
ソロモンよ、私は帰ってきたッ!
って名言がありますが、もう我慢できずに乗った。土に帰ってきた。
思いのほか手首の回復度合いがよく、テーピングだけして、小雨降る中ちょっとだけリハビリしようと、数ヶ月ぶりのオフへ。
近所の贅沢な空き地で、Yutubeでイメトレし続けたテクニックを練習し、マシンも身体も思いのほか調子が良い。

見えない力に誘われるかのように、いつものホームコースを流す。

原桧尾谷線。 例の峠の開通後、コンスタンスに通行があるようで、道が熟れてきています。

雨が強くなってきたので、帰路につこうとしたところ、なんか落ちてたのに気づいた。
風景の中に異質なものがあると、割とヒトは気づいてしまうものです。

振り向くと、ああ……。子鹿が死んでる。
そこには私しかいない。 いや、私と鹿しかいない。
持った感じ、10キロから15キロくらいだったけど、夏くらいに生まれてるはずだから、五ヶ月くらいの個体なのかな? と思いつつ、道の真ん中じゃ不憫だろうと、路肩の木の脇まで運ぶ。
写真でめっちゃ白く写ってますけど、殆ど白って言ってもいいくらいの子鹿でした。普通はどうなのか知りませんけど。
問題は何故死んでたのかですけど、身体の状態から餓死じゃないです。肉付き悪くない。それに硬直もしていないし雨にも殆ど濡れてないから、死後半日も経ってなかったのかもしれません。
一部臀部に損傷があったのですが、カラスがつついたとは思えません。やるなら柔らかい腹とか眼球からいくと思います。それにどうも、首が折れてるみたいでした。
なので、これは事故かなぁ、と。
全く車が通らないという場所でもないし、我々のようなオフロードバイクがはねた可能性もある。
その事を断罪しようという気はないです。ただ、可哀想だなと思うのみです。

即席ですが、お墓を作りました。
残念ながらシャベルなどを持っていなかったので、穴もそこそこしか掘れませんでしたが、上手く土に還ると良いなと思いつつ。
通りがかった皆さん、お墓を見つけたら、ちょっとだけこの記事思い出してください。

そして桧尾谷線の出口に到着して唖然。
なんか雰囲気変わっている。
前はここ

こうだったはずなんですよ。
やばい、私の愛する林道が舗装されかかっています……。
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