2019.
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月末目前で捌けたので、今は作業場が割と余裕のスペースでして、贅沢に使ってます。
車でもバイクでもそうですけど、基本的には二倍から三倍くらいのスペースがないと作業できません。
特に内装の仕事なんかは、全部外に出しちゃうので混んでる時は非常に大変なんです。
でもやっぱり寂しいので、預かってるジャイロを引っ張り込んでくる。

はよぉ部品! 週末までには欲しいんだけど。

ちょっと余裕出来たんで、こんなのもやってみる。
普通の軽自動車に、革巻き。
これ、糸で編むタイプなんですよ。
よくあるハンドルカバーって分厚くなるじゃないですか。アレって嫌いなんですよね。
なかなかのフィッティングです。
いやはや、昨日までは寒くねぇよなとかいってたけど、今日は寒いじゃねぇか。油断してた。
しかし、やっぱり私は仕事に追われてる方が安心します。
今のうちに、掃除とか片付けとか雑務をこなして、年末に備えます!
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2019.
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すごい終末感のある絵面ですが、単に傘が燃えてるだけです。
そろそろ寒くなってくるかなと思いきや、もう12月も目前なのにこの陽気。よしっ、本当に寒い冬がなくなるかもしれないぞ! っと密かに喜んでます。世も終末ですね。
さてー
出来上がりと同時にアップしようと思ったんですが、部品が届きませんので、故障記事のみ。
なんで部品が来ないかといいますと、HONDAのパーツセンターの発注システムが深刻なエラーに見舞われているらしく、全ての発注出荷業務が停止しているそうです。たぶん二輪だけなんでしょうけど、復旧の目処未定でエラいことになってます。

長年使い倒したジャイロキャノピー。タイヤ交換だけのはずが、足回りガタ多数により長期入院と相成りました。
ええとですね、以前にも申し上げました通り、このHONDAのジャイロに代表されるスリーターという三輪車はHONDAがガッチガチに特許を持っていて、他社が真似できないか、真似をしてもコスト的に見合わないのを見越して、市場が独壇場となった経緯があります。おかげでピザ宅のバイクといえばこれしかない、となってしまったのですが、放っておいても売れるおかげでHONDAはすっかり胡座をかいてしまい、改良らしい改良を余りしてこなかった経緯があります。
なので、車体価格の割に安物臭く、ビジネスユースを想定しているくせに脆弱で、故障が多いという、けして褒められた車両ではないという評価です。
このあたりは独裁国家なんかが、ぜんぜん進歩しないのと同じです。
競合他社、あるいは競合他車がなければ、企業も車両のスペックも熟成しないといういい例です。

ブッシュガタガタ。おかげで足回りはふらふらです。

リアタイヤはまさかの6インチを採用したのですが、50cc2ストを考えた時、仕方がなかったのでしょう。
おかげで減りの早いこと早いこと。

ちなみに現行車両の4ストキャノピーはリアは8インチに拡大しましたが、パワーが落ちた上に、車両重量は10キロマシ(139キロ)という。もう50ccやめたくて仕方ない感がありありと感じられます。
実際、マジな話、原付免許は廃止して、125cc乗車を最低ランクにするという案もあるそうです。
当然免許取得は教習制になるでしょうけど、私は賛成ですね。
いつまでも世界市場にすら出せない原付なんて作っていても仕方ないですし、それほど製造コストが変わらないなら市場がデカい方を量産するほうがいい。そもそも最初から教習を受けて、125ccに乗る事を前提としていれば誰にでも乗れるような代物ですし、怖いとか言うなら自転車だって乗るのは最初は誰でも怖かったんです。

さらに終わってるのが鉄っちんホイール。朽ちてるぜ。
ま、悪口もたくさん書きましたが、20年前の車体ですし致し方ない部分はあります。
しかし、このスリーターはHONDAだけしか作れないので、ぜひ125ccあたりでリファインしてほしいものです。
ただ、値段が恐ろしいモノになる可能性が大ですが(おそらく70万は超える)
2019.
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26

ウチではシングルグレードを入れなくなって十年近く経ちますが、近日までPENZOIL 25w50 GTーPERFORMANCE という、空冷用に開発されたマルチグレードオイルを使用していたのですが、ついに廃盤になってしまいました。非常に良いオイルだったのですが、まあ時代に逆行したニッチなオイルでしたんで、仕方ないかと。
ですが、その跡を継ぐように、銘柄は変わりますが「MAG1 20w-50」という製品が現れまして。
内容はというと、殆どのスペックはGT PERFORMANCEを踏襲しているので、おそらく継続して使用する方には違和感はないかと思われます。
ちなみにこのオイル、レーシングですので基本ストリートユースでは使えないことになっています。よってAPIライセンスもございません。市販のものと大きく違うのがリンと亜鉛を使用しているところにあり、人間の男性でも亜鉛なんてのは元気の素だとかいいますから、詳しいことは解りませんがそのあたりにアドバンテージがあるようでして、単に「20w50の半合成油」という位置づけではございません。
オイルの紹介の割にえらく適当だとおっしゃられるかもですが、オイルの謳い文句なんて大体相場が決まっていて、見飽きた美辞麗句が並べてたててあるので、今更書き連ねても仕方ないだろうということと、オイルなんて入っていればなんだって動くのであって、それがいいか悪いかという指針になるのは一般的には個人のフィールイングであるということで、あんまり理屈を言っても仕方ないかな、という考えからです。
ようするにつべこべ考えずに、入れて感じろと。
世界に名だたる達人の言葉にもこうあるではないですか、「考えるな、入れてみろ」と。
ストリートユースではないですが、別に入れても違法になるって訳じゃないです。
第一本当にレース場でしか使ってないなら、パッケージになってませんからねー(ぼそっ)
2019.
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23
スミマセン、誠に勝手ながら私事にて、明日24日の日曜日は臨時休業とさせていただきます。火曜日より通常営業いたします
本日は国産軽自動車と、2000クラスの普通乗用車の足回り修理です。
ま、しかし国産車は楽よね。めんどくさいこともあるけど、交換する部品は確実にフィットするし、叩いたりこぜたりしなくても素直に入ってくれる。ガバガバって訳ではなく、ぴったり。

軽のロアアームは安っぽいのぉ。
でも、これで充分なんだろう。
サクッと入れてガガッと締める。作業が早い。

ちょっと複雑なチェイサーのリア足回り。勝手が分からず部品を外しすぎて余計に作業がやりにくくなっているの図。
我々は国産車のマニュアルは持っていないから、一度目はいつでもトライアンドエラーになります。ですけど足回りみたいな左右ある物だと、片側を終えたらもう片側は、半分くらいの時間で終わらせられます。やり方を覚えるからですね。

部品点数が多いので、閉め忘れには細心の注意を払って、作業中断しないように、接客のない時間に一気にやるようにしてます。
途中で人と話したりすると、ほんとうに忘れますからね。
に、しても。
ギリ直になってGSOMIAの破棄撤回。ドンだけ腰抜けなのか。
一度言ったことはやり通せよ、情けない。
こういうのが国際的に信用されない主な理由なんだけどさ、そういうことすらたぶん解ってないんですよ。
まさに、児戯にも等しき外交。
大統領の首すげ替えて、無かったことにしようったってそうはならんよ。
ようやくだけど、かの国とは付き合っても無駄だって事を日本国民は理解してしまってますから。
カスゴミだけは一生懸命かの国弁護と、自国の政権批判し続けてますけど、あんたら本当に日本人なの?
ってかんじですわー。
2019.
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22
空冷ワーゲンのオイル漏れといえば、
1 下部 ドレンプレート部分
2 下側部 プッシュロッドチューブ付け根部分
3 側端部 タペットカバー
4 前部 クランクシール部
5 後部 クランクプーリー部
6 上奥部 オイルクーラー接続部
7 上中部 フューエルポンプ取り付け部
8 上左部 オイルプレッシャースイッチ
9 上右部 ジェネレータースタンドおよび、オイルフィラー部
とまあ日常的に漏れを経験するのは、大まかにいうとこんな所でしょうか。
つまり、前後左右上下、どこからでも漏れるということです。

ま、漏れるのは仕方ないので、漏れたらガスケット交換です。
これはオイルポンプの部分ですね。

基本、ゴムパッキンとかではなく、こういう紙素材のものでオイルを止めてます。
これは金属と金属の合わせ面の隙間を埋めるためのものでして、主にはガスケットといいます。素材は何種類もありますが、総じて紙みたいなもので、実際厚ささえ合わせれば通常の隙間埋めくらいならその辺のボール紙でも代用できます。

次は、オイルフィラー部分です。漏れてもそれほど問題ではないけど、漏れるとかなりエンジンが汚れるので出来れば直したいところ。 ここも薄い紙のガスケットが入っているのですけど心許ないので、ウチでは金属素材の別のモノを使ってます。

外すとベタベタでしたね。

実に九穴もの穴がある空冷ワーゲンエンジンが、これごときの作業でオイル漏れがなくなる訳でもありませんが、地道に潰してゆくしかありませんからねぇ。時には目をつむることも必要だったり。
エアエレメントとプラグも交換して、リフレッシュです。
2019.
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21
シフトがどうにもぬるい、やわい、ふにゃってる。
そう感じたあなた! シフトロッドに問題があるかもしれませんよ。
ワーゲンはリアエンジンのため、シフトからミッションまでの距離が長く、どうしてもアソビが大きくなりがちなんですが、入ったか入っていないか解らないほどのたんしょうほうけいではかのじょをまんぞくさせられないから――ではなく、それほどノーマルのシフトは甘くなくて割としっかりしているものです。
カチッとまではいきませんが、どこに入っているかは解る程度にはしっかりしてます。
それがぬるい感じのフィーリングだと、シフトロッドカプラーやシフトロッドブッシュが痛んでいる可能性が考えられます。

ビートルのシフトロッド。 こんなに長いんですよ。でも操作性を良くするために軽く作っています。
バンパー外さないと車体から抜けません。いつも思うんですけど、シャーシトンネルの底板が外れたらすげーメンテしやすいと思うんですけど、なんでそうしなかったんだろうか? 強度なんてどうにでもなるだろうに。

今回はこれだけ替えます。最低限ですけど必要にして充分。

黄色いのは古いブッシュ。油が回って今にも崩れそうでした。

新しいブッシュを入れたところです。シフトの穴から指を突っ込んでここに挿入するんですけど、角度的にはなんかエロい指使いをします。たぶん童貞のメカニックは入れられないと思います。

そして煙管のようなシフトロッドを元に戻します。新品ブッシュは素直に入れさせてくれません。何でも同じですね。
まあ、それだけしまりがいい――ではなく、アソビが少ないということです。

これがシフトロッドとミッションをつなぐシフトロッドカプラー。可動ジョイントと共にクッションの役目もしてます。
ゴムの劣化の仕方は、硬化と軟化の両方があります。どういう条件でそれらが変わるのかは解りませんが、クッション系のゴムは物理圧をかけられ分子がほぐされるせいか、軟化する傾向にあるような気がします。もちろん油や化学物質などでやわやわになるってのもありますけど。
今回は軟化で、シフトロッドにかかった力が、カプラー部分で逃げてたんですね。
それでフィーリングが悪かった。
ほんのちょっとしたことですけど、劇的に効果が出る作業です。
気になっている方は是非~
2019.
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20

これは良いですよ。ご覧の通りバイク用の部品ですが、YAMAHA純正部品。
バイクのレバー(主に左側)を握った状態で固定するというもので、正確な名前はしりません。
スクーター等のブレーキレバー用なのか、はたまたクラッチホールド用なのか。
人によっては非常に重宝する部品です。

車種によっては削ったりしなければいけないかもしれませんが、ほぼ無加工でつくと思います。
これがあることで、停止の際にわざわざニュートラルに入れなくても、手元でクラッチをホールドし、左手を離すことができます。左足が(地面の状況などで)使えないときなどはいいですね。
で、おまけ。
タイだったかマレーだったか、カンボジアだったか、のお土産。

インスタント ミーゴレン
まあ、タイ風焼きそばってやつでしょうか。

日本でインスタント焼きそばっていうと、いまやカップ方式のお湯を捨てるやつが主流ですが、まあ懐かしい袋麺の焼きそばといえば「マルちゃんソース焼きそば」ですな。
一手間かかりますけど、このソースとスパイスの量。凝ってるw

見た目は本当につまらんのだけど、これうまかった。
そういや、インスタントミーゴレンなんて日本のメーカー出してないけど、出したらまあまあいけるんじゃね?
某関東のペヤングとか、ウケ狙いだけで商品開発してるほどネタ切れなってるなら、なおさら。
な。かんじ~
2019.
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19
たまに、ふと、思い出すことがある。
自分が言っていたのか、他人から聞いたのか、はたまたYouTubeの動画で見たのか、Amazonのサイトで観たのか。テレビは殆ど無いけど、自分の記憶のソースがどこのどれだったのかを忘れてる。
そしてその正確な内容をも忘れているから、断片的に思い出すと非常につらい。
要するに
「あの話はどういう話だったかな?」
というように、思い出せないのです。一度は人に話したはずなのに。
ブログに書いてないだろうか、と過去を繰るも、見つからず。
これは記憶力の問題なのか、保存場所の問題なのか、単にど忘れしてるのか。
今日の昼間に思い出したことを、今の時間になっても思い出せないでいます。
昨日は天気が悪かったので、久しぶりに家のことをば。

このところずっと放置してきた、アメリカ人の本妻と同じく愛人。夏の間はずっと山好きの恋人と野外プレイに勤しんでいたもので、すっかりホコリを被っております。
さすがになぁ、と。
私の身体は一つしか無いので、三台満遍なく乗ろうと思うと、一周で三週間かかる訳です。もはや現実的ではない。
三人と同時に付き合うとか、そんなんできてる奴超人やろ。

とりあえず晴れてる間に日干ししておきまして。(引っ越したお向かいさんが未だに未入居なので、おかせてもらいます)

コンクリートスラブの中に作った、インナーガレージ。
10年前に制作したんだけど、家が上にあって、スラブは半埋め込み構造なので、湿気が溜まりやすい。
なので今回は、打ちっぱなしの壁から、内壁を立ち上げてちゃんとした部屋にして密閉性を上げようかと。
乗れない時間が増えると、それだけ傷みもすすむ訳で、ならそれなりにケアせんといかんのだけど、そんな時間はない。
だからバイクが傷まない環境を作ろう、とそういうわけです。
人が住めるような部屋の中に、車バイクを保管できたら、本当に長持ちすると思いますよ。
あらゆる機械製品がダメージを食らう主な原因は、紫外線、温度(変化)、高湿度、によるものです。これらをできるだけ避けられる状態におくことができれば良いのですが、いかんせんできる人は限られますよね。
わたし? 私金持ちじゃないですよ!
ガレージ作るためだけに今の家を選んだんですから。人が住む家の方はしょぼしょぼです。
2019.
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足まわりっていいます。
主に、駆動末端部、懸架関係を指します。車は四輪ですから足が四本、前足、後ろ足みたいな感じですね。
ですけど、腕まわりとか、手まわりって言葉はないんです。
それは腕とか手があるような機械がまだできていないから、という単純なことですが、二足歩行ロボットが普及してきたら、そういう言葉も使われるようになるんでしょうな。そのときにはもう、たぶん私は死んでると思いますが。

ハンドルギアボックス交換。
ハンドルギアは使っているうちに歯が削れてきて、ガタが出ます。
本来はそれをこまめに調整してゆきながら乗るのですが、調整域を越えるとこのようになります

マイナスで回す調整ネジが際限なく奥へと入っていってしまいます。こうなったら流石にもう交換です。
ですが、ハンドルギアボックスを交換する多くの原因はギアの偏摩耗でして、要するに調整を行っていたためギアの減り方が中心部に偏ってしまい直進時にガタガタ、ハンドルを切るとちょうどよい、みたいな状況が生まれることによります。
今回のギアボックのようにきれいに全体が減っているのは大変珍しいです。マメに調整してきた証ですね。


いつも思うのだが、これなにかに使えないだろうか?

グリグリして、肩こりをほぐすのにいいかも。

ちょっと久しぶりに、ディスクハブのベアリング交換。ディスクの車はあんまりベアリング傷まないから、替えること少ないんですよね。

もう11月も半分過ぎましたが、今月はブログサボりまくりですね。
後半戦はその分、濃い内容にしたいものですが。
2019.
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15
今日はフロイトが発見した無意識というものについて考えてみたい。

これは私が、無意識の間に買ってしまった吊り下げ秤であります。
以前より、何かを吊り下げて重さが量れたらいいな、とは考えていたのです。それが無意識に作用したのでしょう。
200キロまで量れるぜ! とは思ってみたものの、一体ナニを量る気だったのか、それが思い出せない。
なので、とりあえずぶら下がってみて、自分の体重を量ってみた。

無意識といえばもう一つ。
これ、サイドのポップアウトのアウターシールを挿入する作業なんですが、これが手間のかかる作業でして。
ちまちまやってたら十分くらいでは終わるんですけど、自分が行っていることを冷静に考えるとしんどいので、この手の作業は心を無にしてひたすらマイナスドライバーで挿入します。

でも今回は、WAKOsのフッ素オイルというものを使ってみまして。
これがなかなか使い良いです。
「これは良いものだ」コーナーに載せようと思ったのだけど、アマゾンの方の操作がわからなくなった。
多分、前回は無意識のうちにリンクしていたのだろう。もうできないかもしれない。
というか、無意識もクソも、アマゾンアソシエイトにサインインすらできなんだけど。この手のサービスって不具合起きると本当にイラッとさせられる。
世界中の人間がコンピューター得意だと思うなよ! って、あいつら無意識に専門用語とか使ってるんだろうな。カタカナで書くなら日本語訳をつけろ、そもそも言葉の意味がわからんわ。

イライラしながら作業してたら、いつの間にか流血してた。
くそっ、痛みすら感じねぇよ!
2019.
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14
乱暴ですが、ほぼ治りました。健常な方からするとまだ風邪に見えるでしょうけど、もう出口は近い。

そしてこちらもほぼ終わり。

朝ご飯

そして昼ご飯。
何故この季節に辛辛魚があるのか? そこに気づいたあなたはフリークですね。
今年の初めに箱買いしたのですよ!
辛辛魚は毎年限定でコンビニなどで売り出される商品なのですが、場所によっては入荷待ちとなることもあり、ついぞ購入時期を逃してしまい一年のお預けをくらうこともある、寿がきやと、井の庄がコラボしたインスタントカップ麺です。
その元となった井の庄に行ったお話はTOKYO旅行の際に書いてますが、もちろん本物はうまいです。
そしてホンモノを食べた結果、このインスタント辛辛魚もかなりいい線で再現されているということを認識したのであります。
ま、そんなどうでもいい話はどうでもいいんですが、池袋で暴走したじいさまがようやく書類送検になりましたが、相変わらず人の感情を逆なでするような供述しかしないあたり、もうお呆けになってらっしゃるのではないかと思う次第。
仮に平時からこんなふうな人格だったとしたら、一体周囲の人間はどのように彼と接してきたのかなぁ? と本気で疑問なわけでして、おそらくは自動車に乗るまでもなく人生そのものがラナウェイ・トレインだったんだろうなと。既に故人ですが、高浜町の助役と同じ匂いがしますよね、っと。
本当に残念なのは、88歳にもなってこの体たらく。
長生きするなら、皆に憧れられるようなジジイになってほしいものです。
2019.
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13
よく言われることですが、これ意外と芯を突いてます。
バカ→無神経→脳天気→ポジティブシンカー
つまり悩まないので、精神力の低下がなく、身体の抵抗力の下降も抑えられる。
従って、菌やウィルスへの抵抗力も強く、結果として風邪をはじめとする感染症にはかかりにくい。だからもちろん生存率は高くなる。
しかし、うまくできたもので、それならもはや世界中バカしかいないはずなのだけど、そうはなっていない。
――いや、ちょっとまて。
もしかするとだよ、頭の良かった奴は今のとは比べものにならないくらい頭が良かったんだけど、残念ながら絶滅してしまって、やっぱりバカばっかり生き残って、今やバカの子孫が全地球上にはびこっているのだとしたら、地球は「バカの惑星」ではないかと。
――みんな安心しろ。
地球人はみんな、目くそ鼻くそだ。

そんなわけで、風邪をひいた。喉が痛い。なぜなら、私は風邪をひくような、絶滅した地球人の末裔だからだ。
いつものように買いだめしておいた「辛々魚」の世話になる。基本私は薬を飲まない。風邪は一日で克服を目指す。
でも仕事は止められない。

こうなっては、溶接も効きません。

腐っていない反対側は鉄板を貼り付けます。

何をしているのか解らないと思いますが、樹脂で固めてます。作業が大規模にならないで、恒久的に保たせる最善の策だと思います。こういうのにルールはありませんし、セオリーもありません。場合場合によってやり方は変わります。

こっちは順調にスポット溶接ですねー。
綺麗に収まると気持ちがいいです。
2019.
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12
あかん。
全然仕事が片付かん。

その原因は、私がいつもYouTubeばかりみているからだろうか。
それともどーでもいい、怪しい話しばかりを何時間もしているせいだろうか。
ともあれ、夏から仕事が途切れずにきておるのは感謝すべきか。

久しぶりに三日月の補修。
三日月。いわゆるハーフムーンベントと呼ばれるパーツが付く、71年式ビートルから採用されたリアのデフォッガー用空調穴です。
ここ、高年式は特に気をつけなきゃいけないんですが、ボディの隙間から水が入ったら、中に充填している発砲ウレタンに染みて、その水分が抜けることなく滞留し、徐々に高確率で内部からボディを侵食します。
そして目に見えるほど表面の塗装が浮いてきたり、錆びてきたりしたら、もうその時は手遅れです。
完全に腐ってます。
なので、ハーフムーンがある年式の方は、内部を充填剤などでシーリングするか、常に清掃するかして水の浸入に気をつけておきましょう。

ちょっとマジで頑張らないとヤヴァい。
2019.
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09

まあ、秋ですねぇ。
ウチの店にもいつからかススキが生えるようになりました。雑草は雑草ですけど、コレはコレで風流とも言えなくはないので、刈り取らずにおいておくのも良いではないですか、と。

先日は兵庫県三木市にある、
ガレージバグさんにパーツを分けてもらうため、お邪魔しました。
初めてお伺いしましたけど、同じワーゲン屋とは言え、やはりそれぞれの違いがあり面白いですね。
広い敷地がとても羨ましいです。

まあしかし、同じところといえば、どこのお店も、いわゆる「車離れ」を懸念する声でしょうか。
懸念というか、もう既にその渦中ですけど、今後はどうなるのか? 業界が生き残るのか? そういった声は枚挙に暇が無いです。
正直なところ私も不安がない訳ではないのですが、世界を変えられる力も無いので、そこは地道にすすむしかないのかなと。
そもそも、我々がこれほど面白いと思っていて、人生投じたりするくらいの中毒性がある物なのだから、今の若い人達にだって通用するものだとは思うのです。一定のシェアは必ず見込めると思うんです。
ただ、我々のいる側の世界に踏み込むための一押しがなさ過ぎるんではないかと思うのです。
―こちらは皆さんお馴染みのヘルムの風景。あしからず。何かといえばお金が、時間が、コスパが~、というようになって久しい世の中ですが、まあいい訳に過ぎないんです。
確かにバイクや車の趣味に金や時間を投じたって、何の得にもならんかもしれません。いや、なりません。散財して時間を浪費するだけです。
でもですよ。
そういうことやるから人間なんじゃないですかねぇ。無駄で、バカみたいで、無意味なことするの。
エネルギー使って非生産的なこと出来るのって人間だけなんですよ。
他の動物は絶対やりません。
人間以外の動物はそりゃもう、セックスのことしか頭にありませんから! それの為にしか生きていませんから!
修理の車が一向に減りません~。 (作業が遅いせいです)私も普段から仕事のこと以外を考えたいし、たまにはバイクで林道に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、ブログで他愛もない話題を毎日更新したり、猫と戯れたり、社会に対して文句の一つも叫びたいですよ。
そういうの、全っ然出来てないの! セックスのことすら考えてないから、もう俺動物以下だわ!
つーわけで、秋の夜長に叫ぶ、仕事の鬼です。
2019.
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08

山はいい。
私は決まって、休みになると山に入る。

山はいい。
清涼な空気と、柔らかな木漏れ日。
鮮やかな植物の彩りに目を奪われ、まるでそこにいるだけで、心が洗われるかのようだ。

山はいい。
ふと道端にこんなものを発見することもある。
今夜のおかずにどうだろうか。

山はいい。
山はその神のごとき懐の深さによって、私を敬虔な気持ちに導いてくれるのである。

山はいい。
私が山にゆくのは、もはや神のお導きではあるまいかと、そう錯覚せざるを得ない。
そう、おかげで、いつまで経っても手首が治らないのだ。
おお、神よ。
いつまでこの私に試練を与え給うのですか!
2019.
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06
忙しいのか暇なのか解らんような当ブログですが、こういうネタの日付は前後してるので、急ぎの仕事ほっぽり出してこっちに手を出し~とかしてるわけじゃござんせん。たぶん。

それはともかく、林道開拓で活躍したチェインソウがどうも変だ。使ってる時から焼けるよなぁ、とは思ってた。
ひょっとしてオイルでてないんじゃないのと?
もち、エンジンオイルではございません。エンジン潤滑のオイルはガソリンに混合したオイルが賄っているから問題ないのですが、もう一つのオイルというのが、ソウチェーンに供給する方のオイルです。こちらはチェーンの潤滑と冷却をしており、切れ味を維持するためには必須なんです。高速で回るチェーンが摩擦熱で加熱されると、すぐに熱膨張でブランブランに伸びます。ぶん回しているといきなりチェーンが外れたので何事かとビビりました。
そんなわけでオイルポンプ交換です。

私のはリョービESK435。もともと整備済みみたいな感じで中古で売っていたのを買ったんですが、全然だめじゃねーか! 保証期間だろうから、文句言おうと思ったのだけど、私が既に分解して部品手配してしまってました。
悲しき修理屋の性よ。考えるよりも先にバラしてたよ。

リョービのパーツで検索しても補修部品が出ないので、このモデルのもととなったゼノアの同等モデル(OEMらしいです)のパーツを取り寄せた。若干形が違うけど基本は同じだろう。

ウォームギアが変形してる。
ポンプ系ってだいたいこのギアだめになってるよな。

一応備忘録的にポンプASSYの品番画像載せておく

ザマァ、な画像。推測でとった部品がジャストフィットしたときの感動です。ついでに不良品出荷しやがった中古業者へのあてつけ感情もこもってます。

ちゃんとオイルが供給されてると、このようにブレードから褐色の粘液が迸ります。
なんでしょう、この機械工具を修理するって感じ、すごく気持ちいいですね。車とは少し違う感覚があります。
2019.
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05
以前よりお預かりしているスポルトビートルです。
症状としては、クラッチ滑ったように前に進まない、です。
要するに、エンジンを回しても、ミッションに動力が伝わっていないということです。
このスポルトマチックというのは、あえて解りやすい言葉で言うなら、セミオートマですかね。オートマとどう違うのかと言いますと、クラッチ操作はオートながら、変速はマニュアルでしなくてはいけない、という点にあります。自動で変速はしないということです。
ただ、いわゆるオートマのDレンジに相当する中速(1速)というのが低速(平地発進)から中高速(70キロ程度)まで万能に使えるため、普段走りはここに入れておけば、オートマ車のような扱い方ができます。
そんなスポルトマチックが動かなくなるのは珍しいのですが、私もこの車体は数年間見ていなかったので、その間どの様な状態で走らされていたのかわかりませんゆえ、判断のしようがないのですがとりあえずエンジン降ろしてゆきます。

ふつーのビートルミッションに似ていますが、似て非なるものです。通常ここにクラッチが収まっているのですが、スポルトはトルクコンバーターが入っています。外したあとがこんな感じ。
改めて気づいたんですが、スポルトのドライブシャフトって斜め後ろに向かって生えてるんですね。すっと真っ直ぐだと思っていました。

デフギアのアクセスも楽々。だからどうしたという部分ですが。

肝はここです。クラッチユニットは、一見ミッションと一体化した部分に収められているのです。マニュアルでは、ミッション降ろして作業しやがるんだぜ! と書かれていますが車載でもまあできます。

これがクラッチハウジング。収まっているのがクラッチスプリングです。スポルト専用品です。

当然その中に収まっているのが、クラッチディスクなんですが、これ180ミリで、マニュアル用のものとすごく似てるんですが、専用品です。

使用限界っぽいので、交換ですねぇ……と。
え、ない?
バックオーダーになってるね?
いつ入ってくるんだろうか?
ま、そのくらい交換頻度が低い部品なんですね。
クラッチ操作は毎度オートで行なってくれているから、不要不急のバッドミートなどはないんです。だから原則ほとんどクラッチディスクは傷まない。そして需要が減る。

ダメ元でマニュアル用のをもってきたけど、やっぱりハブの形状が違う。
最悪、ディスクライニング部分を移植という方法もあるけど、とりあえず部品手配ですわー
2019.
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02

仮付けボンネット。
なんとなく形出てきましたね。
そして、今日。
重要機密書類を破棄しようとシュレディンガーの箱で処分しようとしたら、動作せず、修理可能な故障かそうでない故障なのかという可能性が並行するパラドクスが生じてしまい、結果的に私は箱を開け、シュレディンガーが故障しているのかどうかを確認せねばならなくなった。
故障しているか否かはこの時点では確率的に50%と言えるのであり、その結果如何によっては、私がコレを修理しようとしていることが何の意味も成さない可能性が生じると言うことである。

シュレディンガーの箱とは、皆さんがシュレッダーと読んでいる機械のことです。
意味のある物を、無意味にしてしまう量子力学的装置、とも言えましょう。
それが故障しました。

最初は棄てちまおうかと思ったんですが、まあまて。
どうせ棄てるなら、開けてダメなことを確認してから棄てようと。
なんか端のほうに黒線が繋がったスイッチあるなー。安全装置かな?

箱の方をみると、突起が折れたような跡があり。
ああ、これ、歯のユニットが開放状態で動かないようにするためのセフティじゃんか。箱がわの突起が折れてスイッチの役目をしなくなったので動かなかっただけでした。

そんなわけで、コードを短絡、直結して安全装置は解除になりました。
いじょ。
2019.
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01
令和元年もあと二ヶ月となってしまいました。
なんか短かったっすね(当然)

なんでも、アメリカのニューヨークでは市議会で「フォアグラを提供することを禁じる」条例案が可決したそうな。
これ、まあ以前から言われていることですけど、フォアグラはガチョウやアヒルの肝臓を通常の十倍ほどに肥大させた脂肪肝でして、生産過程が、強制給餌と言って、無理やり餌を与えて太らせるため、フォアグラが出来上がる頃にはふらふらの肝障害状態になっているそうです。
が、コレがまた濃厚な珍味としてフランス料理などでは特に珍重されており、また世界三大珍味としても有名であります。他の二大珍味は、日本の納豆と、くさやです。嘘です。
ともかく、ガチョウに強制給餌をして病気にさせるということを、人為的に行っているのは動物虐待ではないか? という議論は割と世界各地で巻き起こっているようでして、フォアグラの生産を禁止した国も割とあります。
いつでもですが、そもそも論として、じゃあ牛肉とか食べてる時点でダメなんじゃねーの?
って話になるんです。すなわち人はベジタリアンとして、もしくはヴィーガンとして生きるべきだと、そういった主張に行き着いてしまうのです。
ま、私はフォアグラにはそれほど縁はございませんが、ありゃあ美味いものですね。
はっきり言って、私は肉も魚も鳥も食います。もちろん野菜も食います。そしてそれらは美味いと思っている。
ただ、これだけははっきり言おう。
虫は食わない。
世界的に肉食禁止になったら、動物性タンパク質を摂取するのに、絶対虫食うって話になるだろ?
それはいやなので、ベジタリアンにもヴィーガンにも反対します。
いつかそんな世の中が来るかもしれないなら、今のうちに美味いモン食っておこうと思います!

夏前に入庫したフロントクラッシュのビートル。
コレだけ見たら全然すすんでいないように見えるかも知れませんが、切り接ぎしないでここまで戻すのって本当に大変なんですよ。形がでているだけでも奇跡的光景です。

いつの間にやらハロウィンも終わって。なんだか今年の渋ハロはとてもマナーが良かったとかなんとか。
さーて、そろそろクリスマスですねぇ。