
えー世の中には、この様な団体がありまして。
査定士という、民間資格で、公的資料などの作成を行う方がおつとめになっています。
一般的に交通事故における自動車の価額は保険屋同士の取り決めにより、大抵は決定するものですから、彼らはあまり活躍することはありません。
ただ、相続や事件事故など、自動車の価額価値が関わる係争の際、当該物の時価相当額を決定し、公的資料として裁判所などに提出することが出来る、査定証の発行を行います。
特にどなたも一度は経験する相続ですが、相続対象の車の価値が100万円を越える場合と、そうでない場合は書類の手続きに大きな差が出てきます。簡単に言いますと、100万円以上の車は資産(財産)として処理しなさいよと、そういうわけで、安易には相続できなくなるのです。
で、今回、その相続がありましたので、査定を依頼。
まあ、不動の現状タイプ3に100万の価値などはない、と高をくくってはおったのですが、驚いた。
間違って100万とかついたら手続きがややこしいから、価値を認められては困るのですが。

1000円!
いや、あのね。鉄くずにした方がお金になりますよ。
ちょっと失礼じゃありませんか?
もう、ゼロとかいってくれたほうがまだ潔くっていいんですよ。1000えんって!
ま、そゆことです。
公の、空冷ヴィンテージVWを査定する目というのは、この程度だという話です。
ああ、我々はなんと、世間から逸脱した価値観の中で生きておるのだろうか?

時計を動かせ! 二週間くらい稼働させてるけど、制御器に誤差なし。
これは、実用出来ますかね!
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