FC2ブログ

ベレットGTのリアホイールシリンダー

2020. . 09
ハコスカと並んで、昭和スポーツカーの双璧とも言われるベレットGTです。
まあ、タイトルは、情報兼ねてなんで、検索で引っかかった人は参考にしてくださいねと。

60年代を代表する、いすゞのセダン、クーペですが、特に人気を博したのはGTと呼ばれる、DOHC1600cc搭載の2ドアクーペ、日本で初めてグランツーリスモを冠した、ベレットGT、通称ベレGでございます。

ハコスカはアホみたいな値段が付いていますが、こちらも負けじと愛好家は多く、総生産台数17万台に対し、GTはその一割の17000台、さらにこの車両PR91W(TYPEーR)はわずか1400台という、大変レアな車体となっており、大切にされていたりします。

IMG_8660.jpg

しかし、レアな年代物だからといっても、コンディションはなかなかアレな感じです。

ホイールシリンダー抜けてるじゃんか。

あるのか、カップキット?

IMG_8661.jpg

これ、面白い機構してます。ホイールシリンダーそのものに、サイドブレーキのレバーがくっついていて、実にコンパクトにまとめられています。ワンシリンダーの片押しで、ホイールシリンダーがフローティング式になっており、シリンダー本体はアルミ、ついでにドラムもアルミで出来ています。

これ、軽量化を考えたんでしょうね。機構を簡略化してばね下過重を減らそうとしたのでしょう。
が、しかしこの頃になるともう既にハコスカに追撃をくらい、レースシーンでは落ち目だったそうです。

が、販売年数が10年、大きくモデルチェンジもしなかったせいで、ベレットは認知度が高く、CKBだけでなく、他アーティストの唄の歌詞なんかにも入っていたりするそうです。

IMG_8662.jpg

で、なんと今でもホイールシリンダーのカップキットがいすゞから純正ででます。
ちなみに、フロントのキャリパーシールもでます。

ベレットが生産中止になったあとその系譜は117クーペ、ジェミニへと引き継がれてゆくのですが、いすゞの乗用車の歴史としてはそのあたりで終息するかなといったところ。
今はいすゞといえば、トラック屋ですね。

かつてのライバルであったスカイラインはそのままスポーツカー路線をひた走り、日本を代表するGTカーとなったものですが、いずれにしても車格があがって、大型化しました。無論それは必要な進化だったのでしょうけども、私的には日本を走るスポーツカーは60年代70年代の頃の1トン前後のサイズが、コンパクトで良い感じだなと思いますし、エンジンにしても思い切り扱えるパワーレンジであるという点は面白いと思います。

1トン切る軽量なボディに、1600ccとか1800ccとかのエンジンを搭載した、小型スポーツカーなんて絶対面白いのに。
でも、メーカーさんはそんなの作らないんだろうな。そんな時代じゃないものね。

ですから。

作ってくれないなら、古いものを活用しましょうということで、我々は空冷VWに乗り続けてるわけですね!






スポンサーサイト



comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://chelm.blog37.fc2.com/tb.php/1285-33f6a95f