しょーもないことなんですが。
グローブボックスの蓋が閉まらないと、妙に腹立ちませんか?

これ、ニュービートルの持病だと思うんですよねぇ。

グローブボックスのロックが壊れたの。
でもこんなの、ロックASSYで部品頼めばいいじゃん! 俺ってあたまいい! ってぬか喜びしたのもつかの間。
なんと、グローブボックスごとの供給だと。
グローブボックスの蓋じゃないですよ、グローブボックスごとです。
恐る恐る部品屋に値段を聞くと、4万円強という返答が……
舐めてる……完全に舐めてます。
そもそも、この頃のVW車のプラッチック部品はものすごく脆くて(今はどうなのか知らない)とてもじゃないが自動車内装に使用する樹脂とは思えない靱性で、ポロッと折れるは割れるわで、碌な事がない。しかも樹脂の表面コートはベタベタするし。
一説によると、生分解しやすいとか、リサイクルの効率が高いとか、そんなこと聞いたような気もしますが、そもそも通常使用で折れるような部品はどうかと思いますぜ?
大体割れ方をみると、どうもABS樹脂なんかではないように思えるんですよ。どっちかっていうとプラモに使われているスチロール樹脂に近いんじゃないかと……。
そんなわけで新規部品には頼らず、自力救済策を考えます。
こんなものは閉まればいいのだから、

ここのあたりゴムを、
あ、私、ちなみに左親指の爪は真ん中で割れてまして、プラリペア使って補修してます。爪との接着性は良好です。(医者に行ったら爪を剥がされるので、それでは仕事になりませんから、こちらも自力救済)

ネオジウム磁石という、強力な磁石に変えます。

お向かいには鉄板をビス留め。
なんとか二つ使って閉まるようにはなりましたが、ここでサクッと書いているほど作業は楽ではありませんでした。
なんつーか、帯に短し、襷に長しという、中途半端な感じで、二時間くらいかかりました。
まあ、同じようなことになっている人は試してみてもいいんじゃないでしょうか。
そもそも、初代ニュービートルって今、現存数どの位なんだろうか。めっきり見なくなりましたよねぇ
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