2019.
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31
まさに平成最後の~年度末。
何やら今年度は特にバタバタしていたように思います。
思えば、年末は坊主も走る師走なんて言いますが、実は社会人として本当に切羽詰まって忙しいのって、年度末なんですよね。
で、今日は何してたかと言いますと、

トランスフォーマー・バンブルビー。
お客さんが観てきたとのこと。そしてでっかいバンブルビー見せびらかしに来てくれました。
これもよく出来たもので、私が持っているのとは少々ギミックが違ったり、スタイルが違ったりしますが、見事に変形します。
そして音も鳴るし、ヘッドライトも光る! すげーよ。

新旧並べてみる。 うーむ、旧型のが悲しくなるくらい時代を感じる昭和変形ロボプロポーション。けど、かなり緻密な変形ギミックで可動範囲も実は旧型のほうが広く、遊べます。

そしてさらに、67ビートルをバックに、三体並べてみる。どんだけ好きなんだとw
新型平成版も、双方で微妙に違いがあります。

どうもフルCGトランスフォーマーには定形の形というのはない感じで、おそらくモデル化するときも正解ってのはないのだろうなという気はします。(というか出来ないんでしょうけど)
現在公開中だそうで、劇場スクリーンの中でビートルが走るなんてめったにない機会ですから、こりゃ押さえとかなアカンでしょう。
と、いう感じで、年度末は終了しました。
明日はついに新元号が発表となります。今年いっぱいは元年フィーバーで、キャンペーンとかも増えるんでしょうね。
そんなわけで、
ナントカ元年度もよろしくお願いいたします! (一応五月までは平成31年度ですが)
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2019.
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塗装準備に入りました。とりあえず荷台だけ。

昨日作ったサポートマウンとは、さらに縦棒も増やして最終形態こんな感じ。すごいいびつな形してるけど、たぶん効果あるだろう。
これ、さっき自分の過去のビートラック制作記事見てたら、「いつかはリアのマウンとつけようと思う」という記述があった。
最初からやるつもりだったんですね。
で、いつから作り始めたのかな、と思ったら2010年の11月から始めてます。もう8年ちょっと前。
自分が作ってる制作記事見て、こんな大変なもの今だったら絶対作らんよな、とマジで思った。
一番最初の記事
なんとなく軽そうで、デザインのように見える、通称「出渕穴」(メカデザイナーの出渕裕が多用する、困ったときにつかう手法。もっぱら今ではブチ穴と呼ばれているそうです)

軽量化は常々念頭に置いておるのですが、実用性と強度とか、肉抜きの効果とか考えると一キロダイエットするのにどんだけ苦労するかというのをただただ思い知らされます。
そういう点において、太平洋戦争で活躍した零戦なんかはとにかく軽く作って、あり得ない燃費と運動性能を獲得し、大空の覇者となったのです。
ただ、その代わりパイロットを保護する耐弾性も極力削っていたので、最終的には古参のベテランパイロットを消耗してしまい、ジリ貧におちいったという。
ま、強度は大切やね。
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暇が出来たのと、スペースが空いてるので、この機に進めちまいましょう。
はい。部品だけ買ってどう取り付けるかを考えていなかったのです。タイプ3、リアエンジンサポート。
別になくても走るし、ほとんど問題ないんですが、まあそれでもあったほうがいい。
なんで今更って言うと、今までこの部品リリースされてなかったんですよね。


この部分につく部品なんですが、いかんせんビートラックは、普通のフレームじゃない&ダンパーが邪魔して素直につけられない。
溶接したら、とも考えましたがエンジン下ろせなくなるので却下。
これは専用変態ステーを作るしかありません。

そんな訳で例により使えそうな鉄くずを集めてきて、カット。(これ、座椅子かなんかの部品だったような気がする)

熟慮の結果、こんな風に取り回すしかなく。振れ止めとしては効果あるかなぁ、くらい。

吊り効果を期待して、ここはがっちりいきましょう。

こんなかんじー


早く溶接終わらせたい。

春と言えば、桜餅です。
一年に一回くらいしか食べないけど、うん、美味しいです。
差し入れありがとございます!
2019.
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えーと、写真では人が居ませんが、写真を撮る一時間ほど前はすんげぇ行列でした。ポールとチェーンがその名残。
なんのこっちゃと、やよい軒でなんぞセールでもしとるのかいなと思ってたのですが、どうやら毎年3月25日の恒例行事のようでして。
まあ、はっきり言って全然興味ないんですが、どうもアイドルマスターというゲームのキャラクター(アニメもあり)の一人に、“高槻やよい”という子がいるそうでして、「高槻のやよい軒」とかけて、3月25日に来店するのがステータスになっている模様。やよい軒高槻店のほうも乗じて、ナンバリングした来店記念カードを配布するなどしているらしく、この日ばかりはお祭り騒ぎになるそうな。
オタク(といっていいのかどうかわかりませんが)まあ、男どもが群がっておりました。
で、あれです。たまたま私この日通りかかっただけなんです。
なんか、急に肉が食べたくなりまして。

300グラムのステーキ。
ひとりで。黙々と。
そして居酒屋をハシゴし、昼間から酩酊しながら、繁華街を練り歩いておりました。
休日はこんなダメ人間っぷり。自分老いたらどうなるんだろうかと、密かに心配です。
ただ、なんかこう、平和だなぁと思うのですよ。
私はもう何かにがっつり嵌まるとかないように思いますけど、対象がなんであれ夢中になれるってのはいいことです。
ヒトじゃないものでもいいじゃないですか。
しかし、男はヒトじゃないもの程、特に夢中になるように思います。 なんでなんでしょうか?
2019.
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24
ちょっと驚いた。
前回の記事からさらに丸一年経ってた。
ショート化マイナーチェンジ開始からもう二年も経ってる。 全然そんな気がしないんですが……。

アオリ機械部の蓋作り。おっきな形を作るというのは楽しいし、どんどん進む感じがしてやりがいありますが、実際に道具として使用することを考えると、色々なことを想像しながら作らなきゃならん訳です。
荷物を積む時はどうするか、アオリを開く時はどこを持つか、荷台に載ったりすることもあるだろうなぁ、とか。

こんなかんじ?

結局見切りはLアングルで。 見た目悪いけど、積載用のラダー掛けられないとダメなので、ここの強度は結構重要。

この辺にユーティリティマウントとして、ボルト穴を作っておきます。最初から作っていればこんな面倒なことしなくてもよかったんですが。こういうところが行き当たりばったりの罠です。おかげで普通考えなくてもいい施工方法を編み出してしまいます。

こんな簡易的なフックをつけることも出来る。
あと、想定していることは他にもあるんですが、まあそれはおいおい。
さて、4月21日のオレンジバグに間に合いますかどうか。
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こういうの、ちょっと考えても面倒だなって思ってやらなかったりしますが。
今回は私の仕事ではありませんが。

サンバイザー。
オーナーさんの手作り。補修と同時に布を張ってます。コレが結構出来がよくて感心しました。

あと、グローブボックスも内張。
そのままだとどちらも経年劣化でガサガサのボロボロになるような部分で、かといってそれで重大な不都合がある訳でもないので、意外と放置してしまったりしている人は少なくないと思います。
また、リプロ品もあるのでそっちにいっそ交換ってのも選択肢はありますが、こんな風にリペアして+α遊び心を投入するってのはよいことだと思います。


特にグローブボックスはおしゃれ感満載ですね。これはいい。
最近はオリジナル指向で、純正に戻すってのがなんとなく主流ですが、オーナーオリジナルってのを作り出すのが本来、自分の持ち物を持つ楽しさだと、私は思います。
もちろん手先の器用さや、アイデアが伴わないってのは個々人でありましょうが、ま、そういうのは私に相談して貰えれば、爪の先ほどのお手伝いは出来るかと。
皆さんも楽しんでください、な!
2019.
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22
同い年だ。
えーそれだけです。 あっ、誕生月も同じね。二週間くらいあいつのほうが生まれてくるの遅かった。
ま、なんだ。同じ年同じ月に生まれたって、人生は似たようなものにはならんという話。
なので、私はまだ引退しません。 今引退したら死にます。蓄えがないので。

ビートルにはしばしば、ボンネットが開かなくなるというトラブルがあります。
コレは、ロック解除のワイヤーが切れたり、操作不能になったり、ロック部分が破損したりと、原因は色々。
ただ、そうなった時の回避策というのが、具体的にはありません。 というかほぼ無理ゲーです。
ボンネットのハンドルを破壊する、ってのも一つのやり方ですが、荒技過ぎるので敬遠したいところ。
なれば、いかにするか?

やっぱり潜るしかありません。
しってる人は知っている、謎穴から、トランク内にアクセスは出来ます。

ただねぇ、ロックの後ろにはスペアタイヤがあるんすよ。つまりスペアタイヤが邪魔をしてロックには直接触れられないんです。裏から操作するのは、まー出来ません。
ですが

私は開けることが出来る。ドヤぁ!
ま、コレを技術だとか、ハンドパワーだとか、魔術でも、ハッタリでもなんでもいいですが、たぶん鈴木君には出来ないと思うから、それなりに私も45年くらい生きてきた価値があるんだと思います。
てなわけでー。イチローお疲れ様っす。 便乗しましたー。
2019.
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ボルトが外れない。

ので、ガンガンやってたら、ボルトの頭だけが割れてとれた。
ここ、特殊なボルトで留まっているんですね。なので工具も特殊で、普通は外せません。
オイルフィラーはブローバイガスの集積所でもあり(いわゆるキャッチタンクの役割もしている)ある程度オイルがたまります。
ですがオイルフィラーネック(オルタネータースタンド)とオイルフィラーの継ぎ目から希にオイルが漏れることがあり、そういう時は外してシールを交換せねばなりません。
漏れていたとてそれほど問題のある場所じゃないんですが、ま、精神衛生上というか、エンジンルームの美観性というか、まあそんなとこですか。
ちなみにブローバイガスにはオイル分と水分が蒸気となって上がってくるので、フィラーネックには水分がたまったりして、錆びて穴が空いたりもします。もうコレはどうしようもないんですが。

回らないネジ山だけがオイルフィラーネック部分に残るという最悪な状態。

久しぶりにハードに砕いて外しました。
貴重な資源ですから、使えるものは直して、できるだけ使いましょう。
に、しても暖かいですなぁ。本格的に春到来です。
2019.
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20
最近ブログ更新サボってるだろ。
そうお思いの方も多いかと。 いやすみません。 ほんとうに。

以前、10分どん兵衛、というのを試してみて、まあ確かに、と感心したのを記事にしました。
今回はそれを焼きそばでしてみた!
というのは嘘です。
腹が減ったので、インスタント焼きそばを作ろうと、お湯を入れました。(後でお湯捨てる奴ね)
そしたら階下から「てんちょ~」と私を呼ぶ黄色い声が!
女性の声に喜び勇んで、駆け下りる。
そして、彼女と話をしている間、「お湯を捨てなきゃ!」と、頭の片隅にはあったのだけど、接客を中断する訳にもいかず。
私がインスタント焼きそばの前に戻ってきたのは、15分後のことであった。
「ま、またせたな!」そう言って、湯切り口をめくり、容器を傾けるもジジイの小便並にチョロ、である。
これは! と。
勢いよく蓋をめくると、カップに山盛りのインスタント焼きそばが!
超大盛りですわ。
そしてすげぇ――――不味い。
もたれる胃をさすりさすり。

メードインブラジル! ムイートプラゼール!
これ、タイプ3のドア窓枠パーツなんですが、初めてとったパーツなので、どんなのが来るのか判りませんでした。
が、案の定ブラジル製。
つーか、あきらかによくない。ウィンドスクレパーが窓に密着しなくて、このままじゃ意味ない。
そして、

インナーウェザストリップはまあ使えそうだけど、今度はクリップがまるでダメ。元ついていた純正のと比べると、ただの針金。

もうっグニャグニャ曲げて何でも作れる感じ。
たぶんさぁ、現地でこれ作っている人は、なんの車のどこにどうつく部品なのか、知らないで作っているんだろうと思う。
だから仕方ないんだけど。
とりあえず、我々が「中華クオリティ」と呼んでいるものに相当するのが、欧米で言う「南米クオリティ」なんでしょう。
ま、それでも他の選択肢がないなら、なんとかして使うしかない。
アディオース!
2019.
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はいどーも。
こんなもん誰もいらないよ、と思われるようなものでも、世界のどこかに探している人がいると信じて売り出してみる、掘り出しもの夜市でございます。
今回ご紹介のお品は

タイプ2のリアサイドパネルです。
キャンパー用ですね。 そして右ハンドル用という超珍しい仕様。
もちろん部分的に使うならタイプ2のボディ補修に使えます。左後ろから派手にオカマされた人なんてにはうってつけ。
詳細写真はこちらに
ご覧の通り、腐り箇所はお馴染みの下部です。その他は割と綺麗に保っています。
あと、使い方としてはお店のインテリアとか、(あ、ちなみに観音ドアもあります。後日アップします)、棚みたいに改造するのも楽しいかもしれません。
とりあえず、デカいです。

取りに来ていただけると助かりますが、発送の場合は梱包料いただきます。西濃発送です。
本体価格 50000円(税別) 送料梱包料は別途です
いる人はほぼいないと思いますので、気長に在庫してます。
2019.
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16
床が抜けるって、そんなことあるのかと。
ま、古い車にはよくあることです。大抵は雨漏りしててそれが床の鉄板を腐らせます。
空冷ワーゲンにおいては、バッテリー液で腐食、なんてのがあるあるだったんですが、このところはシールドバッテリーが主流になりましたから、今はほとんどないです。
で、床が腐ると穴が開く、ってんで、一般的には溶接したり、張り替えたりなんですが、まあまあ手間のかかる仕事ですから、マネーがそれなりに必要です。それと細かい穴が空いている程度なら、張り替えせずに補修に留めるというのも一つ。
ということで

このくらいの床。まだリブもしっかり残っていて、錆で若干強度が落ちているなという程度。
これならまだ補修でも対応できます。 もちろん鉄板で張ってもいいですけど、FRPで捕手した方が早いしやすいです。

これは外側。バックアップのためにゴムのシートを貼り付けてます。これで穴を埋める訳じゃありません。

内側からFRPを積層してゆきます。この時、一気に広い範囲で張ってしまいたいというのが人情ですが、リブがあるので上手く形に沿ってくれないんですね。なので地道に、リブを埋めてゆきます。結果的にはリブの厚さ分、積層材が三次元になりフレームの役割をしますので、強度が上がります。

最後にがばっと、広い範囲で貼り付けます。
これでガチガチ。まあ永久に保つとは言いませんが、ちょっとやそっとじゃ剥がれたり割れたりはしません。
FRP施工はいろんな方法がありますけど、上手く使えばいろんな事が出来ますので、カスタムパーツ業界なんかでは重宝されました。
今はカスタムパーツメーカーも、工作機械や素材が充実して、あんまり使わなくなりましたけどね。改造する人が減ったってのもありますが。
痒くなるのと臭いがなければいいんだけどなぁ。
2019.
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14
また誰の役にも立たない作業記事です。
たまにこんな変なことをしてみたくなる。

廃品で集中スイッチボックスを作ってみた。本体は携帯灰皿を加工したモノ。
スイッチハウジングは、ハーレーのカスタムなんかでよく使われているモノ。
これを

こんな風にシフトに取り付けたら、シフト操作しながら電装機器を操作できるんじゃね? と。
ですんで、スイッチにはウィンカーとワイパーを割り当てます。
特にウィンカーとか、ワイパーは、(私だけかも知れませんが)ちょっとだけ操作したい時があって、押してる間だけONになるモーメンタリタイプのスイッチというのはつけたかったんです。(普通のウィンカスイッチは押し切ったら固定されるオルタネイトタイプ)。
ワイパーにしても、一度だけ動かしたい時とかってないですか? なのでプッシュスイッチで任意に動かせるようにしてみます。

うーん、もう一個くらいスイッチ追加できそう。

てなわけで、ディマー(Hi・Lo切り替え)スイッチも追加。

こちらも廃品利用なので、まあみためはこんなもんです。

配線処理は、アルミパイプに通します。

こんな感じ。

うん、物々しくなりました。 アクセントでサイドはウッド貼り。
普通に邪魔だろ、って感じるかも知れません。
ま、便利なのかどうかは使ってみなきゃわかりませんから。
こういうことも出来ますよ、ってな話で。
2019.
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13
久しぶりに修理ネタ書くような気がします。

エエ、事の発端は、車検に行って帰り道。突然吹けなくなった。
息継ぎみたいな症状が出て、ありゃ? 失火してる? でもプラグ変えたし車検でも排ガス検査はクリアしたからそんなはずない。もしかしてクラッチ滑ってる? それともガス欠?
こういった場合、失火が一番可能性高いんですが、さっきのさっきまで調子よかったんで、疑いたくなかったんですね。
で、駅前までなんとか戻ってきて、そこでショットガンみたいなアフターファイアをかまし、あ~こりゃ失火だわ、と。この頃にはほとんどアイドリングせず、パワーも出ないから重篤だと覚悟して店まで帰り着く。
で、これ

これ、デスビをクランクケースに固定するためのクランプなんですが。

全然クランプの意味を成してません。だってデスビの軸より大きく削ってるんだもん。
だれ? これやったの?
それでも外から見たらちゃんとクランプついてるし、手では簡単に回らないからちゃんと締まっていると思ってたんですよ。
でも、どうやら、この仕事をしていないクランプのせいで、デスビが浮き上がっていたらしい。

じゃあ、ちゃんとしたクランプに変えて、再挿入すればよかろうと、やってみたんですが、どうも浅い。
0.5ミリほど浮いただけでも空回りする。これ、軸の長さおかしくない?
しかも、変な遊びがある。
まあ、大丈夫だろうと高をくくってたんです。社外品デスビってのは解ってたけど。
009タイプのリプロデスビには、時折こういった粗悪品があります。全部が全部悪い訳ではないのですが、デリケートな部品なので、精度を担保できないのなら、端から作らないで欲しいと思う。ないよりマシという声もありますが、これならない方がマシです。

そんなわけで、当店最後の虎の子BOSCH009をインストしました。ついでにポイントレス化も。
もちろんばっちり直りましたよ。
2019.
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12
普通に、フランスパン(バゲット)って、すんげえ固い食べ物よな、と。
調子乗って食べると、口の中の粘膜が傷つく。
フランス人の口は丈夫なのか。

よく日本人は米だ! 米を食わないと力が出ない、的なことを言いますが、私の印象としては、米は腹持ちが悪いです。
小麦粉のほうが圧倒的に腹持ちがよく、少量で済むと思います。
ですんで、コンビニなんかでは割とパンばかり買って食べてます。

ま、そのパン食つながりでついでに申しますと、わたし小学校の給食が大嫌いだったんですね。
昭和の初期年代の方々なんかは、脱脂粉乳がぁ、という話を聴きますが、もちろん私の頃はそんなことなくまともな牛乳でしたし、食べ物としては普通だったと思います。
私と同年代の皆さんの話を聴くと、意外と美味しかった印象が強いらしく、また食べたい的な声のほうが圧倒的に多い。
ですが、はっきり言うと、私の小学校の時の給食の印象は最悪です。
うちの学校が不味かっただけなのかも知れませんが、あの小学生の時の味覚ですら、はっきりと不味いと感じてました。
特にコッペパンとか食パンとかは嘔吐きそうになるほど臭く、完食できた試しがありません。マジで。
余ったパンはもっぱら、帰り道にある池の鯉の餌でした。

今はいろんな所で美味しいパンを売っているので、本当にいい時代になったなと思いますし、小学校の給食もたぶんよくなっているんでしょう。あの給食さえもう少し美味しければ、小学校は二割増しくらい楽しかったと思います。
今は不味いものを探す方が難しい時代ですし、逆に不味い店があれば、それはそれで話題になったりするくらいですから。
なんといいますか、ほんとうに、いい時代だなぁ、と。
車の業界も同じですけどねぇ。
2019.
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10
雨だと濡れるのと、道が混むのでお客が来ない。
晴れだと余所に遊びに行きたくなるから、やっぱりお客は来ない。
じゃあ曇りとか中途半端な天気ならいいってのかっていうと、そういうことでもなく。
要するに、ウチみたいな業務の店舗は、用事がないと来ない訳です。まあ、普通ですわな。

今日は一日雨でしたんで、それなりに仕事が進みました。
たぶんダメだろうなと思って、後手後手になってたコレ

バイクです。ばっちり焼き付きですね。

どうも、パワーがない、クラッチが滑るような感じがする、と聞いていたので、クラッチかなと思ってたんですが、預かってみればコンプレッションもなく、到底かからんだろうという低圧縮状態。
状況からして、どうやら暫く焼いた状態のままでも走っていたようで。
まあ、焼き付いても走るエンジンを褒めるべきか、焼き付くようなエンジンを責めるべきか。
そんなわけで。

ウチで初車検の車両。エエ感じで色々やらなあきませんなぁ。
前オーナーに色々手を加えられた経歴がてんこ盛りの車です。
こういうのって、やりがいあります。 オーナーさん、一緒によい車に仕上げていきましょう。
2019.
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09

おう、暖かくなったよな。

塗料の乾きも早いぜ。

調子のって塗ってたら、垂れたぜ。
やっぱまだまだ春は先だな。

こちらも随分お待たせしてしまってます。
ふと振り返ってみれば長期作業の仕事が随分ある……毎日の仕事こなしてる合間にちょこちょこやってるつもりでも、実際はほとんど進んでないこともしばしば。そのうち失念し……ああ、いやいや。
いつの間にか時間が過ぎているという感じでしょうか。自分的には暇にしているつもりは全くないんですが、ちょっと反省。
動きやすい季節でもありますから、ちょっとペース上げてこなしていきまっしょい!
2019.
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09
寒暖差が激しく、この時期はこの時期で辛いものがあります。

お待たせしてます、ハンドル塗装。
VWのハンドルって、中に鉄心が入っていて、その表面を樹脂で成形してるんですけど、これがどういう樹脂なのかよく判りません。ベークライトかな??
ただ、すげー丈夫でほとんど欠けたりはしないんですが、さすがに長年ハンドルのような強い力がかかると、ヒビが入ります。このヒビを埋めようと色々今までも試しましたが、なんか上手くいきません。また同じ所でヒビが入るんですね。まあ、強度が違うのと、樹脂製品は完全な接着が難しいので仕方ないんですが。
あ、ヒビが入っても中は鉄ですから、それで折れたりはまずしません。

全然関係ないッすが、カルマンギア。こうしてみるとやっぱり格好いいっすね。

お尻向けて揃い踏み。
2019.
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06
事務所で作業してると、階下から「ハロー」という声が。
別にウチが外車扱ってるからって、何も外国語で挨拶しなくてもいいんだよっと、降りてみると――――、外人だった。
「Oh」と思わず微笑みを添えて言ってしまう。

目の前にいたのは、巨躯の白人男性。
どうやらアメリカ人らしく、「俺はフォルクスワーゲンが好きだ」 「タイプ2を三台持っている」という自慢から始まり、なんだか判らないがとりあえず相づちだけは打っておこうと、「やー」「おーけー」などと適当なことを言う。
言っていることは判るんだが、返す言葉がない。
というか、勝手に自分のアイポンに入れてるVWの写真見せだして、一人でべらべら喋る。
こいつなんで来たんだろう……? とか思いながら、
あ? なんで俺、こいつの話聞き取れてるの? 意味わかっちゃってるの? このネイティブの言葉。
そ、そうか!
この十年、ラジオでしつこく流れてくる、スピードラーニングのCMを聞き流していたからか!
これがある日突然外国人のおしゃべりがほとんど理解できるようになるという現象だな!
すごいよスピードラーニング!
しかし、この前はドイツ人来たけど(英語喋ってた)、彼らはどっから来て、どこ行くんだろう?
手ぶらだし旅行者って感じでもないし、しかも徒歩。だからといってまるで日本語喋らないから、地元民でもない。
こんな大阪の片田舎になんの用があるのか。
に、しても。
簡単な構文すら、すぐに口から出てこない。
本当に、マジで。
英語勉強した6年間を恨む。というか日本の英語教育は最低だ。
あれこそ全く役にたたない勉強だった事が、大人になって気づいた。
私、数学とかも苦手だったんですが、公式とか忘れてても、思考手順として意外と使うよなぁ、というのが感想です。
国語は言わずもがな、社会科とか歴史とか、化学も物理もそこそこ役に立つ。基礎知識として知らなくてはいけない事を勉強できたって感じはする。
国語は喋ったり書いたり出来る上で、その言葉を研究する分野だから意味があるけど、英語の会話を知らないで英語のなんたるかを勉強するってのは、ものすごい無駄ではないかと。
たとえば、こういう数学的思考問題があります。
AB+BA+B=AAB AとBに当てはまる数字を答えよ。
これ、わかります?
私が外国人と喋るとこういう状態なんです。(答えは書きません、どうしても気になるようなら私に訊いてください)
訳わからんけど、言いたいことは判る、って奴ですな。
そういうことなんで、外国人の皆さん。日本人はほとんどの人が英語喋れませんのでご留意ください。
ただし、おもてなしスマイルだけはします。それ見て勘違いしないように。
2019.
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04

もう終わってしまいましたが、三月三日というのは、桃の節句、すなわちひな祭りであります。
ご存じのようにひな祭りの起源は非常に古くからあります故、当然これは旧暦換算で本来は4月の時期にやるものであり、3月ってのは実は早すぎます。
旧暦新暦換算で見ると、旧暦三月三日は、新暦の四月七日とか月初あたりになります。
つまり季節的には四月で初春というより、すっかり春真っ盛りだった訳です。
例によって、起源や歴史を調べたんですが。
ひな祭りはもともと上巳の節句と呼ばれていたのですが、江戸時代くらいに桃の節句とも呼ばれるようになり今に至ります。
なんで桃の節句なのかというと、桃の花が咲く頃(三月下旬から四月上旬)という単純な理由です。
さて、ひな祭りといいますと雛人形ですが。
これの起源は遡れば見たまんま、平安貴族にまで遡るそうな。ま、貴族の遊びだったものが庶民へと浸透していったというだけで、こちらもさほどに怪しい話にはならんと言えます。
いわゆる土地を表す言葉、あるいは見物人の座席などをさして雛檀というのは、雛人形を飾るだんだんを指してのことで、当然ながら雛人形が豪華になっていった江戸時代より後に生まれた言葉であります。
ただ、この雛人形。そもそも何故生まれたのかというのが割と怪しい話でして、もともと上巳の節句の上巳というのが、発祥の中国ではこの日に水辺で身を清める習慣となっており、それが平安時代に日本に伝わり、草木や紙、藁などで作った素朴な人形(ヒトガタ)に自分の厄災を移し、海や川に流して穢れ祓いをするというのが、事の発端です。
今でもある「流し雛」はいわばひな祭りの原型と言えるでしょう。
で、人形(ヒトガタ)に災厄を移し流してしまう、というこの風習の発端が、実のところ呪術的な意味合いを持つ、というか呪詛そのものでして、ヒトガタは形代とも呼ばれ、穢れ(あるいは呪い)を祓う呪術具として、主に紙を使ったそうですが、人の穢れを受けさせるために人の形に切ったというのが原点だそうです。
で、この原点がどこにあるかと申しますと、実のところ平安時代よりもさらに前、古墳時代にも遡るといわれており、そうもなると中国文化どころか、こりゃあ土着の原始宗教じゃあないんですかという疑問が生まれてくる。
実際にヒトガタの簡素な木像に釘を打ち付けたものが、奈良時代の遺跡から出土しているので、ヒトガタは平安時代よりも前であり、流し雛のような呪詛は貴族が始めたことではないという解釈になります。
ですんで、この事実を統合しますと。
発祥が宮中であったならなおのことですが、上巳の穢れを祓うという風習に基づいて、この呪術的儀式が行われただけであり、実のところ雛人形の原点は、呪いのわら人形と同源となる、ヒトガタであり、陰陽師の使用する式札あたりに収斂してゆくのではないかと思われます。
彼ら陰陽師はもっぱら呪詛を使って政敵の呪殺を請け負っていたといわれておりますから、ファンタジーほど清廉潔白ではなく、まあ後ろ暗い因果な商売だったと。そのせいで権力持っちゃったんですけど。
ですんで、起源が陰陽師、すなわち中国の陰陽五行思想あたりに行き着きますから、やっとで上巳という言葉とも繋がってくるということです。
で、陰陽道の歴史がどのくらいかというと、奈良や飛鳥時代などとも言われているそうですから、前述の「釘を打ち付けられた木像」が出土した時代とも重なってくるということになります。
これは別に私が無理矢理こじつけた訳ではなく、こうなるしかないよな、という率直な推理です。
しかし、近現代に於いては、だんだんに乗っかった雛人形にそのような意味を持たせる人はおらぬと思いますし、人形を川や海に流すなどということもせず、大事に押し入れに再度収納するというのが習わしです。
ただ、雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れるなどという呪いじみた言い伝えもありまして、私などは「これはやはり!?」 と思ってしまうものですが、そういうことではなく、「出したものをだらだらといつまでも片付けないでいるのはだらしない、いい嫁にはなれぬぞ」、という戒めのために、いつからか言われ出したことのようです。
ま、今どき婚期が遅れると言っても、ダブルインカムでも「ひな壇に飾られたような豪奢な家庭生活は望めません」という現実を目の当たりにせざるをえない現代に於いて、雛人形に込められた「女子の健やかな成長を祈る」という呪詛そのものが発動しているとしたら、女性も出世する世の中だからそれでいいのかなぁとか思ったりするんですが。
しかし、少なくとも押し入れの中でカビを生やしている雛人形(形代・ヒトガタ)が眠っているのは、とてもよろしくないことだと思いますので、年に一度はお出しになり、お祀りするがよろしかろうと。
はい、男がしゃしゃり出て、こんな所でいらぬ事を申しましてすみません。
2019.
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02
先日から出していたタイプ3ヴァリアントが、売れました。
本日関東の方から、現車を確認しに来てくださって、即決いただきました。

なんか私的にも、イベントやなんやらで活躍してくれて、結構思い入れもあったりで、いざ売れるとなると少し寂しい気もします。
ま、これで本格的にビートラックに着手せねばならんようになった訳ですが。
春は旅立ちの時ですな。
新しいオーナーさんは、今まで空冷ワーゲン三台を乗り継いだ30年来のベテランオーナーさん。
また再び、空冷ワーゲンを我が家に迎えるとのこと。
捨てる神~、じゃないけど、ワーゲンはいろんなオーナーさんの手を渡り歩いて、長生きしてきた車です。出来ることなら今ウチで出番待ちしている車達も早く公道に再デビューさせてあげたいです。

話題は変わり、車検のビートル。
ガソリン臭いとのことで点検してみると、タンクの下のホースから漏れている模様。

これ、硬化して割れたとかではなく、ホースが内側から侵食されて、膨張したって感じでしょうか。
なんかヘロヘロになってます。耐油ホースだとは思うんだけど、こんなこともあるんですね。
さ、ビール買って帰ろうっと!
2019.
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01

もっと早くしようと思っていたスマホのキャリア切り替え。
ついぞ月をまたいでしまい無駄金を使うハメに。
それでも今までは更新月すら失念して、毎度違約金払っていたのだから、それに比べればまだマシな方。
えーご覧の通り、LINE MOBILEにキャリアを移そうと思った次第。
今まで契約していたauから離脱すべく、手続きを始める。
相変わらずややこしくて意味わからん。
なんで日常生活で、こんなにややこしいことをせねばならんのか。
いつか、こういう流れに乗れなくなって、訳わからんままお金を払うようなオジンになるかもしれないと考えると、将来が空恐ろしい。
「差し支えなければ、キャリア変更の理由をお聞かせください」
とオペレーターのおねいちゃんが訊いてくるのですが、そんなものは知れたこと。
大きく値段が違うから。そうとしか言いようがない。
そもそも、この時代の日本に於いて、スマホなり携帯なり、なければ生活が成り立たないほどの必須ツールとなっているのに、未だに月に何千円もの使用料を取るというのはおかしいと思う。
そりゃ、サービスを提供しているのが民間企業なのだから、利益追求は致し方ないのだが、同時にこの世の中を作ってしまったのもその企業らなんである。もちろん金儲けが念頭にあったことは言うまでもない。
一時は、同一キャリアで長く使い続けている人が優遇される措置をするという、至極真っ当な方針も打ち立てられた事があったような気もしたのだけど、たぶん総務省としてもキャリア側としてもうまみのない話だったのだろう。
結果的に、総務省は市場競争を活性化するという名目から、過剰なサービスによる既存契約ユーザーの囲い込みをしないように指導。15年ほど前から始まったMNP(ナンバーポータビリティ)ってのもその一環だったりします。
格安SIMを提供するMVNO事業者、つまり三大キャリアの他のキャリアを主に指す名称なんだけど、こちらさんは、三大キャリアの回線をレンタルして、提供しており、ほとんど実店舗がなくCMも打たない、故コストが下がった分安く出来るというモノ。
大体どのくらい安いかっていうと、私で三分の一くらいになった。
その分、通信品質に不安がある、という話が無きにしも非ずだけど、私くらいの使い方なら問題ない。
携帯電話が普及し始めて約25年、私、リアルにそのくらい今まで携帯電話に月額料金払ってきてます。計算すると、嫌になるのでやりませんけど、そこそこの高級な車買えてるよなぁ……と。
ま、クソみたいなややこしい料金プランとキャンペーン競争は、各キャリアが苦肉の策として押し出している営業戦略なのは解りますが、我々使用者からするとあまりに不親切だと思う。
そして総務省はもう何も言うな、お前らが一番ややこしい。
そんなわけで、しばしLINEモバイルで使ってみることにします。