2020.
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30
8月も終わりました。
何もない八月、ただ暑いだけの八月でございましたな。
朝からえげつないバイクが入ってきました。組途中で作業中断した3メートルチョッパーの引き継ぎ作業です。
部品が揃っているかどうかもわからないところからの手探りなので、完成がいつになるのか全く不明です。
ま、そんな酔狂な仕事もありますという話。
問題のパルホリデーですが、ずっとマフラーからオイルが漏れるのでどういうつもりかと、シリンダーを外したらお漏らしです。
どうやらオイルポンプのシールがなくなっていて、オイルタンクからどんどん自由落下していた模様。オイルシールあるのか不明。
その問題はさておいて、シリンダー外したので、ポートのカーボン焼いて落とします。
雑貨屋で見つけた、デッドストックな面子。ワクワクしますね。
カブトムシの臭いがしました。
キャンプファイヤーをしました。
夏の終わりに一人寂しく花火を愛でました。
さよなら、夏の日
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2020.
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29
今日はダイナミックな雲が素晴らしい、いい空だった。
ま、それはともかく、涼しくなりましたね! もう全然作業がはかどります。
ヘッドライトの交換です。
皆さん大好き、世界のBOSCH製。
レンズの内側が曇るのはBOSCHの証!
レンズの内側が曇っても、恥ずかしがる事なんてないんだよ。
君は、BOSCH製を使っているのだから、さあ、胸を張って、舶来ものは素晴らしいと声高らかに謳おうではないか!
というわけで。何年かで必ず曇ってくれるので、我々のようなお仕事にとっては交換頻度が上がって儲かります。
製品として壊れないのは理想ですけど、現実は壊れなきゃ困るんだよね、というのはメーカーさん弁ですから。
そんなもんだと割り切って、舶来ものと付き合うのが吉でございます。
はっきりクリアな目と、曇った目。
走りに影響しそうなほど印象が違いますよね。
今回は国産の小糸製作所さんをチョイスしました!
で、一応タイトルにしたので触れておきましょうか。
安倍ちゃん、再びお腹壊しました。在任最長記録だけ達成してやめました。
別に揶揄するつもりありませんけど、お疲れ様と花を手向ける気にもなれません。
一人間としては頑張って働いたんでしょうけども、政治家としては片手落ちですね。人死にまでだした疑惑を残したまま退陣ですから、いくら身体のこととはいえ道義的責任は免れんでしょうに。良心の呵責に苛まれて身体壊したとしてもね。
ま、今後の君次第といったところか。
っても、やらんのだろうなぁ。
疑惑残して辞めたって部分だけいえば、総理としては罪人最凶記録かもしれませんぜ?
しかし、いい経験をなさったね。並の人間が経験できないことが出来たのだから、是非その経験を糧にこれからの人生をよいものにして欲しいと思いますし、豊かな人生を意識して生きていって欲しいと思います。
2020.
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28
コロナウィルスってそんなに怖いのか?
っていうのはずっと疑問ではありました。私は自動車屋なので学術的なことは言えないのですけど、そういったことを指摘しておられる方は何人もいる。だけどもテレビメディアで流されるのは、コロナ禍における弊害や意識変革やアイデア、経済ダメージと日常の陽性反応者と死者数のみ。
この動きが全世界的なのだから不思議にも思うけど、だからこそ今更「コロナってそんなに怖いか?」って言葉を発せなくなっているようにも思うし、意図的に一つの禍で世界を覆い、世界を分断させて、悪事を目論む組織の仕業、なんて安っぽい陰謀論が湧いてくる。
私が何かコロナ禍における重大なファクターを見落としているため、新型コロナウィルス感染症を軽視している発言をしていると見受けられたなら、是非とも指摘して欲しいとおもいます。謹んで訂正謝罪致します。
まあ、この駄文がどれほどの人の目に留まっているかを勘案すれば、私の発信力などラジコンのプロポ並みですから、そこまで気にしなくてもいいのかも知れませんし、そもそもこんな長文誰も読まねぇってのは承知しております。なので好きに書かせていただいてますが、以下は少し読んでいただきたい。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。知人から相談を受けることが増えた。彼らは、しばしば「この病気は、どれくらい怖いのですか」と質問する。 これ、あるコラムで東大の医学博士が受けた質問です。冒頭この様な切り口からお話が始まるのですが、以下引用。
実は、中国の新型コロナウイルスによる死者数は、都市によってかなり違う。 湖北省(武漢のある省)だけ極端に患者が多く、致死率も高いことがわかる。湖北省の患者は中国全土の83%を占め、致死率は4.0%だ。 (中略) 湖北省以外の患者数は1万3034人で、致死率は0.8%だ。クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号では、2月18日の段階で531人に感染が確認されていたが、このうち255人は無症状だった。感染しても約半数が無症状なのだから、実際の致死率は、さらに低くなるだろう。 (中略) 3月4日、北京大学の研究者たちは、新型コロナウイルスには毒性が異なる2種類が存在すると報告した。湖北省の中心都市である武漢で流行したのは、どうやら毒性が強いものらしい。このことが武漢とそれ以外の地域の死亡率の差をもたらした可能性があるが、そもそも小規模の臨床研究に基づくものであり、多くの研究者は懐疑的だ。 (中略) 私が注目しているのは都市機能についてだ。私は、武漢の都市機能が麻痺したことが、多くの死者を出したと考えている。 (中略) これについては、武漢の人口を見れば、一目瞭然だ。新型コロナウイルスが発生する前、武漢の人口は1419万人だったが、現在は約900万人に減っている。500万人以上が武漢から流出したことになる。 筆者はこの流出した人口の多くが医療従事者も含む若年層で、残された高齢者が満足な医療介護を受けられなくなったため、死亡者が格段には跳ね上がった、としています。(能動的に逃げたものもいるが、当時武漢は都市封鎖が行われたため、旅行に出たまま戻ることも出来なかった者もある)
要するにコロナのせいというよりも、都市が機能不全に陥り、医療崩壊が起きたことが、死亡者数の増大に繋がった、と筆者はみています。再び以下引用。
では、日本での新型コロナウイルス対策は、どうすればいいのだろう。 私は現状に合わせて、柔軟に対応するしかないと考えている。 まずは、新型コロナウイルスの蔓延、つまりパンデミックは避けられないと認めることだ。クルーズ船のなかでの大流行、世界各地への拡大を見ればいい。潜伏期があり、約半数が感染しても無症状である、そのようなウイルスの感染を防ぐことに、かつて人類が成功したことはあったのだろうか。 私は、実現不可能な目標を掲げるべきではないと考える。無駄な資源が投下され、被害が増すからだ。クルーズ船の感染を「水際で食い止める」という実現不可能な目的に固執した日本政府は猛省が必要だ。 感染症の特徴は、悪性腫瘍や心筋梗塞、脳卒中と異なり、病原体がクリアされれば、後遺症なく治癒することだ。なので、最も重視すべきは、感染拡大を防ぐことではなく、死者を減らすことだ。 中国の臨床研究では、子どもや妊婦が罹っても重症化せず、治癒することがわかっている。若年世代の致死率も低い。問題は高齢者なのだ。彼らを新型コロナウイルスから守ることに集中すべきだ。 高齢者への感染予防だが、そのためには、現役世代や子どもたちにも協力を仰ぐ必要がある。家庭などでは、彼らが高齢者に感染させてしまうからだ。 特に医療機関や介護施設での集団発生は絶対に避けねばならない。高齢の感染者を自宅や他施設に移すことは難しく、いったん発生すると、病院や介護施設という閉鎖された空間では、クルーズ船と同じような大流行が起こりやすいからだ。 このような施設の入居者は頻繁に外出するわけではない。彼らが感染するとすれば、職員か見舞い客からだろう。彼らを守るには、このような若年世代の行動変容が必要だ。少しでも体調が悪ければ、施設での仕事を休んだり、面会を止めたりするような意識改革が必要だ。 (中略) 感染の予防と並んで、高齢者への対策で重要なのは、早期診断、早期治療だ。 新型コロナウイルスに限らず、高齢者が肺炎を発症すれば、救命できる可能性は低くなる。助けたいなら、早期診断、早期治療だ。ところが、専門家会議の議論を聞いていると、このことがまったく軽視されている。 (中略) 新型コロナウイルスに対峙するに際し、過度に悲観的になる必要はない。正確なデータに基づいた現実的な議論が必要だ。けっしてパニックに陥ってはならない。 (引用元https://forbesjapan.com/articles/detail/32821) かなり長い引用で大変恐縮です。
私がここまで引用するのは珍しいと思うのですが、これ書いたの、上 昌広さんという東大の医学博士で、3月の6日に執筆されている。三月の時点でここまで的確に現状を示唆している。私、この日付をみるまでそんな前に書かれたものだとは思ってなかった。
で、あともう一つ引用したいので我慢して読んでいただけたらと思いますが、こちらは8月6日に書かれた記事で、ジャーナリストの岡田幹治さんという方が執筆されたものを引用してます。
東京都や大阪府、愛知県などが飲食店などに休業や営業自粛を要請し、政府に緊急事態宣言の再発動を求める声も出ているが、いま必要なのは、感染者数の増加にあわてることなく、事態を冷静に見極めることだ。 最新のデータや知見をきちんと読み解けば、多くの人が持っているイメージとは異なる「実像」や問題点が見えてくる。 発症から短期間で重篤化して死亡した志村けんさんや高齢者の例などが繰り返し報道され、新型コロナは感染力も毒性も強い「恐怖のウイルス」というイメージが定着している。 だが、これは木を見て森を見ない認識だ。 新型コロナウイルス感染症は本当のところ、日本人にとってどんな感染症なのだろうか。 第一に指摘したいのは、世界保健機関(WHO)の見解だ。新型コロナについてWHOは早い段階から「ほとんどの感染者は軽症または中程度の呼吸器疾患を経験し、特別な治療を必要とせずに回復する」という説明をウェブサイトに掲載し続けている(鶴田由紀『新型コロナウイルス騒動の裏側』)。 だ、そうです。私も知りませんでした。WHOはそんなメッセージを全世界に向けて送っていたのですね。
なんかコロナパンデミック以降、WHOの無能ぶりと、共産党とズブズブみたいな部分がクローズアップされてて、それはそれで違和感覚えていましたけど。
ちなみにパンデミックってのはいかにも人類滅亡の危機みたいな響きがありますけど、症状の軽い重いは問わず、ただ世界的に感染が拡大している状況を定義するのだそうです。なので全世界的に水虫が流行れば、それもパンデミックになるのでしょうね。
第二に指摘できるのは、100万人当たりの死者数では、日本を含む東アジア諸国が欧米諸国より2けたも少ないことだ。 米ジョンズ・ホプキンス大の調査などに基づく「MEDLEY」の7月27日のデータによると、米国466人、英国700人に対し、日本は8.09人(クルーズ船を除く)、韓国5.98人、中国3.3人などとなっている。 日本の死者がけた違いに少ない理由について、高橋泰・国際医療福祉大学教授(公衆衛生学)は、次の4つの要因の複合的効果ではないかと見ている。 1)アジア人は、自然免疫力(侵入してきた病原体を感知し排除しようとする、人体にもともと備わった仕組み)が欧米人より強い。 (2)重症化しやすい高齢者のウイルス曝露(体内に取り込むこと)が少なかった(老人福祉施設が家族との面会を禁じたなど)。 (3)清潔好きな生活習慣(手洗いやマスク着用をいとわない)。 (4)優れた医療制度(保健所や病院)。 筆者は、だがこれも定説というわけではない、としているがひとつ気になる、アジア人の自然免疫についての部分ですが、実際にアフリカ祖先の人種とヨーロッパ祖先の人種で免疫機能が大きく異なることはよく知られているそうです。これについては私なりに考察があるので後述します。
新型コロナについて第三に指摘できるのは、感染者と死者が季節性インフルエンザと比べても少ないことだ。 日本で毎年12月から翌年3月まで流行するインフルエンザでは、約1000万人が感染し、直接死で約3000人、関連死を合わせると約1万人が死亡している。 例年に比べて流行しなかったとされる今シーズンも、ピーク時には1週間に500人程度も亡くなっていた。 これに比べて新型コロナは7月31日現在、日本では感染者が3万7035人、死者が1026人(クルーズ船を含む)だ。 インフルエンザと比べて重症者数と死亡者数がこれほど低いのは何故か? という比べるべきかそうでないか微妙な話かもしれないが、感染症というステージに立てば、インフルエンザの方が遙かに怖いことがわかる。
この背景や要因について、前出の高橋教授はこう説明している。(高橋泰ら『新型コロナの実態予測と今後に向けた提言 上・下』〈「社会保険旬報」2020年6月21日号、7月1日号〉) 教授によれば、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスには以下のような違いがある。 インフルエンザは毒性が強いので、曝露した場合、多くの人が自然免疫では克服できない。 2日~1週間で獲得免疫(新しい病原体が侵入してきたとき、その病原体を他のものと区別して記憶し、同じ病原体が侵入してきたとき排除する仕組み)が発達し、インフルエンザウイルスと戦う。 その際、発熱などの風邪症状が出る。多くの人は1週間~10日で回復するが、中には肺炎などになり、死に至ることもある。 これに対し新型コロナは毒性が弱いので、多くの場合、自然免疫で克服し、本人に自覚がないまま無症状か軽い風邪症状で終わる。 ただ、感染者の一部は自然免疫では克服できず、数日かかって獲得免疫が発達し、発熱などの症状が出る。 新型コロナはそれ自体では肺炎などは起こさないが、まれに、「サイトカイン・ストーム」と呼ばれる免疫システムの過剰反応(暴走)が起きて正常な細胞や臓器を攻撃し、重篤な肺炎や全身のウイルス血栓を発症し、死に至ることもある。つまり新型コロナは、伝染力は強いが、感染力も毒性も弱いウイルスなのだ。 伝染力は強いが感染力も毒性も弱い。これは心に留めるべき重要な事実ではないでしょうか。
今更ではありますけども。そして以下そこまで言い切っていいのかとも思うのですが、同教授はこうおっしゃっている。
このウイルスに曝露した人のうち98%は、自然免疫によって自覚がないまま無症状か軽い風邪のような症状で終わる。 獲得免疫が発達し、ひどい風邪症状などになるのは曝露者の2%程度だ。 さらにその中でサイトカイン・ストーム(免疫システムの暴走で、要するに身体が内部から破壊され死に至る可能性が飛躍的に上がる状態)に至るのはごくわずかだという。
高橋教授は独自の分析に基づき、政府や自治体の対策は「2%のリスク層」に重点を置くべきだとし、具体的には年齢によるリスク差を考慮した対応をしてはどうか、提案している。 重症化のリスクが0に近い30歳未満は、対面授業やスポーツを平常通りに戻す。子どもや学生からPCR陽性者が出ても騒がず、明らかな症状が何人にも出て集団発生が起きたら学級閉鎖すればよい。 30~59歳も通常の経済活動を行ってよいはずだ。罹患した場合は症状に応じて自宅待機などで対応し、集団発生が起きたら職場を閉鎖すればよい。 60~69歳は感染リスクが高まるので、流行期には在宅勤務などを推奨する。 70歳以上の高齢者(や持病を持つ人)は、流行している間は隔離的な生活をしてもらう――といった内容だ。(引用元https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/新型コロナは日本人にとって本当に「怖いウイルス」なのか/ar-BB17BV6m) 少しインフルエンザの話が出てきましたけど、今各地で行われているPCR検査ですが、あれに陽性反応ってありますよね。
あれは検査した口腔鼻腔内にウィルスが居るかどうか、をみているわけです。
ウィルスが居たら陽性、居なかったら陰性ってだけで、別に陽性だからといって罹患者、感染者となるわけではありません。
またPCR検査では、別種のウィルスであっても検知してしまうため、何ら関係ない人まで「コロナウィルスのPCR検査」を受けた人は自動的に陽性者判断をされてしまう恐れもあるくらい、医療者側からすると決定打にはなり得ない、参考値程度の検査結果しかもたらさないものだとしています。
この我々にとって聞き慣れないPCR検査といういかにも特別な検査が、新型コロナに過剰な脅威を付加した原因とみる医療者もいるくらいで、我々庶民とはよくよく無知で臆病なのだと痛感させられる。
感染ではなく伝染の力が強いというのは、やはり恐怖ではあるのですが、伝染力が弱く感染力が強く毒性が強いインフルエンザは毎年訪れて、日本国内だけで数千人の命を奪ってゆくことを考えれば、いま蔓延しているという新型コロナウィルスが以下にチンケなものかがわかりそうな話です。
が、それは健常で健康な、比較的若年層にとって、です。
基礎疾患をお持ちの方や高齢者にとっては、コロナウィルスだろうがインフルエンザウィルスだろうが、死の使いである事には変わりありません。
ひょっとしたらこの冬はインフルエンザで亡くなる方はぐんと減るかもしれませんけどね。
ですから、健常な方々にとってコロナは実は全然怖くないんじゃないかと、結論できてしまうんです。
でも、そんなこというと、ヨーロッパをみろ、めっちゃ死んでるじゃないか、イタリアとかスペインとかもめっちゃ死んだじゃないか、とそうおっしゃりたいことでしょう。でもこの点、感染爆発する時間帯や、住環境、生活慣習などに相当影響してますし、政府方針にも現れているあたりは、米国やブラジルなんかがいい例でしょう。
ま、アメリカは何でも自国ファーストで、アメリカ・イズ・ナンバーワンの方針ですから、感染者数死者数共に世界一位です。これでトランプが失脚しなかったら本当にアメリカ人ってバカなんだろうなと思います。
で、意外なことに皆さんもご存じの通り、発生源であった中国がほぼ収束し、そのほぼ隣の韓国も相対的に大きな被害を受けていない事が窺えます。無論そこには日本や台湾も含まれるのですが、これをして特に東アジア地域の人間は、何らかの免疫を持っているのではないか? と囁かれていたりはします。
というもの、発生源であるということは、過去にも似たようなウィルスが静かに蔓延していた可能性はある、と考えられるからです。
疫学が成立するまでは、伝染病など呪いか祟りくらいに思われていたのですから、村落の住人全員が死滅したら収まったという背景だけをみる外側の人間にしてみれば、その村落の者がタブーを犯し山神を怒らせ祟られたのだ、といった昔話が簡単に成立してしまうものです。
いずれも憶測に過ぎませんが、一定の地域やムラ社会で、そのような伝染病の類はしょっちゅう起きていた可能性はあり、近年ならば罹患者を隔離して見殺しにするか、村を焼き討ちにするといった致し方ない措置が執られていました。
ところが、そのコミュニティ内から罹患しながらも脱出し回復した者や、中にいながら運良く罹患せず生き残ったものが遺伝子を残したせいで、子孫である我々は生得的にそれらの免疫を獲得している事になり、おのず代を重ねるごとにアップデートし、どんどんとエラーを起こさない身体になっていると言えます。
(無論それでも病気がなくならないのは、やはりあちら(ウィルス)も日々更新を重ねているからと言えます。)
そういった見地から、発生源は感染爆発しにくい可能性があり、中共のBC兵器研究の仕業で、コーカソイド系によく効くウィルスを開発した訳ではない、とは言えます。
またついでにお話ししておきますが、古くは伝染病というか地方特有の病気というものがあり、風土病だとか、地方病などと呼ばれるものがありました。
これはかなり限られた地域でしか見受けられない「奇病」ともいわれたモノが多いのですが、多くは“病因”を媒介する存在である生物がその地域に豊富であるとか、またそれを食するといった風習から、寄生虫症に罹るものがほとんどだったようです。
また、そういった地方では経験則的に、「川で遊んで虫を捕ると病気になりやすい」、といったことを戒めとして代々語り継いできたせいで、寄生虫の宿主が傍に居ながら、寄生虫症を回避していたそうです。
最終的に、疫学、病理学の発展と、地域への科学をはじめとする知識文化の浸透といった人類の知恵が、奇病を迷信と共に根絶してゆきました。
そういった意味では、疫病に対する無知は、時に無用な恐怖や混乱を煽ることおあれど、一定の予防効果はあるということにはなります。ただし、村八分や差別、偏見、あるいは焼きうち等、根拠のない排斥や暴力を肯定することをヨシとする社会が成り上がる可能性を秘めています。
「人は考える葦である」、と15世紀に生まれた没年40にも満たない若造がおっしゃってましたが、まさしく目に見えぬ脅威におののき混乱のうちに狂気に走る姿など無知蒙昧の極み、これほど人が弱さを露呈している日常は早々見ることはできぬのではないでしょうか。
〈人間は一本の葦にすぎず自然のなかで最も弱いものである。 だがそれは考える葦である〉。 パスカルは、人間は孤独で弱いが、考えることができることにその偉大と尊厳があるとしたのだそうです。
うん、やっぱあんた天才だ。
ちなみに、2000年あたりで3万人オーバーをマークしていた自殺者数は、年々減少傾向を辿っており、去年は1978年の水準に戻り、2万人くらいに落ち着いているそうで、通年でもっとも自殺者が多くなるのが春先なのですが、今年はコロナの影響で出社や通学がなくなったことなどから自殺者数は減少傾向にあるそうです(たぶんですけど)。 ただ、今後はコロナ禍で職を失った人間が食い詰めて下半期で盛り返す可能性も無きにしも非ずです。
しかし、年間2万人も自殺者がいるなんて誰も知らなかったですよね。G7、先進七カ国の中では20年間ダントツトップを、文字通り“死守”だそうです。いえ、別にふざけてるわけではなくて、毎日コロナの死者数カウントするなら、現代に蔓延する目に見えない疫病で死んでゆく自殺者数もカウントしたらどうですか、と言いたいだけです。
外道ついでに、同じ人間がやることですからこれも書いておきましょう。
第二次世界大戦(太平洋戦争まで含む)の全世界死者数が5000万人から8000万人といわれています。
ちなみに、日本だけで300万人くらい死んでます。当時の日本の人口が7000万人くらいだったそうですから、4%くらいですかね。
あと、次々とヨーロッパ民族が持っていた感染症を蔓延させて、免疫のない原住民に感染させて治療もせず、あまつさえ略奪強姦虐殺と侵略を繰り返し、北南米大陸の民族を、推計で1億人くらい殺しているわけでして。 大航海時代の話ですけど。
なーんの関係もないかのように思える話かもしれませんけど、人間の無知と欲望ってのはコロナウィルス(2020年8月現在)より100倍くらい人を殺すって話です。地球上に生きている皆さんは、参考にされてはいかがでしょうか。
以上、今年の夏休みの宿題でした。
2020.
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26
今日は炎天下に車検でございましたよ。
普段なら絶対乗らない暑さですが、仕事となればそうもいきますまいて。
おそらくこの時点で外気は37度くらいだったのではないかと。
で、そんな日に限って車検場が混んでいて、炎天下でほぼ停止状態の渋滞待ちのごとき時間を二時間過ごす。
ふと車両に備え付けの温度計と湿度計をみる。
室温50度なんですけど・・・。
湿度は50%
これ絶対壊れてるよ。
人間、50度の空間に二時間もいれないよ。
というか、車検ごときで二時間も待たされるのって、エエ加減どうにかならんのだろうか。
ま、これもれっきとした労働なんですけどね。
帰りのラーメン屋で、ゲリラ狐の嫁入りに遭遇する。
最近の嫁入りは派手だ。時代も変わったんだね。
で、ザンザン降ったもんだから、その後車体は冷えて温度も下がってた。少しは快適になったなと、温度計を再度確認してみると、
ううむ・・・気温35度、湿度80%……壊れて、ないね!
私の方が壊れてるようです。
2020.
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25
最近休みになったら飲みに行くみたいな生活してます。
このコロナの時期に行くな、といわれてるのに行く。
感染対策はしてるけど、それ以上のことはしない。
だって、じゃあ、家に籠もっていろとでもいうのですか、と。
そもそもステイホームといって、外出を自粛させたのは、医療体制の確保のためです。
だから、今の段階は「だれでも罹ってもいい時間帯」になっている。無論基礎疾患をお持ちの方や、高齢で体調が優れない等の方は罹ったら致命的ではあるので、そういった方は是非とも外出はしないでいただきたい、というか外出しない方がいいです。
ただ、この状態がいつまで続くのか、出口が見えない限り、こんなこといつまでまでも続けていられないでしょう。
仕事もしなきゃいけないし、遊びもほどほどにせにゃならん。
もはやどこの誰が罹っていてもおかしくない世の中で、もうそこらじゅうウィルスだらけかもしれない。
そんななかでクラスター発生や帰省で、個人や団体が糾弾されているのをみると、ほんとうに悲しくなります。
そういう人に限って正しい知識を持ち合わせてなかったり、理解しようとしないことが多いのですけど、まあ本性ですよね。
自分だけは生き残りたい、死にたくないっていう。
だいたいマスコミももう言うなよ。今日の陽性者何人とか。ぜったい楽しんでいるだろ。
もはや自粛要請って自営業者にとっては死の宣告ですよ。
店がどんどん潰れる。
だから命に関わる自粛なんてしなくていいと思います。生き残る可能性が高い方を選択した方がいいと思います。
皆がそう理解して欲しいと思います。
車に乗らなきゃ事故らないし、リスクもないのだから、車に乗らないという選択は構いませんけど、車に乗らなきゃいけない人は安全運転心がけて、万一のリスクにも備えています。それでも事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりするのはもう仕方ないんです。
もう世界はコロナウィルスにのまれてるんですから。
2020.
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23
さてこれはなんでしょうか?
ルームミラーの取り付けあとです。
メキビーに限らず、近年のVWはフロントガラスにルームミラーマウントが装着されているものがあります。
いわずもがな、ガラスと金属をくっつけようというのですから、そこはそれ、強力接着剤くらいしか手がないわけですけど、私が知る限り、鉄やガラスを科学的に重合する接着剤など聞いたことがないので、所詮は物理接着に留まります。
すなわち鉄とガラス面互いに物理接着する物質が接着剤となるわけですが、多くの場合エポキシ系が使われます。
ただ、エポキシ系を含む樹脂計接着剤はえてして熱に弱いため、この日本の酷暑が生み出す車内温度には到底太刀打ちできなかったようです。 よくポロッと落ちて驚いた! みたいな話は耳にします。
で、これを再び接着剤でくっつけるなどというのも愚かなので、ここは一工夫。
ベースプレートに穴を空けます。
バイザーの間の天井にタッピングで留めます。
実に単純なことですけど、これでもう夏の風物詩である、ポロリとはおさらばです。
破廉恥だと詰られ絶滅してしまいましたが、ないならないで、なんか寂しいですね。
と、おまけ。
ずっと修理で預かってるパルホリデー
キックしたらヘッドの隙間から圧縮ガスが吹き出し、顔射食らった。
おいおい、ヘッドガスケット抜けたよー
と思ったら。
そもそもヘッドガスケットなんか入っていなかった。
逆に今までよく動いていたなって感じですけど、誰がどこの段階でヘッドガスケット入れずに組んだのか?
この車両ワンオーナーで500キロくらいしか走っていないハズなんですけど・・・?? まさかHONDAさん!?
2020.
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22
今日が特に暑いというわけではないのでしょうけど、一夏に何日かはめちゃめちゃきつい日がある。
私は大概暑さには強い方なので、自分でもさほどに危機を感じないですが、普通の人だったら死ぬだろうなぁ、と思うことはよくあります。
で、ものすごくヤル気なかったけど、気持ちを押し上げて、整理整頓。
バイクブースの方は油断するとすぐにあふれてしまうので。定期的に片付けないとダメです。
で、全然関係ない話ですけど。
前にもちらっと話したことはあるんですが、夏の気温ってどんどんあがっているのか? って話。
これは皆さんでも調べることは出来るので是非観みて欲しいのですけど、だいたい50年前くらいまで年月日の単位で天気や気温や湿度がネット上で調べることが出来ます。
よく我々が幼少の頃はこんなに暑くなかった、だからクーラーなんてなくても過ごせたんだ、別に今の若者が弱くて、中年が丈夫なわけじゃない、等といった声を聞きます。実際に私たちもそのように認識していたりします。
でも大阪の30年前とか40年前とかでも、35度を超える日なんてのはザラにあったんです。割と普通です。
もちろん36度とか37度もあります。さすがに38度とか40度はないですけどね。
近年は最高気温を更新しているのは確かですけど、平均をとってみればさほど上がっているわけではないんです。
熱中症警察な人は、「とにかく暑かったら熱中症になる」みたいな事をいうのですけど、やっぱり人によるところはかなり大きいですし、世代でも変わると思います。
暑さに強い職種の人はいます。でなきゃ屋外で土木作業とかしてる人なんて毎日バタバタ倒れますよ。
普段から外で働いて、気温を直に感じている人々はやはり恒常性機能をフルに動かしているから、暑さにも寒さにも強いハズなんです。
ただそういった中でたまに聞く話では、現場作業でも倒れるのは若い奴で、おっさんは倒れない。
実際にある話です。
それは、おっさんは世代的にクーラーの完備していない状況下で幼少期を過ごしてきたから、自ずと慣れてしまっているところはあると思います。現代の若者はやはり幼少期からエアコンのあるいい環境に置かれている分、身体に過負荷がかかっていないから、無理が出来ないと言えるのではないかと思います。
これ、別に我が世代賛美がしたいわけじゃなく、もう仕方ないよなっていうことが言いたいだけです。
今のエアコンをつけざるを得ない社会環境下では、新生児期からエアコンに依存するので汗腺が発達しにくく、自ずと暑さに弱いからだが出来上がってしまうからです。
無論、30年前でも40年前でも、熱中症という症例が確定していなかっただけで、暑さで倒れたり(熱射病とか日射病って言ってたような気がしますが)、独居老人が自宅で変死、的な扱いはされてました。
こういうコトを書くと、実際に気温上昇してるじゃないか! 身体が弱いとか言うな! という反論を受けるのですが、気温上昇はどのスパンでものを言っているのかというと、100年というのが多い。その100年でみても平均1.7度上昇です。
例えば1950年代とかと比較されても、都市化する前はヒートアイランド現象が起きにくいため、気温は上がりにくいです。そこと今を比べたら当然上昇していますけど、じゃあ、1970年代はどうだ80年代はどうだ、というと今とさほど変わらない環境下でだったのに、学校にエアコンなんぞ付いていなかったわけです。
なにより、一番暑い暑い時期(7月から8月)は夏休みなのでどちらにしても学校には行かないので、やはりそこを切り取っても私が幼少の頃の70年代から80年代なら、今と環境が同じと言えると思います。
普通に考えると、これから日本もどんどん暑くなるんでしょうから、さらに負荷がかかってくるんですけど、そのうち一定以上の温度になると、外出禁止とかになるんじゃないかなぁって思います。
身体を鍛えて、過酷な環境に耐えられるようにするってのも、これからは本当に意識しないと、生物として生き残れない世の中になるかもしれません。
でもま、無理は禁物。
勝てない勝負は挑むだけ無駄ですから、大人しくしとくのも処世術というものです。
2020.
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20
今年もやってきました、VW AUTUMUN なんと21回目です!
このコロナのさなかですが、開催を決行してくれるようでして、VWイベントが軒並み中止になる中で漢を見せたウルフスブルグキッズの皆様には感謝感激でございます。
日付は
2020年9月20日 場所は
京都市右京区「高尾パークウェイ内 菖蒲谷大駐車場」 9時よりスタート です。
が、
無論のこと、この情勢下ですし、あと一ヶ月の間に何がどう転ぶかも解りません。
突然にして直前の中止もあり得ます。特にパークウェイそのものが閉鎖してしまうと開催は出来ませんし、今更はありませんが緊急事態が出なくとも、行政の自粛要請があればそれに従わねばならないこともあります。
ですから期待せずに……ではあまりにあんまりですから、開催を期待して我々は粛々とその日を待ち望みましょう。
くらい世の中で不満や不安ばっかりで、つまんないの連発ばかりだった春から夏にかけての、暗澹たる空気の入れ換えになればよいなと思います。
2020.
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19
きょうは 8月19日 8 1 9 の日。
バイクの日です。
日本には何の日でもあるもんですが、819は単なる語呂合わせであり意味なんてございません。
そもそも欧米圏ではバイクというのは「自転車」を指すのであって、これだから日本人は……的なマウンティングがあちこちで行われたことでしょう。
で、調べた。
結論から言うと、バイクは自転車と自動二輪車の両方を指します。だから間違いではないです。
正確には自転車はBicycle またはbike 自動二輪車はmotorcycleまたはmotorbikeと呼び、二輪車を総じて短縮した場合、BIKEとする事が普通です。
この世に登場したのは自転車の方が早いので、その語源をひもとくとこういうコトらしいです。
「bi」 という接頭語は「2」を表します。一番わかりやすいのがバイセクシャルのバイです。二刀流ですね。
「cycle」は「循環」とか「円」を指すので、この二つを合わせたときに「二輪回転車」的な言葉となるわけです。
ちなみに「uni」って接頭語は「1」を表します。ユニセックスとかいいますね。なので一輪車のことは「unicycle」と呼ぶそうです。
bicycle が bike に、いつどこでどうやって変化したのかは謎ですが、日本の場合は少々事情が違いまして、おそらく私が想像するにですが、まず自動二輪車が一般的になる前に外来語の輸入があったハズなんですが、その時くらいは当然欧米圏にも自動二輪車は存在していなかったわけです。
ですが、自転車はあったので、bicycleかbikeは輸入された。ですが当時の日本人の耳にはやはりバイセコーよりもバイクの方が耳馴染みがよかったでしょうから、バイクが残ったとも言えますが、もっぱら日本人は「自転車」という言葉を作り上げましたし、サイクリングやサイクルショップ的な外来語が浸透している限り、現代日本で使われている「バイク」という言葉は別の系統から引用されたのではないかと推測します。
で、モーターサイクルではなくオートバイから逆引きしてみますと、日本に原動機付きの二輪車、すなわち「自動二輪車」という乗り物が入ってきたのはアメリカ経由だったそうです。
その時、アメリカ英語(俗語)として「オートバイク」が同時に輸入され、日本人はこれを国内でさらに和製外来語化して、「オートバイ」なる言葉が発明されたそうです。ま、その時居合わせたアメリカ人が、しっかりBIKEのKEまで発音しなかったから、オートバイと聞こえた可能性もありますが。
この日本国内でしか通用しないオートバイという呼び名が何故ここまで浸透したかというと、当時(大正時代だそうです)創刊された、「月刊オートバイ」という超長寿雑誌に由来するのだとか。
また、日本でモーターバイクやモーターサイクルが普及しなかったのも、おそらくはモーターが電動機を指す外来語として扱われたためでしょう。本来はモーターは「電動機」だけを指すのではなく「原動機」の総称であり、また「原動機を用いた乗り物」である「自動車」の略称として使われたりしますし、ヨーロッパの方ではMOTO(モト)と書いて自動二輪車を指したりもします。
ま、そんなわけで、見えたのは
「オートバイ」の略称として日本人は「バイク」を使っているのではないだろうか?
という驚愕の事実。
ま、結局MOTO鞘に収まった、って話ですけど。
2020.
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18
といいつつ、今週いっぱいはアホみたいに暑いそうですね。
もはや沖縄が涼しく見える気温ってどうなの?
毎年毎年40度越えるのはどこか、みたいな事言っててネタにしてたのも去年までの話で、今年はあちこちで40度越えるもんだから、さすがにシャレにならんというか、コロナですっかり泣きっ面になっているところにコレですから、なんか悲壮感しか覚えません。
本当に世界は終わるんではないかと思うような気候ですが、そういった専門の方達は気象現象としてしか捉えていないし、たぶんどうって事はないんでしょう。
一応夏休みは旅行に行ってきました。
こういう時期ですから特にどこだとは公言しませんけど、とてもよい旅館で、コロナ感染症への対応や対策、また急に施行されたGOTOキャンペーンという非常に煩雑な制度に対しても懇切丁寧に説明してくださり、安心して宿泊することが出来ました。
宿泊客はお宿の規模からすると、おそらく常時の三分の一くらいだったのではないでしょうか、少し寂しい感じは受けましたが、そういったネガティブな空気感をおくびにも出さずに、通常の業務をこなしていらっしゃった姿勢に本当に感謝でした。
当初、現着するまでは「旅行に行ってもいいものだろうか」とは思っていました。正直政府の推進する方向性と、現地の声の齟齬は我々には解消する術も、納得する根拠もなく、メディアはその違和感の露呈に邁進するばかりで、この食い違う思いの尻を拭くのは一体誰なのか、という思いでしかなかったんです。
しかし、結果的にはそれを一手に引き受けて解消していたのは、旅行先の方々や、お宿の人々やお土産物売り場の方達で、なんとか地域の恒常性を保とうと頑張っている感じを受けました。そんな光景を目にすると、ほんとうに、コロナなんて「存在しないのだ」あんなものは「ただの風邪だ」と言ってしまいたい気分になります。
ま、言えませんけどね。
しかしなにより、この禍において、私たちが旅した先の愛すべきお店やお宿が潰れたりするのだけは、なんとか回避できないだろうかと願う気持ちです。
私的には、もう感染者数を押さえ込むのは不可能だと思っています。私も強く自粛をしているわけではありませんし、周囲を見渡してみても同じです。もはや以前のようにお利口さんに自粛しても馬鹿を見るだけだ、という声が強い気もします。
ですから今私は強く皆さんに訴えたい。
お体とお気持ちを健やかに、この暑さや、コロナ禍におけるストレスを抱え込んで疲れないよう、よく食べてよく眠り、よく笑い、規則正しく日々を過ごしましょう。
自身の身体を律し、コロナにつけいられる隙を与えないことです。
とりあえず社会生活を送る我々は、その方向性でいいんじゃないでしょうか。
2020.
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12
ヘルムは、8月13日から16日まで夏期休業とさせていただきます。なお17日は定休日ですので、営業再開は18日(火曜日)からとなります故、お間違えなきようお願いします。 さて、本日は素敵なゲストがご来店。
向かって右側の好青年、長崎は佐世保でレイトバスキャンパーに乗る彼は、左側の(先日の記事で紹介したドライブインシアターの)彼女の彼氏……というか、あと少しで夫婦になられるお二人でございます。
婚姻の契りを交わした後は、妻が夫について行く形で長崎の方に引っ越してしまうそうですが、二人ともワーゲン降りる気は一切ないようなのでとりあえず安心して送り出せます。
まあ、写真でなんで私が真ん中に入っているのかよくわかりませんけど、普段は乗り物にしか興味のない騒がしい彼女も、今日ばかりは「あたし、今日はオンナやねんんん」とかぬかすので、かなり気持ち悪かったです。
ま、お幸せにというか、「好き」を貫く人達は、お幸せになってもらわんといかんよね。でなきゃ自分がもったいない!
たまたま働く車特集みたいになってますが、手前からドイツ、奥が日本、真ん中はタイです。
ええと、とりあえず明日から夏期休業をいただきますので、作業はここで一段落となってしまいます。
終わらせられなかった分はごめんなさい、後半戦頑張ります。
また、休暇中何か用事がございましたら、下記番号までメッセージなり送ってください(電話はとれないかもしれませんので)
そんなわけでー、皆さんよい夏休みを!
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ヘルムは、8月13日から16日まで夏期休業とさせていただきます。なお17日は定休日ですので、営業再開は18日(火曜日)からとなります故、お間違えなきようお願いします。 さて、梅雨も明けた事ですし、この辺で一発走ろうかと思いまして。
しょうみ、一ヶ月以上走っていないと思います。
珍しく早起きしたので朝から行きます。
毎度のホームコースから出発でしたが、いきなり倒木でUターン。 今度チェーンソーもって伐採に来ようと思います。
アカン、全然走られへん! 前月の長雨のせいで轍が恐ろしく増えているのもあるんですが、明らかに腕が落ちててビビりながら走ってます。しゃーないんですけどね。
なんとも夏っぽい快晴。
暑いけど、爽やかです。
通行止めって看板が立ってたけど、オフ乗りの人は絶対、「どこが通行止めなのか調べに行こう」とするので、ある意味「いらっしゃい」と書いているのと変わりありません。
そもそも、オフ乗りの人は危機意識が低いです。
で、やっぱり土砂崩れ現場を目撃して、Uターンする羽目になるのですが、こういう現場を見ない限りは「なんとかしたら越えられたりするんじゃないのか?」などと考えてたりします。
お気に入りの、通称「鳥居の林道」 私は性格的にぶっ飛ばすのは嫌いでして、そういう意味でフラットダートよりは、ネチネチガレ場をクリアするのがわりと好きなことに気付きました。
そんな私の期待に応えてくれるトラ車用タイヤのツーリスト。もう、このタイヤ以外履かないと思います、というくらい走りやすい。
でもコケるときはコケます。 前のめりに転げましたが、幸い怪我なし。
コケるのとかは全く問題ないです。
新車を買って走る際、“車両の慣らし”というのがあります。
オンロードマシンなら機関や制動などの機械的慣らしをいい、この先長くのってゆく前の準備運動とも言える行為なのですが、オフ乗りの場合この慣らし作業に「外装慣らし」なる洗礼があります。
まあ、察しのいい方ならすぐにおわかりかと思いますが、オフ初心者の人間が、オフ仲間によろこんで「新車を買ったんですよ、慣らし終わったんで、初心者でも安全な林道に連れて行ってください!」などと言ったら最後、フラット林道というスーパーハードな上級者コース(下手すりゃアタック)に連れて行かれます。
パニクる初心者があえなく転倒するのを写真や動画に収めて、「だいじょうぶか!」と言いつつ顔は笑いを堪え、一緒に車体をおこしながら「外装慣らしも終わったね」と、にっこり微笑んで肩を叩く。
それがオフ乗りという変態の所業です。
ま、怪我はシャレになりませんけどね。
ウチの外壁のキヅタも去年の倍くらいに成長しました。
夏ですなぁ
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09
夏ですから
いきいきとしたワーゲン女子二人、万博で行われるドライブインシアターに来ているんですって。
この二人、オープントップの縁に座っているんですが、ホントはあんまり強度ないので、いくらスリムな女子達とはいえ、私的にはドキドキします。
でもいいですね、夏の夕暮れ×ワーゲン×女子。 ロケーションといい、画的に映えます。
で、お客さんがそんな爽やかなことしているその反面、私は店で汗だくになってましたよ。
ボールジョイントの入れ替え。
こんな風になったら交換しなきゃヤバいです。
実はこの車両、先日車検通したんですよ。
なんでこんなので通るのか、と思うかもしれませんが、現行の車検のやり方ではこのガタは発見できません。
お盆も前だし、先に検査だけ受けてあとから直すというのは割とよくやるんです。そういうのダメだって頭の堅い人は思うかもしれませんが、それは検査場がお役所仕事なので我々とスケジュールが合わないためやむを得ないのです。
検査に行っても不具合がバレなければ通るので、検査で合格したら安全という事はないんです。
じゃあ、車検制度は一体何を担保しているかっていうと、明らかにダメな車両を排除する、くらいの使命はある、と考えていいでしょう。さほどに車のことがわかっている人々が検査をしているわけではございません。ましてやお客さんのことなど知りもしないですから、判断は総じて杓子定規になりがちです。
結局は我々が安全性を見極めてお客さんに渡さねばならんのです。
両方ともガタがあったんですが、特に右側のボールジョイントがヤバいです。
元々左のような形状をしていたものが、右のように削れた、とは考えにくいですが、このようになると操作性がかなり悪くなります。
お客さんから先日、ハンドルを切ると違和感があるというのを聞いてはいたんです。
それで私も乗ってみたんですが確かに、違和感。曲がりにくいと感じます。
この玉が外れると、いわゆるサスペンションが脱臼状態になり、走行不能になります。下手すりゃ走行中にスピンします。
あとの作業は必死すぎて撮影してませんが、このクソ熱いときに一番やりたくない作業です。
簡単に言うと、バーナーの火で赤熱するまでチンチンに焼いて、古いジョイントを抜き、新しいジョイントをプレスで圧入するという作業です。ワーゲンの作業の中ではまあまあのパワー系スキルです。
これを一台分、四本勝負すると一日が終わった錯覚を覚えます。
あ、そうそう、そろそろ告知しときます。
ヘルムは、8月13日から16日まで夏期休業とさせていただきます。なお17日は定休日ですので、営業再開は18日(火曜日)からとなります故、お間違えなきようお願いします。
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06
まさに今年はただ暑いだけの夏ですね。
お盆の旅行も行くか行かないか、みたいなことになってますし、当然甲子園はなく、夏フェスもない。まあキャンプとかも中止になってるんでしょうな。
試走を兼ね、涼を求めて山に入ってみたけど、全然涼しくねぇよ。
31度もあるよ。
とはいえ、山はのどかです。
よく考えたら、大変なことになってるのって人間の世界だけなんですよねぇ。
別に自然は何も変わってない。相変わらずセミはじゃんじゃん鳴いてるし。
あんまり暑いからのんだった。
ベッ、別にいいだろ!
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05
アイス界の秀作、スイカバーもらいました。
夏しか食わねぇし、一年に一度くらいしか食わねぇ。
けど美味い。
でもこの写真の時点では、塩分足りてなくて死にかけてます(ということは後でわかった)
タイプ2例との足回りからすんげぇ音がするということで、あけたらベアリング逝ってました。
粉々です。
ハブの中に鹿のフンみたいにベアリングの玉が入り込んでしまっているのでまるごと洗浄機に。
で、ベアリングが砕けたあと、ベアリングハウジングだけがシャフト側に残るのですが、これを抜くのがまあまあ苦労します。
まあまあ苦労するというだけで絶対取れないとか、半日泣いたとかそういうレベルではないです。
ま、どうでもいいんですけど。
どうでもよくないことを今日耳にしたので書いておきます。
ガチで現場医療に従事しておられる方からのお話ですが、よく言われる死亡率というのは「率」ですから、当然検査数、陽性反応者数を分母とすれば、それらの増加とともに、死亡する人間の率は逓減してゆきますので、昨今の状況に鑑みた死亡率という言葉に惑わされてはいけません。しかし実際には死亡者数は減っているので死亡率が低下しているという認識は間違いではないです。
お話したいのは、感染者数増加に対して死亡者が第一波よりも断然低いのは、コロナウィルスの変異や、抗体獲得、といったファンタジーではなくて、単に医療の体制が整い、症例が揃ってきたことで、症状別に対処し、患者を捌けるようになったからということです。
これは全世界の医療者が情報共有をし、現場レベルでの判断が功を奏した結果だそうです。
伊達に一波から現場に立って苦汁をなめてない、ってやつですね。
まるで元寇のときの鎌倉幕府軍みたいです。
ある意味あの自粛期間は意味のないものではなく、とりあえずの医療体制を整えるには必要なインターバルであったのだと考えればすごく納得がゆきます。妙な邪推が自分の中にあったことは認めますが、テレビメディアはひどいですね。そんなこと一言も言わないし、端々に嘘とかデマとか妄言を混ぜてくる。
これほど日本が大変なときに国会は開かない。活躍して目立つのは地方自治体の首長ばかり。
発言も、ルール作りも全てがローカル仕様で、これは一種の地方暴走とも言える現象。
それでも国は沈黙している。
そうもなると我々の中では少し疑惑が生まれます。
安倍ちゃん、ずっと一人でがんばってツーツーなアベノマスクつけてたから、もしかしてコロナ罹っちゃったのかな? と。
2020.
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04
美味しいものを食べると人間は抵抗力が上がります。
正確には、嬉しい楽しい経験で笑うと、ナチュラルキラー細胞という免疫システムに活性を与えます。これが血行を促進したり、自律神経を整えたり、抵抗力を上げて細菌感染やウィルス感染を防ぐと言われています。そのため、くよくよと落ち込んだ人やストレスを抱えた人は体調を崩しやすかったりするのも、単に疲労の蓄積というより、「笑わないからダメ」という、かなりはっきりしたデータが出ているようです。
なので私は喜びを求めて月曜日は楽しみの一つ、飲み歩きに行きます。
今回は天満です。
コロナのおかげで、天満の春駒も並ばずには入れるほど! でも店内はソーシャルディスタンスとか関係なかったぜ。 ギュウギュウ。
街全体が居酒屋といってもいい天満の風景。
コロナ対策でオープンエアなんでしょうけど、漢達がテーブルに群がっています。
有名ですよね、提灯通り。
元々天満界隈はこの様な半屋台な店構えが多く、冬以外はだいたいオープンで換気は常にいいです。
時間的に寿司屋と居酒屋二軒で終わっちまいましたけど、楽しかったっす。
めっさ呑んだけど一人頭で五千円くらいかなぁ。
一説によると、飲み助が「コロナはアルコールで消毒する」と言っているのもじつはあながち間違いではなく、口腔から侵入したウィルスが定着するまでにがぶがぶアルコール(液体ならなんでもいいけど)で胃に落としこんでしまえばよいという考え方。
そのくらいお気楽な連中だからこそ簡単にはウィルスに侵入されないのではないかと思いたい。
元々資本も少なく、自転車操業が多い飲み屋さん業界はお客が来なければたちまち潰れます。
今回自粛要請が出ているところですが、そんな飲み屋さんを守る為にも、皆さんは余所でいらんところからウィルスをもらわないようにしなければなりませんし、楽しくお酒を飲まねばなりません。
いや、むしろウィルスもらっても、それに打ち勝てるような肉体を獲得するのは、実は次世代を担うための必要条件と言えますまいか。
最近はそういうポジティブシンキングでやってます。
2020.
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02
めっちゃ暑い中でクーラーのガス入れてる。
夏になるとエアコンの修理ってのがチョロチョロくるんですけど、メキシコビートルも最終型から17年も経ってるので、そろそろあかんくなってる個体も出てきてるんですが、正直なところメキシコビートルのクーラーに補修部品は出てません。汎用品で凌ぐって手もありますけど、やっぱり適合する部材を調達することや、作り直したりすることを考えると大変です。
結果として、クーラーキットをまるごと付け替えるのが現実的とも言えてしまいます。そのほうがクーラーの性能的にも良かったりしますし。
冷静に思います。
昨今の夏は、暑い、ではなくて、熱い、です。
明らかに熱いですね。
地球温暖化のせいにしたがるのもわかります。
でも、そうならなおさら、人類は来たるべき温暖化に備えて、熱さに耐える身体作りをせねばならんのではないでしょうか!
2020.
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02
意外によくあるオドメーター(積算距離計)が動かなくなるトラブル。
タイプ1に限られるのかどうかはわかりませんが、他の車種はあまり聞かない気がします。
コレなんで起きるかというと、オドメーターを動かすためのギアが割れるためです。
ギアは大抵の場合ナイロン樹脂で製作されているため、劣化等でヒビが入り、空回りするようになります。
写真は最終型のメキシコビートルですが、例に漏れず同じ現象に遭遇します。
私の肌感覚でいうと、74年とかあたりの年式のメーターでこの様なトラブルが多いように思います。
これがオドメーターのカウンターギア。真鍮製なのでまず割れることはないです。
以前まではこの様な部品がなく、部品取りのメーターからギアを移植したりしていたんですが、VWパーツショップの
マイボウズ さんがリリースしてくれたおかげで、安定的にメーターが修理できるようになりました。
こんな感じです。
構造としては難しいものではないのですが、こんな指先にも満たないギア一つが欠けても、運転者は走行距離という情報が得られなくなります。そう、どんなにちっぽけなあなただって、きっとどこかで誰かの役には立っているのですよ。
――――、と言われて、役に立っていることを自分で再認識できた落伍者なんているんでしょうか?
ま、そんなこと言いながらできたので、メーター戻しましょう。
今年はちょっと無理してでも海に行きたいなぁ。