さて、もはや毎年恒例になりつつあるカタツムリネタ
一昨年は軽く振れ、
去年は少しアカデミックに攻めてみましたのだけど、もうそんなにカタツムリについて書くことはないのです。
ただ、この巻き貝の螺旋はフィボナッチ数列という理論で、完璧にデザインされているものでして、実は偶然の産物ではございません。
フィボナッチ数列(フィボナッチすうれつ、(英: Fibonacci sequence) (Fn) は、次の漸化式で定義される:
F0 = 0,
F1 = 1,
Fn+2 = Fn + Fn+1 (n ≥ 0)
第0~21項の値は次の通りである:
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, …(オンライン整数列大辞典の数列 A45)
1202年にフィボナッチが発行した『算盤の書』(Liber Abaci) に記載されたことで「フィボナッチ数」と呼ばれている(Wik)
いわば神の理論とも呼べるもので、自然界の多くの生命体はこの数式に沿って作られているのではないかと思えるほど、類似性と法則性が当てはまります。興味のある人は是非この手の記事や動画を見ていただきたい。私のようにカタツムリが好きになります。

さらにこちらは美しい。
そして自然界とは、いや、生命とは一体何だろうかを、マジで考えさせられます。

で、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに、いきなり作業記事。
ミラーを割らずに、鏡面だけを外す方法。
よく、ミラーのボディはダメになったけど、鏡面だけは無事なんて個体と、鏡面割れてダメだけどボディは無事、みたいな個体があります。
「これをニコイチ出来たらまともなミラーが一つ出来るのになぁ……」というのは、旦那の世話をし、子供を育て、一家三人暮らしの母として奔走した十八年。ついにアラフィフを迎え少し女を後悔している、そんなお向かいの奥さんですら考えてしまう、プリミティブなサティスファクションであります。
ですから、そんな奥様の欲望に応えるべく、私が人肌で温めましょう。

ミラーのボディと鏡面は単に接着されているのではなく、ボディ枠でカシメられています。このカシメをマイナスドライバーややペンチで無理にこじると当然鏡面は簡単に割れます。
割らないようにするには、こうして金属枠を削って、ムキムキしてゆきます。缶切りみたいな感じですね。

ほーらこれで安全に外れた! 本当はボディも壊さずに外したいところですが。ほぼ再利用も出来ないので。

うちは、ほんの一日で店のキャパが満タンになります。
なぜかもう無理って時に限って修理が集中し、一週間かけて片付けるというサイクルが最近定番になっている。
今日はもうこれ以上入りません。
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