三寒四温の今日この頃。どうでもいいけど着る服に困る。
2010年もあと一ヶ月を切ってしまいました。大人になって一年がこんなに短く感じるのは初めてで、それは毎年更新されてゆくものなんだと思うと、マンネリ化してるのかなぁとも思います。
これは脳の働きによるところが大きく、子供の時は何かと時間の流れが遅く感じるのは「経験することがそれぞれ新しく、新鮮だから一つ一つの経験が印象深い」為、つまり形のない時間という概念を体験という事象と結びつける為、記憶に残りやすいからであるといいます。
ですから人間なんでもこなれてくると、時間を感じなくなるわけで、人生においてもほとんど考えることなくこなすことが増えてくることがいつの間にか時間が過ぎていたということにもなるようです。

で、件のビートラック。
今回ボディワークはおやすみで、ミッションからエンジンをレイアウトします。
1967についていたオリジナルのミッション、当然5穴のドラムセットが付いているわけですが、どうしても4穴のドラムに換装したかったので、思い切ってミッションごとドライブシャフトを交換する事にしました。一番簡単なのはドラムだけ加工して67のドライブシャフトに収めてやることだったんですけど、たまたま、一式余っていたので68年のカルマン用を積むことにいたしました。ドライブシャフト抜くのもだるいし、今なら積み替えたほうがよっぽど早いかなーと。
誰か67のミッションと足回り一式いりますか?(一応ドラムが薄い分ナローです)


で、これがドナーのミッション、キタネーのよ。泥と油で。洗うのに半日かかった。このへんからやっぱドラシャ入れ替えのほうが早かったような気もしてきてた。
で、エンジンなんですが、コイツも余りの1.6ℓタイプ3エンジンを使います、コイツもキタネーのよ。
それと、後のメンテ性がどうなるかわからないので、出来るだけ手間取りそうなところを加工しておきます、なんせ業務仕様車なんで、メンテで手間取りたくないし、いちいち故障に追われているのは嫌なので、新品に買えることが出来るところは今のうち極力変えます。
一工夫の一例として。

このように切っておきます。ベルトの交換が楽。(オリジナルとかもはや関係ないし)

いつもながらタイプ3のエンジンってすばらしいレイアウトしてるなって思います。スゲーコンパクトなのに用は全て足している、しかもタイプ1のファンより強力です。本体構造は基本のフラット4エンジンなんだけど、冷却のシステムがクランクプーリー後端にセットされて後ろからシリンダーを強制空冷する仕組みになっている。(タイプ1や2は前から吸って下方へ向けて風を送るのでファンシュラウドが立っている)



とりあえず積んでみます。
タイプ1よりもファンシュラウドの分後ろに長くなり、重量配分も変化するので、本来はエンジン部にもブッシュをかましたマウント(スタビ?かな)が純正にはつきます。まあそこはフレーム組んでから考えます。
もちろん普通のタイプ1にはタイプ3のエンジンは載せることが出来ません。載せたければリアエプロン切り取るしかありませんが、それをしてもほとんど何のメリットもありません。(冷却用の空気も巧く吸うことが出来ません)タイプ3エンジンは本来のタイプ3のボディがなければ理想的な冷却ができない構造になっていて、そのへんをうまく考えるのもこれからの課題です。
で、動くのかって?
多分動く。動くさ。多分。
次回も引き続きエンジン編。とりあえず難なく始動しないことにはあきませんからね。
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