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2023年 さいごのぼやき

2023. . 31
てんちょのあやしいはなし


今年は色んな事が明るみに出ましたなぁ、ということで、私的には今年の一文字は「明」を推したいところでございましたが、見事に外れです。
まずはなんせズブズブの三年間を越えて、ようやく「明」けたコロナ規制。
アレからまだ一年経ってないんですよ。でももう、そんなことがあったのかどうかもわからないほどに皆さん世の中をエンジョイしてなさる。今年の正月はワイハーいくよ、って方も少なくないでしょう。
悪いことではありませんが、終わったからといって、何もかも水に流してもいいような気もしないので、皆さんの切り替えの早さにちょっと心配にはなるんです。

そういやワクチンパスポートとかそういう意見もちらほらあったよなぁ。今となっては懐かしい。
ワクチン打つ打たない論争。打たない奴迫害事件、都心から来た奴に暴力事件、シロモノ消費材品薄高騰で取り合い暴力沙汰。結局コロナウィルスって空気感染するんだよね? 最後の方はなんか曖昧になってましたけど、結局私にはよくわかんなかったです。とりあえず製薬会社は儲かっただろうな。よくテレビに出てた「自称専門家」の人達も随分出演料もらってウハウハだったでしょう。ありゃあ何のキャンペーンだったんでしょうか。

儲かるといえば、今回歳末のビッグイベントとして、ダイハツの不正がありましたが、コレで漁夫の利を得たのがスズキです。スズキ、軽がんばってやっててよかったね。みたいな。というのもかつては三菱もスバルもあったのですが、この令和の日本で軽自動車製造してるの三社だけですからね。しかも軽トラに至ってはダイハツとスズキの二社のみ。
ダイハツが物理的にも情緒的にも販売に力を入れることが出来ないので、来年は間違いなくスズキイヤーとなります。販売店も営業マンさんもウハウハの一年でしょう。こりゃあ、我々も株を買っておくべきかもしれません。(もう上がってます)

とはいえ、ダイハツは実質トヨタなので、日本経済的には非常によろしくないので、事を荒立てないでさっさと復活して欲しいなって思います。

最近は何かと電気自動車の話題に事欠かないんですが、仕事柄どうしても、「実際電気自動車の世の中ってどうよ? どうなるのよ?」 みたいな事を聞かれます。
日本のメーカーはさほどに電気自動車に力を入れておらず、メインストリームは中国みたいないわれをしてますが、中国は世界で勝負できるエンジンを自国開発できないから、しかたなく電気自動車作ってるだけですからね。
ただ、そうしているうちに中国企業の技術が積み上がって、電気自動車の分野で中国に敵わない、なんて事にならないように、技術の積み上げと市場シェアの獲得だけはしておかないといけないので、日本の自動車企業は常に二正面、もしくは多正面作戦で挑まなきゃならんわけです。

企業側としては悩ましいのですが、過去の技術だといって簡単に手放してしまうと、永久に失われることになりかねないので、知識も技術も継承を目的とした存続をしてゆかなければいけないのも事実なのです。
日本が技術立国たり得るのは、元々の日本人の気質はあれど、そもそもは一度たりとも他文明に破壊されることがなく、文化を継承してきたという歴史があるからで、国家だけに限りはしませんがある程度の権力や権威を持ったコミュニティがなければ、歴史を維持することが出来ない、というのはそれこそ歴史が証明しています。

皮肉なことですが、日本の工業技術が飛躍的に上がったのは、その外的な侵略から国家を守る為、兵器の開発を余儀なくされた事が大きく寄与しています。戦後に各種の工業メーカーが勃興したのも、元々は軍需関連企業や財閥があったからですし、まあ裏側で色んなことがあったのはさておいても、今我々が高性能なエンジンを積んだ車やバイクを楽しめているのは、零戦や大和をつくった日本があったからだといえます。
他方、国家を守る為に戦地に赴き戦って死んだ兵隊さん達のお陰で我々がいま、ここに平和を謳歌して暮らす事が出来ている、というのもまた事実です。
私はそういった意味において、過去への感謝は一定量あるのですが、実際の所は当時の人々が未来までを見据えて戦争を行ったはずがないので、我々は結果として平和を享受しているに過ぎない、と考えています。

私はけして保守でもリベラルでもなく、一定の思想等、信条等を参照、参考はしますが、それらに染まるということはまずもってありません。
なので保守っぽい考え持ちながら戦争反対だと言ってみたりもしますが、実のところ他国の戦争なんてどうだってよくて、何よりそれを理由に我々の生活が脅かされることが我慢ならないので、見知らぬ国の戦争などどっちが勝っても負けても構わんから、とにかくさっさと終わらせろ、というスタンスです。その方が人的資源も物質的資源も被害は最小限で済むし、悲しむ人も減る。

そもそも、話し合いで解決しなかったら殴りかかるってのが、もう思考的に終わっている。人間としてアウトです。話し合いで解決できないから戦争始めたら、さらに問題が増えてややこしくなるってことが理解できないアフォが多すぎる。
もしもそれでも戦争をして他国を蹂躙するならば、文明文化の欠片すら一片も残さず灰にするべきです。もちろんその文明文化に繋がる血脈も全て虐殺し人っ子一人、肉片一つすら残さないことでしょう。でなければ、戦争なんてやらない方が良い。

日本の保守層は、戦前戦中の日本人は立派であったかのような書き方をすることも少なくありませんが、それでもそれはその時代にして当たり前、そうしなければ名誉が守れなかった、体裁が悪かった、矜持が保てなかった、生活が出来なかった、という人が殆どだろうと思います。別に、カッコつけたわけでも立派たらんとしていたわけでもない。

無論戦前は今ほど生に執着する世の中ではないから、財産形成だとか享楽享受というものを目標目的に利害を起こす愚はしなかったでしょう。
今の私たちが国家のために死を厭わないか、と問われればNOというでしょう。
しかし、それはNOといえる状況であり、選択肢があるから言えるのです。

今回のダイハツの件、私はかの大日本帝国が栄華を極めた後、調子こいてアメリカとの戦争を断行したところから、みるみる凋落していったその日本社会の経緯に、同類の構造的障害を感じるのです。

上層部は不正を指示していないけども、そのプレッシャーが現場の人間の判断を狂わせる結果になった。そういった構造を抜本的に改革しなければいけない、と幹部のお歴々が会見はされてましたが、トヨタ、ダイハツ経営陣が何もかも悪いとは言えないんじゃないでしょうか。

結局のところ資本社会において売り上げを上げる事が幸福への第一義であるという「幻想」がある限り、上層の何気ない意向が下位構造を圧迫し続ける世の態勢は変わることがないでしょう。

太平洋戦争当時、いわゆる旧日本軍の話を少ししますと、兵、下士官、士官、将官、等と大別出来、いわゆるゴミのような扱いを受けるのは兵であり、その統率を行うのが下士官、会社で言うなら下士官は係長か課長くらいで、士官は課長から部長くらい。
このランキングで重視されるのが最終学歴で、高卒の人間はどう頑張ってもまず士官クラスにはならない。
当時大学出の者はいきなり少尉、つまり士官からの出発であり、下士官と士官の間には深い溝があり差別意識がありました。
そもそもいわゆる「少尉殿」が戦場現場で下から揶揄されるのは、何も知らないヒヨッコである事が多いためです。ただ階級は上なので形式上は命令に背くことは出来ないし、その圧倒的経験不足ながら、将官から降ってきたアホな上意を、意気軒昂と兵らに下達出来なくてはいけないポンコツな中間管理職でもあったのです。(それだけに、人柄次第で下から愛されたり、いじめられたりもする)

社会の成熟度が低いと、組織の上部に居座る条件が、血族、血脈や、あるいは資産の多寡であり、ほぼほぼ人格や能力は関係がないという残念な事実がそこに横たわっているわけです。無論、単に学歴だけで上にゆける社会が成熟した社会だとは到底思えませんが。

そういった特権意識の高い上部組織の傲慢さが、下部組織の現場に夢を語り、それがいつしかぼんやりとした望みになり、やがて指令となり、義務となる。
司令部というのは地図と勢力図を見て兵の数や装備の数を割り振る。そういうことが出来るのは自分たちが賢いからだと思っていた。盤上の駒を動かして世界を動かしていると勘違いしていた。
だが実際はそうではなく、賢いのは現場の下士官や士官達であり、戦場とは常に現場判断の連続なのです。しかし現場の士官達は地図だけ眺めている将官らが決めた作戦の外枠を大きく外れる事は許されないと承知しているため、判断を誤っているとわかっていたとしても、それに従わねばならず、無残に兵を損耗し、拠点を奪われるような愚を犯すことになりました。

将官共というのはいわゆる今の会社の経営陣とは多少違いはありますが、ポストを保守するという性質の面ではおなじで、いくら愛国心を振りかざし勢いのあることを言ったところで、結局は自分たちは命を賭けることもせず、ただ保身と体裁とプライドのために負けること、退却することを許さず、兵には死をもってしても一矢報いろと号令し、必要最低限の補給物資すら一切与えなかった。全ては現場に丸投げしてなんとかしろ、せねばならない、でなければ日本は滅ぶぞ、一族郎党非国民のそしりを受けるぞ、と脅しつけて、自分の息子や孫のような青年達を死地に追いやっていった。要するに今風に言うと「無理ゲー」なうえに「無茶ぶり」だったわけです。

太平洋戦争期の軍令部ですら、終戦当時に自害した責任者など数名です。それどころか戦後官僚になって権力の座に居座り続けた者が多数いました。そもそも敗戦してから自害するのは責任を訴追されることを恐れたのではないかともとれますし、それなら若者を死に追いやるまえにさっさと死んどけよって話です。

私はダイハツに限らず、各界のメーカーが行っている生産競走と販売競争は、かの大戦における日本の消耗戦と何ら変わりがなく、最終的には「勝てばなんとかなる」という幻想から逃れられない上層部が、責任転嫁を繰り返して人命をことごとく軽視した結果に似ていると思います。

同じく明るみに出たジャニーズ問題にせよ、ビッグモーター事件にせよ、自民党のパー券ナイナイにせよ、結局根っこは同じで、利己のために他者を蹂躙していった絶対権力者の姿と、そこに加担した罪なき傍観者達という同調と馴れ合いの日本社会がかかえる構造的障害だと思います。
それは「和病」とも揶揄される日本人の心に巣くう同調意識、同調圧力、思考停止、共同幻想が生み出したものです。

「和」などときいて和んでいる場合ではない。和は、協力して幸福を生み出すこともできるが、恐ろしい力も生み出す事が出来る。使い方や考え方が違えば、自らを破滅にも導く。

私は、日本人が和になれば、恐ろしいことを考える人種である事を忘れてはいけないと思う。
人のために死ぬことも出来るから、人に死ねと命令することも出来る。
当時、日本も原子爆弾の開発は行っていた。もしも日本が原子爆弾を完成させており、起爆させることが出来ていたなら、確実に、アメリカ人に対して使っただろうと思う。だから戦争においてどちらが酷いかだなんていうべきではない。
日本人が今、平和なのは、戦争に負けたからです。
立派な日本人がいたからではありません。
立派に散ったからではありません。
ましてや立派に国を護ったからではありません。
日本人は、あの戦争で、隣人たる自分たちの親や子や仲間を犠牲にして、めちゃくちゃなことをしたのです。人命よりも兵器を、資源を尊び、ただただ殺したのです。
自国の民の命を軽視して、かりそめの繁栄を夢見た愚かな国なのです。
その酷いことを平気で出来、周囲は気の毒な顔をして見過ごし、心の中で仕方のないことだ、皆にあわせるが吉よと、思考を放棄する民族が我々日本人です。
そうしてまで得た「負け」がどれほど尊いものであるか、ということです。敗者、弱者になることが、どれほど世界を広く見ることができるか、勝者、強者には知り得ない事実です。

だからこそ残念なのです。
今も争いの形を変えて、日本人は同じ事をやらかしている。私にはそうにしか見えません。無責任な首脳陣はその場しのぎの施策を打ち出しては、国民にただただ負担を強いて、世界にお伺いを立て媚びを売る。

今年の漢字は「税」とのことでしたが、増税の税ですわな。毎度ながら墨汁がだらだら垂れて汚い(寝かして書けばいいのに)とおもいますが。
防衛力強化のための財源確保、インボイス制度、住民税の定額減税など、嬉しいというかほぼほぼ嬉しくない、税に関するニュースのせいだとか。そもそも定額減税とかもうそんなのやらなくてもいいよレベルの金額で、それを楯に増税されたんじゃたまったもんじゃない。

まあそれだけに、これほど軽薄でセンスのかけらすらない最悪なネーミングされたのは、歴代首相でも岸田だけだったのではないだろうかと。
すくなくとも他の首相はある程度ユーモアもリスペクトもあった。
もちろん「無能助平」とか「阿呆太郎」とか悪意しかないあだ名もありましたが、まだ名前をもじっているだけシャレが効いている。しかし「増税クソメガネ」とか、もはやメガネしかパーソナリティを表現していないという扱いはさすがに酷いというか、政治家をはじめとして、特に総理は名前呼ばれてナンボなのに国民の期待度の無さと、その怨恨具合がよくわかる。

前首相ガースーみたいに「どうもガーシーです、っじゃなくて、増税クソメガネです」と開き直ったら、逆に人気上がるかもしれませんけどね。顔も言うことも面白みのない奴だ。

今年は紅白に忖度だらけだったジャニーズ関係は不出場で、宝塚もそうだし、歌舞伎もそうだし、日大アメフト部もそうだし、伝統は悪しき慣習とセットなのか、澱めば濁ると言ったところか。

世界史上最も長い歴史を持つ国家の日本も、もはや澱みに澱んでドブみたいになってるんじゃないかと、そう思わないでもないです。ただ省みておきたいのは、我々もまた、澱んで濁ったその水の中でしか生きられなくなっているのではないか、ということ。

箴言、武士といふは死ぬことと見つけたり とはなかなかいきませんが。

2023年も皆様には大変お世話になりました。
皆様のおかげで、このような厳しい不況下でも商売が続けられていることに感謝致します。
私も用なし、用済み、役立たず、などといわれぬよう、皆様のお役に立つ存在であり続けたく、精進致します。
2024年もよろしくお願い致します。




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プロジェクト セローWR その4

2023. . 30
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フレーム塗って、元に戻りました。

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こんな感じでシートフレームも取り付け

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シートはアンコを抜きます。足が長い私でも、さすがにつま先立ちは辛い。切り取る線を決めます。

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意外とざっくりな感じでカットします。金ノコが使いやすいです。
ちなみに私は「世界一バイクのシートのアンコ抜きをしたワーゲン屋さん」だと思います。

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あとは、ヤスリやたわしで綺麗にスムージングして、完成。
格好良さとしてはもちろんノーマルが良いんだけど乗るのが楽しくなきゃ意味がない。

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次はマフラーだ! とガシガシ進めてたら、マフラーがアンダーガードの基部に干渉することがわかった。これはちょっとよろしくないので、次回はマフラー交換します!

その5に続く

プロジェクト セローWR その3

2023. . 29
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コレ、相当前の話で、今やってるわけじゃありません。忙しいといいながらこんなものにうつつぬかしている、とか思わないで! 

さて位置決めしたので、ここから本格的に車体製作です。

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各部のステイを作ってゆきます。
こうしてみると単気筒バイクのフレームって小さいんですよね

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シートフレームの基部をがっちり箱組みしたのは、ちまちまステーあわせるの面倒だったので。コレで文句なく丈夫。

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なんだかよくわかんないけど、作業風景

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旧塗装を剥がして

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プライマーサーフェイサー
塗ってしまうとそれっぽくなる。

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ヤマハ的な色味の青メタにしてみる。

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この段階でエンジンは搭載してしまいます。楽だしね。

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キズ防止のアルミプレート。なんかとってつけたような形状なので、今後やり直すかもしれない。
この部分は、YXのシートフレームの関係からこういう形状になりました。

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サスと、スイングアームも取り付けます。

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ちなみに、スイングアームは純正のブッシュを外して、ベアリング化。どうせならここはね、やっときたいところ。

やったことがある人ならわかる、この組んでゆくときの高揚感。
汚かった部品を綺麗にして組むと、なんか性能まで上がってような気がするから不思議です。
まあ、それは、新年迎えたら心機一転するような錯覚と同じなんですが。

さて、今年はどこまで行きましょうか。というか別に今年も来年もどうって事ないんですけどね。また三日後には来月が始まるだけなので。

ヘルムの通常営業は明日29日まで。明けは5日からです。

ブログラストは恒例の「今年のぼやき」です。さて、がんばりましょうか。



プロジェクト セローWR その2

2023. . 27
タイトルの「セローWR」ですが、これのWはもちろん「セローW」から。「R」はエンデューロレーサー「WR」からもじったのと、セローWのRefain(リファイン)という意味も込めて。

そんなわけで、セローだけどセローらしくない車両に仕立ててみたい。いや、セローはなにもしなくても良い車両なのだけど、だからこそどうなるのかやってみたいという感じでしょうか。
あの200ccクラスの車格の車両というのは、日本の林道も含む交通事情および、日本人の体格にはもっともマッチしていると思うのです。250はフレームが一回り大きくなり、大柄になりがちです。

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シートはYZ用です。YZは125も250も共通なのですが、似ているけど年式によっては全然違うモノがあるので注意です。
コレは取り付けステーを自作してTTRのタンクにあわせたところ。

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さらに加工したスタンド。別のパイプを曲げて溶接し直した。

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ステップはこんな感じに。走行中岩などにヒットしても逃げそうな形状です。しらんけど。

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タンクは意外とマッチしてるんですけどシートフレームがいまいちですよ。

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スタンドは限界まで内側に追い込んでこの状態。

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まあ、考えては居たんですよ。

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ねぇ? そりゃあ、こうなりますよね。

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シートとあわせてみるも、そうそう簡単につくわけない。
これも想定内なので、別に大丈夫です。

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タンクを動かしたり、シートを動かしたりして取り付け位置を模索します。

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シートは下げたいのだけど、コレでは現行のTTRと変わらん。アグレッシブ過ぎる。

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こんな感じで手探りで。針金とかで固定してバランスみてるんですよ。何の科学的な根拠も無く、人間工学的な後ろ盾もなく、強度計算は私の勘のみ。ま、人一人の上半身の重量が支えられたら良いのだから、さほど神経質になる部分ではないのだけどね。

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この辺で決定かなぁ、やっぱりシート高は下げられない。

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あんこ抜きとサスペンションの調整で下げるしかないようです。

な、わけで3に続く。





プロジェクト セローWR その1

2023. . 27
やるだけやっといて、途中で放置して記事化してなかった。ちょっとしたきっかけで思い出した。
結局またバイクかよと、思われそうだけど、なんか自分の中でさっさと完成させて終わらせようと思い立ったのでとりあえず短期連載。

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外装のないセローを、なんとかしようと思い立ったのが、かつてあったTT225という、セローベースの85年当時のエンデューロマシンを、今風に再現できないかと。
「TTR225」あるいは「TTR230」というのがリバイバルされてスタイリッシュに販売されては居たのだけど、アレはカッコ良すぎる。まあ、できすぎちゃって面白くないというか。

そんなわけで、じゃあ、作っちまえと。
どうせなら軽量なセローの車体をいかして、ふんだんに軽量化も目指そうじゃないかと。
走行シーンの目的が定まらないまま、見切りで発射するプロジェクトなのです。

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まず、外せるものは外して、洗います。フレームはどうせ色を塗るつもりなので構いません。
ベース車両は、リアディスクブレーキのセローW。私的には後年のWEよりもWが一つの完成形かなと思ってます。WEはWのウィークポイントを改善したのですが、なんか電気的な部分が増えたのが気に入らないのと、重くなった。

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まず絶対にやりたかったのが、スイングアームからのスタンド切断。
ヤマハにも色々考えはあったんだろうけども、スタンドターンする機会の多い私はこれがどうにも嫌いで、スタンドはフレーム接合したかった。

そしてついでなので色も塗る。

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つや消しチャコールブラック。シブい。

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長いのでショートカット

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あたりをみる。スタンドはできるだけ上に、かつ内側に跳ね上げたい。

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接地感も大事。不整地仕様なので、でかいワッシャーを溶接。スタンドが土面に埋もれるのを防げます。

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一旦スタンドからはなれて、タンクのマッチングをみておきます。
タンクはTTR125(のものだったような気がする)6リッターの樹脂タンクなので、当然激軽なのですが、山でガス欠したら泣く。

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ステップは当然ワイド化。これはハスクかなんかのステップだったか。
セローとはマウントがまるで違うけど。溶接加工するから関係ない。

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結局、こんな感じで。これは車両にキックが着いている関係もあってこんな形になった。

興味のない人には全くもって面白くない記事だけど、ヤル気になればこんな位は出来るんだぜ~、という感じで捉えて頂けると楽しめるんじゃないかと。
昔々自分が少年だった頃は、自在にモノを加工できる工作機械にあこがれたものです。今もその全てを持っているわけではないですけど、出来る事は増えたなぁって思う。かつての私と同じようにアレをやりたい、コレは出来ないだろうか、といった望みを持ってきてくれたら、個人的には嬉しいなって思うんですよ。

それで、今あるモノを、もっと大切に出来たり、長く使おうと思ったり、便利に使えるようになったり、できるなら、結果的には資源の節約にだって繋がるんです。

私はエコロジストではないですけど、できるだけモノを捨てずにいかしたいですよね。


大阪発動機 燃ゆる

2023. . 23
毎年この時期くらいになるとグッと冷え込む。
まあ、らしいっちゃあ、らしいけど。

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ダイハツのタント。
タワーバーってのをつけてみた。
何ということはないけど、長く車屋をやっていて、こういうパーツをつけたことがないということに気付き、試しにやってみたくなった。後付けのパーツってどうしても色モノ的にみられがちで、「効果あるのか」がいつでも争点。

そう、良いものであるなら純正車両が採用してるじゃろうと。

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ブルーメタリックの、まさに色モノパーツ。
タワーバーとは、左右のストラット上部を剛健なアルミのバーで連結固定し、ボディの剛性を上げるパーツ。
これによりコーナリングなどでボディがたわんだり、歪んだりねじれたりするのを防ぐことができ、本来サスペンションやタイヤに求められる性能を引き出すことが出来る。
またステアリングの入力に対しレスポンスがよくなり、リニアな挙動が得られる。

そんなイイモノなら純正採用しないのはおかしいだろ、眉唾物だろ、とおっしゃりたいことは解るのですが、大衆供給するメーカーさんというのはものすごく保守的で、リスクマネージメントがしっかりしているから、安全マージンを多くとって、設計されています。ですから「性能を引き出す」なんて事はしません。製品とは、老若男女問わず、またメンテする、しない人、運転が丁寧、そうでない人等、と幅広い層に問題なく、長く安心して使用してもらう事を第一義にするものだからです。

――というのは建前である、というのが今回の不正で、よーくわかったと思います。

今回のダイハツの不正の背景にあるのは、苛烈な開発競争における納期の短縮、コストや効率を重視する経営陣の体質で、ピッグモーターとやってる事はさほど変わらないのだけど、不正をはたらいていた期間が30年に渡り、さらに製品として性能を完全に偽って認証を得ていたということなので、本当にこれは根が深い。もちろん、親会社であるトヨタも責を免れないと。

よく、上司や上層部は責任を取るのが仕事である、としますが大抵において責任を取る責任者というのは居ません。降格したり、その役職から降りて手打ちになるだけで、社長が解任されてただの一工員になるなんて事もなければ、免職もないんです。
今回も、おそらく上層部の頭がすげ替えられるだけで、構造が変わるとは思えませんが、今回本当に罪深いのは、国の認証システムを欺き、本来であれば公道を走行してはいけない車を製造販売し続けてきたという点です。これにより、多くの顧客が未認証の違法車両を運行している事になり、違法行為に加担していることになります。
無論それでユーザー側に非があり裁かれるわけではありませんが、これを機にダイハツを降りるという人もおられるでしょうし、不安で乗りたくないという人も現れるでしょう。販売店は返品だって受けなければならなくなるかもしれません。はたして断れるでしょうかね?

メーカーとして責任をどう取るつもりなんでしょうか?

そんなわけで、そもそもダイハツ車は不安な車両なのだから、安全のためにタワーバーをつけてみるのもよいかもしれません。

綱紀粛正のダイハツに対し、来年はスズキ大躍進の年ですねぇ。



ようやく冬らしく

2023. . 17
なってきたのだけど。

昔はカッコつけて、「日本には四季があって、暑い夏も寒い冬もそれなりに良いよね」なんて言ってた。

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でも今は、年中外で働いてるし、そもそも働いている時間の方が長いんだから、冬なんていっそ無くなってしまえばいい、ってずっと思ってました。
で、今年は昨日まで20度とかあり得ん温度してたので、これは来た、世界が破滅する! とワクワクしたのです。

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気温20度の昨日、車の上にイナゴがいた。
めっちゃ翅をバタバタさせて、元気に飛んでいった。
今日の気温は7度。多分死んでるな。

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少し前だけど11月下旬くらい。

アジサイ咲いてるんですけど。
普通この時期のアジサイって、葉も落ちて枝だけになってるんですけどね。

なんか、いろいろ変だけど、そろそろ普通も飽きてきたので、こういうのも良いと思う。

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某ローカル寺院に、こんなノボリがあった。
シュールだ。

私のパワースポットは居酒屋です。元気になるなら、どこだって、なんだっていいんですよ。
神頼みするにはまだ早いかな、ってのが私の気持ち。なので初詣なんかはほぼ行かないというか、神社にお参りはすれど、お祈りはしない。(基本、願い事を言う場所じゃないと思いますけど)

神社で下手にお願いなんかして、呪いかかったら嫌じゃないですか。日本の神社はどんな神様(地霊)がいるかわからんのですよ。お寺は多分大丈夫。

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そろそろ忘年会シーズンですね。
会社ぐるみで忘年会ってのはもう殆どないみたいなイメージですけど、どうなんですかね?
よく言われる「忘年会って業務ですか?」というやりとり。
あれさー、もう「業務だよ、何言っちゃってんの?」って管理職のお歴々は、胸張って豪語して欲しいな。

「では残業代はでるんですね?」の問にも、「もちろん! だから、君たちには成果を期待している。社のためにしっかり利益を獲得してくれたまえ!」と通常業務ばりに要求して欲しい。
「社長主催、歳末特別ボーナス争奪隠し芸大会、賞金総額1000万円!」 

とか、管理職の方々はアメイジングな忘年会を企画してみてはどうだろうか。
社員の晴れ舞台として一年に一回、普通に気合い入るだろ。

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歳末飛び込み修理。

オイルダダ漏れなんすけど。オイルプレッシャスイッチから漏れてたので、「ああ、これですね」と交換してみるも、オイルクーラー下からさらに漏れてる。なのでパッキン変えてみたけど、なんか別のところから漏れてるみたい。軽整備かとおもってたら、重整備になりそう。年末にハードなのが来た。

ああクソ、寒い。









1976年 1200ビートル 

2023. . 12
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人気はあるのに、何故かなかなか売れない一台。まだあるよ!
再び紹介させて頂きます~

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1200STDのビートルです。改造歴ナシのとてもシンプルな車両です。
本来のビートルの乗り味を味わっていただくには最適な一台です。

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正直なところをいいますと、1600に比べればPower不足は否めません。かといって1600がめちゃめちゃ速い訳でもないんで、どっちもどっちですが、街中を走るアシとしては必要にして充分、むしろ低排気量の軽快さが心地よいです。
ちなみに私(店長)のビートルも、エンジンはストックの1200ccです。

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なんともこの愛らしいフロントマスク。
こんな顔した車は他にないですよ。

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特に目立った装備はありません。ホイールがアルミなくらいでしょうか。
ご希望により鉄ホイールに換装も可能です。

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できるだけ元の状態を変えずに組み上げてます。全塗装はしていますがパーツの一つ一つは1976年の当時から使われているものがほとんどですので、今後維持管理してゆく中で部品の取り替えなどは必要になってくると思います。

ただ、私達の側が販売のために完璧な状態にまで仕上げてしまうと、車両価格が自ずと上がってしまうため、安全上問題のない部分を除いて、付いていた部品を使って価格を下げ、より多くの方の手に届く範囲の価格帯に留めたいと考えています。

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そうして手に入れた車両を自分の思う理想の姿に変えたり、より綺麗に、より走りよくブラッシュアップしてゆくのも、空冷ワーゲンを所有する楽しみと言えます。

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こうして改めてビッグテールを見てると、変な車だな、と思いますけど(笑)唯一無二ですね。
旧年式もカッコいいけど、21世紀になって高年式も味が出てきました。

そんな訳で今回の製作テイストは、「ストリートネオヴィンテージ」。うーん、意味わかりませんね。

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すみません、お尻フェチです。

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エンジンは完全ストックです。調子良いですよ。

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内装もヤレはありますが、まだ綺麗だったので張り替えずに使用しています。
もちろんご要望次第で、張り替えも承ります。
内装オーダーは、より所有欲を満たしますね。おすすめです。

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この一台、是非あなたの元に!

車両現状販売価格 158万円 (税抜き)諸費用別途。

乗りだし価格、各種作業料など、ご遠慮なくお問い合わせください。
chelm@nike.eonet.ne.jp






世間で何が起きてるのか全く解らないんだけど、とりあえず近況

2023. . 07
それでも生きてる。
特に問題はない。

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御堂筋は側道がなくなって歩道が広くなるそうです。まあ、そもそもあの側道って使いにくくて仕方なかったから、なくなった方が安全だと思う。
今年のイルミネーションはショボいようにも見えるけど、最近見てないから知らん。

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みんなは知らないと思うけど。
車検証って小さくなって電子化したんだけど、車検の度に毎回「自動車検査証記録事項」っていう紙が添付されてくるんだぜ。
これって資源の節約にも何にもなってないどころか、電子化した意味もないんだけど。官公庁って本当に要らない手間をかけて仕事作るのが好きだよな。日本から天下りっていう制度が無くなったら、もっとコストダウンできるのにね。権力と金のみが横のつながりを持っている(持つ事が出来る)という世界のいかに原始的な事よ。

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仕事があるならなんだってやりますよ。
原付にスマホホルダーつけてくれ! だって。無線充電できるタイプだそうで、電源つないでやらにゃいかんので、割と手間かかる。しかも最近のってカバーの造形が複雑すぎて、外すのに一苦労。すごいね、こういうところに技術の進歩感じます。
それにこの車両、キーレスだったりする。キー挿すところないのよ。
昔はさ、マイナスドライバー突っ込まれて鍵穴壊されたもんですが。
段々原付すら触れなくなってきますねぇ。

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アウトバーンタイヤ、ホイールの塗装依頼でタイヤを外してたのだけど、このタイヤ、ビードがめちゃ硬い。まあ、しっかりしてるって事なんですけど、普通のタイヤ外すのの三倍くらいしんどいです。腕がパンパンになりました。

ビードブレイカー改良の余地あり、と。

関係ないけどちらっと入ってきたニュース。とりあえず私は関係ない話をしたがるのです。

ディズニーのパレードで、トナカイ(のきぐるみ)がミニーマウス(のきぐるみ)のスカートをめくる、という珍事があり、これが「セクハラではないか」という問題に発展したそうです。
これについて賛否というか、「そこまでいわなくても」とか「窮屈な世の中だ」とか「子供に見せられない」とかありありですが、ま、ディズニーランドを経営するオリエンタルランドは「観覧の皆様に不快な思いをさせた」として謝罪したそうな。

となかい

私的には、擬人化したネズミがいつの間にか人権持ってたのだなと、感じた次第。
実験で使われるネズミさん達は、科学の名の下に虐殺されても何にもいわれないわけですけども、そのネズミを模した着ぐるみが、人間のような衣服を纏い、スカートめくりという破廉恥な行為に処せられると、多くの良識ある人類は羞恥と憤慨を露わにする。

そもそも、ミニーさんの中身、男かもしれないんですけど、そういうこと言っちゃ駄目なんですかね。ミニーもミッキーも中身は肉と内臓と骨格があるだけで、あれはああいう生き物だとするのがいい大人の常識なのでしょうか。

なんか、なにやってんですか、と。

今、世の中にいろんなアニメが蔓延してますけど、いくら表現の自由とは言え、酷いものだなとは思います。なんなら昔よりもグロくてエロくなってるんですが、アレ、普通に子供達みてるんですよねぇ? 親が放送禁止にしろとか、PTAが騒ぎ立てたとか、そんな話、寡聞にして聞きませんが、ねえ? なんかすごく不自然だなって思うのですよ。このところの日本の社会って。

ちなみですね、件のセクハラトナカイは、そもそも服着てないんですけどね。ミニーちゃんのスカートめくりを問題視するその視点で観たならば、トナカイは大衆の面前で全裸で闊歩してるんですよ。そちらの方を問題視しないのはおかしいと思います。

トナカイにだって人権あるんだぞ、服を着させてやれよ。

と、思うのです。



12がつになった

2023. . 03
特に生活に変わり映えはないのだけど、とりあえず年末ということで、お客さんから年の瀬の挨拶をいただくようになる。
顎痛いのは顎関節症ではないかという、歯科医の見立て。色々調べてみてもそんな気がするけど、原因的には色々ありすぎてなんかよくわからん。
そもそも、身体の歪みから来ているだとか、歯を食いしばっているだとか、精神的なストレスだとか、そんなもん心当たりありすぎる。というか病気とかほぼストレスが遠因だからな。

あと変わったところで、帯状疱疹が原因とかいうのもあるらしく、ホンマかいな?

ま、じっとしてりゃあ、痛くないけど、痛みのせいでごはんがあんまり美味しくいただけないのが一番辛い。パーツ交換できるならしたいわぁ。

義体技術とか進んで、脳以外サイボーグ化出来るならしたいよな。というかそうなったら人型の身体なんか要らんけど。

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この光の先にラピュタが。

といいたくなるようなレーザービーム。なんか御堂筋イルミの一環で照射してるらしいけど、雲まで届いちゃってる。何処を指しているんだろうか?

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車の下に潜って、フューエルポンプをマウンティング。何気に私らこういう、何もないところにどうにかして部品をつけるような仕事多いから、めちゃ慣れてます。うまくレイアウトできたら気持ちいいですね。

で、ふと、そんなことしながら考えたのだけど、今の若い人達って「Z世代」っていうじゃないですか。なにが「Z」なのか、しらべてみた。もともとはアメリカから伝わった世代分類記号だそうで、Z世代の親は、丁度私の世代くらいになりますがX世代というそうです。もちろん間にY世代もいるので、概ね12年ひとまわりで世代が分類されるという感じなのでしょうかね。

なので、特に意味はないそうです。
例に漏れず上の世代は若い人の事をこき下ろしたくなるので、彼らを揶揄して「Z戦士」などと呼んだりしますが、Z世代はドラゴンボールのように強い敵をどんどん打ち負かしてゆくようなことはなく、どちらかといえば勝負は嫌う傾向にあると言えます。リスクを避けるというか、リスクになりそうならその手前でブレーキを踏む、みたいな感じはします。

私が直感的に思うのは、彼らは生まれたときからずっと敵がいない中で育った人達なのではないだろうかと。乗り越えるべき相手とか障害になる相手とか、攻略不能な相手とか、そういうのがなかったんじゃないかなぁ、と。だからあの、ペニスを連呼するエディプスコンプレックスというのはまるで理解不能なのかもしれない。(というか無意識にでもそんなにチンコのことは考えてないと思うけど)

それで、障壁にぶつかると脆く崩れ去る人が多い、というのも頷けるんだけど、なんかそれも単純じゃねぇかなぁ、と。

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ある意味、既存の価値観からほぼ離脱した人々が、彼らの世代なのかもしれないと思う事はある。
もう昭和なんて歴史の一ページだし、平成もほぼ昔。私ら日本人ってめちゃくちゃ平和な期間が長くて特に頑張って秩序立てしなくてもうまくやっていけるから、イデオロギーから脱却しやすくて、合理化しやすくなる。実際70代以下の昭和世代だって、各種の風習や習俗については曖昧だし、上の世代の保守に反発して、思想的にも自由主義的に走っていったから、どんどん柵がなくなっていったんだと思う。

イスラエルやパレスチナみたいにイデオロギーがまず変化しない(できない)土壌にいると、進化しない。新しい思想も生まれないし、生まれても確実に潰される。だからずっと同じ過ちを繰り返す。私らからしたら、進歩のない人にしか見えない。好きでやってるのかもしれませんが。

もちろん平和な日本においては、今の若い人達はこれからの世界を作ってもゆくわけで、一体どういう感じになるのかなぁ、と思うのです。私達にはまず想像がつかない。
だから古い世代は不安なので、若い人達にもの申したくなる。

ま、コスパもタイパも悪い時代でしたからねぇ。義理人情だとか身内だとか、愛着だとかサービスだとか歴史的価値だとかいって、その対価もないのに時間や労力を随分浪費したのは間違いないです。

なので、Z世代が社会の実権握る日が来たら、真っ先に我々の様な古い車やバイクに乗っている人間は時間と金を浪費する背徳民として詰られるのでしょうなぁ。

それまで生きてるかどうか解りませんが。



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