FC2ブログ

オマエ

2019. . 03
てんちょのあやしいはなし

中日ドラゴンズの応援歌の中で「お前」というフレーズが入っていることが問題になっているらしい。

というか問題になっている。

何が? と思う人の為に説明すると、中日ドラゴンズの応援団が歌う「ピンクレディー」のサウスポーという曲の替え歌のフレーズ(まあメロディを利用しているだけで、ほぼ別の曲なんですが)
応援歌の全文はこんな感じ。

オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!
(レッツゴー<選手名>、レッツゴー<選手名>)
みなぎる闘志を奮い立て お前が打たなきゃ誰が打つ
今、勝利を掴め(オイ!オイ!<選手名>)

ま、野球には全くといっていいほど関心はないんですが、日本語を扱う者としてこの話題はちょっと外せないので、いっちょ噛みます。
フレーズの問題点は「お前が打たなきゃ誰が打つ」の「お前」という部分。
子供も観戦するのに、「お前」という高圧的で下品な言葉を使用するのはいかがなものか、と球団イベント推進部のほうは苦言のようなものを呈しているそうです。監督自身も「お前ではなく名前で呼んで欲しい」的な歯切れの悪いコメントで、概ね球団側の意見に同調している。

これ、私どこが問題なのか全く解らないんですが、そんな私の話だと思って読んでください。

どうも、お前という言葉にネガティブなイメージを抱いている方がおられるようで、まず初めにこの問題を取り上げたのが誰なのか、是非問いたい。そして君は日本人なのかと。

そもそもの「御前」の語源から遡らずとも、歌詞の内容を読んだ時点でディスる気など毛頭ないというのは判るようなものです。
ですからこの歌詞が問題だと言い出したのは、ちゃんと日本語が理解できない方なのかなと、まず思った訳です。

しかし、この問題が発覚し、拡散されていく中で、街頭インタビューなどでも「子供の教育上、どうなのかなぁ」とか「望ましくはないですよね」とか「自分の子供には使って欲しくない言葉ですね」とか、そんな声もちらほら。

オマエという言葉に対しての拒否観の多さに少々驚きましたが、まあこれは、「あえて言うなら」です。おそらくはこれら問題が噴出しなければ何も思わなかったほうの人が多かったでしょう。インタビュアーの誘導質問のせいもあるでしょう。

だいたい、「お前」なんて文言は巷にあふれすぎていますし、子供がそれを耳にしない、口にしない状況なんてまずあり得ません。
応援歌よりももっと公共性の高い、歌謡曲の中でも普通に「お前」は使われています。
なんですかこりゃあ、言葉狩りがしたいんでしょうか?

いい加減、語句ひとつ、文節一つを持ち上げて、良いだの悪いだの論じるのは辞めにしませんか?
こういった話が出る度に私は非常に不快になります。
それと同時に、何の意味があるのだろうかという事を考えます。

これを言って何か得することがあるんだろうか?
炎上商法ってのは確かにあります。この裏側に注目して欲しい何かがある、それならそれで別にかまいはしません。戦略の一つですから。なんですか? ドラゴンズでは恒常的にパワハラ、モラハラが行われていて、その事を間接的に社会に訴えようとでも言うんでしょうかね?

そもそも、子供なんてクソみたいな言葉ばっかり使ってますから。
漫画やアニメの影響で、「しね」とか「ウンコ」とか「ブス」とか、その他大人が文字にして書いてはいけないような言葉を平気で言ってますから。

インタビューで教育的にどうだとか言ってるお父さん、ちゃんと子供とコミュニケーションとってるんでしょうか?

悪いのは言葉ではないのです。
使い方と使う者が、言葉を良くも悪くもするのです。
大人の我々は、ものや言葉の悪い部分を探して、自らの責任を転嫁しようとしてはいないでしょうか?
自分たちの責任を認めたがらない、自分たちで責任をとりたくない、そういう気分が蔓延しているのではないでしょうか?

私たちはちゃんと子育てをしている、だから悪い影響を与えるものをみせないでくれ、聞かせないでくれ。

大丈夫です。

あなた方がちゃんと子育てできているなら、何に触れようとその子は正しい判断が出来ます。正しい判断をしようとします。
なぜなら、それはあなた方の子供達だからです。あなた方親はそれほどまでに自分の教育や、自分の遺伝子に自信がないのでしょうか?

お前が言うなって……ええ。

私は自分の遺伝子に自信ありませんし、まともに育てる自信もありません。
ですから皆さん、私がやらない分、どうぞ頑張ってください。

そしてくだらない話題で盛り上がらないで頂きたい。私が老後を過ごす未来が心配になります。

とういうわけで、この話、おわり!



スポンサーサイト



comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://chelm.blog37.fc2.com/tb.php/1144-83806bf2