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私とヤフオク

2020. . 29
令和2年 8月1日土曜日開催!
帰ってきた、ヘルム夏の8時間耐久バーベキュー
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最近、ヤフーオークションや個人売買サイトなんかでものを買うのが怖い。
商品が来て、確認しても、なんとなくモヤモヤする。満足しない。
説明書きの不備もあいまって、商品認識の程度が低いように感じ、出品者への信頼度が一気に落ちる。

そういうのを感じることが増えました。何故だろうって思ってたんです。
で、考えてみました。



個人的な話ですが、私も人並みに個人売買サイトやオークションを覗いて、よいものがあれば食指が疼く小市民です。
ヤフーオークションだけで言えば、ユーザー歴としては1999年からですから、もはや二十年です。
しかしながらメインで使用しているのはあくまで個人的な売買ですので、ヘビーユーザーというほどではなく、評価数もそれほどではありません。

1999年というとサービス開始時期なので、それこそ昔話が出来てしまうのですが、当時は本人確認もなく、セキュリティ面ではガバガバだったため、詐欺のし放題でした。
ですが多くのユーザーはそれこそ信頼し合って、自身らでサイトのメーラーではなく、自身のPCメールでやりとりを行い、住所連絡先を教え合って、取引をしていたのです。この当時はまだヤフー側も手数料を取っていませんでしたから、それこそ自己責任で取引を行ってくださいという姿勢でした。あくまで第三者的な立場でした。

しかし、参加人数の増加と共に、詐欺も増え、被害者も増え、と社会問題になりつつあり、売買に仲介業者を介入させる方式(エスクローサービスとかいってました)を導入したり、本人確認制度、有料制度と、ヤフー側が管理することで個人のみならず、企業や業者なども積極的に参入し、オークションサイトはどんどんと成長してきました。

そういった経緯から、日本ではヤフオクが一定のシェアを握るようになり、実市場の方にも影響を及ぼすようになり、ネットが本格的に経済に食い込んでくることになります。実は楽天やアマゾンといったショッピングサイトは、日本ではヤフーオークションの勃興よりも遅れた感があり、まず先に、少額製品や中古商品の市場が席巻された感があります。
おそらくこれは現金が極強い、日本独自の感覚ではないかと思われます。

というのもオークションっていっても、日本人的にはピンとこないもので、耳にするのはサザビーズでン億円の値が付いただとか、そういう、自分があずかり知らない世界の話だと思っていたわけです。
ですから、ヤフーオークションをみたとき、まるで遊戯のようなオークションだと感じて、それこそ遊び感覚でチャリンチャリン入札してたわけです。

実際カオスだった黎明期ってのは面白く、何を出しても良かったし、なんだって売れました。売る方も買う方も遊びだったから、めちゃいい加減だったし、ノリで入札するから、とんでもないものにとんでもない値段が付いたりしたんです。
それで、商品が届いたら結局笑うしかないんですけど、がっかりはしなかったんです。

でも、その頃から制度的には安心安全で、ふざけるのも予定調和な時代が到来して、本当に良くはなったのですが、なんだかがっかりすることは増えたし、面白くもなくなりました。

がっかりする部分だけを抜き出せば、値段の割に高い。程度が悪い、というのが目だつようになりました。思っていたよりも良いと感じた覚えは極少ないですね。
オークションが熟れてきてユーザーが増えつつあった五年間くらいは、よいものも悪いものも時の運次第で買えて、ラッキーもアンラッキーも併存していたように思えます。

ま、昔と比べて、ですが。

どんな物事にも多数の人間の思惑が流入すれば、平均化、平滑化されて、ムラがなくなるものですから、それは本当の意味で正常化とも言えるのかもしれませんし、世界を舞台にしたものがグローバリズムと呼ばれるものなのかもしれません。
そういう状態を作り上げることで何がどう生まれるのかはよくわかりませんけど、平和的な感じはしますよね。

平和的な感じがするだけですけど。

面白くないです。
そして、がっかり度は増えました。

あえていうなら、普通と不幸が増え、幸福は減りました。
グローバリズムって、幸福感を感じにくい構造なんでしょうね。
自分だけが得をした! って感じにくいですもんね。

はい、結論でました。

過去私が経験した、欲しくもなんともない「破れた靴下」を数多の入札者を尻目に、意気揚々と高額落札する快感は、実は資本社会の穢れた貴族趣味的部分であったのだな、としみじみ思うのであり、私はそんな一時代を経て再び新しい時代の一般消費者と成り下がったのだと。

今まさに、没落貴族な気分です。



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