コロナで株が暴落している中、ヘルムには優良カブがあります。

カブ90カスタム メードインジャパンの由緒正しいホンダ純正カブ! しかも、今となっては稀少な角カブ。
2000年くらいのモデルで走行距離18800キロ カブならこれぐらいでも低走行のうちです。
何より、外観は奇蹟のコンディションです。
どうですか、殆ど錆なしです。オイル、バッテリー新品交換済み、すぐ乗れます!

このカブはいわゆる2008年まで作られた旧型のカブですが、、三年ほど前までは中国で作られていました。(現行カブは日本で作られています)が、その頃の品質がすこぶる悪く、部品だけ見ても作りが悪いことが一目瞭然であったのを思い出します。実際オイルがあがったりと、新型なのにあまりよくなかったそうです。
ちなみに私は、当時ホンダが中国に丸投げしたもの作りの姿勢を見て、ホンダのバイクに見切りをつけました。
で、今回の旧カブは、そんなホンダが儲けに走った暗黒時代のカブではなく、古き良き時代のホンダイズムが息づいているカブです。
郵便局などはカブをとことん使い倒すので、ある意味耐久実地試験を国(今は民営化してますけど)を挙げてやっていたようなものですから、カブの信頼性を喧伝するのに一躍買っていたとも言えます。また、日本で使われなくなったカブが、東南アジア地域に輸出され、修理して使用されていたことを考えても、その耐久性には目を見張るものがあります。
伝説を作ったのは、いずれも古い車両なのです。
そういうよい品がもはや作られなくなっていっている現実はあります。
よい技術者や、よい設計者、よい素材や、よい加工技術、そういったものが安価では手に入れられなくなってしまった。
自ずと効率とコストだけを重視して、儲かる商材を作ることが当たり前になると、壊れて当然、壊れたら買い換えれば良い、という考え方になる。なぜなら、長持ちして大事に使われると新しいものが売れなくなるからです。
少し前までは、よりよい技術を開発し、より安く、できるだけよい素材と加工技術をもってして、よいものを作ろうという気概があった。そういう時代の製品はよいものが多いのです。
SOLDOUT!
スポンサーサイト
trackbackURL:http://chelm.blog37.fc2.com/tb.php/1359-70b956ed