2018.
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本日は検査でしたが、ガラッガラで、待ち時間ゼロで突入できたんですが、よほど暇なのか気づかないでいいところまで指摘しやがりまして、あえなく撃沈。

久しぶりにエキサイトしてきましたが、相手は法の番人。所詮はのれんに腕押しです。
が、言わずにはおれん。

この、ボディとバンパーの隙間。
規定では2センチ以上あってはいけないという事になっている。
ですがタイプ2の場合バンパーの下部とボディは鉄板で繋がっているので、これは隙間にあたらんだろうと、これまでと同じように検査に挑んだのですが、「これは隙間だ」と。
当然反論はします。もう、こういうやりとり何十回とやってきたか。
それでもまだやる私が阿呆なんですが、やっぱり言いたい。
そもそも、この隙間がどういう問題になるのか、皆さん判りますか?
そう……風の抵抗を受けてバンパーが外れる!
残念! 不正解。
これ、この隙間に人を引っかけると危ないでしょ、というのが根拠です。
この隙間に引っかかる奴はもう既に車に撥ねられていると思います。
お前はもう死んでいる、ですよ。
どうやったら引っかかるのか、どんだけ間抜けなうっかりさんだ。
そんな奴は、水たまりで溺死するだろ。
と、まあ、一通りそういう事は言うのです。
で、国会で話し合うように告げます。
大体ですね、外車メーカーがニューモデルを出して、そいつが日本国内の基準に合致しないと判れば、日本の法律は変わるんですよ。それで輸入できて国内を走行できるようになる。それまではかたくなに、数ミリ単位で我々を責め立ててきたのに。
どんだけ外圧に柔軟なんだ、日本政府と道交法。

で、こっちも問題なんだが、以前にも話した事ありますが、69ねんから70年くらいの間の、カルマンやタイプ2によくある事ですが、日本の勝手な法律のせいで、ノーマルにもかかわらず違法車両となってしまいます。
車体後方側面から1メートル離れ、1,5メートルの高さから、車体前方を視認して、ウィンカーが確認できない車両は車検に通りません。
要するに側方から方向指示器を確認できなければいけない、という法律です。
この点に関しては、だからといって警察に掴まるレベルではないのですが、普通にしてて違法とされるこの口惜しさ。
じゃあ、なにか? ボディ横に穴を開けてウィンカー埋め込めとでも?
そういうこと、よくあります。ですんで我々は車種ごとに車検の対策をするんですが、できればこんな無駄な事はしたくない。
そういう部分を先にどうにか改正してもらいたいものです。
んなわけで。
碌な事がない今日はハロウィン。
トリック・オア・トリート! 合格させなきゃゴネちゃうぞ!
ですわ。
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2018.
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別に……前回バイクの話したからって訳じゃないからねっ! わたしはただ、天気がいいなぁ、って思っただけだからっ!

おおぅ、大地は黄金色だぜ。
気持ちよく田舎道を走っていると、シフトペダルが妙に高い位置に……ああ、なんか起きたなと。

振動で締めていたボルトが緩んだのでした。
ハーレー系ってのはエンジンの振動がまあまあある車両なんで、ネジ緩むとかは日常茶飯事でございますから。
とりあえず知らない土地でも、ホームセンターくらいあるだろうと、マッドマックスな世界観でなくてよかったなと。
ただ、出先でロックタイト(ネジの緩み止め剤)買ったのは初めてです。

なんか右手の雲が超ヤバいんですけど。
帰れって事ですかね?
に、しても月曜日なのにまあまあ観光してる人がいる。いわれなきゃ休日かと思うくらい。結構休みの人っているんですね。

ふと立ち寄った駐輪場にて。
俺以上に変なバイクはおらんだろうと、停めてみたら、変なバイクが二台も横に。
どうもドカティらしい。見た事ない。そしてぱっと見ただけでは車体の構造も判らんくらいのスタイリング。
一応ツアラーっぽいんですけど。
なんつーか、未来のバイクみたいだ。
走りを楽しむために、わざわざ地道で帰ってきたんですけど、山の中はもう寒いですね。
革ジャンにTシャツだけでしたけど、そんな格好で走れるのも今年はこれが最後か。いやあ気持ちよかった。
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28
ッて訳なんで、ネタらしいネタはなく。
写真も一枚も撮らずでして。

なので、ドナドナした本妻の代わりに迎えた、新しい妻の話をば。
私は一夫多妻制なので、一人で何人もの妻を持ってたりするんですが、まあそれらに満遍なく乗れているかというとそういうわけでもなく、場合によっては年に数回とかいうレベルでして、いわゆるレスと定義してもよろしいかと。
しかしながら、私の男気と申しましょうか。浮気心は男の甲斐性といいますから、隙あらばすぐに新たに妻を作ってしまうのですよ。
今回、家で待たせているどっしりグラマラスなアメリカ人妻を差し置いて、さらにスレンダー軽量級アメリカ人妻を娶ってしまったのです。しかも従姉妹レベルの血族。
それが、アメリカンスポーツバイク BUELL(ビューエル) エリック・ビューエルって人が作った、コーチビルドマシンの会社です。
バイク好きなら一度は聴いた事があるはず。バイク知らない人は全く知らない。
いわゆるマイナー車ですが、マイナー車にありがちな、マニアックな人気があります。
ただ売れなかっただけのバイクなら人気もクソもないのですが、まあまあ売れました。
でも、癖がありすぎて長く乗る人が少ないという事は言えそうです。
超簡単にこのバイクの事を説明しますと。
250ccのレーサーレプリカのフレームに、ハーレーの1000ccのエンジン積んだバイク、というのが言い得て妙でしょうか。
徹底した軽量化とマスの集中化で、車両重量と取り回しは400cc並。ぶんぶん振り回せます。
ホイールベースが極端に短いので、極端に曲がりますが、直進安定性は悪いです。
これを、怖いとするか、面白いとするか。
そんなバイクです。

ちなみにマスの集中化とは、重量物をできるだけ車体の中心付近に持って行く事で、車体を安定させようという(ざっくりですが)考え方で、四輪のミッドシップなんかもこれに当たります。バイクの場合カラが小さいのでそんなに影響なさそうに思われるかもしれませんが、大抵のバイクが最大重量物であるガソリンタンクが車体上部に鎮座しているのに比べて、このBUELLはアルミのボックスフレームの中にガソリンを入れてます。上のもっこりはエアクリーナーボックスです。
車体末端部に重量物を配さない、という考えを徹底的に行っています。
こういう極端な事は、なかなかメジャーメーカーではやらないもので、そこがBUELLがBUELLゆえんというところ。
なのでマイナートラブルもまあまああったりはしますが、慣れればなんという事はない。
しかし、それだけ軽量化だなんだと言いながら、クソ重いハーレー883ベースのVツインエンジンを搭載しているあたり、MADE IN THE USA でございます。 (この、自国に定冠詞つけちゃうところが、アメ帝のずうずうしいところ)
しかしただでさえ厳しいモーターサイクル市場で、片手間にニッチ層を相手にするほど余裕のあるメーカーでもなかったので、後年はハーレーの傘下に入って、(おそらくは技術を搾取されてたのだけど)なんとか、生きながらえていたのですが、遂に2010年をもって廃業となりました。
BUELLはハーレー系のエンジン部品供給を受けて製作していたので、恩義もありましょうが、後年はスポーツスターのエンジンをチューンして(ほぼ別物レベルですが)搭載していたので、ハーレー社は相当技術のフィードバックを得ていただろうとは思われますし、他にも独自の技術やライセンスがあっただろうに、それらは持って行かれたのかどうか、真実は闇ですが。
これほど個性的なバイクを作るメーカーは、おそらくもう現れないだろう事を思うと、実に残念です。
そんなこんなで、これからもバイクという乗り物自体がそうですが、「乗る事を楽しむための乗り物」ってカテゴリーがいつかは消滅するのではないかと、日々感じております。
逆に言えば乗れるのは今だけなんですけどね。
だから、今のうちに、一夫多妻だろうが欲望のままに娶るのだぜ。
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27

昼は汗かく、夜は震える。
そりゃあ風邪も引きますわ。
な、わけで、私は元気なんですけどね。周りでは風邪引いている人多いですね。季節の変わり目あるある。

エンジン降ろしますよーっと、ハンガーボルトが指で回るほど緩い。
なにこれ? っていうか、バイクに限らずですが、個人さんでレストアとかした車両って大体ネジが緩いんです。車両は綺麗に仕上がってて、完成度も高いんですけど、トルクが甘い。別にトルクレンチを使って完璧にトルク管理しなきゃいけないって訳でもないですが、そこは締まってなきゃダメだろー、って箇所は「オラァっ!」って勢いで締めとかなきゃダメです。
ともあれ何でも直す私ですが、病気もできるだけ自力で治すようにしてます。
自家療法として信じているのは、とにかく身体を温める事です。寒いとか思うくらいだとダメ。体温は本当に大事です。だからメシは食欲なくてもガバガバ食わなきゃダメです。
熱い風呂に入って、辛いものたらふく食べて、きつい酒飲んで、毛布にくるまって寝る。
私はこの20年くらい、それだけで風邪を治してきてます。薬は身体を甘やかすので基本飲みません。
という事を書いたら、そんなんで治るのお前だけや……といわれるので、あまりいわんときましょう。
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バハのボンネット交換です。
右がFRPのもの。左がノーマルを切った鉄製。オーナーさんがどーしてもボンネットを鉄にしたいとの事。
そんなもんボルト四本で付くじゃねーかと、いえいえ、ノーマルのボンネットをバハ顔に合わせるのが大変です。アール違うし、不具合色々。ここは工夫して会わせなあかんので。

全塗装してよく忘れる小物類。一緒に塗っとけば一回で終わるものを、だあああーめんどくせぇ! (じぶんのせい)

ちょろっと塗って、待ってる間にヘルメットペイントしてみる。
メットのペイントしたのなんて二十年ぶりくらいだ。
私だったらしょっちゅうやってそうなものですが、やらなくなったのは、ヘルメットのような球形の物体にデザインするのがものすごく難しいと判ったから。かといって良いデザインを思いつかないんですけど。
私はほんとうにグラフィック系のデザインセンスないので。
そういうのできる人すげーなーと思います。
ありゃ才能だわ。
だからデザイナーって職業があるんでしょうけど。
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まだ動いていません。今日少し時間ができたので、作業してみたら、一応動く事は確認できた。
でも、早く進んでしまう。一時間で20分弱早い。
これでは時計としては使えません。というわけでもう少しかかります。

この青い箱が、親時計代わりになる制御器です。
こういうの作れる人尊敬します。

本日は朝からマツダデミオの助手席窓ガラス交換。
台風被害、ではなく、車上荒らしです。
なんで車上荒らしするかねぇ。
オーナーさん曰く「隣にもっと高級な車があったのに……」
いやいや――――でも、たしかに。
どうせ狙うなら、金目のものがありそうな車を狙えって意見はある程度同意しますけど、そもそも車内にそんな価値のあるもの積んでる人いますかね? 昔はナビとか盗むの流行りましたけど、今はクソミソな値段で売ってますし、まさか車内に札束札束積んでる人もそうそういないでしょうに。
車上荒らしする奴って、ホンマに頭悪いな。
大体、割られたあとの交換作業で時間かかるのが掃除なんですよ。割るのはいいけど(あかんけど)ちゃんと全面にガムテープを貼ってからだな、それからガツンと割りなさい。仕事は丁寧に、現場はいつも綺麗にしろって習わなかったのか。

そんなわけで、狭い空間を駆使して、段ボールを敷いてこちらも作業開始です。エンジン降ろしですだよ~
そんな感じで、相変わらず並行作業が続いてます。
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はい、次はタイプ2レイトのハンドルギアボックスです

これもまたハンドル回すとゴリゴリ。
タイプ2はアーリーも含めて、足回りそのものも重く、リンクが多く抵抗が多いので、特にハンドルギアボックスには負担がかかります。
アーリータイプはリビルトものがでていますが、大体10万円とかしますし、ギアボックスだけを変えて完璧になるかというとそうでもなく、所々に弱点があり、タイプ2乗りはハンドルのガタや遊びは、ある程度覚悟して乗っているというのが現状と言えましょう。

分解すると中にオイルが入っています。粘度が非常に高いオイルです。
案の定、細かい削りかすがだいぶ出てきました。

これ。この紡錘型の部品がギアボックスの肝です。小指の先くらいの大きさで、この一点でギアを動かしています。
例に漏れず、結構痛んでますが、部品はありません。(アーリータイプはここの部品だけで売っています)
なので、とりあえず成型修正だけして、元に戻します。こんかいはゴリゴリ感だけとれればそれほど問題ではないので、これでいいです。リフレッシュですわ。

別にハンドルギアボックス分解するのが好きなわけじゃないけど、こういう同じ作業って続くんですよ。なぜか。
現代の車ってのは、大半がラックアンドピニオンという、素敵な構造をしており、メンテ性、操作性共にギアボックス式を凌いでいます。ただ、こちらのデメリットは操作が重いのですね。
ですから昔の車には多く、操作感の軽いギアボックス式(ボールナット式)が採用されておりました。
しかし先に挙げたように、操作感として優れているのはラックアンドピニオンだったため、重ささえ改善できればこっちの方がいいんじゃね? ということでパワステが当然になった現代は、ごく一部の車種を除いて、ラックアンドピニオン方式になったというわけです。
が、以前にも言いましたように、1975年の1303だけはラックアンドピニオンを採用してまして、もちろんパワステなど付いていませんでしたが、めっちゃくちゃ軽い。最高のステアリング機構が付いてます。おまけにノーマルでも速い。実はアレがビートルの最終形態、フォルクスワーゲンの答えだったのではないかと個人的には思っています。手に入れてる人はラッキーですね。
もちろん軽いのは、エンジンが後ろに付いてるから、なんですけどね。(パワステ付いてないフロントエンジンのラックアンドピニオンなんてクソ重たいです)
2018.
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ビートルはご存じの通り、2ドアでございます。
2ドアって事は、後部座席に人が乗り降りする時に、前の座席を倒すという儀式が必ず伴われ、老若男女問わず不評でありまして、どんなクルマでもマイナーチェンジ、モデルチェンジするたびに4ドアになっていったものです。
コスト的なことを勘案していた軽自動車なんかでも昔々はほとんど2ドアだったのに、今じゃ標準的に4ドア。場合によっては乗用車タイプでスライドドアなんてのも当たり前にあります。
そんな中でしつこく2ドアにこだわったのが、スタイリングを重視し、乗車定員を無視してきたスポーツカーだったのですが、こちらも例に漏れず、というかスポーツカーがスポーツカーたるゆえんを忘れたというか、スポーツ4ドア車登場と共にスポーツ性を失っていった、という表現の方が正しいかも知れません(が、RX-8の観音開きは見事でした)が、世に迎合したなと、冷ややかな目で見ているのは一部のマニアだけでしょう。
さて、そういった流れ以前に生まれたワーゲンは当然2ドアのまま進化もしなかったのですが、タイプ3だけは4ドア案はあったそうですが、こちらは水冷化の波が押し寄せてきており、セダン、クーペ、ステーションワゴンとしてはその地位をゴルフへと譲ってしまい、時既に遅しでした。
で、ビートルなんかは2ドアで人が乗り降りするだけで大変じゃん、荷物どうするのよ?
と、今ならもれなく奥様の愚痴が聞こえてきそうな車内空間ですが、そこはそれ、荷物など人と一緒に乗せるという発想がまずなかったのですよ、あの頃は。
そもそも、セダンが3ボックス構成で、客室(キャビン)と荷室(トランク)に分けられているのは、人間と荷物を分けるという目的であり、荷物と同じ空間に人間様が乗れるか、という発想がトランクを生み出したのです。今でも観光バスは客席下部のトランクに荷物をしまいますし、飛行機だって荷物は空調も与圧もされてない荷室です。
ですから、荷物と一緒に車内空間にいるのがほとんど当たり前になっている今の方が、昔からすると原始的で低俗だというわけです。荷物などキャリアに載せればいいのです。
ですが、キャリアがない時はどうするの? キャリアに載らない荷物はどうするの?
はこべないよ~
ッと、ご安心ください、あるところにはある、ビートルの第三のドア。

オープントップ!
これは後付けの奴ですが、一部では標準装備のモデルがありました。数は少ないですけど。
これ便利なんですよ。長物を積む時はむちゃくちゃ重宝します。

6尺の脚立も楽々運べちゃう。

なんでこんなコトしてるのかって言うと、実家のベランダの屋根を直しに行ってたのです。
しかしアレですね、今近畿圏内では波板が品薄で、入荷してもすぐに売り切れてしまうそうでして、今回手に入れたのも最後に残ってた塩ビ製で、長持ちするポリカ製の奴は軒並み売り切れでした。
まだまだ修理が滞っているお宅が多いんですね。
2018.
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21
朝から真面目に修理を始めます。
件の1302の方ですが、昨日開けたギアボックスよりは程度がよく、スリーブの打ち替えも必要なさそうなので、分解決行。

症状としてはある位置でゴリッと引っかかって重くなるという。非常に不快で、場合によっては危ない操作感です。

さて分解したギアボックスの中身。
かじってますね。これらのはへんはどこへいったのやら?
たったこれだけの傷でも、ハンドルにあれほど違和感が出るんですね。
実はここまで来るのに昼までかかってます。というのも、昨日はプレスだけで抜けたピットマンアームがどうしても抜けず、バーナーでガンガン炙って、叩きーの、殴りーの、してプレス機の油が漏れてくるくらい押してやっと抜けたからです。
これが抜けないと、分解は出来ません故。

一発で目が潰れるくらいの強烈スパークで、溶接かます。本来ギアは焼きが入ってるので、硬度としては心許ないのですが、まあ、補修としてはこの方法しかないかなと。出所の判らない中古よりはマシだろう。

サンダーで削って、ベルトサンダーで整えて、金ヤスリでシコシコ、ひたすら手作業。本当は精度求めて旋盤とかにかけるべきなんでしょうけど、分解は出来ないし、そもそも旋盤持ってない。(だから誰かください、としつこく言ってたら、いつか誰かがくれるはず)
綺麗に見えますけど指で触るとまだ違和感あります。

とりあえず、指で触って違和感なくなるまで、最後は耐水ペーパーで手磨きです。
どうですか背景の日差し。たっぷり夕方までかかってますよ。
結果もちろん、直りました。
これで直らなかったらどうしようかと思いましたけど。 まあ、いい経験だったかなと。
さて、オーバルの方がどうしましょうかねぇ?
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ステアリングガタガタの車両が二台も入ってる。しかもギアボックス。
ステアリング不良は、足回りで関わっている箇所が多いので、他の疑いの余地が残るからすぐには答えが出せないんですよね。

特に65年までのキングピンは単体で点検してみないとよくわからないので、タイロッドを外したり、ステアリングシャフトを外してみたりしてチェックします。
ちなみに、これ、56オーバルです。

やばい。ステアリングギアボックス、普通にない。
そしてもう一台、1302です。

この絵面、なんか悪い事してるように見えますが、ガソリンタンク外さなきゃステアリングシャフトの点検できないので、ガソリン抜いてます。タンクの裏側にユニバーサルジョイントがあるんですね。
ジョイントだけなら組み替えて仕舞いなんですが……ジョイント無事だったりするんだ、これが。

ビートル、トーションバータイプのハンドルギアボックスは部品としてでてるんですが、ストラットモデルは右左別で、左しかでていません。右はマイノリティなんですよ。
こちらもふつうにありませんので、とりあえず中古の部品を探してきて、使えるものにしてみる事にします。

やっぱりプレス機は偉大。

おお、中身は予想通りひどいよ。金色なのは真鍮の削れカスですね。
これ、シャフトの軸受け部分が削れてガタガタだった奴です。これを再生しようという方が無謀かも知れない。

とりあえず洗ってみる。

接触面が荒れてる。普通はこうなってたら終了ですが、そもそも壊れてる部品なのでできるだけ修正してみましょう。

奥の穴に入っているのが真鍮スリーブです。

まさか同じではないかと、一縷の望みをかけて、タイプ2のセンターピンに使われているスリーブをあてがってみるも、若干小さい。使えない。
おわった……いや、終わったらあかん。
ビートルに限らず、空冷系は1975年式の1303を除けば、すべてステアリングはギアボックス式で、摩耗、損耗は宿命でして、ギアボックスの調整でなんとか延命しているというのが現実です。
もちろん部品がでる車種なら心配はないのですが、古すぎるものや、マイナーすぎる車種は、ここが壊れると泣きをみます。
据え切りの多様、空気圧が低い状態で運行、無駄に太いタイヤを履くなどは、確実にステアリングギアボックスに負担をかけます。
そんなわけで、来週も忙しくなりそうです。そして仕事は終わらない。
なんか、常にキャパオーバーしてないか……俺
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悪い事は重なるもので。
というか、これは数日前からだったんですが、私の愛車のミッションマウントも逝きました。

完全剥離状態です。
この状態になると、がっくんがっくんで、加速減速するたびにミッションが暴れまくりの暴れ馬。
クラッチミートに気をつけるだとか、加減速時に気をつけるだとか、上手い事乗れば乗れない事もないんですが、やはりストレスは溜まるし、あんまりこういう状態を続けるのもよろしくないという事で。
修理したいんですが、そんな暇も場所もない。

なので、禁断の応急処置。
情けない。不甲斐ない。
これで少しはマシだろうけど、たぶんすぐダメになります。
そんなわけで、トラブル続きですが、仕事はちゃんと進んでます。
今日は温泉に入って帰ります。
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1302の車検整備ッす。
結構距離を乗られるお客さんでして、ええと、80万キロです。マジです。

遂にステアリングシャフトのユニバーサルジョイントが逝ってしまったようで、ガタガタ。とりあえず関係のある箇所を一つづつ修正してゆきます。
ここ(ステアリングギアボックスの反対側ね)なんかはあんまり気にしないとこですけど、ガタがあるのでシムを入れて修正してます。
まだまだ走るから、しっかり整備しなきゃねー、と。
ところで表題はこの話じゃなくてですね。
昨日の話なんですが。
まず、朝起きたらアイポンが壊れてた。画面真っ暗、反応しない。
とりあえずネットで、復旧策を検索して実践してみるが、効果なし。一時間後には最寄りのアイポン修理屋に持って行く。
受付のお姉さんがすんごいエエ声してて、劇団か何かに入ってるのかと訊きそうになりました。
とりあえず待ち時間があるので、いったん店に戻ろうとスクーターを走らせてると、フルパンクした。
フルバンクではない、そんなテクニシャンではないです。ホイールからタイヤのビードが落ちた。空気が抜けてるタイヤは一定の力がかかるとビードが落ちます。特に安物タイヤ。
この原付、代車なのだから別にいいやと、中華なものを選んだのが間違いだった。
そんな折、お客さんから電話があり、急いでベコベコのままなんとか店に帰り着き、修理で預かっていた車をお客さんに納車。
しかし、貸してた代車の軽自動車を移動させようとしたら、バッテリーが突然死した。
バッテリーの交換年月見たら六年前だったりする。あきませんなぁ。
そして数時間後、アイポンを自転車に乗って引き取りに逝くと、さっきのお姉さんではなくカラのデカい中年男性。
しかしこの人も、すげぇ声高いの。まるで少年のように。声だけ聴いて女性だと言われたら信じるくらいなんだけど、見た目はおっさんです。なんなのこの店。
でも仕事は早いし、対応も丁寧で、すんげぇ助かりました。
良くある事らしくて、ディスプレイ(液晶)がダメになって、タッチが効かなくなるのだとか。そうなってしまった時はあまりごちゃごちゃ弄らない方が賢明らしく、素直に修理に持って行く方が良いみたいです。むやみに触ると初期化する羽目になるらしい。
で、ディスプレイ交換だけなので、メモリーに影響はなしだったけど、改めてバックアップの重要性を実感。
といいつつ~喉元過ぎればなんとやら。
健康のありがたみを感じるのは傷病を被った時だけ、という、修理屋さんでもこんなに意識低いっす。

で、新しくなったディスプレイ保護のため、ガラスフィルムを買う。
なんと百均でもこんないいもの売ってるではないですかと、喜び勇んで貼り付け。
反応ワル……、ストレスマックスで即剥がす。
これ本当にガラスなのかと曲げてみたらちゃんと割れた。 ヤダ、なんか綺麗だわ……。

修理の際、安い方のディスプレイを選んだのが悪かったのか、それともこのフィルムが悪かったのか。
ちなみに、やはり純正ディスプレイの方が色がよかったです。アップルのレティナディスプレイ、圧倒的に優れてます。
修理互換品の安もんは安もんなりのクオリティです。
心の中で来年はアイポンXだなと、いつの間にか念じている私がいます。
こればっかりはさ、修理し続けて使い続けるってもんではないよなぁ、と。
2018.
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17
えー、ブログを毎日更新する!
というのを目標にして、もう二年くらい突破しただろうか。
正確には休みの日は更新しないので、365日ではないのだけど、そしてたまにサボるので月平均、20記事くらいだろうかというところ。年間250くらいは書いてるのかなぁ。
基本というか、絶対に職場で書く事にしてます。
これを家で書こうというのを許すと、また毛色が変わってくると思います。ですんで、毎日仕事終わりにこうして書いているわけです。

私のブログはよく「車屋さんのブログっぽくない」と言われます。
いつも車の写真載せてるじゃないですか~。

一応、意図としては、あくまでワーゲンの入門としてのブログです。
あまりプロフェッショナルな事は書きませんし、マニアックな事も書きません。というか書けません。
気持ちの上では、ワーゲンに興味のないヒトでも、私の記事を間違って読んでしまって、ワーゲンに少しでも興味を持ってもらおう、この世界のことを知ってもらおう、という気持ちがあるので、割と無関係な話も書いたりします。

そういう意味で、いろんな話をしますし、自身いろんな事に興味を持つようにしなければいけないと思っています。
間違って別分野のヒトが検索して、話題に引っかからないか、そういうスケベ心しかありません。
なので、これからも車に関係ない話は書き続けます。
目標は一日1000ビューくらい。
そしたら書籍化して印税生活してやるのに。

あ、あのですね。少しだけ車のお話。
この配線端子、いわゆる巷では「平端子」と呼ばれてる物です。
これ、よく間違う人がいるんですが、ワーゲンにこの平端子を使ってはいけません。というか車に使っちゃダメです。

こちらのスリットの入った平端子を使ってください。(ファストン端子という呼び名もありますが、これは登録商標だそうです)
スリットの入っていない平形端子は嵌合力が弱く、振動や動きのあるような箇所では抜けてしまったりする事があり、自動車関係は特に不向きです。
このスリットがロックの役割をしていて、抜け止めになっています。
同じような物だけど嵌まればいいというものではない。
どうせ嵌めるなら引っかかりのある方が良いとかなんとか、そういう話を大昔に女の子から訊いたような気がしますが、アレはなんの話だったか。
歳なのでもう忘れてしまいましたが。 そんな端子の話でした。
2018.
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ええと、仕事とは全然関係ないですが、散髪しました。
以前にも何度か言っているように、私は散髪が苦手です。散髪されるのが苦手というか、じっとしてるのが苦手というか、あの身動きとれない感じがどうしても慣れない。

あまりにも散髪しないので、長髪だった事もありまして。ええ、その頃は背中くらいまでありました。
ある意味楽だったんですが、やっぱり手入れしないので痛んできて、やっと切るというサイクル。
最近は社会性も付いてきてそういうのもダメだなと、半年ごとくらいに散髪するようにしています。

まあ、なんですか。
散髪屋でも美容室でも、「どうしますか?」と問われると、非常に困ったりします。
というのも、単純に「短く」とか言っても、それは言葉として曖昧で、どのように短くなのかを提示しなければなりません。
そういうときに、「ヘアスタイル」、というものが役に立つわけです。
スキンヘッドに、といえば伝わる。
マッシュルームカットに、といえば大体伝わる。
モヒカンといば大体伝わる。
たぶん、思った通り、想像通りの頭に仕上がると思う。唯一、モヒカンの幅はどのくらいにしますか? とは訊かれると思うが。
ただ、そのような頭をするのは、特別な事情がない限り縁がないわけで。
普通に散髪する場合、部位ごとに大体指示を出す必要がある。
ただ、そこをそうすると、どうなってしまうのかがよくわからない。
私が言っている事がよくわからないかも知れないが、同じように思っている人はいるんではないだろうか。
かといって、ヘアカタログやイケメンタレントの写真を持って行って「この様にしてください!」というのもかなり恥ずかしい。美容師さんはそんな事思っていないだろうけど「頭を似せてもけして同じにはならんからな」と思われているようで、なんか嫌だ。
とはいえど、どうなりたいのかも実は明確ではなく。
よくよく考えたら、私は外見的にどうなりたいというのがない。基本スペックが低いので、カッコつけても仕方ないだろう、という気持ちが結構あるかもしれない。
なら、スキンヘッドにすれば問題解決じゃね? といわれそうだけど、それやるとヘルムの鉄の掟としてスキンヘッドしてるみたいに思われるから、ちょっと具合悪い。
一番いいのは、「俺が一番かっこよくなるように仕上げてくれ」と言って、頭を刈ってくれることだろうな。
なんなら服から全部プロデュースして欲しい。服選ぶのとかも実はめんどくさい。
スタイリスト雇いたいわ。
そんなわけで、365日中、300日はツナギで過ごしてる男の、お洒落トークでした。
2018.
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14

はい、肌寒くなって参りました。
遂に衣替えですね。
今年の夏は本当に暑かった、というのは毎年言っているような気もしますが、歳のせいかもしれませんがはっきり言ってきつかった。
ようやく秋の訪れという感じ、ワーゲンやバイクに乗るにはいい季節です。
今日は色々あったんですが、写真も何もなくて、話した事も幅が膨大すぎ、かつ禁則項目が多すぎ、まとめきれません故、ネタなし回として、雑談をば。

近頃、巷で(ワーゲン界で)ちょっと噂になってた話。
アメリカのオレゴン州にて、1964年式のビートルが新車同様のコンディションで発見され、それが売りに出ているそうな。
その価格――100万ドル!
約1億1400万円とのこと。
1964年ってぇと、スモールウィンドウの、ビンテージVWの色を濃く残した最終モデル。
よく、67年を境にヴィンテージかそうでないかを分ける事がありますが、64年を境にする方が私的にはしっくりきますね。なんせボディが違う。
ま、この一億円ビートルがそれだけの価値があるのかと申しますと、まあ、人それぞれなんじゃないの? という答えしか出てきませんが、庶民からすると車に一億円支払うとか正気の沙汰ではないと思います。
仮に宝くじで6億円当選しても私は買いません。一億円の資金があるなら、救われないワーゲンをできるだけ多く買い集めますね。だから、誰か私に一億円をください。
でもこの一億円ビートル。どこかの金持ちがノリでポンと買いそう。
資産1000億円とか持ってる人なら、一億円の車くらい屁でもないしな。
そういう人が、通年エアコンの効いたガレージでずっと保存してくれるとしたら、これは良い事ではないかなと思います。
ただ、そういうのはもはや車ではなく、美術品に相当するのではないかなとも思います。
そう考えるとすごく腑に落ちますし、むしろ安いような気もします。
以前から言っている事ですが、私はワーゲンのオーナーさんは、文化財を引き継ぐという使命を果たしてらっしゃると思っています。
というのも、ワーゲンがこの21世紀にまで残るためには、歴代、あるいは一人のオーナーさん達が維持に努めてきたからであり、もしも乗る人がいなかったとしたら、とっくに産業廃棄物になっていたに違いないからです。
だからオリジナルを壊すな、という気はさらさらありません。
その時のオーナーさんが、自分の好きなように弄り、好きな色を塗って、好きなように使えばいいと思っています。
時代が変わるのだから、その時々で車も変化して構わない。人間だって変わるんですから。
ただ、ぞんざいに扱って、むやみに壊すな、捨てるな、とだけは言いたい。
だって、あなたがいらなくなったとしても、他に乗りたい人がいるんだから。
全ての自動車が電気駆動になる頃には、ワーゲンもモーターを積んで走る事になるかも知れません、というか、なるでしょうね。
(現代でもモーターコンバートユニットはリリースされています)
そこに空冷独特のサウンドはないでしょうけど、ワーゲンという個体が存続している事には変わりがない。
その精神性は受け継がれるように思えるのです。
消えてゆくものの方が多い世の中で、消えないで残り続けるものの歴史上で、担い手の一人となる。
それがワーゲンにのるという事。
車は私たちよりもずっと長生きできるんですよ。私たちがいらないと言い出さない限り。
2018.
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13
カーフィルムというのも、一昔前の趣のある言葉になりました。
いや、趣はないか。

思い返せば25年ほど前が全盛期でしょうか。
若者の間で、車を買ったなら、まずフィルムを貼る、ってのが当たり前だったんですね。
あ、フィルムってなんの音かわからんひともいるかもしれませんが、窓に貼る黒やらミラーの薄いシートの事です。
外からは中が見えづらくなり車内のプライバシーを守るほか、内装は直射日光の影響を受けにくくなるという代物。まあ、ほとんど気休めですが、車内温度の上昇を抑えるという意味合いもあったかな。
貼り付けにはまあまあの技術がいりまして、専門職として成り立つくらい難しいものでして、気泡や皺が寄らないで貼れたらちょっと自慢してもいいくらいの技だったのです。
それが、UVカットガラスなどの登場と同時に、乗用車の後ろ三面にプライバシーガラスを採用するなどした車が登場し、名実ともにカーフィルムは一網打尽に駆逐されたという経緯があります。
今でもわずかに売っているフィルムはそういった仕様がなされていない車両や、前三面に貼りたいという人向けに売られているのみで、ずいぶん市場が縮小したのです。同時にフィルム貼り付けだけで食っていた職人さんは、当然メシの食いっぱぐれとなりました。

そういうフィルムが経年劣化すると、非常に剥がれにくいものになります。
まだ新しいうちはシールを剥がす見たいに剥がれるんですが。見ての通り、こそぎ取るような作業でしか剥がせません。

そんな時代もあったねと~、と心の中で口ずさみながら、ひたすらフィルムを剥がす。
あの薄膜の向こう側には、ちょっとしたロマンがあったものです。
車内が見えない、見られないというのは、外部から隔絶した自分だけの秘匿空間。
その中であんなことや、こんなことを、などと妄想していたのですよ、盛った大学生どもは。
彼女もいないのに!
ちなみに、マジックミラー号を考えたSODさんは、天才だと思います。
2018.
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12

今回は代車のオイル交換です。
しばし長く出て行っていたのもあって、かなり距離が伸びていましたので……
と思って抜いたらチョロチョロ……1リッターくらいしか出てこない。総容量3リッターなのに! 危ない危ない。こりゃあ過走行でかなりオイル食ってるね。
最近近畿地方では、ビッグモーターのCMで、新規店舗オープンキャンペーンとして、ラジオを聴いてきたと言えば(特定店舗)、なんとオイル交換が無料ですって。 思わず行こうかと思いました。ツナギ着たままで行ったら顰蹙(ひんしゅく)だろうと思うけど。
ま、それはそれとして。
最近は地震台風のおかげで、屋根や塀の修理が全然追いついていない現状がありまして、今年中には全然終わらないとの噂もあり、屋根の修理を考えている方々はそれなりに覚悟するしかないのですが、そんな折、あちこちで悪質業者が横行しておるようで。
こういうのもう少し報道すべきなんじゃないかなぁとは思うのですが、いわゆる訪問商法でして、屋根が破損しているお宅などを見つけては飛び込み、「うちならすぐに施工できる」と甘い言葉を囁き、法外な施工費をせしめるという輩がおります。
これ、限りなく詐欺ですが、法的には詐欺には当たりません。
ただ値段がバカみたいに高いのと、「すぐに施行できる」とは言うものの、いつやるかと明言していないだけで、やるにはやるようです。たぶんですけどね。
やるのはやるんだろうなぁ、と言えるのは、しっかりとした契約書と誓約書を用意してくるからです。
たとえば、「保険が下りるという前提でこの工事を契約する」だとか「お客様の保険からおりる保険金額が当社の見積もりを下回った場合でも、差額分は支払う」だとか「施工中に追加される作業や材料が発生した場合、どのような状況にかかわらず追加分の工事費を支払う」だとか「お客様の判断と同意により施行をするものとする」など、とにかくガッチガチに固めた契約書を書かされる。しかも印紙貼り付けの逃げられない契約書。
ちなみにここまで書かせておきながら、自分たちが示さなければならない施工日についての明言はない、という。
これを訪問同日に契約するように、言葉巧みに誘導する。
もちろん契約したら終わり。あとから追加工事が三倍くらいの額になって請求されるのがオチです。
払えないとか言ったら、裁判起こされて負ける。
これ、別に闇の業者がやってるわけじゃないんですよ。ちゃんと店舗を構えた不動産屋が主導しているというから呆れます。
まあ、そもそもその不動産屋がヤクザなんでしょうけど。
これ、お客さんから直接聞いた話です。実家があわやその被害に遭いかけたところ、ギリギリ、クーリングオフを使って契約を破棄したのだそう。
こういった甘言に易々とどうして引っかかってしまうのか?
それは、やはり、困っているさなか、まるで赤の他人であれ、親切にして貰えば無下にに断る事も出来ず、話を聞いてしまうところにあります。実際この業者も開口一番「お困りではないですか? ああ、雨漏りですね、ブルーシートをかけましょう」といって、すぐにかけてくれたそうです。(ちなみにそのブルーシート代はしっかり請求されてるそうです)
別に人に親切にするのは悪くはありませんし、それを受け取るのも悪くはないのでしょう。
ですが、見ず知らずの人に親切にされるというのは基本的にはないと考えても、罪ではありません。
無論、落とし物を拾ってもらったくらいで、裏読みする必要はないですが、わざわざ向こうから、お困りではないですか、何かしてあげましょうか? などと言ってくるのは怪しいと考えていい。
向こうから、こちらのメリットになるような話を持ちかけてくる。
その向こう側には必ず、話を持ちかけてきた者の思惑があり、その先には彼らのメリットが横たわっているものなのです。
それは普通の商売でも同じですけど、バランスが釣り合っているか否か、自分と相手の立場が入れ変わっても承服できる内容の取引なのか、という点が悪質かそうでないかを分ける分水嶺だろうと思います。
どうぞ皆さん。甘い言葉にはお気をつけて。
現況、屋根修理は順番に行われております故、自分だけが大枚はたいたからといって、順番が早くなるわけではありませんし、請求したらした分だけ保険金が下りてくるわけでもございません。第一、現在屋根屋さんは大変忙しく、一年先までぎっちり仕事が詰まっています。
営業なんてしなくたっていいんですよ。 まともな屋根屋さんなら営業になんて来ないんです。
自宅が損壊している方はどうぞお気をつけて!
(10月19日 追記・補足)
2018.
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11

塗装が終わって、車両の部品を組んでいますと、あれこれなくなっている。
というか最初からあったのかどうかすら忘れている。
おじいちゃん……

塗装する前に、こうやって置いておけば「絶対俺は間違えない!」と確信しているが、
これどこのネジだっけか?
おじいちゃん……

取り付けようと外した部品を箱から出して、抱えてその場に持ってくると、
さっきまで手に持っていたはずの部品がない。
おじいちゃん……
ちっ、ちがうんじゃぁあああ!
これは、妖怪モノカクシの仕業なんじゃぁあああ!
おじいちゃん……そろそろ家に帰ったらどうですか。
なあ、さっきわしは何をしようとしてたのかのぉ?
……しらんがな。
2018.
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10

何してるのかというと、バンパー取り付け。
一人でバンパーつける時はこんな風に全身使ってやるわけです。

あ、昨日で四五になりました。
そう考えたら人生って短いですよね。そろそろあっちこっちが壊れてきてそのうち使いもんにならんようになるんだろう。
そうなったら用なしなんで、健康には気をつかいつつ、無茶します。
太く短く生きるほど豪快な性格でもないので、そこそこやって、そこそこの人生って方針で、皆様のお役に立てる人間になりたいと思います。
生きてるうちが華なんだぜ!
死んだら終わりさー!
――――あ、そろそろ老後の蓄えしなくっちゃ!
2018.
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09
結局、行かないといいつつチラ見しに。
月曜日は最終日で、正午までという。
なので遠方から来てるバイカーなんかは、かなり早い段階で帰路についてる可能性ありと、一度7時半に起きるも、布団の恋しさに負けて結局八時半。

着いたらこんな感じ、カーなーり減ってます。 というか残ってるヒトって近畿圏内の人が多いだろうな。
それでも、いろんなハーレーがあるわあるわ。先日のチョッパーショーとはやはり毛色は違いますね。長距離を走るって事が前提だから、無茶なカスタムはあんまりしてません。

牧場の牛みたいですね。

しかし、こういう、走りも疎かにしないカスタムってのは、機能美と言いますか、底から沸き起こる格好良さがありますよねぇ。
荷物を積んで旅をするバイクってのは、カッコイイんですよ。

どちらから来られたのでしょうか。
このバイブズというミーティングは、名実ともに日本最大のハーレーミーティングなのですが、開催は三日間、来場者はキャンプ道具を積んで参加します。「一年に一度日本のどこかで開催する」というのが割と直前まで判らないのがまた楽しみだったりしまして、当然ですが、その開催地によっては一日二日かけて会場まで走るわけです。
こういう風習は本家アメリカのスタージスなんかを見習ったものだと思いますが、もちろんあちらは土地の大きさからして一週間やら二週間やら当たり前で、規模もでかいです。
まあ、全国のハーレー乗りが一堂に集まるイベント、と考えていただければよいかと。

ウオオ、ブースは閉店ガラガラ状態や。
もう片付けに入っているお店もちらほら。 あ、11時なら仕方ねぇよね。

おかげでゆっくりは見れましたけど、ワーゲンのイベントと違って、個人装備というか着るもの身につけるものが圧倒的に多いですよね。革とかシルバーとか、ワッペンとか。高いのか安いのかよくわかんないですが。

さすがに、三日間逗留するってことで、本格的なお店も多いです。
ワーゲンもキャンプイベントあればいいんですけどね。

お、ビートル発見。

あまりに天気がいいので、この後ちょろっと走って帰宅。
え? バイク修理中じゃなかったかって?
いや、まあ、それはまたいずれの機会にお話しします。

これは記念にお土産。
ううーん、天気よろし。暑いくらい。
一日目は台風の余波で大変だったらしいですけど、残り二日間はカラッと晴れてよかったですね。

スカイハイ!
2018.
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07

エンジン降ろすと大体見るのがミッションマウント。後ろは大抵ダメになってますが、前側は意外と丈夫なんです。
しかし、リプレイスされたマウントには粗悪品もあり、一年くらいでダメになる物もあります。しかしそればかりは我々にもどうする事も出来なくて、ブランドが付いているか、純正か、無印か、というあたりで良否を判断せざるを得ません。
てな訳で、今回は運良く手に入ったドイツの純正品を使います。 ずっしりしてます。

古い方は完全には剥離してませんでしたが、このくらいへたってます。

フライホイールが触れてミッションケースが削れている箇所をリューターで削ります。

マグネシウム合金の粉。 火をつけたらすごい事になります。 シャイニングです。

今日のバイブズミーティングに行くヒト。 楽しんできてください。

取り残されたヒト。 仕事しましょう。

さて、エンジンも積み終わり、エンジンかけるとすんげぇ音がする。
失敗したか! 冷や汗流しながら自分の過去の行いを思い返してみる……が、問題はなかったはず。
よくよく聞いてると、ファンがシュラウドに触れてる音と判明。
おかしい。
ベルトつけずに回して確認したはずなのに。
何度か試すも、ベルトを着けると音が鳴る。
ワーゲンの特徴の一つですが、表側から順番にジェネレータープーリー、発電機、バックプレート、ファンシュラウド、ファン、という構成で、ジェネレーターの軸にエンジンの冷却ファンがそのまま付いてるのです。ですから、ファンがベルトの影響を受ける。
こりゃあつまり、ベルトの張力に軸が引き寄せられてるわけですな。シムの調整とかそういう問題ではない。で、再びエンジン降ろすのも嫌なんで車載状態でジェネを外すわけですが。
NOOOO!

これ、ここ。 マイナスのネジとかダメですから。なんでダメなのかはやった人しか判らないんですが、

こういう工具が必要になります。指一本の隙間にあるマイナスネジを緩める工具。

すんごいわかりにくいでしょうけど、ここにあるマイナスネジを外さないといけないんです。
ですからほとんどの、新規で組まれたエンジンはここのネジが、横からアクセスできる六角のボルトに置き換えられてるんです。エンジン降ろした時に確認しとけばよかった。過去にワーゲン屋が組んだエンジンだからてっきり変わっているものだと。

ジェネレーターはこういう状態で外します。
いずれにしても、バックの36ミリナットを外すダイナミックアームと、指先二本でネジを回せるゴールドフィンガーを持たない者には外せません。
ベルトの張り具合でファンが音を立てたりするのは、そもそもこいつが原因です。

ジェネレーターバックプレート。
リプロ品はペラッペラで、ベルトの張力で歪むんですね。
純正使わないとダメです。オルタネーターキットに付いてくるようなやつは大体ダメです。
そもそもジェネの軸精度が悪いってのも原因ではあるんですけどね。これはボッシュだけどダメな物はダメ。
そんなこんなで、なんとか終了。
2018.
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06
エンジン降ろすと色々出てくる。
これ、私がよく使う言葉ですが、「色々不良箇所が見つかる」という意味と捉えていただいて結構かと。
その筆頭として、
オイルクーラー

ここのパッキンがよく痛んでいます。エンジン降ろしたならついで(というほどついででもないんですが)に交換しておく方がいいです。全部で四つ。低年式は二つです。部品代自体はたいしたことないですが、これだけ交換となると必ずエンジンの着脱が必要になります故。

ジェネレータースタンドの後ろなんかも、よく漏れるところです。
ジェネレータースタンドを外すには、ノーマルならマニホールドを外す作業が必要で、車載で出来ない事もないですが、エンジン降ろした時にやると、ずいぶん楽です。

こうしてみると、ずいぶん恒常的に漏れていた事が判ります。

で、オイルポンプの根元もよく漏れます。
ただ、このポンプがくせ者で、限りなく不良品のようなものもあります。

本来平らでないといけない、接合面が荒れ荒れ。これでは紙パッキンだけでは心許ない。
なので、修正かまします。

ガラスの板の上でズ~リズ~り、まっすぐに削ってやるわけです。
それでも整形段階からして、かなりいい加減なので、そろそろ金型を新調して欲しいなと思うところ。

これでもう漏れないだろう。
漏れないはず。
漏れないといいな!
な、わけで、ワーゲンのエンジンはオイル漏れします。漏れなくとも、滲みくらいなら御の字。
現代のヨーロッパ車でもオイル滲みはあります。(国産車はほぼないけどね)
そのくらいの認識でよろしいかと。
そんな感じで、週末恒例の肩がこってきた。
あ、なんか大阪の舞洲でハーレーの最大イベント「バイブスミーティング」やってるらしいです。月曜日までやってるけど、行く元気ないと思われ……あ、乗っていくバイクないわ。修理中ヤワ。
残念。エロい格好してるねーちゃん観に行きたかったのだけどっ!
2018.
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04
いや、地味すぎて。
この企画。盛り上がらんわ。

修理の基本として、予測考察からの原因追及を行うのはセオリーですが、時としてその順番がやや前後して、分解観察という手段を執る場合があります。
というのも、見てみなければ判らない。開けてみなければ判らない、バラしてみなければ判らない。
そういう事がよくあるからです。トラブルシュートの材料が少なければ、現物を観察して故障か否かを判断するのが手っ取り早いのです。

うお……時計のコイルとかよくわからんし。
とりあえず外れたけど??

ビニールをムキムキ。
あっ! なんだこれ、なんか断線してる! これだ! 線が一本足りなかった電線だ!
――――ところでパンストがダメになることを何故、電線というのですか?
――――もしかして…………伝染?
こっそり隠れて、彼女のパンストを履いてみました。
しかし足指の爪をちゃんと切っていなかったため、引っかけてパンストをほつれさせてしまいました。パンストとはなんと難しい穿き物でしょうか。
うおおっ! なんだこの感覚は! 今までに感じた事のない肌触りだ! 新・触・感(はーと)
僕が鏡の前で恍惚としていると、背後に、怒りを露わにした彼女が立っていました。
「――ちょっと! なにやってんのよ! もう変態!」
パンストを履いたまま僕は振り返り、慌てて言い訳をひねり出した。
「チッ、違うんだ! これは君のパンストが僕に伝染したんだ!!」
というエピソードが過去にあったのだろう。
そうに違いない。
2018.
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03

さて、10月といえば運動会の時期ですな。 最近は夏の酷暑を考慮して春に開催というのも少なくないそうですが、まあスポーツの秋とか言うように、我々世代ではやはり運動会は秋という印象が強いです。。
この運動会も最近では様変わりというか、賛否両論というか、時代と共に様相も移り変わり、そこに生まれる問題も変化してきています。
特に、写真やビデオ撮影の問題は、ある時期を境に問題になり久しいわけですが、近頃は個人で撮影機材を持ち込むのは禁止だという学校もあるようです。これは個人情報云々かんぬんもありますが、保護者を装って変質者が紛れ込むケースもありあり。ですから子供の体操服にゼッケンや名前をつけるというのが御法度になったとか。
かなり前からある話ですが、運動会の保護者観覧席の場所取り問題は根深く、朝も四時やら五時から校門前に、お父様方(の役割なんですって)が立ち並んで、開門と同時に一斉に、それこそTDLばりのダッシュで、場所取りに向かうのだそう。
ま、この混乱だけでも危険なのですが、我が子の活躍が一番よく見える席は誰もがとりたいもの。血を血で洗うような諍いもあるとかないとか。
報道マンのように脚立を用意する御仁も珍しくはないのですが、実際に「報道」などと書いた偽腕章をつけて縦横無尽に会場を動き回る保護者もいるというから、これは呆れた話です。
それほどまでに我が子を写真やビデオに収めたい、という気持ちはわからんでもないですが、これは各種機器の高性能化が拍車をかけてきた経緯がありましょう。
実際、家電製品売り場でもこの時期を目指して、カメラやビデオの販売に力を入れますし、売りつけるには格好のチャンスな訳ですし、ガジェット大好きな「大きなお子様」であるお父さんは、かねてより羨望であった一眼レフカメラのカタログをあれこれ物色して、堂々と妻に購入申請を出す事が出来るという。
さて、そんな悲喜こもごもの諸事情はさておいて、高性能一眼レフカメラを駆りながら、運動会における写真撮影に四苦八苦するお父様方もおられるでしょう。
フィルム時代のカメラでは、AF普及前ならなおのこと、その末期でも動き回る者を捉えるというのは非常に難しかったんですよ。
そこには一定の腕と、機器の性能が要求されましたし、なによりその瞬間を狙える撮影ポジションと、動体予測イメージというものが必要とされました。
しかし今時のカメラというのは、高速連写でチャンスを逃さない、動体追従AFでピンずれなし、高感度設定で超高速シャッターで汗の煌めきまで切り取る、いい加減なホールドでも手ぶれ知らずなブレンビー機能、それに加えてワイドレンジなズームレンズに、マルチアングル液晶パネル。
まあ、至れり尽くせり、フィルム時代では考えられないほどの高機能満載で、入門機でも充分すぎる能力を発します。
もちろん、カメラの事を何にも知らなくても、カメラ任せのオートで素敵な写真が撮れちまいます。
スマホが普及して写真をとる事が日常になったのもあるのですが、そんな、誰でもが写真機を簡単に扱える時代になったれば、撮影された写真に対し、いちいち感心もしなくなるものです。まして(これは昔から言われる事ですが)他人の子が活躍してる写真なんて見たって面白くもなんともない。いわゆる、他人のホームビデオほど観せる側と観る側の齟齬が大きい鑑賞物はない、というやつでしょう。
そういう観点から、カメラを抱えてひたすら我が子の出番を待つお父さん方へ、私は提案したい。
例えば我が子が出場する、徒競走があるとしましょう。
人気撮影スポットは肉薄するダイナミックな動きが期待できるコーナーと、ラストスパートせめぎ合うファイナルストレッチでしょう。絵的には想像できますよね。撮影係としてこれを撮るのは至上命令とも言えますが、はっきり言ってつまらん写真です。それがいかにクッキリハッキリお子様の表情や動作が記録されていようが、つまらんもんはつまらんです。記録をいちいち取り沙汰される陸上選手じゃあるまいし。
そしてこの撮影スポットは保護者らで殺到し輻輳する。思うように撮影できる可能性は低い。
徒競走における最大の見せ場はどこか? と問われたなら私はこう答えます。
「スタート直前とゴール直後である」と。
我が子や競争相手となる他の子達の緊張した面持ち、勝っても負けても必死で頑張ったあとの開放感あふれる顔ぶれ。このまるで無防備な、目の前の事に精一杯の姿こそ、第三者かつ撮影者である親だけが捉えてやれる姿ではないでしょうか。
競技と競技の合間に、クラスメイトらと和気藹々としている姿もまた撮影素材としてはもってこいです。
そういった光と影でいえば陰になる方の、舞台袖とも形容できるシーンは、公式には残りにくい素材であり、あとからも思い出には残りにくい曖昧な部分になりがちです。そしてなにより、我が子の学校内での姿を間近で見られる機会などそう多くはありますまい。
また、運動会運営に奔走する先生方などの姿や、固唾を呑んで見守る親御さん達をおさえておくのも、とてもよいです。
大容量メモリーによる潤沢な撮影枚数があるからこそいえることですが、運動会全体を撮るという気持ちになってみると、また新しい運動会の楽しみ方が出来るものですてはいかがでしょうか、という話です。
もしも出来るなら学校中を撮影するのもよい。子供達にとっては毎日通う何の変哲もない学校だが、お父さんにとっては年に何度あるか判らない学校侵入の機会なのです。そういった機会以外、学校に触れる事すら禁忌でしょうに。ですから校内の施設や様子を撮るのも一興です。
学校という風景、その運動会という風景、そこにいる我が子の同級生、先生方、そして我が子という、俯瞰的視点で、息子娘の晴れ舞台を捉えてみてはいかがだろうか、と思うのです。
それらの写真はきっと、子供達が十年、二十年後に見返してみたくなる写真になると思います。
写真やビデオより、心のレンズで彼らを捉えてあげて!
よく聴く言葉ですが、そんなもんは綺麗事です。
子供の運動会観覧は親が見て感動する為のものではない。そして感動させるために催されている訳ではない。どこから見ても美しくかつ完璧な、我が人生に悔いなしなガッツポーズを決めたファッション写真を狙うためにあるのでもない。
今、この時、この場所でこの瞬間、あなた方のご子息らはこんなに輝いているのですよ、今までの成果を見てあげてください、この現実を直視してください、という機会のために設けられている。そして、家族が見に来ている、見られている、その事実の前にひるまず果敢に、「父さん母さん、俺やってみせるよ」と愚にもつかない気概を奮起し、仮初めの栄光と挫折を味わう子供達のためにある。
自分の子供だけがヒーロー、ヒロインのファンタジーではなく、我が子を包括したここにある全てが、その後にも続いてゆく人間ドラマのドキュメンタリーなのです。勝とうが負けようが、転んで血を流そうが、自分の子供がそこにいるという現実こそが奇跡であり素晴らしい事であると私は思います。
高級一眼レフカメラを携えた気骨あふれるお父様は、是非ともそのような気持ちで子供の運動会に参加していただきたい。さすれば若干変人扱いされつつ、周囲の親御さんから一目置かれるような写真が撮れる事はもちろん、妻に「我が子の見せ場がほとんど写っていないではないか」と詰られる事必至。
まあ、私などは「幼稚園の先生」の方がかわいいと思うような人種であるからして、行きませんし撮りませんが――――あ、そもそも園内に入れて貰えないですね。 残念!
2018.
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02
さて、続きですが。
そうそう、じっくり考えている暇もなく、大して進んでいませんが。

専門家さんと連絡をとる事が出来、色々と教えてもらっています。
どうも、漏電してるみたい&配線が通常とは違う繋ぎがされているようでして、今のところ目処立たず。
しかし、当の専門家さんが、「最悪全部ダメでも大丈夫、直ります!」と言ってくださっているので心強い。
うん、餅は餅屋といいますが、自分の判らない範疇の故障を、「直る」と太鼓判押してくださるというのは思いのほか嬉しいものですね。私も頑張らねば。
で、
台風のその後ですが、私が家に帰る途中。

うっおお、あれは樹か!

あぶねぇ、ドリフトでかろうじて避けたぜ!

これ、深夜も深夜だったんですが、なんと次の早朝には既になくなっていたとか。
こんな巨大な樹を、一体いつ誰が片付けたのか。
仕事早いなぁ。