
なにぃ、完成写真撮ってないとか、何やってんだボゲェ!
と言われそうな記事です。 写真のメーターお客さんの持ち込みで取り付けて欲しいとのことだったんで、その前にオーバーホール&距離合わせを行いましょうと、分解しました。
このメーター変わったメーターで、67年式のフェイスに、電気式のフューエルゲージがついています。
最初私もすぐに判らなかったんです。あまりにもレアなメーターなので。
これ1968年式オンリーに採用されたメーターなんです。 ビートルは67年で世紀の大改革を行うも失敗、68年から仕切り直しての再スタートですから、68~70年くらいまでは迷走感があります。それで一年だけ採用されたものなどがあったり、機構的に熟成し切れていないものや、構造が無駄に複雑であったりすることがあります。とはいえ空冷ワーゲンは一年ごとにマイナーチェンジをしていましたから、ずっと迷走しているとも言えるんですが。(もちろん褒め言葉としての迷走です)
このメーター、ちゃんと組まれているものを見たい人は、ネット検索して下さい。「ビートル68メーター」で出てくると思います

オドメーターのギアが真鍮で出来ているので、壊れません。
高年式はここのギアがナイロンに置き換わったせいで、距離計が動かなくなるという持病があります。
こういうところ、ワーゲン社のダメなところです。何を信じて廉価パーツに置き換えるのか? 信仰心がいつも的外れです。

ついでなんで、昨日のEMPIウェーバーの続きの話。
今日来たお客さんの車に、ちょうどCBパフォーマンスのウェーバーがついていましたので撮影させてもらいました。


ウェーバー純正のロゴと刻印がある。メイドインスペインだ。 イタリア人より格は落ちるが、かろうじてラテン系。
ううむ……なんだこの差は。明らかにハウジングが違う。
同価格帯でも、EMPIブランドの方を買う意味あるだろうか??
判断は皆様にお任せします。性能はどちらも似たようなものだと思うけど。

なんか、ゴールデンウィークからこっち、忙しすぎるんですけど。
世の中は大変ですが、とても有り難いことで御座います。
頑張ります。
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