本来なら先日のイベントの報告をすべきところですが、写真点数が多く、記事も冗長になるので、とりあえずまとめてから、一両日中にはアップします。
そんなわけでイベント前日というか前夜は、終わらない一日でございました。

地元には信頼する匠な鍵職人さんのお店があるので、いつもはそこで鍵をコピーしてもらっていました。
ブランクを持ち込んで切ってもらえるのはその店だけだったので、空冷VWのキー複製に大変重宝していたのですが、今回断られてしまいました。
理由は真鍮素材でなかった場合刃が飛ぶので、やりたくないとのこと。
あれー、職人さん変わってる。
この店で前はやってくれたじゃん、といっても、受けないの一点張り。
もう前の人がどうだとか言うのが馬鹿らしくなった。
だいたい、手に取って素材が真鍮かどうかわからないようなボンクラなら(鉄なら磁石つければわかる)頼んだってろくなもん出来ねぇだろーし、探しもしないで自前の在庫のブランクがないとか言い出したあたりから、かなりイライラしてきたので、もう頼まん、もし頼むことがあっても、超絶ややこしい仕事しか頼まん! と心に誓って店をあとにした。
そんなわけで自前の鍵切り機を引っ張り出してきて作ります。
なんで最初からこっちでやらないのかというと、精度にいまいち不安があるため。(古いのでね)

とりあえずやってみたけど、微妙にずれてるので、ヤスリで修正かまします。
この段階ではプロの仕事ではありませんが、リカバリーするあたりがワーゲン屋としての仕事です。

ばっちり合いました。
何度やっても不安の残る鍵切り作業。まあ私は鍵屋ではないのでそれこそプロ並みに出来たら鍵屋の仕事を奪ってしまうので、このくらいで勘弁してやります。
これがイベント前日昼間の話。

そして午後九時。クラッチ切れました~、の電話。レッカー待ち、来たら十時。
夜中にクラッチワイヤ交換とか嫌すぎると思いつつ、ペダルをバラすと、最悪なことにワイヤーフックが欠損してる。
ワイヤー切れではなかったのですね。
もちろんイベントに参加予定で、イベント終了後は名古屋に帰るということなんで、今宵中に修理をしないという選択肢はありません。

完全になくなっているので、とりあえずマシな中古品を持ってきて、肉盛り修正して使用。
そりゃね、ついでだからワイヤも交換するって話になります。
空冷ワーゲンの消耗品交換の中で(クラッチ板を除いて)もっともめんどくさいなって思うのは、このクラッチワイヤです。
ビートルは特にトンネル内にワイヤースリーブがあるので、うつ伏せ、仰向けの連続作業でかなりしんどい、そしてグリスでベタベタに汚れる。
シャーシの下からワイヤ交換できる仕組みだったら最強のメンテナンス性なのになぁ、とは毎度思います。
そして帰ったのは午前一時。いろいろあって寝たのは午前三時。
起きたの午前五時。 二時間睡眠とか久しぶり。
そんなわけで後日のイベント報告に続きます。
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