
おお、今年は何でも早い早いというから、もう積乱雲が立ち昇っているなぁ、と遠くの空を望んでおりました。
「ほら、あれ見てくださいよ、夏みたいですね。しかもごっつ不吉な雷雲に見えますねぇ」
と、お客さんと話してました。
「あれ、火事じゃ・・・ないですかね」

確かに、下から雲が生まれてきてる。
うん、火事だ。
しかし火事場ってのは、耳目を集めやすいというか、電灯に集まる虫のように、野次馬がどんどん煙のある方向へ向かっていく。
行ってもめちゃ遠いから延々煙しか見えんのに。(結局現場は摂津市だったんで、距離的には五キロ以上離れてます)

別にバイク屋って訳でもないんだけど、今日はカブのキャリアと箱取り付け。もう何でもやりますよ!

先日ごねた聖火リレー。
ウチはスタート地点なんですが、スタート地点はできるだけずらしてもらおうと思ってます。
とりあえず交通規制の内容を聞いていないのと、私が出入りする場合はどうすればいいのかをなんにも聞いていないので、いまだに開催には非協力的スタンスをとり続けることになります。
というわけでこれをみている茨木市職員の方は説明に来てください。
で、段々おまけのようになってきたトリッカーネタ。
さてさて、ここまでは素人のようなDIY作業だったんですが、やっと機能的な部分にも着手してゆきます。
トリッカーとセローは兄弟車ですが、微妙に違いがあります。
その最たる部分が足回り。
気にしなければ違いなんてわからないかもしれませんが、一般的にトリッカーの方がハンドルに切れ角があり、クイックな取り回しがしやすいと言われます。これはキャスター角やトレール量の関係からきているのですが、この話、しましょうか?
長くなるんですが。

まず失敗したことから話しましょう。
トリッカーとセロー250のトリプルとトップブリッジは互換性がある、というのは知ってました。
なら、ド鉄で出来たトリッカーのトップブリッジより、アルミ鋳物のセロー用の方がいいんじゃネェ? ということでセロー250用を探すも、ないのです。その時ヤフオクにも何処にもなかったのです、たまたま。
なので、すごく似てるからセロー225のWEとかなら同じじゃねぇのか、と見切りで買った。
そしたら見事に違った。そもそもフォークのパイ数が違う。それにステアリングシャフトの径も違う。全くつきません。
買い直し。焦ると良くないです。

とりあえず量ってみると、一キロくらいの重量差があるんですね。
気を取り直し、部品が見つかるまで、他を触ります。

ド鉄のロードバー。当然ですがオフ用のジュラルミンハンドルに換えます。

レンサル。懐かしのマグラ(ジェレミー・マクグラス)モデル! 特にこだわったわけではなく、そこにあったからです。
846グラムから778グラムに。
アルミやジュラルミンハンドルの利点は見かけ上の軽さやドレスアップの側面が強いのですが、キモは軽量高剛性にあります。

で、前からつけてみたいと思って、在庫していたフォークスキン。 なんか通な感じがしますよねぇ。
普通フォークブーツというと蛇腹のアレですが、こちらはネオプレーンゴムで出来てまして、フォークを包みつつ摺動するときはくしゃっと潰れるのですが、復元力が高いので伸びれば元に戻る。

あと、トライアルに良くみられる、リアルカーボンのフォークアウターカバー。これはトリッカー用がMITANIさんからリリースされていたので、即買いでした。

そんなこんなしているウチに、トリプルツリーだけ先にゲットできました。
早速ですが、切れ角が違うのか調べてみると、全く同じということが判明。
でも数値的に調べてみたら、セローは51度、トリッカーは52度、ということらしいので、一度くらいなら私の型紙での計測がミスっているだけ、とも言えます。
逆を言うとストッパーを加工すればそのくらいすぐに稼げるということなので気にするような差ではないですね。
それよりハンドルのクイック感はキャスターとトレールで変化する、というお話。
これは次回、
第五回に持ち越します。
今回のマイナス分はフォークスキンとフォークカバーの分でノーカンですね。
バイク 楽しそうだなって思ってもらえたら、是非ウチの
レンタルオフロードバイク をご利用ください。 日にちが合えば林道ナビゲートもしますよ。
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