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感染るんです

2020. . 28
てんちょのあやしいはなし


昔々、平成生まれの方々にとってはもはや知られてない、吉田戦車……ではなく、レンズ付きフィルム、写ルンです。
これ、フィルムなんですよ、レンズ付き。当時使い捨てカメラという名でよばれ、80年代から90年代にかけて一世風靡したのですが、どうもその当時もエコ的な意見があり、「使い捨て」という語句のイメージがよくないことから、「レンズ付きフィルム」という名を浸透させたように記憶しています。

コレ、面白いのは、現像段階でカメラに相当する筐体を破壊してフィルムを取り出すんですよ。
その後、電池とフラッシュメカ部分を分解し、メーカーに回収、リサイクルされるわけですが、実際の所カメラは使い捨てられてるんです。カメラとしては再利用されませんからね。じゃあ壊さないでフィルムが取り出せる仕組みにしたら良いだろう、と思うかもしれませんが、それでカメラ筐体を回収しても、品質の保証が得られない、チェックする手間や人件費を考えれば、新品で作った方が安い、となった訳です。

今となっては懐かしい話ではあるんですが、驚いたことに、いまでも売ってるんですね「写ルンです」。

そんな枕を敷いといて。

本題。

感染ってなあに? という話をしましょう。
今ひとつはっきりしていない分野なのですが、このところコーヴィッド19に再感染している患者が増えつつあるという話がにわかに持ち上がってきております。
通常ウィルスだろうが菌だろうが、一度感染すると体内の免疫機構が働いて、免疫構造を構築、その後は同様のウィルスが来ても罹患しないように防御する機能が人体には備わっています。危機管理体制が出来ているということで、二度と同じ手は食わないということです。

ところが、コレが日々変質してゆくようなウィルスだと、免疫を構築しても、すぐにそこをくぐり抜けられてしまいます。
指名手配してる国際テロリストが、顔を変えて国外から国内に入ってくるようなものですね。

この再感染。いまのところウィルスの変異による再感染ではないとされていますが、まだまだはっきりしたことは言えないそうです。
というのも、人の体内が抗体を作り出し免疫構造を作るまでには三週間ほどかかるらしく、それまでの間に再び感染すると発症する可能性があるといいます。また二度目に罹ると重篤化する恐れもあるといわれています。

で、目下皆さんがもっとも気を使っている感染ですが、今回のコーヴィッド19は飛沫感染、接触感染が主な感染経路とされています。
接触感染というのは書いて字の如く、汚染された物質に触れることであり、それらに触れ汚染された身体の一部から、体内に取り込むことで感染することをいいます。
それに並ぶ、飛沫感染というのは、保菌者、あるいは罹患者の放つ咳やくしゃみなどから、菌やウィルスを含んだ唾液を、直接身体、あるいは口腔や粘膜組織に受けて感染するというものです。

当然ですが、保菌者に傷口を舐められたというのでも、しっかり感染しますし、セックスとかしてもかなりの確率で感染します。

で、今問題なのは第三の経路である、いわゆる空気感染なんですが、もうこれは空気中に浮遊してるんです。
だから人がいようがいまいが、ウィルスは滞空して、自身が取り付くことの出来る生体組織(受容体)を探している状態となります。

ここでまた聞き慣れない言葉として「エアロゾル感染」などとマスコミがこぞって新語を使いたがるのですが、そういうのは医学用語にはないそうです。

エアロゾルというのは「霧状になって空気中にある状態」を指す言葉で、医学者の間では「エアロゾルを介した飛沫感染」あるいは「エアロゾルを介した飛沫核感染」と分けるそうです。

この二点、飛沫感染と飛沫核感染。どっちがどうなのかというと、「飛沫感染」とされる場合は唾液の成分や痰などが乾燥し分解されてウィルスと離れてしまうと、ウィルスが活動を存続出来なくなる場合を指すそうです。
対して、「飛沫核感染」の場合は、ウィルス単体でも活動が継続出来るケースで、こちらがいわゆる「空気感染」という状態を生み出します。

主な飛沫核感染が起きるのは、結核や麻疹、水疱瘡だそうです。ですんで双方とも同じ室内にいるだけで、かなりの確率で罹るので結核はなかったですが、麻疹や水疱瘡など兄弟や友達がなったらわざわざそこに子供をいかせて、罹らせた(子供のうちに抗体作らせるためにね)という話もあります、というか我々くらいの頃は当たり前でした。

基本というか、どこまでいっていいのかわかりませんが、空気中に単体で存在出来るウィルスというのは、おそらくかなり少ないだろうと思われます。ですから、宿主(受容体)がなくなれば急激にウィルスは勢いを失ったり、消滅したりします。これはウィルス自身の変異により、ウィルスが取り付くための宿主の条件から、あらゆる生き物が外れてしまう場合なども含みます。

ウィルスというのは今もって研究が進んでいない分野なので、よくSF作品などでも人為的な兵器であるなどとされたりしますが、自然界に撒かれてしまえばそれが人為的であったかどうかなんてどうでもよくなるし、そういうバイオハザードした場合、自国だけ被害を被らないという確証はない、というか今回の件でも、中国や日本が機能不全になれば周辺国はもとより、世界中の経済に影響するので、どちらにしてもウィルスを人為的に撒くなんてのは悪手でしょう。しかも空気感染とかして増殖してゆく殺人ウィルスなんて人類滅びますよ。

ま、実際の所、今回の新型ウィルスが空気感染するのであれば、満員電車とか絶対アウトになってます。(とはいえ高リスクです)

今のところ、飛沫核感染ではないだろうといわれておるので、予防としては先述したように、罹患者や保菌者と粘膜接触とか、唾を呑むとか、体液を呑むだとか、くしゃみや咳を真正面で受けるだとか、殴り倒され顔に唾を吐かれるだとか、床に吐かれた唾を舐めて掃除しろだとか、顔面シャワーとか、黄金水プレイだとか、みなさんが嬉々として日常的にやっていることを、少しばかり避けたり我慢なされよと、そういうことです。

集団の集まる機会というものが軒並み中止や延期に晒されており、ついには学校も休校、会社も在宅勤務を命じるところもちらほら。少し神経質すぎやしないかとも思われますが、物流や人の流れが停滞し、経済も回らなくなり、社会の機能がストップする直前にさしかかっています。

デマが横行し特定の商品が買いあさられたり、差別を受けたりとまさしく災害のような混乱の様相を呈していますが、ある程度は人為的、計画的に行っていることであると考えるべきです。これは早期的な罹患者と健常者の切り分け、隔離、集中した治療環境の確保、感染拡大の防止であり、しばし不自由を強いたとしても、先を見越した時リスクを減らせると思います。

政府や自治体や医療施設に言いたい文句もあるかもしれませんが、これは日本全国民、あるいは世界を巻き込むかもしれない災害です。今更中国の非をあげつらっても仕方ないです。ここは皆が自制して秩序ある行動をとらねばならないところでしょう。

いつか致死率100%の殺人ウィルスなんかが蔓延したらどうしますか。
今回はそういったバイオハザードに対する予行演習だと考え、政府も国民も、これらの災害に対する抗体構造を構築し、免疫体質を取り入れる良い機会であると思います。

皆様、引き続きお気をつけを。


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