
鍵折れ案件。
たまーに、鍵が折れる人が居ます。まあ、何をしたというわけでもなく、金属疲労というか、クラックが入ってポキッと折れることがあります。人間でも頑張りすぎると、突然ココロがポキッと折れることがありますでしょう? あれと同じようなものだと思っていただくと判りやすいかと思います。
で、そんな折れたあなたの心の鍵を、サイコメトラーな私が修復するというのが今回のミッションです。

でも、正直なところ鍵を再生するより、もともと2キーだった車両の、リアデッキリッドの鍵を利用して、ワンキー化する方がいいんじゃねぇの? と、いきなりサイコメトリックスを発揮する間もなく、シリンダー側を分解します。

こうやって、シリンダーを分解するんです。
で、中のピンを入れ替えて、鍵に対してシリンダーを合わせてゆきます。
詳細は写真を見てください。ノークレームノーリターンで。

結構好きくない作業の一つとして、高年式のビートルの、フューエルタンクフィラーネックジョイント&シールの交換があります。
これ、漏れのリスクが常につきまとうんですよ。
タンク外すときは常にこのフィラーネックを外さなきゃならんのですけど、前は漏れてなかったけど、タンク取り外し作業後から漏れるようになる、なんてことはよくある。

原因は主にこの薄いネックシールという薄いゴム。こやつが敗れてたり、細かいヒビが入っていたりして漏れます。
破れていてはいけないのは、なにも夜の生活における唯一の装身具だけではございません。数多のゴムというゴムで破れていいものなど一つたりともないのでございますよ。

そして本日ヘルムに迷い込んできた、ホンダ パルホリデー
とりあえず不動なんだが。
これを、再生しろ、と。
師曰く――、修理とは物体が持つ在りし日の記憶を辿る旅のようでもある。
――え、誰?
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