暇になった。
コロナのせいだ。
緊急事態宣言のせいだ。
と、声を荒げるより、コロナを私にうつすまいとするお客さん達の気遣いなのだと思うことにしよう。
どうもね、話題は明るくないですね。
感染者には厳しい目が向けられる。
どこそこでクラスター発生したら、叩かれる。
実際問題、どこで誰がかかっても不思議ではない状況なんですよ。経済活動も人の移動も制限してないわけですから。
私たちはこの異常な状況に慣れてきている。ただ不満や不安だけが漠然とある状態。人が人に対し厳しくあたる時代。
戦時中ってこういう感じだったのかなぁ、と、この前お客さんと話をしてたんです。
日本の戦時中も実際の所は普通の、物資の供出とか、食物の配給とか多少不便な部分があったにせよ、戦争そのものは本土空襲が始まるまで誰も実感してなかった。その当時の人々にとって戦争は人が起こしたものというより、災害みたいな避けようのないものと捉えていたようにも思える。
だから、喩えは不謹慎かもしれないけど、コロナの陽性反応でた人は、さながら赤紙で徴兵されたようなもの。何事もなく生還できるかもしれないし、死んでしまうかもしれない、みたいな。
そういうことなのかもって。
で、他人に対して無関心、無感情、無慈悲になってゆくのは、このもやっと私たちを取り囲む不安感のせいかもしれません。
ある意味、まともな判断ができていない。常識や良識がゆがんでしまってもさほど不思議ではないように思います。
昨年中に起きた現象の全てには、「コロナ禍下」というバイアスがかかっているわけですから、コロナ以前とコロナ後に挟まれた年はは全く比較対象にならないとおもいます。
コロナ禍下の世界は、平時ではなく有事。 そのように捉えなければならないと思います。
そんなわけで、暇なこの時期に以前秋のイベントでぶっ壊れた足回りを本格的に修理したいと思います。

荷台を分離する作業。この作業恐ろしいんです。挟んだら腕ちぎれる自信ある。

今回はサポートの手動リフトが活躍してくれて、まあまあ楽に外せました。
この荷台だけでたぶん100キロ以上ある。

そもそも、アリものばかりで作ってたので(格好よくいうとワンオフ)、壊れると代わりがなく、一から調達になる。
以前は国産自動車の謎のストラットを利用していたのだけど、何用か全く解らないため、今回は手探りで形状だけみて用意したストラットを嵌めてみる。

どうもバネが固すぎるような気がします。全く沈まないのだけど……これは突き上げるかなぁ。
なんにしてもやってみないと判らないのがもどかしい。
しばらくはこんな感じで雑務、残務処理やってるとおもいます。
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