先週に引き続き、小細工なマイナー作業。
オーナーさんが、ハーストタイプシフターに、この様なシフトノブを付けたいと申し出。前の車から引き継いだ物だから、まあ使いたい気持ちはわからんでもない。

ただ、これだと、バックレバーに指が届かんのですよ。
なので、

こんなのつくって、

こうしたらええんじゃね? と。 (写真は型取りのために使ったハーストです)

提案してみたはいいが、固定方法に苦慮。結局本体に穴開けにする。本物ハーストなら出来ないね、さすがに。
それにしてもEMPIせいだからか、アルミダイキャストの「ス」がたくさんあるらしく、さらに純度が悪いのか、切れ味最悪、全然穴が空かない。

こんな感じで。でもこのままだとバックする度に指が血まみれになるので、二枚のステンレス板の間を埋める何かを作らなきゃイケません。

困ったときの木材。金属と木材のコラボレーションじゃ!

エポキシで接着!
完全硬化したら、削り込み。

オイルステンと、クリア塗装で仕上げ。

車体に装着するとこんな感じ。
操作性抜群になりました。なんかゴージャスですね。

そんなあなたのわがままも、7割くらいのクオリティで叶えます。
マシン加工が出来ればもっと正確なものも出来るんですけど、それはそれでコスト高になるしで。
ま、緩ーく造って、緩ーく楽しみましょう。
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