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キャンプは想像力

2023. . 26
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ひさしぶりに、キャンプした。
正確には、私は殆どお呼ばれで、一方的に楽しませてもらったのですが、まだ夜は少し寒かったですが楽しかった。
家の立地上、いつでもキャンプなんて出来るんだけど、キャンプってすごく準備大変です。家の方がよっぽど楽なのは当たり前ですけど、楽しくしようと思えばそれだけ手間がかかる。

キャンプって想像力だと思うんですよね。
慣れてる人は考えなくても出来ちゃうと思うんですけど、現地で何がどれだけ必要で、何をするとか、何して遊ぶとか、何食べる、何呑むもそう、何着る、寒い暑い、とにかく色んな事を想定していかないといけない。キャンプ地は普通は何もない場所だから。

で、これがあったらみんな楽しいだろうな、楽しめるだろうな、とかも想像する。

キャンプって、ちょっとしたギアとかグッズの自慢大会みたいなところもあるんですけど、それでみんなが楽しめるってところが人気なのかなぁ、って思う。
いいコンロ使って、美味しい肉を焼いて、みんなに振る舞う。みんなが幸せな気持ちになれる、その姿を見て振る舞う側も嬉しい。

すごいポジティブな感情であふれているんだなぁ、って思う。

疑似生活ならこういう事が出来るのだけど、実生活は殺伐としたもんです。

ま、それはさておき

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ハンドル切るとギシギシアンアンいうので、小人さんカップルがどこかで頑張っているという。それを私に見つけろという依頼が。

足回り異音の発生箇所って本当に掴みにくい。一人でハンドル操作して、音の箇所を探す事が出来ないので、結局怪しい部分を一つづつ点検して、想像力を働かせて、外していくような工程になる。異音の修理って、その箇所を直すより、点検の時間ってのがかなり長大なんです。
逆に壊れている箇所が最初からわかっている故障なんて、楽ちんなんですよ。

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そしてたどり着いたのが、ステアリングシャフトベアリング。完全にグリス切れてました。年式で構造は違いますが、スムーズなステアリング操作のためには大事な箇所です。
今回厄介だったのが、音が足回りの方から聞こえるというところ。しかもジャッキアップすると音が消えるから普通は足回りを疑うのです。

が、まあ、結果としてはステアリングコラムシャフトを通じて、おそらく共鳴してたんだろうなと。

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グリスを再補充して組み直して出来上がりです。

修理も想像力必要ですね。





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LGBとTの婚姻問題 その4

2023. . 23
てんちょのあやしいはなし

4です。ラストです。

養子縁組で思い出しましたが、こういう事もありました。

かつては「ジャパゆきさん」などと言われた、外国人労働者が多く流入している時代があり、フィリピン人パブが流行していました。この労働環境がいわゆる(今もさほど変わりませんが)ピンハネと売春まがいの風俗業従事で、成功を夢見て日本に来た外国人労働者を、意図的に搾取する悪徳事業が横行することになります。
ここに入管難民法のてこ入れがあり、それ以降はフィリピンパブ系はなりを潜めたのですが、この隙間をついたのが、偽装結婚です。呼び寄せたホステスが配偶者という安定的な在留資格を得るためでした。

主に偽装結婚の邦人配偶者は尋常ではない借金があったり、借金はなくとも金に目がくらんだりと、いずれにしても身持ちの堅い男などはいなかったようですが、これとフィリピン人ホステスを偽装結婚させ、縁組みし、一定の在留資格を得させ、数年後には離縁する、という「契約」を交わしていました。

無論ながら、フィリピン人女性もビジネスであり、日本に来て稼ぎたいという欲があっての事なので一方的な被害者ではないのですが、そこはまあお察しで、搾取が酷く稼げるどころか食っていくのも精一杯だったそうで、殆どは逃げ出し、入管に捕まり強制送還。元締めも、加担した夫役の男たちも一網打尽だったそうな。

ま、昔と書きましたけど、せいぜい20年以内の話です。

すっかり経済大国として落ち目な日本といえども、日本の在留資格があって、そこで働けるということが特権だという風に捉える国の人は、今でもそれほど少なくはないでしょう。
景気が悪い、以前ほどではない、としても日本という国の国際的な安定度、信頼性、治安の良さ福祉、医療体制など社会整備の行き渡り、通常に考えても豊かで、お金がなくても能力もがなくても、体力がなくても、国民でありさえすれば生きていけるミラクルファンタスティックな国です。
さらにいうと、日本人であるというのは、ビザフリーなパスポートの例をとってみても、ブランドであり、十二分に犯罪利用される可能性は高いのです。

偽装結婚であっても、役人は愛の深さを測る装置を持っていませんので、配偶者の籍を取れば、まず在留資格が得られ、そこから三年以上居住で帰化の申請が可能になります。実際に夫婦としての生活実態があれば、その配偶者と一緒に面接を受け、生活実態を調査されるなどした上での申請認可となります。

無論、さきのフィリピンパブの偽装結婚は、3年働けば自由にしてやると約束されていたそうですが、帰化(日本人になれる事)を餌にした詐欺ですから、元締めがそんな煩雑な手続きなどするはずもなく、ジャパゆきさんたちは単なる不法労働者として送還されたわけです。

もちろん自分の生まれ故郷を捨てるというのは、大変な覚悟でしょうし、一生その土地に住み続けるというには相応の動機が必要です。だから婚姻など以外で滅多なことでは帰化するケースは少なく思いますし、バックグラウンドが乏しい場合は認められにくいという現状はあるでしょう。

外国人を配偶者にお持ちの方には、失礼な言い方になってしまい心苦しいのですが、同性婚が認められると、犯罪利用される可能性が格段に広がる懸念はあります。それは先にも書いたとおり、日本という国や、日本人であることにメリットがあるからです。
まあ、もとより悪事を目論んでいる人間の行動に警鐘を鳴らしてばかりいては、何も始まらないのですが、愛や人権を語るのと同時に、考えなくてはいけない事は山ほどある、というのが政府や官僚のお偉方の立場でしょうか、と。

でも考えなくてはいけないのは、我々民間、庶民レベル(上下という意味ではなく、階層という意味です)でも同じ事です。

たとえば、「ジェンダーマイノリティの権利を認めよう」という話になるとき、公衆トイレや、銭湯はどうなるのだ、といった議論が沸きます。「男か女かしか」入れないのはおかしいじゃないか、と。
すると、きまって、第三の施設を作るべきだ、という。
現況、公衆トイレの場合、多目的トイレがその役割を果たしているといえますが、利用者はかなり大雑把です。
じゃあということで、それに替わり登場したのがオールジェンダートイレですが、先日利用が開始された歌舞伎町タワーの例をみても、結局変質者の侵入を防がねばならないし、警戒もしなくてはいけないから、警備員を配置するという事態になっている。なにより男も女も、それこそ間の人も、ややこしくて使いづらくなる、使いたくないという結果を招いている。(結果として今は変質者のたまり場になっている)

そもそも事の発端は、性自認と身体性が一致しないトランスジェンダーの人が主にストレスを感じるということから、オールジェンダートイレが出来たのですが、ここで言われるのが、特に見た目を合わせようとしても自他共に認められる程にはならない人、とされています。

ただ、この部分に関しては、私は仕方がないと思います。もっといえば「がまんしろ」と。
公共のモノを使うとなると、同性間であっても家族ではない他者とスペースを共有、設備を共用する事になります。それに対して違和感や、ストレスを感じるのは、なにもトランスジェンダーだけではありません。

人によっては他人の座った便座には座りたくないから公衆トイレは使わない、という人だっているでしょうし、他人と肩を並べて公然と用を足すなんてのは抵抗がある人だっています。実際、空いているトイレなら、ほとんどの男性は隣り合った小便器を選ばず、一つ間隔をあけて用を足します。
嫌なら使うな、家で済ませろ、ってことです。
山の中で用を足したくなったときに、野ションも野グソも看過できんなら、漏らすか我慢するしかない、という理屈と同じです。いつでも何処でも安心して、ノーストレスで用が足せるなんて考えている方が間違いだと思います。

銭湯ならなおさらです。銭湯だと一施設につき四つ作らねばならなくなります。性自認×身体性の組み合わせ分。現実的ではありませんよね。そこに、微妙な「マイノリティ」がまた生まれます。
トランスジェンダーでなくとも外湯に抵抗のある人はいます。そういう人は温泉にもスーパー銭湯にも行きません。

(ちなみにLGBの人はトイレ事情、公衆浴場には何ら問題が発生しません。なによりLGBの人達は、銭湯などがことさら好きな人が多い印象です。ある意味銭湯でのLGBはマイノリティではなく圧倒的勝者だと思います)

で、

私は長年トランスとして生きてきた人が、自身の差別性を受け入れられない激弱メンタルであるとは思えません。

そもそも自身の姿を見て「男に見えるか女に見えるか自分ではわからない」トランスジェンダーなんてまずいません。当事者は自分の容姿について理解しているので、無用なトラブルを避けようとしますから、無理に女子(男子)トイレや女湯(男湯)に侵入するような愚は犯しません。(やるのは変態と変質者だけです)

だから、オールジェンダートイレは彼らに意見聞いてこうなったのかというと多分違ってて、「世情に鑑みて」社会を「ジェンダーフリー化」「せねばならない」あるいは「したように見せかける」事は必要。だけど、誰のためになるのかなど「どうだっていい」どうせ奴らは「マイノリティなのだから」何の文句も出まい、と。オールジェンダートイレは、トランスジェンダーとはまるで無関係な人々の手によって作られた施設なのだろうと思います。

これって、環境問題ビジネスと同じ構造なんですよ。やってるフリ。

しかし、きっかけはどうあれ、こういった性的マイノリティの話題が上がることや、その方々が外に向けて意見表明できる環境が、徐々にでも出来てきているのは大変好ましいことでしょう。

持論ですが、私は性自認を含む「心の性」には完全に二分される境界線があるとは考えません。
男っぽい女、女っぽい男もいるでしょうけども、彼らの性自認は女で男であり、他方へ移行したいとも思っていない、等というケースはいくらでもあるでしょう。
男と女の両極端には、概念としての「男の中の男」と「女の中の女」といわれる、究極男子と究極女子が構えているはずで、その彼らの間にある全てが、境界線上であると考えると、心情的にジェンダー問題をすんなり受け入れられるかと思います。

ですから、私はLGBT問題にマイノリティという言葉を使うのは相応しくないと考えています。マイノリティと規定されることは、社会というマジョリティと、そこに迎合しないマイノリティという構造に置き換えられているからです。世が世ならば、マジョリティはマイノリティを弾圧していた(いる)のと、構造的には変わりがありませんから。

全ての境界をグラデーションで捉えることこそが、多様性への理解だと考えますし、建設的かつ生産的と考えます。
そういう男で、そういう女。好き嫌いはあって然りだけど、どこかで規定されるいわれもなければ、否定されるいわれもない。
線が引かれる必要性は、見た目の身体性のみであり、中身であってはいけない。
だから更衣室もトイレも、銭湯も、今まで通り男女にしか分けなくて良い。

心の性が理解されないとトランスの人が悩む声だけがクローズアップされますが、その人のことを知らない他人はもとより、結局心の性など誰も外からは見えないのですから、思い悩むだけ無駄です。
それに、他人のパンツの中を覗くことも、覗かれることもないのが普通ですから。
当事者であっても、過分に自分たちを特別で可愛そうな存在などと考え、自身を規定している人がいるならば止すべきです。

失礼ながら私見では、現況あらゆるマイノリティおよびその支援をする人々が抱える根源的な精神性として、「マイノリティロマンス」とでもいうのが相応しいか(造語:多分そんなコトバない)カタルシスや、ロマンチシズムが内在してはいないかと思うところはあります。社会から隔絶し排他された存在としての孤高感、顕示欲、あるいはプライドのようなもの、あるいはヒロイズムに近しいものも意図的、無意識的に携えてはいないかと訝るところはあります。

まったくもってうまい言い方が出来ませんが、自らを少数派であるとして存在意義を際立たせる作用を維持しているようにも思えます。
別に否定することではないですが、もし、社会と自身を相対化したところが存在の立脚点だと考えているならば、マイノリティから脱却するのは難しくなります。
先にもお話ししましたが、今の傀儡民主主義の社会において、マイノリティは政治や金儲けに利用されます。自らすすんで社会の対立構造のファクターになるべきではないと考えます。


私はLGBTの婚姻問題を単に「性的マイノリティは結婚が出来ない」という話として矮小化するのではなく、じゃあ結婚とは何なのか、恋愛って何だ? 法的婚姻がそこまで意味あるのか、それよりなにより、人と人とが共生し、助け合い生きるということはどういうことなのか、あるいは愛とは、おもいやりとは何なのかという、人として根源的な問題に、全世界の人々が直面すべききっかけだと思っています。

おそらく、LGBおよびTの方々は我々よりも多く、深く、愛について考えるきっかけを持っていますし、事実考えているでしょう。
その外郭にいる我々は、彼らから学ぶことがあるのではないか、と思います。

人間は有史以来、何千年にも渡って愛を語り続けてるのに、未だどこにも辿り着けていません。それがマジョリティの力と欲望で社会を動かしてきた結果、限界だと思います。
これからは、マイノリティの理性と希望が世の中を牽引してゆく鍵になるんじゃないかと、漠然とそのように思います。

収めどころのわからない駄文ですが、最後まで読んでいただいた方に感謝です。少しは私の言いたいことが伝わっていたら幸いです。





コロナ、大規模な第9波の可能性 専門家有志が見解

2023. . 19
ですって。 

そういやそんなこともあったよなと言うか、これで9回目なんだなぁ、と。
トイレットペーパーを取り合ってた謎の混乱が懐かしい。同じ町内のコロナ感染者に罵声を浴びせた人は、その後謝罪したんでしょうか?

噂は、嘘を真実にするものだと思ってます。
マスコミは、(あまり)嘘は流さないけど、噂はしょっちゅう流す。
それを見た人々が、自己解釈や、願望や、印象や、希望的観測や、憶測や、推測や、誇張等を加え、虚実が混じった状態で噂が広がって、やがて噂にそぐわない現実を人海戦術で変化させてしまう。

実は歴史なんてそんな感じで塗り変わってきたんじゃないだろうか。

ってのは、サピエンス全史でも似たようなこと書いていた気がするけど。
コロナ禍って何か色々考えさせられたし、色々世間の人間模様が見えたから、これはこれで意義深かったなぁ、って思います。 

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久しぶりにとったクーラーキット。センターマウントタイプ。何かコンパクトになったような気がしますが、気のせいかな。

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しかし、この梱包材はマジで勘弁して欲しい。何このガキのプレイランドにあるような発泡クッションみたいなの。静電気がうっとうしい!

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めっさ埋もれてるので、やもすると部品を取り残してしまいそうになる。別に宝探しがしたいわけじゃないんだけど、すごい三流感。

ちらっとニュース見たけど、キッシー襲われたんだな。テロリストに。
たぶん三日くらい前の話なのか? 私にはもう政治劇場にしか見えないので、何の興味もないですけど。

コロナ、早く終わると良いですね。



何でも晒したい

2023. . 18
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なんか、気持ち悪い世の中だなぁ、って思うようになってきました。
「じぶんがやってること晒したい病」の人だらけで。
私もその一人なんだけど。
自分たちが自殺するシーンまで撮って、最後の最後まで自己主張するとか、頭おかしい。
てゆーか、ひっそり死ねないのかねぇ、と思う。というか、どういう教育したらこういう子供に育つんだろうか。(ツイッターで動画が配信されてたそうです:現在削除されてますが、拡散もされてるので目にすることもあるかと。ショッキングなのでメンタルが弱い人は見ないほうが良いです)

ま、自殺なんてこの日本では珍しいことじゃなくて、特に若者の自殺率の高さは先進国で数十年間トップの座を死守してる。日本は昔から若者の命で支えられてるのだなぁ、とつくづく実感する。

もちろん皮肉ですよ

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なんだろう、人は外側の評価が欲しくて、それを得られたら満足なんだろうかね?

常々言っている事なんですが、「私、すごいでしょ」て言う人は、下の下です。まあ自慢しいってのは大体嫌われますよね。モロに自慢とわかるような言い方するのはスネ夫くらいなものですが。
それでも、誰でも、「褒めてもらいたい症候群予備群」であることは自他共に認めるところと思います。誰だって「すごい、すばらしい」の言葉が欲しい。

アメリカ人の評価すべきところというのが一つだけあるんですが、それは「称賛の文化」とにかくスゲー奴は褒める称える。だからアメリカに評価されるとかなり気持ちいい。まあ、ヨイショがうまいんだな、奴らは。残念なことに、人を称賛しても自らを省みない、ってところがアメリカ人の最悪なところなのだけど。

そんな文化だから、ツイッターとかフェイスブックとかに「いいね」が実装されたのかもしれない。

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自分がすごいということを、自分一人で説明する事って出来ないんですよ。
自分のことなのに、他者や外部の情報を利用して、相対化した上でないといえないんです。
逆にいうと、外部と関わりがない人は、自分がどの位置に居るか解らないから、すごいのか、劣っているのかも、わからないし、知る必要すらない。

「すごい」ってそういうものなんです。自分で言うことじゃなくて、周りが勝手に言ってること。

自分晒して、評価を得たい。自己主張や自己肯定の強度を上げたい、って思いはわかります。不安だから。でもその不安って何なんでしょうね? 世界に認められなくても、家族や友人が認めてくれたらいいんじゃないですかね? 恋人に裏切られても、親友を信じて生きてはいけないでしょうか。

自殺した人間に冥福なんてないですし、ましてや仏になどなってたまるかと、まあそれは宗教の話ですけど、若い人少ないんだから、両親や先生はもとより身近な大人はせめて若者に、自分で死んだらアカンって事の理屈くらいは教えて欲しいなぁ、と思う。

今の世間様は、昔からあるスタンダードな思春期の問いかけ「私の人生じゃない? なんで死んだらいけないの?」って質問に答えられないんですかね?


ふぉるくす にゃーげん ミケ

2023. . 15
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15年ぶりくらいにエアブラシさわった。

「ふぉるくす にゃーげん」の塗装依頼で、カスタマイズ。

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思えば、エアブラシを初めて買ったのが、高校生の頃。なけなしのバイト代をにぎりしめ、ボークスでブラシとコンプレッサーを購入。でも「圧力調整するためのレギュレターも要るよ」といわれ、財布すっからかんになった。その想い出のブラシとコンプレッサーが今でも現役。

私はあんまりプラモには使わなくて、絵を描いたりするのに使ってたんですが、いつの間にか押し入れにしまい込むようになって久しかった。

まあ、道具は持っておくものですね。またご要望あれば塗り塗りします。

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何故かフロア下を発砲ウレタンでガチガチにキメられてる車両。
このウレタン外さなきゃ床の修理できないじゃんかよ~、ってことで。

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フワフワなものに囲まれて目眩く作業でございました。

この発泡ウレタンって、二液型の発泡樹脂で注入、吹きつけなどが出来、発泡して硬化する。ちょっと固めのスポンジといった感じ。
一時はフレームやボディパネルの補強目的とか、断熱、防音防振目的とかによく使われたんですけど、何らかの事情で水分の侵入があった場合、充填したウレタンフォームが水の逃げ場を塞いでしまい、鉄板を内側から錆させたり、フレームを腐らせたりしました。

高年式の70年代あたりのビートルのクォーターの内側に、おそらく防音目的でしょうけど、一部は入っています。ここが錆びてる人は、間違いなくウレタンフォームのせいです。

ま、この前のオーナーが何の目的でやったのかわかりませんが、思いつきにしては思い切りすぎだろってくらい、すごい量を吹いてました。
たしかに床下にやれば、防音防振、断熱にはいいかもね。

いや、真似しないでください、メンテがめちゃめちゃ面倒になりますから!



LGBとTにおける婚姻問題 その3

2023. . 12
てんちょのあやしいはなし

少し間があいてしまいましたが、3です。

前回に、日本社会にある保守的な社会構造が、今のLGBTをはじめとしたジェンダー問題の解決を遅らせている、といったことを書きました。

私はその構造の根幹にあるのは、天皇家であり、天皇制だと思っています。誤解しないでいただきたいのは、それが良いとか悪いとかではなく、制度として維持されているし維持されなければならないと決まっている、ということをまず念頭に置きお話を。

そもそも、家制度にしても、農民レベルだとそれほどまでには意識されておらず、単位としては家族ではなく村というコミュニティで捉える事が多かったようです。ただ、明治期になるまで殆どの農民が「〇〇村の△△兵衛」といった名乗り方をしていたのは、苗字がなかったからではなく、公に記名したり名乗ることが禁じられていたので、隠されていたそうです。

それが都市部の町人クラスになれば、変わるのかというと、江戸時代なら農民も町人も同じ庶民ですから、殆ど変わるところはないと思われます。
たまに、古い家系図などが残っているお家があり、我が家は源氏の嫡流であるとか、藤原の何某の、とか果ては聖徳太子のうんたらかんたらとか、飛鳥時代やら平安時代まで遡ることが出来る家系図が多いのですが、多くの場合が残念ながら、何通りかある内の共通フォーマットです。

これもまた平和な江戸時代くらいに、武家の文化を真似て家系図ブームが流行りまして、みながこぞって箔を付けようと家系図を作ったことがあったそうです。
無論それらは、金銭を得て家系図を作る業者が作ったもので、大抵は源氏だとか平氏だとか藤原一門だとか名のある武家や貴族を源流に持つ家系図が書かれました。
その流れの中、歴史に影響しないような(当時において)近年に偽の嫡流筋(末っ子とかね)を書き足して、それぞれの家の高祖父あたり、まあ100年くらい遡った先祖を継ぎ足して作った、イージーオーダーな偽家系図を売っていたのです。もちろん全てが偽とは言い切れませんが。

実際、江戸時代に農民だとしても、それはかつて政争に敗れた貴族の末裔であったり、平家の落人であったり、戦国時代に武士を引退し、ひっそりと隠遁生活を送った者の子孫であったり、というのは珍しくなかったので、苗字は残っていて然りで、もし仮に、農民なのに家系図などの先祖の系譜が残っていればかなり信憑性の高いものになります。

ひょっとすると、そんな偽家系図が皆さんの家にもあるかもしれませんが、(私の家には恥ずかしながらありました)そんな頃から日本人は、権威に弱いというか、自身の実績や実力よりも、外的な評価というものを気にする性質があり、先祖が何だろうとあんたがエラい訳でもなんでもないし、その能力がどこぞの巨人のように継承されてるわけでもないのだけど、先祖が偉いと何処かホッとしてしまう悲しき民族であり、それ故我が家とか家族というものを重要視することで、自身の至らなさを補強する材料として利用してきた一面はあると思います。

家柄、家族の誉れ、故郷に錦を飾る、地元の名士、だとかもそうですけども、日本人はとかく、自身の所属するコミュニティと自分の立場を切り離せない文化を持ちます。無論それは郷土愛という世界共通の心情でもありましょうが、おそらく日本の戦国時代から幕藩体制など歴史的な背景からして、世界一郷土愛が強く、神と祭が最も多い、郷土の呪いに囚われている民族ではないかと思います。

あるいみ日本が、戦争や革命を繰り返してきた他国には残りにくい、細やかで繊細かつ豊かな文化を二十一世紀まで保持してこられたのは、強固な郷土の呪縛だったのだと思います。
いってみれば日本は巨大なムラ社会なんだろうなと。


そのため、今の若い方々はどうだかはわかりませんが、現代に生きる老人世代というのはまだ男子こそ「跡取り」的な考えをお持ちで、姓を継ぐ、家が存続する、というこだわりをお持ちの方も少なくありません。
ですから、そういった年代の方々にしてみれば、子を産む事が不可能、あるいは前提がなく、たとえ子供がいたとしても何処の誰の子かわからない(バンクや養子の事ね)者に大事な家督を継がせることなどまかり成らん、と。まあそんな言い方する人もいると思います。

老人が皆そんなゲンコツ石頭というわけではないでしょうけど、そうして育てられてきた昭和初期生まれの方々なんかは、マジで長男しか優遇されず、家督も財産も継ぐのは一人だけ、ましてや娘なんか冷遇されまくったわけで、まあ多くの人が苗字を堂々と名乗りだしたのがほんの100年くらい前なのに、随分と日本中がこの手の文化に染まってしまいました。
もちろん、苗字がそれだけありがたいものだったから日本人は苗字を大事にする、してきた、ともいえます。

(この部分話すと長いですが、もちろん先に苗字ありきではありません。家制度が日本人の生活スタイルに合っただけであり、元々そういう気質です。そして次男以下が冷遇されたというより、次男以下は長男の予備である、という認識で良いと思います。昔は幼少期の病死や事故死は今とは比べものにならないほど多く、若年者の死亡者数が国民の平均寿命を引き下げる主な要因でした。ですんで長男が元気に成人したなら、次男以下は不要だったわけです)

で、そんな苗字が本当に「ない」のが実は天皇家ですけど、お家は苗字なんてなくとも脈々と継がれて、しっかり嫡男たる長兄、あるいは継承権の高い男子が次期天皇となる仕組みは、天照大神より継がれた万世一系であり、それは厳格に守られています(守られているって事になってます)。
これは全くの私の想像ですが、夫婦別姓や、同性婚を認めると、このあたりの正当性や順当性に綻びがでてしまうことを懸念する保守派の想いというのはないかな、と。

天皇制および天皇という存在は、日本の国体であり日本の歴史と文化の根幹を成していて、日本という国のアイデンティティを証明する象徴であるから、一切の綻びがあってはならず、これに異を唱えることはまかりならぬと、まあ今までそのようにきているはずです。

おそらくですが、夫婦の別姓や同性婚が認められてゆくと、洋の東西を問わず男が守ってきた従来型の家父長制が揺らぐ可能性=家族制度、明文化しなかった社会制度、コミュニティの崩壊=国体の弱体化、に繋がると考えるのではないでしょうか。

もっとも、現代においては日本の庶民の多くが核家族を選択し、大家族的なコミュニティを自ら解体していった社会運動的側面はあるわけで、そのことが経済の発展にも繋がり、自由と民主主義を謳歌できる社会作りにも一躍買ったわけですから、どちらが良かったか、なんてなんともいいようがありませんけどね。

ただ、今回の同性婚などの人権問題がわきあがると、必ずと言っていいほど、各種の人権団体が政党批判をしたり、政治批判をしたりと、お門違いな主張が尻馬に乗り、当事者たる同性愛者、ジェンダーマイノリティの思いや意見はどこかに置き去りにされてしまいがちです。
これは外国人の差別問題でもそうですし、女性差別問題でも原発問題も基地問題もそう。当事者ではない「関係団体、市民団体、協力団体」と自称する「社会運動家」という「共産制勢力」がイデオロギー問題に転嫁して政治攻撃を加えてくることがよくあります。

そういった彼や彼女ら運動家の真の目的が、本来主張すべき弱者救済ではない事は明白であるからして、この様な問題に対し政府の腰が重いのも、一定は理解できます。(もちろん真摯に問題に向き合い弱者を救済し解決に導こうと、支援している個人や団体の方々も多くおられます)

なので、わたしはこういった問題に絡めて政治批判をしている団体というのは信用してません。まあ某立憲とか某共産とか某社民とかも同じ穴の狢で、自分たちの主張強度を高めるため、弱者をダシにしているに過ぎません。彼らにとって弱者が何にあえいでいるのかは問題ではなく、弱者でさえあれば何だって構わないのですから。
無論野党連中を指して言いましたが、自民だって野党になったら同じ事します。所詮は利己(政権奪取のため)でしか動かない連中ですから。

今回の動きも同じく、その1の冒頭で書いた通り「G7でうちだけじゃね?」という政治利用目的で、慌てて法制化しようと考えた結果です。
でもよく考えて欲しい。
政府が差別批判を恐れてホイホイ法案を通すような真似はしないと思いますが、権利を一つ加えるということは、悪用される可能性を一つ増やすことである、ということも、私達は心に留め置く必要はあります。
同性同士の婚姻を認めるということは、男性同士女性同士、それらがどのようなアイデンティティを持っていたとて(現行の婚姻制度なら)紙ペラ一枚で婚姻を認めないわけにはいかなくなるということです。先にも書いたとおり、ジェンダーは目には見えないものだからこそ厄介なのです。

そしてようやくタイトルの、婚姻問題に切り込みます。

ジェンダーマイノリティの婚姻問題で触れられることがある、実質的に他人と家族になるもう一つの方法として、養子縁組があります。

字義通り、実親を亡くした未成年者が養親の籍に入る場合、あるいは虐待等で保護された場合も含まれますが、非常に良くあるパターンとしては、老舗の企業や店舗の後継者不在から、他者と養子縁組をし、苗字を揃えて後継者に迎えたり、あるいは実娘と婚姻関係を結んだ夫の性を、変更し一族に組み入れる、等というときに使われます。

実は養子縁組という制度そのものが家父長制度に縁取られているものであり、一般的なジェンダー(性差別)問題の一つの壁でもあるのですが、この制度のおかげで同性同士でも、擬似的な婚姻関係を築く事が可能です。皮肉なことですが。
多少条件はあるものの、明確に不自然で詐欺などの犯罪目的の可能性が懸念されるケースなど、よほど怪しくない限りは認められます。(双方の同意はもちろん必要)

この制度は、実質他人同士が家族になる仕組みであり、婚姻に準ずる権利が与えられます。ただし名目上は親子なので、年長者が養親、年少者が養子であり、養親が養子の姓を名乗れなかったり(厳密に同い年でも誕生日が先の方が養親)夫婦ならば持ち得る、生活費請求権、財産分与請求権、貞操義務(浮気をしてはならない)などがありません。

つまり養子縁組の生活のなかで互いの金銭負担トラブルが起きたとしても、正式に請求することは出来ません。また関係を解消するからといって、一方の財産の半分ないし一部を要求することは出来ませんし、パートナー以外の人間と性交渉を行ったとて咎となることはありませんので、相手に慰謝料を請求することも出来ません。

当然のことですが、同居生活をする家族内の一個人としての権利は、互いに保証され侵害されないということです。

ま、親子ですから当然です。ちなみに、ここからみても夫婦という関係が単なる同居、まして主従の関係ではないということがよくわかります。同じ家族でも男女の夫婦と親子では似て非なるものなのです。

その観点から割と重要なことですが、過去に養子縁組を行ったことのある二者間での婚姻は認められません。
これは要するに、将来的に同性婚が認められても、現在ないし過去に養子縁組で親子となった二人は、晴れても婚姻できない事になります。それは法律上親子が結婚するのと同義になるという理由からです。

ま、現実的にパートナーとして家族関係になるには、今のところ養子縁組しかないのですが、先に述べた一部の権利を有しないという以外では婚姻と何ら変わらないので、親族の理解が得られていないとトラブルに発展する場合があります。

それは、先にも述べたように、制度上の親子であるからして、実質的に親子の体を成しておらず、法の抜け道によって親族としての権利を得ているとみなされば、そもそも養子縁組が無効であると裁判沙汰になる可能性もありますし、財産や家業の乗っ取り目的の詐欺として、訴えらる事もあるでしょう。

養子縁組の制度を利用した詐欺事件は特に悪質なものが多く、近年でも連続殺人保険金搾取や、高齢者を欺し、強引に相続手続きを進め財産をぶんどるケースなど、枚挙に暇がありません。そのうちに養子縁組をする条件が厳格化する可能性もあります。

無論、これがペラい紙一枚で行える婚姻であっても同じ事ではあるのですが、若い女が老い先短い老人に近づいて「すきですけっこんしてください」なんてのはいくら何でも無理がありますし、老人本人だって「いやいや、わしの財産目当てじゃろ」というだろうし、なにより老人が「男やもめ」であっても、息子や娘、兄弟が黙っていません。ま、上手くいくことがあっても、(後妻業なんていいます。詐欺として立件できるかどうかは微妙なんですが)確実にあとで大揉めに揉めますので、メンタルが超絶ストロングでないと無理でしょう。

で、さらに4に続きます。


2023 オレンジバグ いってきた

2023. . 11
どんな様子だったかは、他のうまい方の写真見てもらう方がよいと思いますの。
私はいつもの如く、ブースから殆ど離れることが出来なかったので、そのへんのちらちら風景を。
いつものように、何屋かわからないヘルムブース

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いつも声を掛けてくださるお客さんを目の前に、あまりじっくりお話しも出来ずですみません。
今回は400台を超えての参加だったそうで、はっきりいって「かなり」多かった。
実質コロナが明けてのVWイベントという感じですから、待ってましたとばかりの方も多かったかと思います。なにより、屋外ということもありノーマスクの方が9割という、世の中とは逆転してたのも印象的でした。

そのお陰で、というか、コロナの間って、私はマスクしてなかったんですが、お客さんは殆どマスクしてたんで、実はこの三年間の間で出会った人の顔、あんまり覚えてなかったりするので、素顔みたとき「だれ?」になることもあります。そこはもうすんません、というか、誰が悪いわけでもないのだけど、世の中全体でも、これから同じような感じのトラブル多発するのでは。

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毎回ですが、オレンジバグはいつも天気最高です。
前日から早朝までは冬のように寒かったんですが、日中は完全に夏でした。でもカラッとしてて心地よかったので、油断してめちゃめちゃ日焼けしてしまいました。

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本当に今回は数が多くて、会場に入りきらないくらいだったそうです。
この調子だと来年はもっとかもしれませんね。

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ブースもスワップミートから雑貨、古着やケータリングなど、バラエティに富んでいて一般の方が着てもとても楽しめるイベントになっています。

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こんな観葉植物売ってたりもします。

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このバーガー屋なんて、完全に店でした。カウンターがあって、座席まで設置されてました。
何処か有名なお店なのかな?

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すぐ目の前が海辺で、写真撮影するのにももってこいのロケーションです。
私はいつでも遠巻きに海を眺めてるだけですが、いつか一般の人として参加したい。

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タイプ3もずらーーーり。日頃あんまり見ないのですが、こんなにいるんですね。

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ふぉるくす にゃーげん。

まずまず好評でした。またバリエーション増やしてイベントの定番になるようにしていこうかなと。

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もう何処を切り取っても良い写真にしかならん。一般的に写真ってのは日中だと薄曇りくらいがいい光源と言われるんですが、こと車においてはピーカンがばっちり決まります。特にワーゲンみたいな楽しい車はより楽しそうに写りますね。

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そして帰りのトワイライト。

みんなでハンバーガー食って帰りました。住んでる場所も立場も年齢も違う人達が、ワーゲンという共通項だけで集まって、わいわい楽しめるって、本当にいい事だと思います。別に車持っていなくたって、こういう世界が好きだっていう理由でも良いと思います。
「~じゃないとダメ」みたいな狭いくくりだと、本当に人生もったいないって思います。

なので私も仕事忘れて、めちゃ楽しみました。





フォルクス ニャーゲン

2023. . 08
製品名は 「ふぉるくす にゃーげん」となりました。

兄弟製品として「ふぉるくす わんげん」も2023年秋 リリース。

(基本的にキャスト成形品の、仕上げや塗装工程は下記共通となります)


「ふぉるくすにゃーげん」の飼い方について説明します。

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「ふぉるくす にゃーげん」の飼い方


カッターナイフ デザインナイフなど (細身の刃が使いやすい)

紙やすり600~1000番 

パテ(タミヤパテなど ラッカー系パテ)

サーフェーサー(タミヤのグレー系が扱いやすい)

プラモデル用塗料など(溶剤で表面を侵さないので、水性が扱いやすい)


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    まず、ぬるま湯と中性洗剤で洗う。歯ブラシなどでゴシゴシ洗うとよいです。にゃーげんはお風呂を嫌がりませんのでご安心ください。


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      乾いたら、表面のバリをよく切れるカッターナイフなどで削ります。ある程度綺麗になったら、600番くらいの紙やすりでバリの痕を整えます。普通の猫は爪を切ると暴れますが、にゃーげんはじっとしています。


生まれたままの姿がよいという人は、作業はここまでです。


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次に成形面の表面をじっくり観察して、成形時の気泡痕などがあれば、パテで埋めてあげましょう。パテが乾いたら紙やすりなどで表面を整えます。綺麗な表面になるまで繰り返しましょう。ただし普通の猫をじっと見てると警戒され、怒りを買います。


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    気泡は少なからず出来ます。一匹ずつ生き物なので、全てが同じで完璧というわけにはいきません。「気泡もえくぼ」ウチの子の個性と捉えられるなら、そのままでもいいでしょう。


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    次に、軽く表面を1000番くらいの紙やすりで全体的に磨きます。なんとなく艶がなくなる感じまで丁寧にしてあげてください。普通の猫はしつこく撫でるとイライラして噛みついてきますが、にゃーげんは大丈夫です。


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   にゃーげんに、全体的に軽くサーフェーサーを吹き付けましょう。座ってる猫にサーフェーサーを吹き付けたら、一生近寄って来なくなるので注意しましょう。


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  乾いたら表面を最終チェックしてください。あとはプラモデル用塗料などで、お好きな色柄をつけてあげてください。


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肉球も描き入れましょう。ネコには色んな柄がありますが、お好きな色を塗って楽しんでみてください。

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こちらは 三毛猫バージョン。


すごいのが来た

2023. . 07
てんちょのあやしいはなし

現在オーストラリアの病院で癌の治療しており、余命数日の
73歳のとあるご婦人と、フェイスブック上でメッセージ交換をしています。

こんにちは。 お会いできて嬉しいです。 友達リクエストを承認していただきありがとうございます。🙇 元気ですか? あなたの街の天気はいかがですか。私はあなたからの返事をお待ちしています。

Enter

送信済み

天気は良いですよ。 私の何にご興味がありますか?
Enter

Kasumi

親切な返信ありがとうございます。 有村架純と申します。 私は長崎県西海市出身です。 現在、オーストラリアで療養中です。 日本のどこに住んでいますか?
Enter

送信済み

私のプロフィールを見ればわかると思いますが? 何を療養してるんですか?
Enter

Kasumi

ここでお会いできてうれしいです。私は現在、タウンズビル病院とオーストラリアのクイーンズランドの医療サービスで喉頭癌の治療を受けています。医師は、がんは治らないと言いました(ステージ4のがんです). 医者は私の余命は数日だと言いました。
Enter

送信済み

そうですか。残りの命を大切にしてください。私などと知り合っても、私はあなたに対して何も出来ませんが。
Enter

Kasumi

どうか私に親切にしてください。 このつながりを大切にしましょう、運命は理由があって私たちを結びつけたと信じています。だから私に教えてください、あなたは何歳ですか?あなたの職業は何ですか?
Enter

送信済み

それもプロフィール見てもらえば解るんで。 繋がるのは構いませんが、あなたはオーストラリアの病床で私は日本にいます。出来ることには限りがありますし、コトバは時に嘘をつきます。 私が誠心誠意であることの証をどう立てればよいのでしょうか?
Enter

Kasumi

それは本当だ。 心を開いてコミュニケーションできる人が欲しいだけです。 オーストラリアに住んでいても、私はまだ日本人です。 お会いしたことはありませんが、誠実な方だと思います。 私にあなたの誠実さを証明する必要はありません。 私たち日本人は、どんな状況でも常に真実を言うように訓練されています。 あなたのような人に会えてうれしいです。私は不動産マネージャーとして働いていました。私の亡き夫はオーストラリアの金採掘会社で働いています。まあ、私は私の健康の重要な性質のために2017年に不動産マネージャーとして引退しました。 結婚していますか? 家族はいますか?
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送信済み

家族はいません。天涯孤独です。一人になってお金だけあっても仕方がないですね。死を何度もかんがえました。この世の中に救いなどないなと言う気持ちです。 あなたは神を信じていますか?
Enter

Kasumi

はい、私は神を信じています。 私はクリスチャンです。この世界には救いがあります。 あなたはただ神を信じ、自分自身を信頼しなければなりません. 死は避けられません。ええと、生きることはいつも私を傷つけてきたので、私は死ぬことを恐れていません. 私たち一人一人がいつか死ぬことは疑いの余地がありません。 最善をつくします。私は一生、痛み、孤独、悲しみを知っています。 でも、今まで生きてきた人生に後悔はありません。 私は日本で生まれ育ちました。 私は73歳です。 私の両親は私が5歳のときに亡くなりました、私は私の両親の唯一の子供でした。 私は結婚しましたが、子供を産むことができませんでした。 私は数年前に夫を交通事故で亡くしました。私はここ数ヶ月のために病院で孤独してきたし、私をサポートするために任意の友人や人々を持っていませんでした。 私は約53年間オーストラリアにいました。 それは孤独な話です
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送信済み

そうですか、あなたも孤独なのですね。お元気ならばその生涯を誰かの幸せのためにお使いになるとよいのですけど、そういう時間も残されてはいないのでしょう。 あなたの生きた時間の中に、あなたの行為によって幸福となった方がたくさんおられれば、それはとてもよいことです。 さほどに長くはない人生です。死んで恥をかかぬように逝きたいものです。
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Kasumi

あなたの親切な言葉に感謝します。 私はここ数ヶ月のために病院にされています。 私は過去にいくつかの手術を受けました。 医者は私がすぐに別の手術をしなければならないと言った。 私は願いがあるので心配していますが、私が死ぬ前に地球上で私の最後の願いを果たすのを助けることができますか?
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送信済み

遠く離れたあなたを助けることが、私にできるとは思えませんが、何を心配なさっているのでしょうか? あなたは一人で、そして神の御許へと誘われる事は約束されてます。 あなたは何を恐れているのですか?
Enter

Kasumi

私を助けてください、あなたは私の唯一の希望です。 私は、亡くなった夫から約2億円を相続しました。 私は、高齢者のための家を建てたり、貧しい人々や孤児を助けたり、コロナウイルスに感染した人を助けたりするなどの慈善活動にお金を費やすことに非常に誠実な人間です. このお金の目的は、日本の慈善団体への寄付のためです。私の病気 しのために、私は一人でそれを行うことはできません。 私はあなたが私が慈善活動のためにこのお金を使用するのを助けたいと思います。 日本の慈善団体への寄付のように。これを最後の善行にしたい。 死ぬまでに地球でやりたい。
Enter

送信済み

そうですか。では日本の慈善団体をお調べして、お伝えします。振込先などはその時にわかると思います。しばしお待ちください。
Enter

Kasumi