fc2ブログ

2ストな日

2020. . 19
令和2年 8月1日土曜日開催!
帰ってきた、ヘルム夏の8時間耐久バーベキュー
 ←クリック

はい、うちは空冷フラット4エンジン専門ですが、古い車やバイクが入ってくると何でもやらないといけなくなります。
その中で未だに苦手というか、ココロが通じ合う感じがしないのが2スト。



ミゼットMP5型 三輪の方のオリジナルのミゼットですね。
これ、2ストローク単気筒、約300ccでございます。
構造は至って単純。点火はこの時代の車としては当たり前のポイント点火。
難しいことではないんですが、なんか2ストって苦手です。



同じくらいの年代の2ストスクーター。まだジョグとかディオなんていう遙か前のスクーターです。
当時庶民の若者向けに安価でリリースされたスクーターで、パッソルなんかと同じ年代です。特にロードパルは「ラッタッタ」という愛称で親しまれたことでも有名。
ついでに挙げときましょう。ソフィア・ローレンがガニ股で、跨がってます。



で、うちに入っているのはロードパルのスポーツ向けというか、レジャー向け的な、さらに若者層にターゲッティングした、パルホリデーというモデルです。基本は変わっていませんが、シートがバナナシート状になり、チョッパーを彷彿とさせるライザーバー風ハンドルに、ステップがフォワードポジションという、アメリカンスタイルに特徴があります。

でも2スト。
しばらく放置されてたものをキャブを清掃して、なんとかかかったのだけど、予想通り酷い煙です。こりゃあ長年のあいだにオイルがクランク内に降りてきてしまったんですね。これを飛ばさないことにはどうにもならないので、煙幕のなか、エンジンが止まらないように耐えます。

こんな中にいて、コロナに罹るような気が全くしません。別の病気になりそうです。



エンジンを調整するとこれくらいまで落ち着いてきます。
ただ、2ストというのはガソリンとオイルを混ぜて一緒に燃焼させる事が肝要なのですが、オイルの供給がうまくいっていないと焼き付きます。ざんねんながらバイクの構造によってはオイルがまともに供給されているかどうかは判別がつかないことがあります。特に古いバイクはオイルポンプが死んでたりするので信用できません。

なので自ずと、ガソリンとオイルをあらかじめ混ぜておく混合燃料を入れて、トラブルを防ぐという方法をとるのが最善となります。

まあ、なんですか、こういうところ。一歩間違うと焼き付くってとこもアレなんですが、音と煙がどうにも私は馴染めません。
なので長年バイクや車に乗ってますが、2ストだけは積極的に所有しようと思ったことはないんです。

ま、2ストじゃなきゃ! という熱烈なファンもおられますので、あまり悪口書いたら怒られますね。
軽くて構造が単純で、同じ排気量で4ストよりパワーが出るという、いい事づくめな部分が、2ストエンジンの存在価値です。

それが衰退した理由は、まあこの動画見ていただければおわかりかと……。
スポンサーサイト



comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://chelm.blog37.fc2.com/tb.php/1390-68edb417