シート張替え

2017. . 18
かねがね発注しておりましたシートがようやく到着。

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古い内装を引剥しまーす。ヘッドライナーは今回手を付けません。

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おお、この色の組み合わせするの初めてですけど、いいですね、カッコイイです。
張替えは基本的にオーダー制、完全オリジナルで作ります。
なので色の組み合わせも、色選びも自由にできます。

内装入れ替えはオーダーから納品まで時間かかりますけど、やっぱり印象がガラッと変わるし何より新品は気持ちいいです。
家に例えるなら、壁紙やソファを変えるようなものですから、テンション上がりますよね。

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とりあえず、納車までは汚れないようにして。

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よっしゃ、すごいバランスで立ってる!

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ついでに、以前直していたベスパのシートも届いたので。
緑の微妙なツートンにしました。微妙すぎてほとんど気づかれないかもしれません。

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こんな感じになります。イタリアを意識してみました。クリスマスじゃありません。

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そんなわけでー、11月も三週目が終わります。
前まで夏だと思っていたのにねぇ、いつの間にか冬じゃんかよ。
寒いのは嫌です。
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ボージョレ・ヌーヴォー

2017. . 16
急にサムぅなりましたな。紅葉の季節ですねんな。秋も真っ盛りですわ。
それにしても日本はせわしないでんなぁ。もうクリスマスの曲がかかっとるわ。

というわけではないですが。ホイールも秋色。

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もとは

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これですからね。 塗ればこんなにきれいになるんですよ、っと。

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てなわけで今日は、ボジョレーの解禁日です。
えー、ボジョレーってのは、ボージョレ・ーヌーヴォーと申しまして、詳しいこと書くとキリがないですが、このワインには販売や消費に解禁日が設けられており、毎年日本などは時差の関係で最も早く解禁される国の一つとなっております。つまり、本国フランスでも日本人が飲んでいるにも関わらず、まだ飲めないと言った状況が生まれるわけです。

そもそもなぜ解禁日などというものが設けられているかと申しますと、酔狂な農民が収穫したぶどうをちゃっちゃと酒にしたところ、普通のワインにはない果実香あふれるワインになったところから評判になり・・・・・・というお話があるそうです。例によって噂ですが。

で、そんな風にして生まれたヌーヴォー(組織的に生産されるようになってから~後述します)がまたわりと売れたんで、メーカーはこぞって若いワインを作り、毎年その早さを競うようになり、ついにはワインになりきれてない出来損ないまでをも市場に出すようになり、それぞれの国の現地時間における11月の第3木曜日まで、販売および消費を厳禁とする、と国が規制する運びとなったそうです。(ま、これも伝統を維持するためやね)

で、この解禁日の話題とともに、出来の評価というのが毎年ありまして。
(そもそもボージョレーはワイン業者の間で、その年のぶどうの出来を評価して、買い付けの量を決定するといった試飲の意味合いが強かったので、現在のように一般の消費者向けに作られたものではなかったそうです)

その評価が10年に一度だとか、近年稀に見る~、とか過去最高、だとか、まあ大言壮語が並ぶのが通例ですが、大抵の場合これは各国各地の販売業者やソムリエの煽り文句で、本国フランスのボージョレーワイン委員会の評は、別の年とくらべたり、何年に一度だとか、順位や格付けのようなことを行いません。
あえていうなら、もっと、こう、なんですか、情緒的でエロい感じの文言を並べて、「今年のボージョレーはこんな感じだよー」という表現の仕方をします。ま、わかりやすいですわね。

いずれにしても、風物詩となったボージョレー・ヌーヴォーですが、日本酒にもそういうのないのだろうかね?

ま、詳しく知りたい人は自分で調べてくれ。わしゃ面白いことにしか興味ないから。




タイプ2のタンク

2017. . 15
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タイプ2のタンクってのはこんな形をしています。タンク! って感じですよね。

ちなみにタンクって、戦車のこともタンクって言いますけど、結構マヌケな由来があって無関係じゃございません。

世界初の戦車はイギリス発でして、開発当初は秘匿名称(コードネーム)で呼ばれていたそうで、その名も「水運搬車」だったそうです。で、その水運搬車の開発委員会、頭文字を取って名称にしようとしたら「W・C委員会」(Wate・rCarrer委員会)となってしまうので、こりゃブラックジョーク好きのイギリス人は、捻りが足らんと憤慨し「T.S.(Tank Supply=水槽供給)委員会」としたのが、タンクの名称の始まりだそうな。

だので、そんなよくわからん名前が現在も使われてるんだそうな。

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で、それはさておき、タンクの交換でございますが。簡単に替えれそうですが、このタンクのアンインストールとインストール、割りと苦労します。ネックが邪魔して一箇所の決まった角度でしか入りません。絶対に入りません。入りそうではいらない。
イラッとして首をへし折りそうになりますが、やってはいけません。

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ちなみに、タイプ2の欠点として、ボディに直接置いているというお粗末な取り付け方があります。
実際、当時はクッション材があったんですが、レストアされる際などに取り除かれたり、経年劣化でなくなったりで、直置きになっている車両がほとんどです。
こうなると、ボディの振動が直接タンクに伝わってしまい、自重も相まってタンクの底に力がかかり、割れたりしてしまい、漏れの原因となるのですね。
現代の車でも、燃料タンクはほとんど防振ゴムを介して取り付けられていたり、ボディに吊り下げるようなフローティング構造になっており、応力を逃がすようになっているのがほとんどです。

なので今回は防振ゴムを敷いてみました。

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エンジン降ろしたついでにクラッチも交換。

つーか、エンジン降ろさないとタンク交換できんって、不便やわぁ。

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んなわけで、完成

サンドブラスト・バージョンアップ

2017. . 14
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こういう、サビサビのホイールを塗装する時に重宝するのがサンドブラストです。
砂の粒を高圧のエアで表面に叩きつけて、塗装やサビを剥がし取るものです。

で、

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すっごい手狭でやりにくかった。

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キャビネットがこんな大きさなのでね。大型物は入らないし中で動かすのも大変だし、ってことで。

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こんなん作った。
キャビネット拡張キット&LED照明4灯化。
そもそも、ノーマルの内部照明って電球二個でだけで何かでかいし、影になって暗いし、邪魔だった。なので埋込み式LED照明をつけました。天井スポットのスゴイヤツ。

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内部はスッキリな感じ。
これがどうつくのかというと

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こうなります。
なんかいかついけど、別にブラスト能力が上がるわけではありません。作業能率は上がりますけど。

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うん、元ついてた電球やっぱりいらねぇ。取っちまいましょう。

タイプ3 雨漏り

2017. . 12
タイプ3、たまに雨漏りしてる個体があります。
じんわりじわじわ。

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だいたい可能性として挙がるのがフロントの外気吸入口です。ここは外気を車内に取り入れるため、外に向かって穴が空いてます。
しかし、雨が入るじゃないかということで、ジャンクションボックスを設けて、入った水は下部へ落とし再びドレンホースで車外に流すように出来ています。水が入るのは前提としてるのですね。

ですんでドレンホースが詰まったりすると、たちまちジャンクションボックスが水浸しになり、車内が洪水になります。
これはよくある話。

今回はちがいます。

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とりあえずワイパーも修理するので、外しますが、メッチャ外さなワイパーとれんわ。
ちなみにワイパーピボット部分も雨漏りポイントだったりします。

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今回の雨漏りポイントはここです。わかりにくいですね。これは右側。

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こっちが左側。めんどくさいのでどこかとか説明しません、前の上の方です。錆びて朽ちてる部分は切り取ってます。要はこの部分からじわじわ漏れ出してたんですね。

これ、なんでだろうかと調べてみると、外側に関係してます。

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フロントフェンダーをめくります。当該箇所の裏側を探ると二重構造になっていて、どうもそこに水が入るらしい。

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んーどっちにしてもわかりにくいので、雰囲気が伝わればいいです。
フェンダーの裏側の構造パネルはなぜか水が入ってもいいような構造をしています。
なので下側に抜き穴もあるのですが、長年たつと、ホコリが内部に蓄積し、そこへ水分が侵入。
水分を吸ったホコリがじわじわと鉄板を犯しだします。

これが構造側の鉄板なら外側に穴が開くだけですが、いかんせん内装側の鉄板のほうが薄いので、内側が腐食してしまい穴が開くと。

要するにフェンダーの取り付け隙間から水が入るのですが、じゃあ外側をシール剤で止める、というのが早そうに思えますが、だいたいその手の方法は失敗で、にわか修理で終わってしまいます。またいずれ漏れます。

もともとの構造が雨が入ることを前提としてるので、いかに雨が入ってもスムーズに抜けるかということを考えるのが車の常識です。

さて、どうやって直すかというのは、今のところ思案中です。こんなとこ溶接できませんし。

てなわけでぇー




幼稚園児に真っ向から勝負して自己弁護する

2017. . 11
このバスはどちらに走るでしょう?

という問題。 幼稚園のお受験に出る問題で、三歳児は即答するらしい。
そして大人はウンウン悩むらしい。

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これをして、よく「大人は物事を考えすぎる」「子供の素直な思考は素晴らしいね」的に自戒及び賞賛するのが毎度のパターンですが、今日は真っ向から幼稚園児と勝負しようと思う。

まずこの画像。圧倒的に情報量が足りない。
この情報量では右でも左でも正解になる。


少し考えてみてください。
どーですか? わかりますか?
一応日本の話とします。





これは左走行車線の国の話なのか、右走行車線の国の話なのかを絶対に前提しなければなりません。
なので、国によっては正答が真逆になるんです。
仮に日本だと画面向かって右方向に進むのが正解で、アメリカだと左。

なぜか? ボディ側面に乗降口がないからであります。つまり日本を走るバスは必ず左側に乗降口があるからで、それがないボディ側面は右側面ということになり右方向に動くということになる。


これは卑怯ではないかと。

乗降口がないから右側面であると判断するのはいいとしても、それはリアルなバスを見てそうだと捉えられることのほうが大事なはずであります。こんなバスは存在しないのだから、これを正答できたところで何の意味もない。だって乗降口も省略されてるかもしれないじゃないですか。

そんなデティールの話をするなら、なぜフロントガラスとリアガラスを同じ大きさにするのか? ヘッドライトとテールライトくらい描けよ、とか、エンジンの吸気口がないぞ、とかエンジンスペースがねぇよ、とかそもそも運転手が乗ってないんだから進まねぇよ、とか大人げない私は思うのであります。

少ない情報量で判断できる力は必要です。
ですがそれは、多分とか、可能性の問題です。
数えるくらいの線と単調な色使いから、精緻性のレベルを推察しない限りは答えの正当性を得られません。
これが出来たからと言って頭がいいとはとてもではないが思えません。
逆にこの問題に迷いなく「ドアがないから右に走るよー!」とか無邪気に答える子供は意外にバカなんじゃないかと思います。

どちらとも言えない、わからないと答える子供は普通で、その理由を考えることがむしろ重要な事ではないだろうかと思います。
つまり結局どれも正解で、「どのように考えてそう答えたか」、というのが本当の知恵というものではないかと思います。

歩道から見てる自分の経験則から、バスは左に進む、という答えをしても間違いではないし、画面上のバスの位置がやや右に偏っているから右に進んでいる、と答えるもよし、後ろの木は中央分離帯に植樹されたものだから左、見ている位置からして道路の面積が手前に広いので対向車線にあると考えて右、私が答えたようにそもそも人が乗っていないから動かないとか、これはバスなどではないと、真っ向から否定するのもありだと思います。

もちろんジブリの『ネコバス』をみて正解を間違う子供はちょっと困った子だと思います。

子供は限られた条件内で答えを見つけ出すのは得意かもしれません。
しかし、様々な状況に鑑みて、答えを保留し可能性を勘案する必要があるのが大人です。それが出来ない大人はバカだと言われます。

ですから、大人は悩んで当たり前なのです。

出来なくてもがっかりする必要はありません! それはあなたが大人であるという証拠なのです!

この問題を我が子にさせて『ドアがないから右に進むよ』と答えたなら、ぜひ大人の思考を叩き込んで混乱させましょう。

くそっ、どーだ、幼稚園児め!





――え? 


てんちょ、解けなかったんだろうって?




ま、まあな――私は車屋だからな、そこはうるさいんだよ。


ガタガタシートにサヨナラを

2017. . 10
おっさんはいつも思ってた。
タイプ3のシートはどれもガタガタすると。

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これは、シートスライドブッシュがなくなっているせいで、シートとレールの隙間ができることによるガタです。
じゃあ、さっさとそれをつければよかろうというだけの話なのですが、いままで部品がありませんでした。
リリースされてなかったんですね。

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タイプ1用は昔から用意されてたんですが、タイプ3用はどうもない。ないないってことで、諦めてたんです。
そしたら、あった。
これはつけるしかないでしょうに。

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インナーとアウター一席につき一本ずつ使います。まあまあいい値段しますが、あるのとないのとでは大違い。ガタガタしてる人は絶対つけるべきです。(需要がそれほどあるパーツではないので、またいつ廃盤になるかわかりません)

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こんな風に、レールにパカっとはめ込むんですね。何かの代用ではこうは上手くいきません。

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どうでもいいことですが、こんなマヌケな姿でシートを取り付けます。

きょうはたまたま3のオーナーさんが撮影してくれましたので。
もっとかっこいいとことってくれよぉおおお。

トイレの修理

2017. . 09
レイトではなくトイレです。

水が止まらん、こういう時はホレ、あれだ、♪水のトラブル~、に電話せな!

ではなく、直せよ。自分で。

そんな訳でトイレ修理しなきゃならなくなりました。急を要する箇所ですから、仕事はさておき。

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水が止まらんというのは、このタンク内のバルブがイカれてるんですな。で、バルブの開閉しているのが浮き球。要はフロートです。
ここんとこはキャブレターのフロート室と似た構造をしています。

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フロートが何かに引っかかって上がってこないので、オーバーフローしたって感じです。で便器の方に水が流れっぱなしになる。
最悪だ。一日中流れてたみたいで、今度の水道料金請求怖い。

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原因はこれ。30年間使い続けたフロートバルブのリンケージシャフトが完全に朽ちて外れてました。
なので代わりのボルトを挿入(ここはステンレス使っておきましょう) 
交換? 直ったんだから交換なんてしません。本体が朽ちるまで頑張ってもらいましょう。

レイトバスのスライドドア

2017. . 08
レイトバスのスライドドアの修理です。

症状的には電話でしか聞いていなくて、現物見るの初めてでした。スライドピースが破損してるとのことで、そこだけ部品取ってましたが、そうは問屋がおろしませぬ。

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スライドドアのメカです。とりあえず分解ですわ。

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ドア受けのブッシュ破損。サイズの合うカラーで代用します。

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件の破損したスライドピース。

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折れたアーム・・・・・・満身創痍やないかい。おまけにロックの爪まで破損してどっかいってしまってました。

というわけで、虎の子の中古部品を駆使して組み替えます。

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ブッシュ打ち替えますー。

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こんな状態で作業するんですわ。

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こんな構造になっとるんですわ。

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こっち側の部品は持ってないので、壊れたら悲惨。丹念にグリスアップしてメンテしましょう。

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今回のトラブルの原因は、まず開閉によりスライドピースとブッシュが摩耗したことで、アームの軸に力がかかり、最終的に疲労骨折、って感じですな。
このころのスライドドアの構造はまだ黎明期で、構造が成熟していなかったため、どうしても部品点数が多く構造が複雑で、かつ耐久性が低くなりがちなんだと思います。可動部はパーツが多くなればなるほど脆弱になります。それを補うほどの部品精度があればいいのですが、そこは推して知るべし。

機械モノは部品と部品の隙間(アソビ)が限りなくゼロになるのが理想で、そのためにブッシュなどで調整するのですがこの時にガタがあると、てきめん各パーツにかかるストレスが増えます。まっすぐのものが斜めになると「面」で受けていたものが「点」で受けるようになるからですね。言葉で言ってもわかりにくい話ですので、わかりやすくいいますと。

えーと、女性が伴侶を選ぶ際は、ゆるゆるガタガタの遊び人より、ストレスの掛からないしっかりガッチリ働く男性の方を好むということです。

以上、終了。

屋根に穴空いた

2017. . 07
丈夫なビートルといえど、いつかは朽ちます。
それが屋根だと雨漏りします。

先日の台風で床がびちゃびちゃ。スライディングルーフから入ったのかなと、思って調べたら鉄板に穴が空いてました。

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まあ、今までだましだましやってきたんですが、年貢の納め時ですね。

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ガムテープで補強したりしてましたが……。

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とりあえず後続の錆を抑えるために錆を完全に切り取り、切り取れない箇所には錆止めを施します。

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その上で鉄板をスポット溶接で貼り付けてゆきます。もちろん溶接の端も錆止めで密封してしまいます。
こういった場合ロウ点け(真鍮)でもいいんですが、内装を変えない前提のため、あまり火を使いたくない。

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最終はパテで仕上げて塗装です。本当なら天井全面補修したいところなのですが、今回はこの部分だけ。
いつかは全面塗装しなきゃいけませんが、こうしてちょこちょこ補修跡が増えてゆくのも車両の歴史が感じられていいものです。

砕けたクラッチ

2017. . 05
しばしば、クラッチが切れなくなった。というトラブルがあります。
原因の一つはワイヤー切れ。
その他はワイヤーを通しているスリーブ関係、ペダル側のトラブル、ミッション側のオペレーティングロッド系、それからクラッチ本体って感じです。

で、今回はクラッチ本体ですのでエンジン降ろしてます。
クラッチ本体はエンジン側についておりまして

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だいたい開けた時に、こういう赤錆が回っていたらどうにかなってると思って間違いないです。クラッチは完全交換となります。
ダイヤフラムスプリングがガタガタになっております。

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もともとの原因は、クラッチを押すためのスラストベアリングの破損だと思われます。これはミッション側。
壊れた状態でクラッチを押していたので、クラッチ本体も痛めてしまったわけです。

このクラッチでどんくらいっだったかなぁって思い返すと15年くらいはもったのかな。
まあ、及第点ってとこでしょう。

不協和音

2017. . 04
最近、何かと話題の煽り運転ですが。
あ、別に何かあったわけではありません。ちょっと思ったので。

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車のクラクションってあるじゃないですか。
あれって、正式名称は『警笛』と言いまして、実はむやみに鳴らしてはいけないものなんですよね。
原則は、警笛区間という道路標識に従って鳴らす装置でありそれ以外は認められません。変則的には『危険を知らせるため』に使用することはかろうじて許されていますが、それとて自身が安全マージンを確保した上での使用で、それ以外にむやみに鳴らすことは罰則規定に引っかかります。

つまり、道端で子供が遊んでいて、車の接近に気づかない、あるいはよそ見をして車に飛び込んできそうな場合などは、車を一旦停止させて警笛を鳴らす、という使い方を止むを得ず許す、という程度です。

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しかし、多くの人はクラクションを怒り(または、やや怒り)に任せて鳴らしているのではないでしょうか。
押し方にもよりますが、クラクションの音というのは「不快に聞こえるように」作られています。それは周囲の音に溶け込まないためと、人の聴覚への攻撃性を狙ったものだと思われます。

ですからクラクションというのは延べて不快です。罵声や怒声に近いんです。
なので過去にはクラクション殺人というものもありました。クラクションを鳴らされて、イラッと来て鳴らした相手を殺してしまった、というお粗末な事件があったんです。

最近話題の煽り運転のきっかけがクラクションであったというのも、珍しくない話で、鳴らされた方はいきなり怒鳴られた、みたいな感触を受けるんですな。顔が見えないだけに無軌道な怒りが爆発するんです。これはネットの掲示板などが炎上する現象にも近いものがあります。

生身だったらなかな起きないんですよ。

そもそもですね、見ず知らずの相手に「おんどりゃー! 何さらしとんじゃい!」といきなり食って掛かるということの異常性はちょっと考えものだとは思いませぬか。
そこはそれ、一寸間を置いて、「ちょーっとまってや、あんたな~」という段階があれば、いきなり胸ぐらつかむようなことにはならんと思うんですよ。無論車の運転中にそういう手段はないのでクラクションに頼るわけですが、だからといってクラクションのような単機能の装置に感情を代弁させるのは人としてどうよ? と、そういうのちょっと考えたほうがいいかなって思います。

何より、道の上には色んな人が同時に走っているのですから、自分の気分の良い状態ばかりがあるわけではない。
そりゃあにんげんだもの、腹の立つこともあります。でも怒ったら駄目。轢き殺してやろうかと思うことはあります。でも轢き殺しちゃ駄目。


さて、なんだかモヤモヤと、以前から異音のしてた軽自動車のマフラーでしたが遂に原因を突き止めました。

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これはセンターマフラーですね。ま、中間についてる消音器です。こんだけ切開してもどこも溶接が外れてないから、診断外れかと思ったんですが、奥の奥、パイプが二重になってる接続部分の内側のパイプが中で遊んでいました。コロコロ~と微妙な音が出るのはコヤツのせいだったんです。
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なんのためにあるのかよくわかんないですが、ま、とにかく溶接で動かないようにして、再びもとに戻します。

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ホーれ、この通り!
溶接ガチガチにして戻したった。
このどこから鳴ってるのかわからない音というのも、ムズムズしてイラッとくるもんですが、これで私も仏のココロで運転に専念できますってものでございますよ。

ぶんかのひ

2017. . 03
今日は文化の日ですってね。
もともとは明治天皇の誕生日であらせられたそうです。ま、それはいいんですが。

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長年使っているインパクトレンチが壊れました。 ってんでとりあえず朝から分解して修理してました。
しかし、おそらく30年は使ってるのに丈夫だなぁと思います。
ここまで生き残っている道具を捨てて、また新しいのに買い換えるとなると、なんかやだな~って気になります。

あ、直りましたよ。

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リアシートの背板をアルミ板で作ってます。スッキリしててきれいですよねぇ。

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秋の夜長と申しますが。
まだまだ仕事が終わりません。

イレブンスリーですって、おくさん

2017. . 02
なんか国道26号線が完全封鎖されるらしく、と小耳に挟んで調べてみると、暴走族イベントなんですって。
暴走族ですよ、マァ怖い。奥さん怖いわぁ~。

と、これ。十年ほど前からやってるイベントで、警察関係では超有名。なので事前に封鎖しちまえばイベントは阻止できるってわけでして、去年も1000人近くの税金で動く紺色の人たち使って300台ほどの車やバイクが暴走するのを阻止したんですって。

26号線沿いの商店の不利益を顧みることなく――封鎖。

実際暴走族というのは、道交法違反以外ではなかなか捕まえられない。最近の珍走族はヘルメットも被ってるし、信号も守るしで、実際排気音量がでかいという意外では(整備不良ね)検挙できんのさ。
排気音の測定というのは機械がないと駄目でして、それにはそれなりの設備を準備しないといけないから、通りすがりの警察官では捕まえることが難しい。そういうこと、本人たちもよくわかってやってるのね。

ま、ただうるさいって話だけだと、ハーレーなんかも簡単に槍玉に上がってしまいますけどね。
見る人から見れば同じようなものだと言われても仕方ないですし。

騒音に対し、周囲に配慮するかどうかって違いではあるんですが。

でも、昔々の話、私もかつて国道で数百台が連なる彼等に遭遇しまして、私は普通に仕事帰りだったんですけど。
あの波の中の真っ只中に入ると、「ああ、こりゃあ気持ちいいなぁ」とは思いました。二車線使って蛇行運転とか信号無視もみんなでやれば怖くない的に。
彼等は普通のバイク乗りがそこに混じってるのが気に食わなかったようで、罵声を浴びせられましたけど、いざとなりゃ振り切れるし行けるとこまで行くかって十キロくらい仲良くツーリングしました。
あれ以来、ちょっとだけ見方は変わりました。

迷惑なんですけど、バカなんですけど、面白いじゃねーかと。こいつら数に物言わせてずるいな、と。
あ、でも、肯定はしませんよ。道義的にも精神的にも同調する気は全くありません。

しかし封鎖されたんなら別の道走ればいいのにね。京都縦貫道路で日本海まで行くとか、車一台も走ってないから走りやすいと思いますけどねぇw

さて、

フロントのスピーカーボードです。

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取り付けるとこんな感じ。

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うーん、スパルタン。





インナードアプルハンドル

2017. . 01
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今日は大変天気のいい日でした。
11月ですね。

えー、『女心と秋の空』とよく申しまして、秋はよく天気が変わることに喩えて、コロコロと変わる女性の感情の起伏をいい表したものでして、稀にこれを女性蔑視的に捉える方もおられますが、語源は――というか、もともとは『男心と秋の空』と言いまして、江戸時代くらいに生まれた言葉だそうです。

意味としては、もうそのまま。 男性の女性に対する移り気の早さ(つまり浮気ね)を表したもので、「男とはそういうものだ(仕方ねぇ)」と、揶揄した事が始まりのようです。

当時は女性の浮気は死罪にも相当するほど重い罪であった反面、男の浮気には寛容だったことから、自嘲的な面も含まれていると思われますが、同時にそれは女性にはほぼ人権がなかった(女性の心情などを顧みることはなかった)ということを表しています。

それが「女心」に転じるのは大正時代や昭和に入ってからでして、女心を勘案するという流れが、『女心と秋の空』を作ったことを考えると、ここに来て女性は揶揄、あるいは自嘲するだけの人権が芽生えたということが窺えます。

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ま、いずれにしても人はコロコロと心変わりはするものですし、移り気もありますし、それは別に男でも女でもどっちでもおんなじじゃねぇの? と、選択の自由が無数に用意されている世界ってのは、本当に豊かだなと思います。

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そんなこんなで、今日はインナードアプルハンドル製作です。ドア閉める時に引っ張る取っ手のことですね。
これは車両の雰囲気に合わせて作ったものですが、基本的にはこういう面倒なことしなきゃ作れないよ、って話です。

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内張りをめくって、インナーパネル側にこのような台座を作ります。内張りともどもタッピングでハンドルを取り付けてもいいんですが、それをやるといずれグラグラになって抜けてきます。なので、手間がかかってもここはボルトとナットでつけたいところです。

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ハンドル本体に取り付け穴を溶接して、6ミリのボルトで取り付けます。

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これでバッチリガッチリです。

外から見たらなんてことないものに見えますが、中ではこんなことやってるんですよ、って話です。
たまにドアプルハンドルがない車両がありますが、どうにかしてつけたい! って人はご参考までに。
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