
ビーディングの交換です。
ビーディングってのは、フェンダービーディングといいまして、ボディとフェンダーの間に挟まる軟質樹脂の帯です。
何故こんなものがいるのかというと、簡単に言えばボディの保護のためです。
あとは審美性と、ごまかしでしょうか。
ご存じの通り、ビートルやタイプ3のフェンダーは、ボルトを解くことでボディから外すことが出来ます。
無論ビーディングがなくともフェンダーは取り付くのですが、鉄板と鉄板を直接触れさせていると、たとえ表面が塗装されていたとしても腐食を促進させてしまいます。
これは異種金属間で起きる電触が起きるからではないかと思われます。おそらくですが、ボディ全体が電極となる車はボディとフェンダー間で微妙な電位差が生まれるのではないかと。それを緩和するために、導電性のないフェンダービーディングを間に挟み込むのではないかと。
また、単純にフェンダーとボディの間に出来てしまう隙間を埋めるパッキンの役割をしているので、隙間にゴミや水分が入り込見にくく、錆の温床を作りにくくしているということは言えそうです。
いずれにしても、このビーディングがない車(古い国産車などでもたまに見かけます)は当たり面が必ず錆びてエラいことになってます。たぶん当時はそれでもよいと考えてたんでしょうね。そんなに長く乗るものでもないし、と。
そう考えると、発表当時からビーディング装備していたワーゲンってすごい。

そして、私はしくじるのである。
お湯を棄てる前に、フタ全開。 おまけにこのままソース入れかけた。
ソース麺にしてしまうところだったよ、別のことを考えていたせいで。

いわゆる、コールセンターってのは、防波堤みたいなものなんだなと、吠えながら思っていた訳です。
嵐のようなおっさんのクレーム衝撃第一波を受け止めるのは、いつでもうら若き乙女達である。
時にねっとりねちっこく、戯れに官能的な言葉を並べ立て、彼女たちを責め立てるおっさんクレーマー。
(もう氏ねよ、おっさん)と、心の中で詰りながらも、彼女たちは声のトーンを乱さない。
オマエじゃ話にならん! 高圧的なトルネードに成長してゆくおっさんクレーマー。発言の一々には、ちょっとしたモラハラ案件まで含まれてきて、いよいよ彼女も言葉を失う。
(アタシ、がまんよ! あと30分で終業よ! こんなおっさん、ただ腹いせに当たり散らしてるだけなんだから。だいたい誰だって良いのよ。別にアタシが責められてる訳じゃないんだから気にしちゃダメよ! 上長に報告して投げちゃえば良いのよ!)
と、彼女は心の中で気持ちを落ち着けた。
プリンターに関するクレームで、内容を説明すると長くなるので割愛しますが。
コールセンターってのはご相談窓口とも書いてあるが、ご相談しても全くご相談に乗ってくれない。
簡潔に書くと、故障修理じゃなくて、メンテナンスなのに、製品の半額以上などという高額の工賃。メンテでエラーが出て、ユーザー側で復帰できない仕様なのはおかしい。とりあえずでも使用できず、突然プリントもファックスも停止するなど言語道断。ならばいっそのことエラーコードなど出さずに、故障させろ!
機械を作っている側の人間が、機械のことを何も知らない人間に対して、あまりに不親切であろう。
修理などせず買い換えれば良いとでも言われているようだ。
私は常にそこが不満である。結果的に、製品の悪いところとか、サービスがなっていないところとかを並べ立てて、コールセンターのおねーちゃんにこんこんと語る羽目になる。
今日は、あまりにもおねーちゃんが受け流そうとしているので、お仕置きに上長呼ばせて折り返し電話させた。
どうせ何も変わらんけど。
怒ってないですよ。ぜんぜん。
あ、これは本当に申し訳ないんだけど。
テレアポ営業の人とか、コールセンターの人とかは、丁度良い感じの合いの手を入れてくれるので、しゃべくりの練習にいいんです。最近新しいキャラを作ったので、よく使ってます。
本当にすみません。身の程わきまえずに好き勝手なこと言って。
「色々言ったけど、修理に出すから、お願いしますね。頑張ってくださいね」
とだけ、最後に言っておきました。
たぶん電話切ったあと、向こうで言われてると思います。
「くそっ、サイコ野郎!」と。
スポンサーサイト
trackbackURL:http://chelm.blog37.fc2.com/tb.php/1145-a2d41970