
古いワイパーモーター。特に6V時代のモーターは作動不良を起こして止まることが多いように思います。
というかそりゃあ、50年以上も前のモーターなんだから、そりゃ壊れるわいって話ですが、多いのがアマチュアコイルの軸ずれ。軸がずれるのか軸受けが歪むのか、ちゃんと中心で回らない事が原因で、引っかかり回転しなくなるようです。この現象が何故起こるのかはよく判りませんが、よくあります。

で、引っかかるコイルは、仕方ないのでちょっと削ってやります。 ちょっとだけです。

でもう一個の動かない原因として、このボルテージドロップなんですが、接点不良なのか、どうも電圧が安定しない。
気にくわないので、この装置には引退してもらう事として。

そもそもなんでボルテージドロップなんてつけるのかというと、昔から6V車を12V化するときに電装品の多くは12V用に換装したのですが、使用頻度とその特殊性と、めんどくささから、ワイパーは12Vを6Vにおとして電源投入してりゃ良いんじゃネェ? となってました。そんな中でたまに、ドロップで6Vにおちておらず、激早で動くワイパーモーターなんてのもありましたが、そういうのは壊れます。

なので6Vのモーターは6ボルト以下で回るのがよろしいわけで、ボルテージドロップをつけていたわけです。
けどこれが、まあいい加減というかなんというか。ダメって訳じゃないんですが抵抗値がファジーなんです。
ボルテージドロップなんてのは電源に抵抗入れて、電流電圧を熱に変えて消費させてるだけなので、要は抵抗さえ入れればいいんです。ただ私は電気に弱いです。よくわかんないです。

昔買って、用途ふめいになった抵抗がありました。なんでもネット情報では12Vに6Ωの抵抗をつなぐと6Vになるとか書いている。
では早速やってみようと測ってみると、3V。 モーターの回転速度も半分くらい。
なんでかわからんぞ。 つーか電圧だけ見てても仕方ないのか。

後学のために、エアバッグ警告キャンセルのために買った2Ωの抵抗。大量に有るので試してみると、これは6Vがでてる。

これ、間に挟むだけだから使えるじゃん。
つーことは、この6Ωと2Ωを組み合わせたら、ハイとローが設定できるじゃん、と。

そんなわけでちょっと物々しいですが、新たに抵抗つけて、ワイパーモーター復活です。
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