忙しいのか暇なのか解らんような当ブログですが、こういうネタの日付は前後してるので、急ぎの仕事ほっぽり出してこっちに手を出し~とかしてるわけじゃござんせん。たぶん。

それはともかく、林道開拓で活躍したチェインソウがどうも変だ。使ってる時から焼けるよなぁ、とは思ってた。
ひょっとしてオイルでてないんじゃないのと?
もち、エンジンオイルではございません。エンジン潤滑のオイルはガソリンに混合したオイルが賄っているから問題ないのですが、もう一つのオイルというのが、ソウチェーンに供給する方のオイルです。こちらはチェーンの潤滑と冷却をしており、切れ味を維持するためには必須なんです。高速で回るチェーンが摩擦熱で加熱されると、すぐに熱膨張でブランブランに伸びます。ぶん回しているといきなりチェーンが外れたので何事かとビビりました。
そんなわけでオイルポンプ交換です。

私のはリョービESK435。もともと整備済みみたいな感じで中古で売っていたのを買ったんですが、全然だめじゃねーか! 保証期間だろうから、文句言おうと思ったのだけど、私が既に分解して部品手配してしまってました。
悲しき修理屋の性よ。考えるよりも先にバラしてたよ。

リョービのパーツで検索しても補修部品が出ないので、このモデルのもととなったゼノアの同等モデル(OEMらしいです)のパーツを取り寄せた。若干形が違うけど基本は同じだろう。

ウォームギアが変形してる。
ポンプ系ってだいたいこのギアだめになってるよな。

一応備忘録的にポンプASSYの品番画像載せておく

ザマァ、な画像。推測でとった部品がジャストフィットしたときの感動です。ついでに不良品出荷しやがった中古業者へのあてつけ感情もこもってます。

ちゃんとオイルが供給されてると、このようにブレードから褐色の粘液が迸ります。
なんでしょう、この機械工具を修理するって感じ、すごく気持ちいいですね。車とは少し違う感覚があります。
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