2019.
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あのパーツが欲しかった! を叶えてくれる、神のような掘り出し物夜市です。
今夜ご紹介するのは、ナーフバー。

アルファベットで書くとNerfバーとなります。 ナーフってなんじゃいと?
ちょっと調べたところ、真っ先に出てくるのがネットスラングとしての「弱体化」という意味が出てきますが、弱体化バーではちょっとなー、というところ。
もう一つ意味がありました。
レース中に他車を弾いたり押したりすること
これこれ。要するにガンガンぶつけてもいい、強いバーってことね。

前後で先端のデザインが若干異なりますが、きにしないでいきましょう。 メッキはまだ綺麗です。ステイ部分はシルバー塗ってます。 フロントのステイにはナンバー取り付け用のステイを溶接してます。(不要なら切り取ればオッケー)
一応、ステイの形状的に、67までのものだと思いますが、別に高年式でも小加工で取り付けできると思います。
巷じゃバンパーレスはほぼ人気ないけど、バンパー外した後に付けるのは大抵 Tバーってのが相場でして、この湾曲したナーフバーはほぼ見かけません。
特に1302や1303なんかに付けると、かっこいいんですよ。1313
私、昔02に乗っていたときに、このバーが欲しかったんですが、その時既に廃盤になっていて手に入らなかったんですよね。
そんな思いをふつふつと胸に抱きつつ、今回の販売です。
四本セットで、
18000円 お、おう! 強気の値段で行くぜ!
欲しい方はメール もしくはTELにて!
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2019.
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長年やってきて、初めて付けた部品。 すげー奇妙な形してるけど、変になったりしないかなと思いつつ。

バンパーマウントアダプター。 これ68年以降のプレスバンパーのビートルに、67までの丸バンパーを付けるためのステイ。
フェンダーの交換も必要ないし、すっげー便利じゃん! と思うも、付けてる人を見たこともなく、付けたこともなかった。

まあ6Vルックするときは結局パネル交換しちゃうから必要ないというか、どーも需要がどの辺にあるのか微妙な部品だったのだけど、今回つけました。

前から見た感じ。 お、おお。細かいこと言わなければ67に見える。

こんな感じで割と上手く収まってます

後ろはビッグテールだしどーかなぁ、と思ったのだけど、なんかそれほど違和感ないな。
なんか、悪くないっす。思ってた以上に。

そしてホイール。いつもなら内側をボディ色、外側をアイボリーあたりに塗るんだけど、今回はこのパターンで。

いや、これもなかなかいいですね。
ちょっとしたことで印象がガラッと変わるのも、ワーゲンの楽しさです。
全ての車が自分仕様。マイナーチェンジも思いのまま!
いつまでも飽きないで乗れる車ですよ。
2019.
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15

これ、事務所の壁です。
穴開いてるじゃねーかと。
そう、開けたんです。
ウチの事務所は倉庫の屋根裏部屋に相当する位置にありまして、窓が一つしかなく、風の抜けどころがなかったんですな。
で、もう一つ窓があれば、夏場に45度とか地獄の暑さにならずに済むんではないかと、冬のクソ寒い時期に思い立ったのです。

こんな感じで、「縦すべり出し窓」、というサッシを買ってきて取り付け。
うん、なんか感覚的にやったけどうまくいった気がする。

向こう側に見えてるのはとなりの工場です。
ここから仕事場を眺めて、やらなきゃいけない事に思い悩むのです。

隣からみるとこんな感じ。四メートルくらいの高さに当たります。まあまあ怖い高さ。

窓枠を化粧して完成。
大工さんが見たら卒倒ものの、かなーり適当な作り方してるけど、開けばいいや。
これで今夏は地獄の暑さからはおさらばできるに違いない!
2019.
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14

こんなのあるんですね。ワーゲンチョコ。
他にもタイプ2があるそうですよ。
オレ様もらっちゃった!

このフォルム的には、65年から66年といったところか。

けっこうよくできてる。
ま、チョコだから型さえあれば何でも作れるよなー。
こういうの、男は喜ぶよ。
しかしですな、バレンタインに女性から男性にチョコを贈るという風習は日本固有のものでして、世界ではそんなにメジャーじゃございません、というお話は何度かしています。
これ、当時のお菓子メーカーの販促奇策だったんですが、仮にですよ、贈るとするものがチョコではなくかっぱえびせんであったならどうだったかというと、これほどまでの盛り上がりはなかっただろうなと。いや、むしろ文化そのものがもう消えてなくなっていたかもしれません。
ここまでバレンタイン市場が拡大したのは、やはり女性がチョコを好きだから、といえましょう。
そもそも、男性でチョコが大好きだという人はあまりいません。
ですんで、これまでは義理だとか本命だとか、その二択しかなかったチョコの行き先が拡大して、自分チョコとか友チョコとか、さらに言えば各種のバレンタインフェアに赴くは「普段の自分へのご褒美だ」と言い出す始末。
もはや、オトコとか彼氏とか旦那とか関係ねぇし、バレンタイン司教もどーだっていいわって感じの扱いでして。
結局バレンタインデーは、あらゆる世の女性が、「大手を振って、チョコを買いまくり食いまくりしても咎められない日」なのではないかと。
同じくかなり根拠の薄い節分の恵方巻きと呼ばれる、太巻き寿司もそもそもの由来が忘れられて久しいですが、この同じ二月の根拠が曖昧な行事が、先1000年くらい経ったら、融合してしまうんではないかと考えたりします。
たとえば。
1000年後くらいの教養エンタテイメント番組で1000年後の林先生的な人が解説するわけですよ。
「なぜバレンタインデーに恵方巻きにかぶりつくのか、皆さん知っていますか?」と。
もちろん1000年後の庶民はそんなこと知りません。
「それはですね、当時はまだ男女が互いの肉体を求め合ったりする原始的な文化であり、ひと組の男女が、動物のつがいのように子育てをし、一つのコミュニティを形成するのが当然だったのです。そしてその前段階として性交渉のためのレンアイなるものがあったのですね。そのきっかけ作りのために男性から女性に恵方巻きを贈るという風習が出来たのです」
「じゃあ、なんで太巻きなんですか? 先生」
「恵方巻の、恵方というのは当て字でして、本来は柄の方と書いて、柄方と言ったんです。今では信じられないかもしれませんが、当時の男性は自らの生殖器の大きさを太巻きに模して、サイズを誇示したのが始まりと言われております。」
「え? なんで? サイズって大事ですか? 優良な受精卵を作るだけのために外見なんて関係ないじゃないですか」
「ええ、まあ“受精器”で育つ現代人にとってはまるで理解不能な話ですよね。当時は女性のお腹の中で子供は育って、そこから生まれたんですよ」
「ええ!? 動物みたい、やだー!」
「それも人類の歴史の闇と言わざるを得ませんね。当時は男尊思想に根ざした、男根信仰がはびこっていた時代ですからね。まあ、野蛮で猥雑な時代だったんですよ」
という風に、1000年後くらいは言われているかもしれません。
バレンタインデーに恵方巻き贈るのはやっぱりエロいので、やめましょう。チョコの方がいいです。
2019.
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13
男は、荒涼とした冬の海辺を歩いていた。
ときに波打ち際にまで駆け寄っては、熱心に何かを拾っている。
「何をなさっていたんですか?」我々スタッフは男へと質問を投げかける。
だが、男の口から発せられる言葉は、あまりに歯切れが悪い。
「いや、何か見つかればと……」
こんな冬の海岸に一体何があるというのか。ふと男の手元を見ると、彼が拾ってきたであろう木材の破片らしきものが見受けられる。
流木。
長年波にさらわれて風化した木材だ。
表面はパサパサして、今にも崩れてしまいそうだ。
見る者によっては只のゴミでしかないが、しばしばこの流木を使ってDIY作品などを作る人がいることはよく知られている。彼もその一人なのだろうか。
男は仕事場へとそれを持ち込み、おもむろに磨き始める。

「流木ってのは、こう、長年波に洗われてさ、腐って朽ちちゃった末の姿だって思ってるでしょ」
男は流木を磨きながら、我々スタッフに問いかけてくる。
「そうじゃないんですか?」
「見てみなよ、中は朽ちてないんだ」
そう、さっきまで風化しきったかと思われていた流木が、彼の手により表面は滑らかになり、淡い艶すら発していた。
「人間だってそうじゃない? 外見は皺が増えて、肌にも艶がなくなって、髪もぺったんこで全体的にしおれてさ、もうダメなんじゃねぇのって人いるだろ?」
「はあ……」
「社会って波にもまれてさ、とがった邪魔な部分や弱い部分は全部とられてさ、角が取れちまうっつーのかな」
「ええ、人間も年をとると円くなるって言いますものね」
「最初は行儀のいい木材として、板や柱に加工された奴がさ、いずれお役御免で捨てられて、海や川に流れ着いたその先で朽ちる。けどな、流木って奴は芯の部分は残るんだよ。そいつらがたどり着いた先で、どんな風な姿形になっているか、こうして磨いたときに本来の姿形が見えてくるんだ」

寒空の下で、男は磨いた流木にニスを塗りながら、はにかんだ。
そこには海岸で最初に見た様な朽ちた木の面影はなく、この世に唯一つの輝きを得たオブジェクトが、只ひたすら存在感を放っていた。
最後に我々スタッフは、男に訊いた。
「あなたにとって流木とは?」
「死ぬまでこじらせ続けた、クソみてぇな、こだわりだな」
とある流木作家もこう言ってますので、
皆さん、クソみてぇなこだわりをもって、ワーゲンに死ぬまで乗り続けてください。
2019.
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12
さあ、雪が降った。
こんな日は、高速乗って日本海に往くベ!
と、エンジンにとっては少々お寒いくらいの方が、調子がいいというのが相場ですが、寒すぎるとこんなことになるという話。

何度かアイシングの話をしていますが、毎度なかなかわかりにくい話で、目視できる現象ではないので理解しがたいかと。
キャブから燃焼室までの燃料供給工程というのは、空気とガソリンを混ぜて、エンジンからの吸入圧により、マニホールドを通じて高速で混合気を送り込む事を言います。
その気化性ガス(混合気)が熱伝導性のよい管を高速で流れることにより、気化熱が奪われ、急激に冷えます。
冷蔵庫やクーラーなど冷媒(エアコンガスなど)を利用した冷却機械と理屈は同じです。
クーラーや冷蔵庫なら、冷えるために行っていることですからいいのですが、キャブやマニホールドは冷えるために備わっている機械ではありませんので、冷えすぎるとダメです。
でも、エンジンというのは回していればとりあえずは走ります。
特にストップのない高速なんかではとりあえずは走ります。
が、パワーが格段にでない。
踏んでも回転の上がりが悪い、トルクもない。
そうして無理して走っていると、本当に走らなくなる。

こういうことになっているからです。
よくわかんないですね。

キャブについた白いのが全部霜です。というか氷に近い。
雪の日にガンガン走るとこういうことになります。
これは初期段階に充分暖機をしていないからです。
雪が降るほどになると、高速に乗る前に完全暖気してないと、途中で路肩に止めるようなことになります(私です)
そもそも雪の中を高速走らないって人はいいんですが。
プレヒートのホースとか、ホッとパイプとかが頑張ってくれている車両なんかは、この現象は起きにくいですが、1200の細いマニは起きやすいように思います。
こうなると焦りますが、一端止まって氷を溶かしてからあとは、調子よく走ります。

ま、贅沢の代償かねぇ。
2019.
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10
えー、以前に紹介させていただいたヴァリアントです。

オーナー様より提供の、追加の写真がございましたので、改めてご紹介させていただきます。
詳しくはこちら→
タイプ3ヴァリアント売りたし!本車両は、基本は現状の販売となっております。さしあたり修理が必要な箇所はないと思います。
そのままのお渡しで、名義変更さえしていただければすぐに乗り出せる状態です。(車検32年8月まで)
もちろん名義変更、整備等は当方でも承ります。(名義変更、納車整備等併せて、約6万円)
お値段は
、125万円、ポッキリです(税込み)
車検付きでこの値段はなかなかないと思います。
改めてオーナーさんご提供写真。
写真上手いですねぇ。


彼女やペットや我が子を写真に納めたくなるのは当たり前、でも、自分の車を撮るなんてあんまりしないですよね。
記念撮影の後ろに車がたまたま写っている、なんてことはあっても・・・・・・
でも、ワーゲンは写真に収めたくなる車です!
そして今度はどこに行こうか? なんて思ってしまう、彼女やペットや我が子のような車です。
今度はあなたが、是非オーナーになってください!
お問い合わせはメール、もしくはTELにて。 永沼マデ。
2019.
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09
ゴリゴリのタイプ2のハンドルギアボックス。
たまたま手に入った純正当時もののペグに換装することに。

こりゃなんだかわかんないですね。
ベアリングまでセットでしたんで、32個のニードルベアリングも交換します。
このニードル、普通に円柱かと思ったら、微妙にテーパーかかってるんですね、ま、ペグの当たり面からして当然といえば当然ですが。

震える手で、一つづつベアリングをセットしてゆきます。
ちなみに、1971年のレイトモデルですが、ペグはワンピースタイプが使われてましたね。
在庫してたのは2ピースタイプで、一瞬焦りましたが、問題なくつきました。互換性あるっちゅうことですね。

で、組み付けてギアボックスにオイル注入するわけですが、寒すぎて固すぎる。
なのでこんな洗濯ばさみのでっかい奴で、オイルのボトルを挟み込んで放置します。オートで注油してくれます。

さて、ここから以下は個人的な通信で申し訳ないんですが、皆さんはスルーしてください。

M君、これで責められたいそうですが、今度来たとき、どう使うのか詳しく教えてください。(残念ながら花は入っていませんでした)
2019.
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07
今日はミニです。

ライトなどを点けると、追加した電装品の電源が一瞬落ちたり、という現象が起きるので、バイパス、新規配線手術です。
に、しても、ミニの配線は……

センターメーターに改造してるってのもあるんだろうけど、なんせあっちコッチにヒューズが嚙ましてる。基本的にエンジンルームに四つだけヒューズがあるんだけど、ヒューズボックスらしき物はそれだけ。しかも時代錯誤なガラス管ヒューズ。これよく接触不良起こすんですよね。
でも、ヒューズボックス以外に独立したヒューズが配線の端々にあるんです。

だから奥まったところにあるヒューズを交換するのが地獄。室内狭い上に手も入らない。
そんなわけで、配線整理もしちまいます。

管ヒューズは全部撤廃します。

なんでこんなにヒューズが多いのに、ヒューズボックス作らなかったんだろう??

結局全部でガラス管ヒューズが17個もあったんですけど。(あとから追加した物もあるのかもしれない)
なんとなく今まで見てきたイギリス人って、「そういうのダメだろー、あとで困るだろー」的なことを平気でやってるって印象。素人でも改善の余地ありと感じてしまう部分が多いような気がします。
最近はめっきり台数減りましたが、ま、ミニもビンテージカーの双璧ですから、頑張って欲しいですけどね。
とりあえず、手が傷だらけになりました。
2019.
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06

今日はマッドフラップの取り付けです。泥よけですね。
キットは汎用で、主には67年までを対象としているため、68年以降のモデルには、ステーの加工が必要になります。まあこういう付け方が正解というのもないので、加工せずともつくといえばつくんですが、適当な付け方すると脱落する可能性は大ですかねぇ。

こんな風に、バンパーステイと、マッドフラップステイの穴位置がまるで違います故、加工します。

マッドフラップのステイの方を一部カットします。 とっても簡単なやり方なんで、溶接さえ出来れば、まあ。

こんな風にオフセットして付けるだけです。(写真に写っているバンパーステイは治具として使ってるだけで、現車の物ではありません)

こんな感じっすね。したから撮ったので上下が逆になっちまったい。
現代のようにほぼ完全舗装された道では、なくてもいい部品ではあるんですが、こういうのが標準的についている車ってそうはないので、今となってはちょっとしたワンポイントかな、と。そんなに高い部品でもないので、興味がある方はどーぞ。
2019.
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05
先週に引き続き、小細工なマイナー作業。
オーナーさんが、ハーストタイプシフターに、この様なシフトノブを付けたいと申し出。前の車から引き継いだ物だから、まあ使いたい気持ちはわからんでもない。

ただ、これだと、バックレバーに指が届かんのですよ。
なので、

こんなのつくって、

こうしたらええんじゃね? と。 (写真は型取りのために使ったハーストです)

提案してみたはいいが、固定方法に苦慮。結局本体に穴開けにする。本物ハーストなら出来ないね、さすがに。
それにしてもEMPIせいだからか、アルミダイキャストの「ス」がたくさんあるらしく、さらに純度が悪いのか、切れ味最悪、全然穴が空かない。

こんな感じで。でもこのままだとバックする度に指が血まみれになるので、二枚のステンレス板の間を埋める何かを作らなきゃイケません。

困ったときの木材。金属と木材のコラボレーションじゃ!

エポキシで接着!
完全硬化したら、削り込み。

オイルステンと、クリア塗装で仕上げ。

車体に装着するとこんな感じ。
操作性抜群になりました。なんかゴージャスですね。

そんなあなたのわがままも、7割くらいのクオリティで叶えます。
マシン加工が出来ればもっと正確なものも出来るんですけど、それはそれでコスト高になるしで。
ま、緩ーく造って、緩ーく楽しみましょう。
2019.
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03
以前から、自分の車の内装がごちゃごちゃしすぎて気になってた。

ナビに、MP3プレイヤーに、タコメーターに油温計に

シガーソケット三連に、オプションの(フォグと送風ブロアの)スイッチ類。ETCに先日紹介したロータリーコマンダー。
まだまだ挙げればたくさんありますが、なんか自分が運転席に座って窮屈感を感じてた。
そうだ、リニューアルしよう!
と、前から、営業時間外にコソコソとオーディオなんかをやっとったのですよ。

今回はメーターをデジタル化する! どうにも最も圧迫感のあったタコメーターを撤去したく。

デジタコを買った。 たぶん市販の物では最小じゃないだろうか。私のガソリン計はワイヤー式に依存しているため、メーター内のガソリン系は使ってなかったんです。

そこへ、デジタコインストールできるんじゃねぇか? と。
もともとがバイク用らしく、1万回転まで表示があるんだけど、車には必要ないので、三桁(×10rpmやからね)だけでオッケー。
おお、上手いこと収まりそう。

メーターパネル裏に両面テープで慎重に貼り付けます。位置がずれてたらあとですんごく気になりますから。
クッソ寒い中震える手で貼り付けてます。

っおお! カッコイイ!
ちなみに、一般的なタコメーターのように、回転数の検出線をコイルにつないだらわやになりますんで、プラグコード検出しなければなりません。

素敵です。デジタル化。 これで1800回転ってことね。
そして、オーディオもUSBメモリーが使えるようになった。

さらにオプションスイッチ類もすっきりまとめて、足下広々。
平成も終わるんで、丁度良い節目であったかなと、趣味性全開で誰も真似しようとはしないだろう、超マイナー作業でした。

あ、ちなみに私、全くオリジナルにはこだわりません。
自分オリジナルでいいっす。
自分さえ乗りやすくて使いやすければいい。他の誰が認めてくれなくても、全然構いません。
そんな我が道を邁進できる楽しい車、弄らんでどーしますか!
てなわけでー。
2019.
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02

タイプ2 レイト。
リアブレーキを開けたらこんなんなってた。 なにか?

これ、片側のシリンダーが伸びきってます。これじゃあ片方のシューしか使ってないよね、ってことで修正します。
たぶんブレーキの調整をしらん人がやったのでしょう。原因はサイドブレーキワイヤーを引きすぎてるせいです。
サイドブレーキワイヤーを引きすぎたまま、ブレーキ調整したんでしょうな。こういう状態だとサイドブレーキも普通の油圧ブレーキも効きが甘くなります。で、まず、ハブを外さなきゃいけないんですが、レイトのハブは何故かガンガンに締まっている事が多く、

46ミリナットを火あぶりの刑です。物によっては赤熱するくらいまで炙らないとダメな物もありますが、今回はそれほど頑張らなくても緩みました(とはいっても、普通のインパクトじゃとれませんでしたけどね)

そんなわけで、組み直してこの通り。
今回はご新規さんで、オーナーさんにとっても初めての車検でしたから、リセッティングって感じですね。
よくわかんない中古車屋さんなんかで買うと、よく間違ったパーツの組み方をしている車両なんかを見受けます。
普通の車屋さんって何でも整備はするけど、やっぱり古くてよくわからん車なんてのは、あんまり触りたくないから、ついぞ整備も疎かになるんでしょう。気持ちはわからなくはないです。
ま、餅は餅屋といいますか。餅屋は餅しか売れないというか。でも、餅屋だろうが蕎麦屋だろうが、美味しい物を提供したいということには変わらんわけで、そこんとこは大事だなと。
2019.
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01

ハイこれはなんでしょうか?
これ、カーオーディオのコントロールユニットです。ソニーのロータリーコマンダーという代物です。
ソニーそのものはとっくの昔にカーオーディオ部門から手を引いてしまっているのですが、このコントローラーだけが今でも人気です。

当時ソニーのデッキ専用で発売されていたオプションでした。
市販車にはステアリングコントロールスイッチも装備されてない頃、コラム付近などに取り付けて、手元でオーディオ操作の全てが出来るという優れものアイテムで、私も愛用してきていました。
このコントローラーを使いたいがために、USBやらスマホ対応のデッキの時代になっても、延々ソニーのMDデッキを使い続けていたのです。私はデッキを隠してしまいたい性分なので、純正ラジオは付けたまま、デッキ本体はグローブボックスに収納するという手段をずっと取ってきましたので、このコントローラーは手放せなかったのです。
でも、やっぱUSB使いたい、最新のデッキも欲しい、いつかどこかのメーカーがこれに類似したコントローラーを出してくれるだろうと期待しておりましたが、なしのつぶて。思えばソニーは革新的でした。何故こんな便利で簡易なシステムを取り入れないのか!
これ、ネットで探ったところ、私だけでなく、多くのファンがいるようです。
しかし、そうぼやいたところで、どうなるわけもなく。

と、思っていたら、なんとパイオニア(カロッツェリア)のデッキで「ステアリングリモコン」対応機種というのがあるのです。本来はパイオニアからでているリモコンや、純正のステアリングスイッチに対応なのですが、このソニーのロータリーコマンダーも使えるんです。一部機能はオミットされるようですが、音量調整やATT(ミュート)、トラック送りなどは問題なく操作ができます。デッキにより多少差はあるかもしれませんが、とりあえずこちらで調べた限りは使えました。
無論のこと、ロータリーコマンダーは今後生産されることはありませんので、今中古で現存している限りです。
ウチで漁ったら、二つ出てきましたので、デッキを隠したい変態こだわりな空冷VW乗りの皆様(空冷乗りじゃなくてもいいけど)に放出いたします。最近はプレミアついて定価より高くなっているみたいですが、それらよりはお安くして
RM-X4S 1個 5000円 にてご提供いたします。 (2個限りです)
お求めの方は、メールか電話にてご連絡ください!