おお、こうやってみるとやっぱりワーゲンのエンジンはミッションにぶら下がっているだけなんだなぁ、というのが実によくわかる図。
ちなみに、空冷のタイプ1、カルマン、タイプ3はどれもシャーシボディ(台車)で、チョロQのようにボディと駆動系を含む懸架装置のついたシャーシに分けられまして、シャーシだけでも走行は可能です。
つまりボディを切っても、直接車体の剛性には影響しません(基本的に)実際はダメですけどね。
現代の車はほとんどがモノコック構造といいまして、鉄板から打ち出し成型したパネルを組み合わせてひとつの箱を作り、パネル同士の組み合わせで全体をもたす様に作られているため、一部のパネル構造物が欠損するとたちまちボディは本来の剛性を失います。
しかし、その分ボディが軽量に作られ、コストもダウン、その上室内空間が広く取れ、レイアウトの自由度が高いのが特徴といえば特徴です。しかしながら前述のように、一部のパネルの破損がボディ全体に響くことから、ボディの衝突や腐りなどによる変形が足回りやエンジンマウントにまで影響を及ぼすことも珍しくなく、復活率が低いことでも長持ちさせられない車であることは確かです。
無論、ワーゲンのシャーシそのものが変形したり朽ちると終わりではあるのですが、それさえ免れれば、例えボディが朽ち果てようともサンドイッチ事故に遭おうとも、何事もなかったように復活できるわけです。
ここにも、空冷ワーゲン長生きの秘訣があります。

と、いったところで、今回もエンジンあたりをごちゃごちゃ。

おお、カエルみたいだ。
そういや、タイプ3のファンカバー塗るのなんて初めてかも。
なんか、別の車触ってるみたいだ。

マフラーはキタネェんですが、予算削減でそのまま使用です。軽量化のためヒートエクスチェンジャーも外してJパイプに交換、ヒーターはオミットです。
で、当面エンジン始動までにマフラーが必要なんで、転がっていた適当なマフラーを装着、別に超罠が好きなわけではござんせん。


つーわけで、簡易的にガソリンつないで、バッテリーつないで、エンジン始動!
意外と素直に動いて拍子抜け、なんか調子もよさそうなのでこれ以上いじくらないで次に行く。
さて、次に考えなくてはいけないのは切り取ったボディパネル背面をふさぐすべを模索する。
とりあえずイメージをつかむため模型を作ってみる。図面描けない人なので立体でシミュレーション。

うむー、想像したとおりの形。
当たり前。

バックパネルの形状をあれこれ考えてみるけど、やっぱツットントンの平面パネルはあまりに色気がない。あまりにトラックしすぎていて、これではやはりなぁ・・・と。丸く収めるべきかと。出来るのか?

カナコさん、ブログ更新してください。
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