手が空いたすきにこういう作業をするのですが、なかなかワンオフとは時間をとられることがあり。サクサク作業しているつもりでも手間も時間も意外にかかっております。
以前告知していたミゼット2アオリ作戦。
アオリ運転ではないですよ。荷台の後部にアオリをつけて開閉式にするんです。

こんな感じですね。
こうなるまでには色々やらなきゃいけない事がありまして。

アオリは鉄材から組み立ててゆくのですが、まずヒンジを固定するためのベースがしっかりしていなければいけないので、ここはガッチリ作ります。基本ボルトオンで、車体側に加工は極力しません。

アオリの高さは30センチとします。本来はアオリを開いてものを載せるのはNGなんですが、まあそこは節度をもってというか、自己責任というか、基本ダメですけどやっちゃうことあるよねーという話です。
なので白状すると、アオリを開くと125クラスのスクーターが積めちゃいます! そういう為に作った! 悪いか!

補強していきます。

切って溶接の連続で、また日焼けしてしまいました。

倒れ込み抑止と、開度を調整するため、斜めステイを側面に追加します。
この手の造作物でいつも頭を悩ませるのは、ぽっと生まれた無秩序なそのものをいかに制御するかでありまして、実は作るよりもどこまで動かすか、どこで止めるか、どうの範囲で制御するか、ということの方に頭を使います。

制御の一つのやり方として、この様に、チェーンをかけることで開きを抑制すると同時に、アオリベースへの荷重を分散させます。
もう少しスマートな方法もあるのだろうけど、そこまでの予算はいただいていないので実用範囲内ということで。
あとは留め具とアオリ面を作れば完成です。
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