2017.
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本当にちょっとずつしかできてません。
このままだと、予定していた作業の半分もこなせないんじゃないかと。

大体今こういう形ですね。何でも作ってる時というのは、かっこよく見えるものです。
さすがに後端部にアオリがあるので、ショートカットしても重さはそれほど変わらないような気がしてきました。

サイドのフレームを作っています。こんな棒一本マゲマゲするだけで小一時間かかってるんです。角度考えながらうーんと唸ってるからですね。
で、今日で五月も終わりですやん。
明日から六月でっせ? でもう次は七月やん?
体調が悪いわけではないのですが、頭が「制作モード」じゃない日があります。今日は特に、全くもってノリが悪い。そういう時は作業しない方がいいんです。だいたい失敗します。それか怪我します。
冴えねぇ~
こういう時によく「煮詰まる」って言葉使いますよねぇ。
あれ、本来は、「光明が見えだした頃合い」のことを言うんですよね。けど、最近は、というか多くの人が、「物事の膠着状態」を指して使っているみたいです。
こういう時に困るのが、本来の意味で言葉を使えず、間違った用法で使わざるを得ないという事。
ただ、あまりに間違った使い方が多くなってくると、逆転現象が起きてしまうこともしばしばあります。(『役不足』はそれのもっともたるものですが)
しかしですな、「煮詰まる」において、いくら辞書で二通りの解釈があると書かれていたとて、真逆の意味が並記してある単語なんて何の意味があるのかわからん。
よくテレビなどでは「言葉は生き物で、時代と共に変化してゆくものだ」、と耳障りのいい補足説明をなされますが、正しい意味で正しく使うという事を解っていながら自ら放棄するなら、もう国語の授業なんてやめちまえよ! って思うんですよね。
何なのこの寛容な風潮って。
そりゃあ、過去にもそういった例はあって、我々は間違った使い方をそのまま使わされている(本来の意味は喪失していたりもする)事はありますが、何も今の時代、調べれば一目瞭然の世の中なんだから、そんな柔軟になることないじゃないかと。
と、いう訳で私は!
煮詰まりたい!
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2017.
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お久しぶりのビートラックです。

相変わらず、廃材繋ぎ合わせてます。まだコレがどうなるかがわかりません。前に作っている部分との、デザインの連続性が大事ですから、全体を視ないと何とも言えませんね。
このパネルはタイプ2のコーナー部分です。微妙なカーブがワーゲン感にマッチしますね。こういうのって、他社の車から持ってくると合わないような気がするから不思議です。

ゲートもちゃんと機能します。今思いましたが(本当に今です)ゲートをこのような角度で収納すると、ものすごく積載量を犠牲にするなぁ、と。だからトラックのアオリは垂直に立っているんだなぁ、と。
ま、今回のリニューアルはデザイン優先ですからこれでいいんですけど。
さて、今日は暑いですが。
暑いですが。
夏はもっと暑いんだぜ。
今のうちに汗腺広げておこうぜー! (この作業するだけで汗だくでした)
2017.
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28

エンジン積み下ろしサポートバー! 面倒ですがこれがないと死ぬ思いで積まないといけないことがあります。
ワーゲンのエンジンは比較的積み下ろしがしやすいのですが、例によりコツというものはあります。
やり方を知っていないと、バックから腰振りで攻めてもイッてくれません。そういうものです。
今日はアクスルシャフトの話。
左が68年以降、右が66から67の中途半端な長さのアクスルシャフトです。
中途半端な、と言いましたが、65年以前はショートアクスルと申しまして、リアのトレッド幅が狭いんですね。そのためリアタイヤがフェンダーの内側に入っているのが特徴です。昔はオフセットのきつい太いホイールを履きたいときになんかは重宝したらしいですが、今はノーマルホイールで鬼キャン、スラムドするのが主流なようです。
で、この二年間くらいだけ採用された66-67のアクスルシャフトのことを、ミドルとか呼ぶようですが。ロングとはこのくらい違います。


66-67はリアドラムも薄いのでこれでいいんです。68年からロング化して、リアドラムも太くなりましたから、やっぱ中途半端でダメだったんでしょうけど。
アクスルシャフトが違うってことは、アウターケースも当然違います。
左がミドルサイズ、右がロングサイズ。ビミョーな違いですが、間違うと大変です。ちゃんと組めません。


わかります? 解りやすくするために角材置いてますが、ベアリングの出幅の違いではなくて、ドラムのバックプレートの取り付け面が違います。
66-67というのはかなり異端で、特に67は専用部品ばかりで作られたエスペシャリィな、偉大なる失敗作ともいえましょう。
進化の方向を間違えた、というか、ジオン公国主力MSの競合で、ザクに負けたヅダって感じですね。解んない人は聞き流してください。
2017.
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27
最近の車には必ず、サイドブレーキ警告灯(ハンドブレーキ、パーキングブレーキ等とも)がついています。
これはサイドブレーキを未解除のままで走行してしまうのを、防ぐためにあるんですね。
これ、警告灯が装備されてるのに、点かないと車検通りません。
但し、元からないのは別に構いません。(空冷ワーゲンは高年式の一部にありますが、ほとんどないですね)
もう一つ、覚えておいてほしいのはこの警告灯。もともとはブレーキ警告灯であり、油圧式ブレーキの油面警告だったもので、そこに配線をもう一本かまして、サイドブレーキ警告に流用したという事です。ですんで車検では基本、サイドブレーキ警告の有無を追求することはありません。
ただ警告灯があるのに、点かない、というのが問題になるだけです。
これと同じ理屈で、「ライトのような物」がついているのに「不点灯」だとアウトとされます。飾りでフォグランプなんかをつけてる場合によく突っ込まれますね。
呑んだら乗るな、乗るなら呑むな、的な発想です。
あと、今年度から警告灯に関してはシートベルトなども非常に厳しく見られます。警告灯の有無については年式などで大きく変わっているので一言では言えませんが、点いてたものが点かないというのは駄目ですんで、そのあたりお見知りおきを。
ま、そんなこんなで、地味な仕事ですが、メキシコビートルのサイド警告。点いたり点かなかったりするから、どうせ接触不良だろうと思ったんですが……

あ、なんかドイツの奴と違う!
しかもどうやってスイッチが動くのか皆目わかりません。いままでどうやってオンオフしてたんでしょうか? 謎です。

このスイッチを、ブレーキ解除とともにオフにするには、このようなものが必要なハズ。だけどないの? なんで?

何か、トリッキーな部品になりましたが、これで用は足します。
もともとどういう構造だったのかわかりません。何か部品が付いていたと思うのですが、落とした覚えもないし。
まあ、不思議なこともあるもんだなぁ、ということで。
2017.
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もう夏みたいな暑さやけどね。夏はもっと暑いわけよ。
例の如くうちは40度アップの労働環境で、今年こそ死ぬかもしれません。暑くなったら寝てしまうので。
さてぇ、この前チョット触れた温暖化の話ですが。Co2をはじめとする温室ガス効果で地球が温暖化しているのではない、という話をしました。
この話、二酸化炭素犯人説が強すぎて埋もれそうになってますが、未だに温室効果は「説」どまりで、確定はしていません。ただ、ここに至るまでに、そうとうの力学が働いているという事は知っておいた方がいいかもしれません。
思えば911テロ以降、ブッシュジュニアが「テロとの戦争だっ」と口走ってからというもの、そのルールに則るかのようにテロが頻発しております。イラク戦争以降なんてテロ国家(と名乗っている)が樹立する始末です。えーブッシュ君知ってたんかいな、ってくらいうまいことなってます。
に、しても自爆テロとかする奴って、ほんとにバカだな。そんなんしても極楽浄土にはいけまへんよ。
ま、それはさておき、何かを悪者にしてそれの排除という名目に則らなければならない動きがある場合、というのは得てして気を付けなくてはいけません。日本も70年ほど前はそういう渦中にあったわけでして、あれ、みんなで戦争しちゃったんだってことは忘れちゃならんのですよ。軍部に騙された、っていいますけど、信じちゃったのならそりゃああなたがバカでしょうに。
で、この法治国家において、現在最大悪とされている二酸化炭素ですが、そもそも大気中の二酸化炭素濃度というのは大して高くありません。濃度の問題じゃないというならそれでも別に構いません、どうせ立証できませんから。
ただ、排出権取引やらで思い切り金銭取引に走っている時点で国家規模でカモにされてるんじゃないかと考えたほうがいいかと思います。
こういう話があります。
「環境が歴史を作る」
これは人が住んでいる地域が災害や伝染病など、何らかの事情で住みにくくなると、民族が移動することになります。
昔は国境や国家間の取り決めもあいまいでしたから、問答無用で攻めて土地を略奪してもかまわなかったわけです。
ですから古代の戦争の多くはまず、環境の変動が引き金になったという考え方があります。理屈は後付けで。
住む土地がなくなるのを恐れる、すなわち地球が住めなくなったらどうする、という事が、人の行動を決めるわけです。
エコ問題はエネルギー問題でもあり、人口問題でもあります。
このままいくと、2050年には人口が百億人突破するとみられています。
さて、人口爆発を止められるでしょうか? というほうが大局的には問題になっている。
でも日本じゃ少子高齢化を問題にして、人口を増やそうとしている。中国は一人っ子政策を解禁しました。これは国家としての施策であり、人口がそのまま国力に反映しているような国は何処でも同じように考えています。
これ、逆から考えてもらえると納得いくと思います。
人口増えると資源が枯渇、食糧不足が必ず起こります。そうなってしまった時には必ず人は戦争を始め、互いに簒奪し合います。
ですから、とりあえず地球温暖化でヤバいというインフォメをしておいて、エネルギーを使わせないように仕向ける。要するに国単位でエコな暮らしをしてもらってつつましく生きてもらうという方向性に持っていきたいんです。
エコなくらしとはすなわち、大規模な発展をしてきた20世紀を拒否し、現状維持、もしくは衰退方向へと持ってゆく目的があるんですね。
誰が主導してるって、そりゃあ先進国です。貧乏な国は貧乏なまま先進国の為に食料や資源を生産してくれている、今のままでいてほしいんです。豊かになってもらっちゃ困る。国際的に制限をかけるための仕組みが「排出権取引」という訳です。仕組みは面倒なのでここでは説明しません、自分で調べてください。
たしかにここ数年暑いのは暑いですが、別に2,3度上がったところで死にません。適応していきます。むしろ気温が上がれば生産性は上がります。寒冷化するよりよっぽどマシです。
何より問題はそこじゃない、という事をこの暑い夏にぼんやりとまどろみながら考えてみてはどうでしょうか。
2017.
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24
自動車におけるデスビというのはディストリビューターというのが正式な名前です。
イグニッションコイルで発生した電圧を各シリンダーのスパークプラグへと分配して着火させるための装置です。
この、各シリンダーに分配する(ディストリビュート)装置という事で、ディストリビューターと言います。
もっとも最近の車はディストリビューターそのものがなくなってる物がほとんどなので、古い仕組みといえばそれまでですが。
国産車でもほんの二十年くらいまでは、ポイント点火を無接点式にしたセミトランジスタや、もうすこしそれを電子化した古トランジスタ方式という、デスビとプラグコードを使用した点火装置が主流でした。
これ、なかなか壊れませんが、壊れると全く点火しないです。
いずれも国産車のデスビです。



というのが本日、立て続けに2台ありまして、偶然なんですが、こういう作業というのはなぜか重なるものです。
ワーゲンでなくともダメになる者は駄目になります。
が、新車から数えて初めての交換ですから、長持ちするっちゃしてるんですけどね。
2017.
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23
このところ、休日の私は壁と向き合っています。
自分の人生を見直したいだとか、反省を描いているだとか、哲学に生きているわけではありません。
壁にタイルを貼っています。

家の壁です。
見栄えがよくないので、買ってきたタイルをペタペタ貼ってるんです。実は自分で造った壁なので面がガタガタです。しかも施工してからすでに三年経ってる。とりあえず職人ではないのでもうこれ以上きれいに仕上げられんという事で、ガタガタの面でもタイルを貼れるように考えたのがこれ。

シリコンコーキング剤を接着剤がわりにして貼り付けます。シリコンなので耐候性はバッチリなハズ。壁に付くかどうかはすでに実験済み。当然目地は後で埋めます。

遺跡発掘現場の作業員じゃありません。私です。
仕事と同じ格好してます。年中作業です。そう、生きること其れすなわち作業、作業的に生きる、生きてることなんて作業だ、従って人生とは作業なのです。
壁に向かって出た答えです。
嘘です。

ウッドデッキを突き破って木が生えてきました。元気ですね。

日が暮れる。
私の休日が終わります。

猫は一日寝てました。
2017.
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21

古き良きというか、こう言う乗り物が市販されてたことが信じられん時代になった。
と思うのは私だけでしょうか。
さて、昨日の続き。原チャリがなくなるというお話の続きですが、最近バイク界に激震が走った「モンキー生産終了」です。
ホンダ・モンキーといいますと、世界最小の公道市販車としておそらくは最も売れたバイクではないかと思います。
上の写真のオサレな車両が実際に市販された初期型モンキーです。
今やマニアの手の内にくらいしか現存していない、50年前の車両です。
こたび、このモンキーの生産が終了します1967年から生産され、モデルチェンジ、マイナーチェンジを施されてきた車両の歴史に幕を下ろします。
これの大きな原因は、現在のエンジンと排気構造では環境基準を満たされないという(大変ばかばかしい)理由からです。
燃料供給システムをキャブからインジェクションに替えるなどして善戦はしたのですが、いかんせん技術でカバーできても、今度はコストの問題が発生してしまい、最早原付の価格としては高額になりすぎました。
ちなみに今年のモデルで298080円という・・・・・・。

画像はフィットハイブリッドですが。
技術のホンダならモンキーをさらに進化させることは可能でしょうが、おそらく価格がさらに高くなります。
これが50ccという壁の限界です。
それに周囲の環境の変化。前記事で書かせてもらった諸処の事情が、さらに50ccを意味のないものにしました。
モンキーというバイクは世界最小を謳うだけに、ホイールサイズは8インチ(めちゃ小さいです、スクーターのタイヤより一回り小さい)ホイールベースは895ミリで、ほんとうに人間一人の両腕の中に納まるくらいで、重量が68キロと、力持ちの人なら抱えて運べます。
エンジンはカブなのでちゃんと60キロくらいは出ますし、前後のサスペンションも装備しており、バイクとしての装備はしっかりしています。ですが実際には、公道を走るとかなり不安定で、周囲からの認識性が低く、バイクに乗った人が走っているというより、人が何かにまたがって高速移動している、という風に見えてしまうほどです。
おそらくは次にモンキーサイズのバイクを新規で作ろうとしても、安全性から運輸省が許可を出さないと思います。
モンキーは作り続けたから、70年代にモデルチェンジしたままのサイズで作れたのだと思います。
70年代や80年代というのはバイクブームもありましたが、コンセプトモデルじゃねーかと見まごうような、スタイルのバイクが多く開発され、市販され、そして消えてゆきました。それらは今となっては全て再生産できないような規格であったり、ものすごいコストがかけられていたりと、メーカー自身も挑戦や面白さ、といったことを前面に打ち出して、それを商売に出来るような素地があったのです。
環境基準というのがバイクに適用した時から、雲行きが怪しいなとは思っていましたが、やはりこういう事態を招きました。
はっきり言って、二輪業界の未来を憂慮します。
たかだか50ccが排出するガスに基準を設けて、規制して、いったい何がしたいんだか。
暑くなってきましたが、改めてここで言っておきます。
地球温暖化は排出ガスのせいではありません、と私は主張する側の人間です。
それに、温暖化すれば、冬が寒くなくていいじゃねーかよー。
次回に続く、かもしれない。
2017.
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20

だんだん、エンジンを抱えて運ぶのがつらくなってきた。というか、腰いわしそうで怖い。
実は私、この稼業やってから、未だに腰はノーダメージです。
整備関係の人間というのは車もバイクも問わず、大抵は「ぎっくり」を経験しているものでして、一度やると大体癖になると言われておる、職業病とも呼べるものです。
それはともかく
昨今にわかに、自動車免許に125ccまでの原付二種免許をつけましょうか、という話が持ち上がっています。ちなみに現在は原付一種(50cc)です。
何故そんな法改正が囁かれているかというと、これは需給の問題が深刻になってきたためです。
まず、バイクメーカー的には50ccも125ccも製造コストはそれほど変わらない。
しかしながら販売価格は二倍から二・五倍の差があり、利益を出すには効率がいい上に、海外への輸出もしやすいというメリットがあります。海外には50ccの制限というのがありません。
20年ほど前であれば、原付に主な使用層である高校生や大学生、主婦などの分布が広かったのですが、それらが縮小することにより、薄利多売の作戦が取れなくなった。
また、手軽な電動アシスト自転車なるものが普及し、わざわざリスクを負って原付に乗車する人口が減った。
などなど、今まで所謂51ccから124ccクラスの車両というのは、道路運行上最も有用な手段であったにもかかわらず、免許制度の制限からユーザーが少なかったのです。
それがここ10年ほどの間で50ccが減り125ccの数が増える傾向にあります。
これは、かつてビッグスクーターに乗っていた層が、社会人となり通勤などで使う関係から乗り換えに走ったためだと推察できます。その証拠に、ビッグスクーターの数は激減し、中古市場も暴落しました。本当に線を引いたようにある時期を境にこの逆転というか、転換が起こり、今に至ります。
自動車免許のオマケ免許の改正はこういった流れを汲んだものだとは思われます。
そもそも50ccに限定するという免許そのものの取得は、二者択一の○×問題を50問こなし、合格点に達すれば晴れて免許御取得という、かなりお手軽なものであるため、とりあえず持っているという人は多いとは思います。
また、免許証が公的な身分証となる側面もあり、原付には乗らないけどもっているという人も、少なくはありません。
この原付免許にお世話になった人は多いかとは思いますが、今後はこれがなくなる可能性はあります。
というお話から、すこし処暑の問題を考えてみようかと思います。
というわけで次回に続く。
2017.
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19

誰もいない昼下がりの公園を自転車でぶらぶらと。
こんな風に仕事を抜け出して、緩い風に吹かれてみるのもたまにはいい。
額にうっすらと汗をにじませながら、森林の心地よい空気にチャックを開いた作業着の股間が涼しい。
すみません。今日半日くらいチャック開いたままでした。
偶に近くのお客さんのとこには、自転車で行って車を取りに行ったりすることもあります。
今日はそういう日でした。
ある意味捕まっても仕方がないのですが、こういうのは公然わいせつ罪というのでしょうか。
私的には、過失公然わいせつ罪として扱ってほしいものです。
そもそもツナギというのは首元から股までの長いチャックでして、上下どちらからでも開くのですが、どちらをどのくらい開けば股間を公然的に露わにしていた、と規定されるのかは全くもって不明です。
そもそも、男性器を祀っている神社というのが、日本の各地にありますが、あれはどういう名目で公然と晒しているのかがイマイチわかりません。ちなみに大人のおもちゃを公然と晒していれば、一応注意は受けると思います。
これ、おそらくは形や大きさが問題ではなく、人がどう捉えるかという印象の問題なんですね。
エロい、嫌らしい、と捉えるのなんて人それぞれだろうが、とおっしゃるのはごもっとも。
ハイヒール一つでエロいと興奮できる人もいますし、極まった方などはもしかするとアルミニウムの地肌だけで興奮するかもしれません。
要するにそういうフェチシズムなだけであります。
まあご婦人が私の股間を見て「まあ! 破廉恥な!」というのはただフェチなだけです。
だから、誤って股間を晒してしまっても、胸を張って「いやらしいと思うからいやらしいのだ!」と主張しましょう。
もちろん、今考えた話です。本気にしないでください、捕まります。
2017.
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18

本日は晴天なり。田にも水が張られ、そろそろ田植えの時期と相成ります。わたしゃ別に農家じゃありませんが、この風景が夏を惹起させるものでして、同時にふと思い出すことがあります。
ふと田んぼを覗くと合鴨が田に泳いでいるのが見える。
おお、あれが合鴨農法という奴かとしばし観察する。
彼らはここの田を自身のテリトリーと考えているのだろうか。他の田にゆくことはないのか? 稲穂が育つにつれ田は水辺ではなくなる。そうなれば合鴨の食すべき餌は田にはなくなる。彼らは秋にはどこかへ行ってしまうのだろうか?
まさか働くだけ働かされて、秋には鴨鍋にされてしまうのだろうか。
そして春になれば何も知らない新しい合鴨が田に放たれ……。
つーことは。
カモ「あの、おやっさん、去年に働いてた鴨たちって今年は来ないんですか?」
農家のおやっさん「ああ、あいつらは田舎に帰るってねぇ、今年は来ねぇよ」
カモ「まあ、最近の人はきつい仕事だとすぐやめちゃいますからね」
農家のおやっさん「おうよ、最近はブラックなんとかっていうけどよ、ウチはきれいなもんだぜ、なんせエコとリサイクルを両立してる環境企業だ」
カモ「おやっさんのコメづくりの信念に僕らはいたく共感したんですよ、僕は今年も来年もずっと働きますからね」
農家のおやっさん「おお、ありがとうよ。たらふく働いて食ってくれよぉ!」
みたいな・・・。
コメ作り現場って超ブラックだな、とか考えてしまった。鴨にとっては、ですが。
でもこれ、ちゃんと理由があって。鴨が成長してしまうと逆に稲穂を食べるので、田からは除かなければいけないんですね。なら、次年に持ち越せばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、休耕期の間の飼育もさることながら、成長した鴨では、早い時期に稲穂に首が届いてしまうため、収穫の随分前にやはり稲穂を食べられてしまうのです。
従って、合鴨農法は基本、新卒採用で、一年雇用が原則。成鳥を野に放つことも禁止されておりますので、ま、食うしかないと。
で、鴨がネギをしょって来るといいますが、都合のいい被害者のことをカモとも呼びます。
これ、実は一緒です。
カモ:詐欺や悪徳商法に引っかかりやすい者の俗称。鳥の鴨が簡単に囮(デコイ)に誘い出されることから(Wikより抜粋)
ですんで、つくづくカモは昔からお人(鳥)よしなのだなと。
まあ、我々も現代社会に生きていると何かとカモになっていることはあるかと思いますが、欲に囚われ幻惑されるときこそ気を付けなくてはいけないという話。
2017.
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17
ウチのお客様で、新車からずっと診させてもらってるお客様がおられます。
この、トヨタのチェイサーなんですが、なんと走行距離45万キロです。

そこまで距離は知っている人というのもそれほどいないと思います。しかも市街地メインでこの距離です。
北海道とか、高速道路メインでなら余裕でこの距離は稼げますし、車もそれほどは傷みません。
そういう意味ではかなりハードユースな45万キロでして、そのぶんメンテも相応にかかっています。
今回初めてエアコンのコンプレッサー交換となりましたが、これがドイツ車なら四回くらいは替えてるだろうと思います。
毎度毎度見せてもらうたびに、やっぱトヨタはすげぇな、と。ただ、何十万キロまで走ることを想定しているのかはわかりませんが、このエンジン、トヨタの歴史の中でも成功した部類らしく、20年間も作り続けられた、かなり信頼性と耐久性のあるものだったようです。
しかしながら、日本じゃ100万キロ走る人なんてほぼいないだろうと思いますが、海外ならそのくらい余裕でいくだろうから、メーカーが想定している限界値ってのは、日本人が想像するよりもはるかに上にあるんじゃなかろうかと。でないと海外で日本車があれほど高い評価は得られないだろうと思います。
そうも考えると、日本人は10万キロそこそこで捨てちゃうのだから(昔の軽自動車は10万キロくらいが限界ですが)贅沢だなとは思います。
なにより、とにかく年数が経てば買い換えなきゃいけないみたいな風潮を垂れ流しているのは、愚かとしか言いようがありません。もちろん機械を触る側の人間としてですが。
メンテを重ねれば車はどこまで走れるのか? というのは技術屋的には興味がわきます。
しかし、今回もでしたが、二十年近く経つとさすがに部品が出てこない部分が増えていってます。こういう事情も含めて、気に入った自分の車があっても長く乗り続けられないというのは、実に悲しいものです。
2017.
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16
メキシコビートルのエンジン。前にも言ったように、タペットが油圧式になってるというとこ。
これ、乗らないでおいてると、ガチャガチャうるさい。油圧がかかるまでタペットクリアランスががばがばになってるからなんですな。
今回これをソリッドタイプにしようと、従来のドイツ製のタペットに交換しようと思ったら、あ、ちがうやーん。
チョット調べたらわかることなんですが、タペットの径がドイツ製と全然違う。
つまり、ケースも違うんですよ。

そこで、調べたところ。どうもタイプ4に使われているタペットが高年式は油圧になってて、メキビーのと共通なんだそうです。じゃあ低年式はというと、ソリッドタイプ。じゃあ、タイプ4エンジンの低年式用のをつかえばいいんじゃね? と。
簡単なことです。

長さ一緒。オイル溝の位置もあってる。いけるハズ。

あと。ケースせっかく割ったんだから、カムも替えたいよねぇ、ということでノーマルをポイして、イングル110番を入れようとしたところ、ノォオオオオ! オイルポンプが入る奥行きが足らん。これカムギアの中心のポンプ駆動用の溝部分が、ノーマルより前に出てるからなんですね。ポン付け不可能です。かといって、メキビーはフローフィルターの付いてるポンプなので、変えたくないし。
そんなこんなでちょろちょろ加工しながらの作業です。
2017.
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14
昨日の続き。朝から木材切って、箱作り。
あれです、昨日作っていた一斗缶付きポットの筐体です。

中はこうなってます。

どうやって使うのかといいますと。というかそもそもなんやねんという声が聞こえてきますので、まず説明を。
部品の洗浄というのは得てして苦労するものでして、オイル系の汚れならまあ灯油とかガソリンとかでしこしこ磨けば取れるんです。ただ、どうしても取れにくいのが、カーボンです。
いわゆる、ススですな。
エンジンのシリンダーヘッドなどは、高圧の釜みたいなもんですから、使い込んだエンジンはカッチカチになった煤というか炭のような状態でこびりついてまして、かなり強い力でガシガシやらないと取れないんです。
そこでケミカルの力を借りましょうと、登場するのが『メタルクリーン』これ、ほかにも同じような商品がありますから別に商品名にこだわる必要はありませんが、たまたま手近にあったので使いました。
粉状のケミカルで、水に溶かして使います。引火性はありませんし、お肌にも安全です。
この溶剤にこてこての部品を漬け置きしていると、あら不思議、汚れがみるみる落ちてしまうではありませんか。

ただ、常温の状態だと洗浄力はそこそこで、実力を発揮できません。だいたい60度から80度くらいに温度を上げないといけないようです。お湯で割れば早いんですが、それだと漬けているうちに冷めてしまうというのは悩みどころです。
そこで、今回作った一斗缶ポット『洗浄風呂』が登場するわけです。

熱源は下のポットで、沸かすモードで一時間くらい放置してると、あっつあつになります。これは風呂と同じ原理で、温められた水はお湯になって上へあがる、冷たい水が下に下がる、という対流を利用して一斗缶のお湯を沸かすんですな。
しかも今回使ってときめいたのは、箱を木で作ると断熱性能を得られて、ポットのスイッチを切っても5時間以上アツアツを維持してました。
あとはこれがどのくらいの耐久性を維持してくれるか、ですが。
まあ、使えます。 ええ加減捨てようと思っていた湯沸かしポットが、思わぬところで役に立ちました。
2017.
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13
きのうはブログのサーバーが混雑しててアップできなんだ。

下地塗りに入りました。
有り難いことに、最近やることがいっぱいあります。
そんなわけで、あんまりクダ巻いてる暇が今はないです。そんな中、うちではラジオを流していますが、そういうのも煩いと感じることがあります。というのも意外に聴いてないようで聴いているのがラジオでして、言葉だから入ってくる。
虫の鳴き声を聞き分けられるのは日本人とポリネシア人だけだという研究結果がありまして、これは日本人とポリネシア人が、音を脳の言語野で処理しているからだと言われており、他の国の人は虫の鳴き声(正確には鳴いているとはいいませんが)は単なるノイズにしか聞こえないそうです。ま、意識の外側の音という事ですね。
そんなわけなんで、日本人の音楽の聴き方もやはり他の外国人とは違ったものになるのでしょうから、一見ラジオを流しているだけでも結構受け取っちゃっている、のではないだろうかと。特にCMは繰り返されるので覚えてしまう勢いですが、スピードラーニング受講する前に、スピードラーニングのCMを完コピできてしまうこの屈辱。
さて、そんなこと考えながら、新兵器なぞを作ってしまいます。

湯沸かしポットの上に1斗缶がのせられてます。

乗ってるだけじゃなくて、一体化。つまり

ポットと1斗缶はつーつーになってるわけです。もうね、なんで忙しいのにこんなことしてるのってね。でもこれ作ったら作業はかどるんですよ。急がば回れ的な発想で、我慢して作ってます。明日完成させます。
そんな感じで5月も真ん中に達しようとしてますがな。
2017.
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11
いい車は、どんなシチュエーションでもいい絵になる、という習作。
これ、車と人のスケール感を測るために撮った写真で、ふらっと来た女子に手伝ってもらいました。

上の写真とは全然関係ないですが、ぱかっと、ワーゲンのエンジンを開くとこんな感じになってます。
開きたてほやほや。開いて一分以内に撮影しましたので、いきがいいです。つやつやです。

クランケはメキシコビートルです。
メキビーのエンジン開けるの、実はこれが初めてだったりします。たぶん。
そう変わらないとは思うのですが、唯一このエンジンに搭載された新機構が『油圧タペット』というメンテナンスフリーのタペットなんですが、油圧が落ちている時などはガチャガチャとうるさいので、割と不評です。

とりあえず明日からしこしこ始めまーす。
2017.
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10
最近はどこでも「あー連休終わっちゃいましたね」というのが季語の如く連呼されておりますが。
そんなもん端からねーよ。

現状こんな感じ。ワーゲン屋みたい。
となりは

バイク屋みたいになっとる。
さて、この時期は五月病という、適応障害っていうのが新入生や新入社員にまれに起こりまして。
月曜日学校行きたくないだとか、会社行きたくないだとか、行ったとしてもぼーっとして集中できないといった状態になるのに似ていますが、五月病はもう少し深刻でして、月曜の午後や火曜日には治らず、継続的にこの症状が続きます。
いわゆる環境が変わって、それがストレスになり、鬱などの病気に発展すると、まあそういう事らしいです。
ですんで、けして「初めての給料もらってゴールデンウィークでパーッと使っちゃって散財の味をしめ、現実に戻りたくなくなった」という訳ではございません。
早私もヘルムで20年目に突入したところ、環境変わらないので適応障害とかなりようがありませんが、この環境に慣れ過ぎて休みがなくてもへっちゃらになりました。孤独でも過酷な環境に居るせいで風邪すらひきません。ある意味ストレスフリーなんでしょうけど。
色々と気に病む性質のある人は、とりあえず「ちきしょー!」と叫んでみることです。笑う事や泣くことでストレスを逓減する効果はありますが、あえて憤りのみの方へと感情を振って、自分の中で問題に対する合意形成が生まれるまで、脳内でロールプレイするというのは一つの解決のさせ方です。少々病むことがあるかもしれませんが、本格的にお医者さんにかからずには済みます。
え、お前何言ってんの? って。
いやあ、私もうだいぶ壊れてますから。
2017.
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09
昔からある、無接点式点火システム。いわゆるセミトラ。
従来はポイント接点の開閉で、点火タイミングをとるのですが、こちらはマグネットローターでタイミングを計るので、壊れない限りは永久的な部品です。ただし壊れたら直しようがありません。
こういうのって悩ましいというか、意外に替える人居ないんです。


どう考えてもポイントよりも効率がいいんですが、値段がだいたいポイント交換の10回から20回分くらい(アバウトすぎますが)部品代だけで12800円。
おそらく二十年乗ってる人でもポイントがダメになって10回も替えたことはないと思います。
なので、ポイント替えなくて便利という部品としての説得力は薄くなるかもな、とは思います。
しかしながら、ポイントよりも失火が少なく、調整が不要という面では確実に優れているので、余裕のあるかたは装着してみるのも一つかと。
失火が減り、各気筒の確実な爆発が行われるので、人によってはかなり効果は体感できることもあります。
燃費が良くなる、というほどまでにはならんとは思いますが。
2017.
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07

タイプ2のカーゴドアのアウターハンドル。本来は角棒が刺さっているオス側なんですが、そいつを引っこ抜き(といっても簡単には抜けない)そこから、この四角の穴を整形して作るという、とんでもなく面倒な、しかも今後何の役にも立たない作業をしていました。

つまり、こういう状態にしたかったわけです。
手っ取り早くインナー側を使えば何も考えなくても、作業もしなくてもよかったのですが、ここはアウターを使用しなければ締まらんと頑張った訳です。

ついでにキーホルダー作った。
ミッションケースのジャンクから切り取った純正マーク。 もちろんマグネシウム合金!
俺、忙しいねん。
2017.
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06

さてみなさん。
来ましたか?
なにがって、自動車税納付書。
ワーゲン乗ってる人はほぼ13年オチの年式になりますので、いわゆる重課税、15パーセントが上乗せされます。
え、10パーセントじゃなかったの? いいえ、今年度から15パーセントに引きあがりました。しれっと、いつの間にか上がりましたよ。
そもそもこの重課の根拠ですが、「年式が古くなった車は環境負荷が大きいから」ですって。
まーそうかもしれないけど、根拠薄いよね。 だってどんな車だろうと13年経過したら環境負荷が大きくなるなんて、誰がどうやってわかるんでしょう。それを言うなら、13年以内に車を買い替えた人は環境負荷の大きい行為をしたので、二台目あるいは三台目の車に対して重課税する、という方がよほどマトモです。
こんな考え方をしてたら、いつまでたっても地球環境は良くなりません。という事が頭のいい僕には御見通しです。
さてぇ。
その税金ですが。この機会に覚えておいてください。
自動車乗ってる人なら耳にしたことある二大税金。毎年払う『自動車税』と、車検毎に支払う『重量税』
まず、重量税ですが、これ昔は特定財源だったんですよ。目的税。 何のことかといいますと、国税である重量税の使い道は、道路整備のため(主に国道)として、税徴収をしていたんです。使う人から徴収する。これ結構マトモだったんです。でも近年、一般財源化、つまり普通税にシフトしたんですよ。だから使い道はフリーになりました。
で、自動車税ですが、こちらは地方税。ナンバーの区分で収める税事務所が分かれてるでしょ? これも自動車関連の何とかに使われてるのかと思いきや、実は単なる一般財源、普通税です。すなわち使い方はフリーで地方行政の財源となっております。
ま、県道とかの整備はそれでしてるんでしょうけどね。
ついでにガソリン税の話もしておきましょうか。
実はガソリン税というのはなくて、これはガソリン価格に対して揮発油税というのと、地方道路税というのが含まれていて、これを通称ガソリン税というんですな。前者揮発油税が国税、後者地方道路税ってのが地方税。
しばしば問題になるのが、二重課税じゃないかという話。
ガソリン価格に税が含まれているなら、それに対して消費税を払ってるという事になる。つまり他重課税ね。
これの弁明として、通称ガソリン税は、取扱業者が収めるものであって、消費者が収めるものではないという、まあ、詭弁のように聞こえますが、これの解釈としては、生産や販売を請け負う業者が商品製造や仕入れに対して支払っている各種の税金や消費税が、商品販売時の価格が反映されているか? という話に近い。
要は、企業が毎年支払ってる固定資産税は、商品代金に反映されていると考えれば納得はゆくはずです。ただ、ガソリン税は目に見えてそこにあるから二重課税と非難されるんですな。
で、もう一つ言っておきますと、自動車取得税というのがあります。これも地方税で道路特定財源だったんですが、いつのまにか一般財源にシフトしてました。
中古車の場合はほぼ関係ありませんが、新車ないし、5年6年オチくらいの車には残価率というものがあり、取得価額をもとに独自の計算方式で税額が決定しますが、自動車を取得する目的に対して課せられる税金であるため、性質が消費税と同じくするという理由から、こちらも長らく二重課税だと非難されてきました。
よって、将来的には消費税増税と共に、廃止するという事が決定しているそうです。
ま、そんなこんなで車は税金の塊なんですな。
ちなみにご存知のように、酒たばこにも税金はたんまりかけられておりまして、普段から車に乗って酒たばこを呑むような御仁は、いわば(あえて高額とは言いませんが)恒常的納税者であると。まさにタックスジャンキーですな。
今回は自分の知識補強もかねて書いてみて、げんなりさせられるものですが、改めて思う事は、「こんだけ税金払ってるんだから楽しまなきゃ損でしょ」、ってことです。
我々は道がなくては車やバイクを走らせることがかなわない。それを提供してるのが日本という国。
我々は、道路使用料を払っているようなものなんです。
税金が高いやら、維持費がかかるやらで、自分の可能性を狭めるような生き方がうらやましいとは、私は思いません。
前向いて、先を見つめて歩いていれば、そのうち人は死にます。
それまで、俯いて、後ろを振り返らないで生きられるなら、たぶんそれは幸せな人生といえるんじゃないでしょうか。
2017.
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05

はい、アオリが出来ました。
なんとなーく完成を期待されてるので、こっちもアゲておきます。

点付けして、取り付けの雰囲気を掴みます。

うーん、ドンピシャに近い(そういうのはドンピシャとは言わない)

なんかメカニカルでカッコいいです。
本日でGWもひと段落といったところでしょうか。
どうもGWは警察も休んでいるらしく、表の道を珍走族がテロテロ流していても放置してます。
偶に、ああいうのが走ってもいいのなら、なんだってありなんじゃないだろうかと思うんですよね。
まね、ウチの業界も車高低すぎたり、サイレンサーなしの直管だったり、保安器類ついてなかったりいろんな人が居るわけでして、あんまり人のことは言えないんですが。
族は全員死んだらいいのに、って思う事もありますが、一周回ってどうせ一度の人生なんだから好きな事やりゃあいいんじゃないの? という風にも思ったりします。
もう、神のような寛容さの自分にため息が出ます。
さ、帰ろ。
2017.
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04

ミッションの中身ってのはこうなってます。わけわからんと思いますが、まあ複雑な構造してます。考えた人偉いですね。

「彼女と一体どういう関係なの!?」 なんて訊かれることがないほうが男にとってはイイのですが、あえて説明しますと、ミッションとエンジンとはこういう関係でつながっています。下の円盤はクラッチ板です。
この細いシャフトが動力の入力で、シャフトの延長線上がプライマリーギア。その対になってるのがセカンダリ。
んで、一番端の不細工なギアがファイナルギアってことです。
このプライマリとセカンダリの組み合わせで変速しているんですな。で、この組み合わせ比率が減速比っていいます。
減速比を計算するには、歯の数を数えてセカンダリをプライマリで割ればいいです。
一日、アホみたいにギアの数ばっかり数えてました。

これは仮組用のケースです。組んでからギア入らないとか、抜けるとか、もう泣くしかないので、面倒ですが何回もチェックです。
実際走らせるまで結果が出ないのがミッション、およびデフなので、ホント胃が痛い(痛くないけど)
とりあえず、腰が痛いです。
2017.
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03
GWといえば、1870年、アメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキーの工員、ヘイズ・ハーディングが提唱した「偉大なる労働をたたえる日」として、(すなわちGreat Work)一部では有名です。
これは、あえて休日をボイコットし、労働にいそしむことで、労働の尊さを実感しようという市民運動の発展を狙ったものだったのですが、案の定遊び好きなアメリカ国民には定着することはありませんでした。
ところが時代が下り、月月火水木金金をスローガンとしていた当時の日本人には受け入れられ、GWという文言は海を渡ることになったのですが、グレートだとかワークといった英単語に不慣れな日本人は、特に意味を勘案することなく、手近にあった「ゴールデン」と「ウィーク」という横文字をあてがってしまったため、以来GWはゴールデン・ウィークと呼ばれるようになりました。
しかしながら、戦後も高度経済成長期を越えると、日本人の文化の中にも「ゆとり」という概念が生まれ始め、労働を尊ぶ心を祝すという動きへとシフトしてゆき、いつしかGWは大型連休へと吸収されてゆくことになったといわれています。
うーん。
今日は電話が一本もならない。
悔しいので、歴史を捏造してみました。
そんな、本日のグレートな仕事です。

中古のトランスミッションをばらしました。
いけませんねぇ。壊れたミッションを置いていたら、壊れてるものかどうかを忘れてしまい、ばらして確認しなくてはなりません。(自分が悪い)

明らかにダメです。ケースは使えるかなぁ・・・・

クラック入っててアウトです。

さらに二つのミッションをばらします。
何とかお目当ての3.88ファイナルファンタジーなミッションに巡り合うことが出来ました。
明日くめたら組んでみるぅ。
に、しても。ミッションオイルの匂いはグレートすぎる。
2017.
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02
ちょっとずつすすんでますので、ある程度作業が進んでから、と思ってるんですが。

つまんない作業です。アオリのヒンジ部分から、アオリ本体を組み上げてゆきます。
普通はアオリになるパネルがあって、そこにヒンジをつけるというのが常識的な作り方です。

こんな感じで作ってゆきます。地味な作業が色々あるんですが、説明なしで進めます。

アオリのロック機構が必要だなと、途中で気づいて急きょ、タイプ2の観音ドアのロックを使います。たまたまあったんですよ。

なわけで、ロックメカの台座作って、そこに取り付けできるようにします。もちろん後々メンテできるように分解式にして取りつけます。こういうことすると、さらに課題が増えてゆくのですが、まあ、ここは苦労しなきゃいけないとこでしょう。