手いこと作ってるのでそのまま継続使用決定。

今回確実なシフトフィールを確保するための新機構。
ビートラックに乗る度に考えていたアイデアを、今回はフルに盛り込みます。考えていたことをほぼ遜色なく実現できるのは、それだけ構造的に熟知しているからです(自分が作ったから)
さすがに明日くらいに終わらせないとな~。
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