久しぶりに修理ネタ書くような気がします。

エエ、事の発端は、車検に行って帰り道。突然吹けなくなった。
息継ぎみたいな症状が出て、ありゃ? 失火してる? でもプラグ変えたし車検でも排ガス検査はクリアしたからそんなはずない。もしかしてクラッチ滑ってる? それともガス欠?
こういった場合、失火が一番可能性高いんですが、さっきのさっきまで調子よかったんで、疑いたくなかったんですね。
で、駅前までなんとか戻ってきて、そこでショットガンみたいなアフターファイアをかまし、あ~こりゃ失火だわ、と。この頃にはほとんどアイドリングせず、パワーも出ないから重篤だと覚悟して店まで帰り着く。
で、これ

これ、デスビをクランクケースに固定するためのクランプなんですが。

全然クランプの意味を成してません。だってデスビの軸より大きく削ってるんだもん。
だれ? これやったの?
それでも外から見たらちゃんとクランプついてるし、手では簡単に回らないからちゃんと締まっていると思ってたんですよ。
でも、どうやら、この仕事をしていないクランプのせいで、デスビが浮き上がっていたらしい。

じゃあ、ちゃんとしたクランプに変えて、再挿入すればよかろうと、やってみたんですが、どうも浅い。
0.5ミリほど浮いただけでも空回りする。これ、軸の長さおかしくない?
しかも、変な遊びがある。
まあ、大丈夫だろうと高をくくってたんです。社外品デスビってのは解ってたけど。
009タイプのリプロデスビには、時折こういった粗悪品があります。全部が全部悪い訳ではないのですが、デリケートな部品なので、精度を担保できないのなら、端から作らないで欲しいと思う。ないよりマシという声もありますが、これならない方がマシです。

そんなわけで、当店最後の虎の子BOSCH009をインストしました。ついでにポイントレス化も。
もちろんばっちり直りましたよ。
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