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EMPI ウェーバー

2020. . 09
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最近はウェーバーっていうと、EMPIやらCBやらありますが、それほど触ったわけではないので、私どこがどのように違うのかは把握しておりません。本家なのかライセンスコピーなのか、だいたいどれも値段に差がなく、さらに判断に困るのですが、少なくともEMPIウェーバーはEMPIの浮き文字刻印がありますので外から見ただけですぐに判別は出来ます。

しかし、裏側には。

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さりげなく、慎ましくも、意志の強さをそこはかとなく感じる文字で CHINA。

中華キャブだ。下にWEBERって書いてるけど。

いきなりパスタがラーメンになった感じ。

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とはいえ、なんで取り外してるかっていうと、ここに深刻なガタがあります。
多少はあるかもしれませんが、ガタガタです。スロットルバルブシャフトのベアリングとハウジングの間にガタがでてるようで、何故こうなるのかは、経年劣化というしかないようです。
スロットルバルブってのはキャブレターの中にある円形の板で、これがバレル内で傾くことで開閉弁の役割をしています。
アクセルの動きに連動するため、エンジンの動作に関わるのはもちろんですが、キャブレターがエンジンに必要な混合気を安定して供給するために大変重要なセクションといえるでしょう。

その基部たる、バルブシャフトの軸受けにガタがあると、どんなにセッティングしても良い状態にはなり得ません。

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ベアリングがダメならよかったんですが、ダメなのはハウジング(本体)のほう。
おそらく微細なガタが、混合気が通過する度に起こる微振動のせいで削られていったんでしょう。
こんな時は恥を忍んでも、無様な応急処置しかありません。

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ベアリングとハウジングの間に、アルミ缶から切り出した控えめな短冊を挿入してあげます。このくらいしか入るものがありません。
これでとりあえずは最低限のガタくらいに戻せました。

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スロットルレバー裏には、明らかに、細かな動きによってアルミ合金が削られた感じのペーストがついてました。

これをしてEMPIウェーバーがアウトかどうかは判断しかねます。
このキャブが何年使用しているものなのか、どのような使われ方をしてきたものなのか、判然としないためです。
また製品ムラがあり、不良品だった可能性もあります。事実片側だけこの現象が出ています。

今世の中にあるWEBERすべてを比べたことがないので、安易に答は出すべきではないでしょう。
エンジンやキャブはシビアな世界ではあるので、正確な情報をお伝えすべきなのですが、いかんせん私はチューナーではなく、修理屋である故、正確な情報をお知りになりたい方は、ぜひこういった分野を得意とされているショップさんや、部品屋さんへご相談いただければと思います。

ま、うちも情報が得られればそれなりにレポートしていきますのでぇ。


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