スライディングルーフ

2017. . 27
ビートルの屋根というのは普通はタダの一枚の鉄板からできてますが、モデルによってはラグトップやスライディングルーフといった、開放装備がついていたりします。
実際のところ屋根が開いて何が楽しいのか、というとどうも微妙な気がしますが、ま、流行りもあったんでしょうな。

高年式のビートルというのはほとんどがこの鉄板仕様のスライディングルーフでして、機嫌よく動作してくれる場合は、内側のハンドルをくるくる回すとスライドして開いてくれるのですが、壊れると泣きを見ます。

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動作機構は窓の開閉とよく似ていて、スパイラルワイヤーをギアで送ってゆく仕組みでして。
これが、ダメになると例のごとくギアが滑ります。
補修部品は出ていないのかといいますと、有るんですが、制度が悪いのか根性がないのか、新品部品に替えてもがりがりと滑ってしまい、治りません。社外品ですが部品も決して安くはなく、毎度毎度治るかどうかわからんでぇ、とこればっかりは口添えして作業させてもらってます。

それに、半端に開いたりすると水が漏れたり、ボディ内に侵入したりするので、困ったことになります。

そんなわけで、どちらにしてもリスキーなんで、もう開かないようにしてしまうという人も少なくはありません。で、今回はふさぐという作業です。
隙間にコーキングするだけでしょ? と思うなかれ。二度と戻せない、戻そうとすると激烈にしんどい事にしてはいけません。

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結構がばがばに隙間あるんです。

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まず子の隙間部分にバックアップ材というのを突っ込んでおきます。コーキングは接着性があるので、大量に入れるとまずこの溝を復活できません故、あくまでルーフとスライド部分の隙間にだけ充填することが肝要です。

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こんな風に。
もちろんホームセンターで売ってるようなシリコンじゃなくて、自動車用のちゃんとした奴です。

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こんな感じでびしっと。
シリコンは上から塗ることが出来ませんが、このシール材は硬化後に塗装もできます。

これで雨漏りとはさようならでございます。
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ビートラック マイナーチェンジ5

2017. . 26
このところ、ビートラックばかりしてるように見えますが、そういう訳でもない。

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でも、記事になりそうなのがこれなので引き続き。
前回まあまあ気合い入れて作ったテール周り。苦肉の策でタイプ1のテールを横向けにして、強引に軽トラの荷台エンドに溶接したもの。この、本来縦についているものを、横にして付けるというのが最後の最後まで納得できなかったのだけど、やむを得ず。

そんなわけで今回は頑張って縦に付けます。

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バラバラに解体。これも材料になります。

なんだか味気ないので小話。

今日は『哲学の日』だそうです。かのソクラテス大先生が例により死刑になった日とされております。
『無知の知』などで知られる哲学者の祖ともいえる紀元前5世紀くらいの御方ですが、彼の妻が悪妻であったという逸話があり、この日は同時に『悪妻の日』などとも呼ばれているようですが、これはどうも不公平だなという感は致します。

というのも、当時から近代まで女性にはほぼ発言権がないため、当時の女性がどのように考えていたのかという記録はほぼ残っていません。日本において女性としての文書を残せた最古級の人物は紫式部や清少納言あたりになるのかもしれませんが、まあ古すぎますわ。
従って、男性目線から、悪妻だとか言ってそれを記述されているのを真に受けるというのはナンセンスで、現代においても、自身の伴侶をヨイショするなんてのは(男女ともに)何か特別な事でもない限りあまりないのではないかと思いますので、ある意味ソクラテス先生の言葉もノロケの一つだった可能性もあります。

そんな先生が照れ隠しなのか、語ったところによると「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば哲学者になれる」と。

これを聞いて私などは深いなと感ずるところなのですが。

「ぜひ、ワーゲンに乗りなさい。良い車に出会えれば幸せになれる。悪い車に出会えば寛容になれる」

というのはどうですかだめですか?

ビートラック マイナーチェンジ4

2017. . 25
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今回、テールエンドの垂れ、いわゆるエプロン部分をつけることにしました。
そのための骨組みです。相変わらず、ホームセンターで買ってきた鉄アングル材と、鉄棒。

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パネルを貼り付けます。
もう、本当にそれでいいのかっちうくらい、適当なんですが。たぶんいけるだろう。

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こんな風にマイナーチェンジモデルはアオリが付きます。
あくまで予定ですが、まあ、たぶんやるでしょう。何となく目途付いたし。

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開いた時のイメージ。

今回から読んだ人は、「何不器用な素人臭いことやってんだ」と思われるかもしれませんが、そもそもこのビートラックは、ハーレー積めるビートルベースのピックアップ作り、というコンセプトと、ホームセンター素材と廃材だけで作るという裏コンセプトがあります。

なんでそんな貧乏くさいことしてるのかっていうと、お金も時間もないからです。
お金をかければいくらでも手間は省けますし、いいものもできると思います。

でもそれじゃ、つまらんでしょ。だって、やる前からできるの判るし。

設計図は私の頭の中だけ。
道具はヘルムの中にあるものだけ。
材料は廃材とホームセンターだけ。
やるのは私一人だけ。

まあ、頭の体操みたいなものです。

ビートラック マイナーチェンジ3

2017. . 23
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何気に、これでブログネタを稼ごうとしている自分に気づく。

ジャンクフェンダーから切り出した鉄板で、コーナー部分を作りますぜ。一応断っておくと、この時点で感性状態がどうなるのかは想像していません。想像できなくて造るというとてもおかしなことをしてるのですが、こういうのは現物のボリュームを見てインスパイアされながらインスピレーションを沸き立ててゆくものです。

要するに行き当たりばったりです。

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うーん、なんかよくね?
好きなヒップラインです。

後ろから見てカッコいいものはカッコいい、というのが私が乗り物を見るときの基準です。
なので今回、後ろに手を加えることにしたんです。

もちろん、そこに実用性を加味しながら作るというのが、ビートラックの本質です。
かっこよさと実用性の兼ね合いというのが実に難しいのです。
少なくとも、ネット上で検索する限り、ハーレー積めるビートルトラックというのはこのビートラックだけだと思います。

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さて。
行き当たりばったりの結果、このようなことも考えてしまう訳です。

なんですかこれ? 次回までのお楽しみです。

FM COCOLO あたった

2017. . 22
今日、謎の郵便物が届いた。
FM Cocolo(ココロ)から。

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そういや以前に「Cocococolo」(ココココロ)という、普段FMココロをかけているお店だということを、FM局に登録すると、サイト上で紹介されるというキャンペーンをやってたので応募したんだっけか。

ココココロ マップ

大阪北部エリアの4番です。

ついでにプレゼントのコースターも当たったみたい。

コースターか……うち、使わんぞ。 来た人にあげるよ。うん、こういうキャンペーンって、地味だけどいいよな。

それはさておき。

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ベスパET3の修理。
なんか動いたり動かんかったり。エンジンかからないときは全然かからんけど、かかる時はかかる。
まぁ、イタリア人やからなぁ。(偏見)

毎度毎度思うんやけど、ベスパってあの長い歴史の間に、良くしようとか思わんかったんやもんな。
あれでいいとは思えんねんけど、イタリア人的にはオッケーやったんやろな。

ま、ゆーても、もうヴィンテージスクーターの域なんですが。

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原因はこのむき出しのキーボックスのせい。
50Sとかはイグニッションキーがないから、キックしたらかかってしまうんですが、ET3以上にはついてる。
でもこの配線見る限り、付いててもついてなくてもいいような気がする。

以前に「悪人が居なかったら鍵は要らない」という話をしたと思うのだけど、イタリアは盗難ってないんだろうか?

それは結構前から疑問。
むしろ、世界一安全な日本における乗り物のロック機構って、素人じゃ破られへんくらい鉄壁なんだけど。

ビートラック マイナーチェンジ2

2017. . 21
さて、続きです。

何じゃこのゴミ、というなかれ。れっきとした素材です。

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わたしゃ鉄板を一から叩き出すようなことはしませんで、あるものを利用します。
ワーゲンのボディ形成にはやはり、ワーゲンの部品を使う方がいい。アールが合う事で一体感が出る。

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何をしようとしてるのかわかると思います。この曲線はフェンダーのアールからとってます。

それから、荷台をリフトするためのガスダンパーの取り付けを変更します。
前は取り付け位置に余裕があったのであまり考えなかったのですが今回はタイトになり、考えるだけで一時間かかりました。

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カスタム現場には欠かせない角材。便利です。

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カットぉー

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現状あんまり語ることがないです。今はまだ考えてる時間の方が長いですね。
しかも、デザインすらまだぼんやりとしか考えていないという。

恐ろしい。



ビートラックマイナーチェンジ

2017. . 20
さて、2012年に完成したビートラックですが くわしくはこちら(記事は『できるかな?のコーナーに収納してます』) 5年の間に何かといろいろなものを運んだなぁ、と。
今までの最大級でハーレーのスポーツスターが一番重かったように思いますが、この辺でほぼギリギリでした。(約270キロ)

もともと、ハーレー積めるくらいのトラック作ろうと思って始めたんですが、いかんせん長すぎるというのがどうも気に入らんかったのです。法令的にも実際のところアウトなので、そろそろこの辺でまともな形にリニューアルしようかと思いまして。

一旦完成したものをまた触るのはアレなんですが、カスタム車輌というのはこうして熟成してゆくものであります。

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ショート化することにしました。
というのも、それほどしょっちゅう大型バイク積むことはないだろう、というのと、ハーレーのフルサイズはどっちにしても載らんというのと、やっぱりかっこよくなくてはいけないなというので、決行することにしました。

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寸法割り出します。

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色々ついていたものを外します。

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カットラインはここ。 ここしかなかった。

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今後の予定

リアテール周りのデザインを見直し
リアゲートの新設
ダッシュシフト機構の見直し
カラーリング変更 ボディ補修
ルーフキャリア修理

とかとか、とりあえず、今回はかっこよさを目指します。

インナーハンドル色々

2017. . 19
昨日はちょっと私用で出ておりまして、更新できませんでした。

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高年式ビートルのインナードアハンドル色々。
写真の右から、ダイキャスト(アルミ合金)製、ダイキャストメッキ仕様、ドイツ樹脂製、メキシコ樹脂製となります。

ダイキャストで出来ているのはインナードアハンドルが変更になった67年式から、たぶん68くらいまでだろうかという気がするんですが、正確には解りません。
ですんで、ハンドル本体と、ハンドルのガーニッシュ(外枠)がリアルメッキ仕様なのはこの頃だけです。以降は全て樹脂に置き換わりました。
もちろん形状は変更なしなので互換性はありますが、そもそもなぜなくなったかというと、無駄にコストがかかるというのと、耐久性の問題でしょうね。

実はプラスチック製の方が長持ちします。折れない限りですが。
というのも、ハンドルは鉄製のロッドを引いて、ドアロックメカを操作するようにできているのですが、アルミ合金製のハンドルで鉄製のロッドを引くと、鉄のほうが固いため、アルミ合金の方が削れてゆきます。それに加え経年の腐食などで、ロッドの刺さっている部分が摩耗して、穴が広がり、最期にはちぎれてしまいます。
ですんでこういった場合は必ず鉄とアルミ合金が触れる部分に注油を行い抵抗を減らす必要があるのです。

ただ、こういった面倒なことをする必要がないのが、ナイロン樹脂系のプラスチックで、これはもっぱら滑りがよく、簡素な回転軸受けなんかに使われたりします。
ワーゲンの歴史においてこのナイロン製樹脂ハンドルを採用したことにより、一つ壊れる可能性が減ったという良い例です。

ま、それでも風格は、金属製のハンドルのほうがやはり良いですし、(現行プラメッキ製のハンドルガーニッシュなんかは言わずもがな、チープですから……)数も限られているので、本物志向な殿方には垂涎のアイテムかと。

んーこんな部品一つで長々と・・・・・・

ちなみに一番左のメキシコ製ハンドルはやっぱりデザがいけてない……。

明日また雨だぞ

2017. . 16
今日は暖かかったね

ちなみに私の休日は雨が多い。なぜか知らんが二回に一回は雨だ。
今日バイクでツーリングとか行ってたやつ、マジでうらやましいぞ。 フェースブック見るの辛いから見ない。

ちなみに明日は90パーセント雨だ!
くそっ、オレ、ざまーみろ!

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あーこんな時代もあったよなぁ。 同じデジカメでも、画質が時代を感じさせるな。(たぶん10年以上前)

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明日は孤独に引きこもります。

キーのキー

2017. . 15
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鍵とは、人々の猜疑心が生んだ道具である。

と、しばしば思う事があります。

仮に全ての人が悪意を持たなければ、鍵という道具は存在しなかったはずです。
すなわち、鍵とは「悪意が形として現れたモノ」とも言い換えることが出来るかもしれません。

さて、そんな鍵ですが、しばしば鍵の組み換えという作業を行うことがあります。
これは大抵のシリンダー錠で可能な作業で、複数に分かれた鍵を一本化するときなどに行います。(悪いことには使いません)

その時にカギとなるのがこのシリンダーキーです。

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古い形のシリンダー錠というのはこれに類似した、複数のキーの組み合わせで鍵の形を決めています。
意味が解らないかもしれませんが、写真のシリンダーで9つのキーが入っており、だいたい三種類のキーが順列組み合わせでシリンダーに挿入されています。
つまり、組み合わせとしては、3種類が9スロットに順列なので、たぶんですけど504通りの鍵が出来る(と思う・計算サイトで計算したからよくわからん)いや、両面だからもっと多くなるか・・・ええと3の三乗×9の18乗か? わからん!

まあ、我々の仕事は鍵を作ることではなくて、鍵にシリンダーを合わせることなので、キーを一つづつ合わせてゆくだけなんですが。

複数キーになってしまってるワーゲンなどを何とか一本化したいという方はご相談ください。

水冷やねん

2017. . 14
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いつから替えてないのか知らんが、摩耗したプラグ。こんなんでも動くんですなぁ。

今日は水冷の軽自動車です。別に特別なことは何にもありませんが、とりあえず水漏れ修理です。

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12万キロ走った日産クリッパー(三菱ね)
あっちゃこっちゃから水漏れで、ホース類やジョイントを交換。
空冷に慣れてると、この水冷ってのが急に煩わしくなる。

そもそもなんで空冷から水冷車がメインになったかというと、安定した性能を引き出すため、です。
空冷というのはとかく外気温に左右されがちで、地域によっても季節によっても、性能がまちまち、燃焼効率もバラバラになるのでおのずと排ガスの質も悪くなるという事で、排ガス規制問題にも絡んできたわけです。

これを話すと長くなるので今回は省略しますが、水冷車というのはいずれ、絶対水漏れを起こします。
深刻な漏れになりますと結構な修理代がかかることはありますので、水漏れするくらいになればもう買い替えたら? という選択肢も浮かんできます。

おのずと買い替えサイクルというのは早くなったんです。
その反面空冷というのは、オイルさえちゃんとしてれば壊れない(絶対ではないです)というあたり、構造的リスクが少ないエンジンだと思います。

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とりあえず、ビシバシ外して部品交換。
これだけゴミがでました。全て樹脂部品ですね。

巌流島の決闘

2017. . 13
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一時退避しております。とりあえずエンジン積んじまおうかと。

なんか平和すぎてネタにならんよなぁ。

という訳で、今日は何の日を探してみますと、旧暦の4月13日が、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘した日、とされておるようです。
ま、誰でも知ってる巌流島の決闘ですが、一部では『決闘の日』とされているそうです。

この巌流島ですが、もともと決闘までは舟島(現・山口県下関の無人島)と呼ばれておったそうで、巌流島となったのは佐々木小次郎が没してからだそうです。
というのも巌流島の巌流というのは、佐々木小次郎の起こした流派の名前であるとのこと。

ちなみに、決闘の時期が1612年という事で史実に合わせてみれば、当時宮本武蔵は20代、佐々木小次郎は60歳近かったも70を超えていたともと言われており、我々が思い浮かべる決闘のイメージは少し違うようなことになります。
当時の寿命を加味すれば、今の感覚で言うと30歳代の脂の乗り切った男が、棺桶に片足突っ込んだ老人とやりあったという感じで、かなり微妙な絵面になってまいります。

また、小次郎が一人だったのに対し、武蔵は弟子を加勢させたという話もあったりして、ますます怪しい話になります。

で、武蔵が著したと言われている『五輪書』ですが、オリジナルは焼失したらしく写本しかないそうですが、この巌流島での決闘に関しては、何の記述もないそうで、武蔵自身がかの決闘を恥だと思ったか、どうでもよいほど軽いものだった(要するに小次郎は相手にされてなかった)という風にもとれてしまいます。

宮本武蔵の話では、ハイライトのような巌流島の決闘ですが、我々のイメージはのちの伝記や演劇などによる創作の影響が強く、勝った方、つまり武蔵側が「正義」としなければお話にならないため、小次郎は『悪者』か『嫌な奴』に書かれることが多かったというのは、勝てば官軍という、もう仕方のない話です。

ま、私は舟島が、決闘後に地元の漁師たちから巌流島と呼ばれるようになったという事実だけでも、おそらく小次郎に『義』はあっただろうなと。でなければ勝った武蔵に関する名が冠されていてもおかしくないわけです。

ま、単に敗者を弔うという心意気がそうさせた可能性もありますが、いずれにしても武芸者として名を遺したことには変わりなく、命を賭した価値はあったかと、まあそんな風には思います。


400まんえん!

2017. . 12
バイクの車検ラインってのは車と別にあります。

でね、バイクってのは自立しないから、人が支えてなきゃならんわけで、ラインを通過するときも受験者がジタバタしながら各項目の検査をこなすわけです。ここで足のつかないシート高の高いバイクなんかになると(ま、私はめったにありませんが!)地獄を見ます。

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そんな検査ラインの入り口にふと見慣れない注意書きが。

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しばしば、検査ライン内で事故というのはあります。ま、ブレーキと間違ってアクセル踏むとかそういうの、不特定多数の人々が受験しに来ますからあるんですよ。で、よくあるパターンが、ヘッドライトの光軸を見るためのテスター、通称『ヘッドライトテスター』なんです。 

「へぇ、あのオートテスターって400万もするんかぁ」と思ってましたら。

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オートじゃなくなってる。
手動テスターじゃん。

誰か突っ込んだんだなぁ。400万円に。

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しかしまぁ、特にバイクの車検ってのは、あまりにも無駄だなとおもうことしばしば。
今後バイクの総数も減ってゆくことを考えれば、車検制度なんか無くしてもいいと思うんですけどね。
そもそも、排気量で線を引いて原付から250ccまでは車検制度がないとか言う時点でスゲーおかしいし、バイクという乗り物は操縦者の技量如何で挙動が大きく変わるので、バイクがダメだとかいう理由で事故につながるケースは少ない。それは老人が調子のよい車で、アクセルとブレーキ踏み間違えてコンビニに突っ込むことを考えればわかることかと。

いずれにしても、不完全なバイクなど恐ろしくて乗れません(これは乗ったことない人だと分かんないかもしれません)

ま、それはいいとして

帰りに寄った牛丼屋の、牛みたいなアルバイトのおばちゃん。牛丼の匂いをかき消すほどのワキガは勘弁してほしいです。マジ一瞬、牛丼がワキガの臭いがした。トラウマ級。

400円にも満たない牛丼を食う客はその程度の扱いなのですな。

花に嵐

2017. . 11
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さすがに三日も雨続きだとネタも流れるわ。

仕方ないから、サクラの話でもしようか。

「サクラ」って言葉あります。偽客と書きます(もちろん当て字)
公演主催者や販売店に雇われて客の中に紛れ込み、特定の場面や公演全体を盛り上げたり、商品の売れ行きが良い雰囲気を作り出したりする者を指す隠語。(Wikより引用)

ご存知の通り、客寄せ、盛り上げ役なんですが、花の桜ととも無関係ではないようで、『桜のようにパッと咲いて盛り上げて、さっと散る』みたいなところから来てるというのが一説。諸説あるようですが、なんかこれが一番しっくりきます。

いわゆるサクラの具体例としては、各種の興行系の観客席はもちろん、出会い系の女性なりすましとか、パチンコ屋でフィーバーしまくる人とか、新発売商品の行列とか、まあ人が集まったり、景気が良い様子を見るとついぞそこに追随したくなるのは人間心理というものでありましょう。

もちろんサクラに従事した人というのは、運営側や興行主、販売店が時給や現物で雇っているのですが、この手法というのがあながち効果が高いものだから、相変わらずそこここで行われています。

一応、こういった誘導を企図すると、消費者の商品価値判断を惑わした、という詐欺の一種になるそうです。

そこんとこはなんだか微妙だなぁと、行く先で偶然出会う行列にはけして並ばない私なんかは思います。

しかしながら、演劇や、イベント、お笑いなんかのシーンでは、このサクラって人々は舞台装置の一つとして機能して、より場を楽しむ効果を上げてるんですな。例えばお笑いが一番わかりやすいんですが、「ここ笑うところですよ」というのを先んじて笑い示してくれる。一般の観客は安心して笑える。要するに一人だけ笑って浮くのが怖いんですね。拍手もそうです。

テレビ番組になるとより露骨なんですが、スタジオ観覧客の声というのも実のところ、事前に録音したモノを編集して要所要所でいれたりしてます。最近の不用意に多い画面下部に表示されるテロップも、一種のサクラといえましょう。

場に酔わされるってのはいつの世界、時代でもあることですが、本当はこれ一番怖いことなんです。

一つ小集団のきっかけが始まりで、無関係な人々がそこに集まって、世界が変わった、なんてことはいくらでもあります。
その母集団に入ってしまえば、「そう思わざるを得なくなる」んです。
新製品が『品薄状態』だといえば、購入予約や問い合わせが殺到する。購入するつもりなどなかった人までもがそこに群がる。

酔わせるようにパッと咲き誇り、夢のようにサッと散り、後に訪れる者なし。

――花に嵐のたとえもあるさ、サヨナラだけが人生だ――

っていい言葉がありますが、桜の木は毎年そう思ってるんでしょうなぁ。


何か出来そう

2017. . 09
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これ、タイプ2のキャンパー後部パネル。余ってるんよね。
捨てるのも忍びないので、ずっと持ってるわけだけど、邪魔といえば邪魔。
なにか出来そうにも思う。

なのでとりあえず、自立させて、移動を容易にするために土台作ることにした。

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崩れかかってる部分を鉄棒で補強。
これ以上朽ちないようにする。

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一番強い部分探して、角材打ち込む。

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水平とりながら、補強してゆく。

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むふう。
自立した。

一応、これ使って何か作ろうかと、いろいろ考えるんだけど、イマイチ辿り着かない。
というのも、結局のところ自動車部品として作られたものだから、それを転用して何かに作り替えるというのは、非常に面倒な作業を伴うんですな。
何かを作りたいと思ったら、一から材料買ってきて作る方がよほど楽なの。

でも、こういう廃材を利用することで思わぬ面白さが生まれることもある。

誰か、アイディアください。

イマイチ思いつかなければ売っちまいます。

一日雨だった

2017. . 08
今日は桜満開なのに雨だったな。
うーん、大方の予想を裏切って、昼間は曇天で花見ができるくらいに回復すると思ったんだが。
自然環境というのは非情だな。

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私は夜にしかサクラが見られないのだ。 

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サクラが元気な時に、雨とか降ると、花弁ごと落ちるんやねぇ。初見やったわ。

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それはさておき、エンジンのホットパイプセクションって、マフラー替えるたびに苦労するところだけど、やっぱり私も苦労してます。
車載状態でなければ、マニホールドとヒートエクスチェンジャーをガサガサ動かして誤差を最小に抑えられるんですが、やっぱり最後の最後はどうしても力技です。

バシッと、素直についたのは、今までやってて二台か三台くらいではないだろうか。そのくらい稀有です。

でも、昔に比べたら、すんごくマトモ。

本当に、ワーゲンがこの先、あと50年くらいは走れる世の中であってほしいね。・・・・・・私の仕事がなくなるので。

サクラは咲いた

2017. . 07
さあ、みんな。

桜が咲いたぞ。明日は花見だな!
だけど、雨だな!

いい花見になるといいな!

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などと、怨嗟の声を轟かせようと、明日晴れたりするんだぜ?
明日だけでなく明後日も結構いい天気だったりしてよぉ、みんな花見を楽しんだりするんだぜ?

世間のレジャー的休日に恨み言を並べるのが、私のお家芸みたいになってますが、いや、ちらちらとそういう風景を仕事中に垣間見るのも割と好きなんですよ。

世は太平、民草が無邪気に楽しんでおるなぁ、って。

自分を疑え! いや疑うな!

2017. . 06
自分を信じろ! とはよく聞きます。
なんか戦う前とか、試合の前とか、試験の前とか、そういう時対象を鼓舞する言葉として。

逆に

自分を疑え! ともよく聞くのですが。
大体、失敗が許されない場合とかですね。仕事とか、仕事とか、仕事とか。

てゆうか、自分の責任だけで終わらせられない事案に対しては、自分を疑ってかかれ、といわれるような気がします。
つまり、自分だけのことなら、やみくもに自分が自分のことを愚直に信じて、成功に導く力になればそれはそれでよいのだけど、他人が関わる場合は自重してくれと、まあそういう事なのかもしれません。

こと、私のような場合は、自分を信じていいことなんかはあんまりありません。
大体において、自分を疑った方が無難です。
オイル入れたか?
ボルト締めたか?
書類の忘れ物ないか?
戸締りしたか?
電源切ったか?
こういうの、自分を信じると、いつか失敗します。

あと、これってさ、外し方これでいいんだよねぇ? とかいう時もあります。

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65年式以前のキングピン式の足回りのナックル部分です。
キングピン(ステアリング軸)のほうにガタがあり困ったことになってるわけです。車検が通りません。

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コテコテですが、まあこんなもんです。

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こうやって、こうやって、プレスで軸を抜くんですよっと! (ちなみに写真は撮影用で、実際の作業風景とは違います)

よっと!

あれ?

抜けない?

俺なんか間違ってる? なんか外し忘れてる?

そう、自分で自分を疑うほどに、軸が抜けません。

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ガスであぶります。
ちなみに傍らにある、グルメファイアーごときでは炙れません。これはバーナーの着火用に使っているだけです。
ガンガン炙ります。素手で触ると火傷するくらい。

再びプレス。

抜けない!

あーなんでー? やっぱ俺間違ってる? なにかどこかで記憶違いしてる? 
と、そのくらいにまで追い込まれた人は考えてしまうのです。

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結局3トライ目で抜けたんですけど、まあ三十分くらい炙ってたかもしれません。皮手袋が燃えそうなくらい。
抜けないものはそのくらいやらねばならんという事です。

私は間違っていなかった!
うっおおお!

と、いう事で、非常に大変な作業なのですよ、キングピンの入れ替えというのは。

古いものを愛でる

2017. . 05
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地味ーな作業ですが、バンパーステイの塗装です。

あまり目立たないようで目立つ部品です。逆にいうとここが綺麗だと意外と車全体がよく見えたりする。 んですが、まめな人はご自分でスプレーなどで自家塗装やられたりもするので、あえてあまりこちらから提案することもなかったりします。
取り外す一連の作業と、錆を落として塗装面を整えるのが最も手間ですが。

古いものというのはあちこち錆やらヤレやらと出てきます。そりゃあ仕方がないんですが、こうして一部分づつでもゆっくり直してゆくというのも、古いものと付き合う楽しみであったりはします。

今週はここを塗ろうとか、ここの錆を落とそうとか、そんな風にして365日を過ごせば、車はどんどんと良くなってゆくことでしょう。一気にやろうとすると手間もお金もかかる。だからダメになった部分を一つずつ替えてゆく、というスローな付き合い方も、こういった車を乗る心構えとしてはまたよろしいかと。

恋愛が困難であればあるほど激しく燃え上がると、よく言いますが、ここんところも古い車とのおつきあいはよく似ています。
困難で手間がかかるから別れる、という選択肢も無きにしも非ずですが、その困難を乗り越えても付き合いたいと思える相手と出会えた人は果報者といえるでしょう。

無論それでズブズブに型にハメられて抜け出せなくなって、人生台無しにしてしまう事もあることはありますが、ま、そこは私のような結婚相談所がおりますから、ぜひご利用いただきたいと。

ほら、よく言うじゃないですか。

結婚したらモザイク画像を薄目開けて凝視するように相手を見ろって。なんとなーくいいものに見えるでしょ?

はるうららやねん

2017. . 04
うちの猫です。

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春は眠いねん。 という訳で今日は私の休日を紹介しよう。
いつになったら本気を出すのか、という問いは愚問なので差し控えるように。

ところで、『春うらら』などと偶に表現しますが、漢字で書くと『春麗』となります。 アーケードで一世を風靡したスト2(ストリートファイター2)の春麗はおっかない女ですが、それとは似ても似つかない、意味としては、 『空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。』という春の季語みたいなもんだそうです。

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なんで、休日は庭で優雅にランチとか。

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家の隣の空き地で読書とか。

そういう豊かな生活を享受しているわけです。 一年に一回くらいですが。

こういう優雅な時間の過ごし方って、常にあこがれはあれど、めったなことではできません。

春うららな一日でございました。

本気を出すと言ったな・・・・・・あれは嘘だ

2017. . 02
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大阪はようやくサクラが咲くらしい。ま、別にどうでもいいんだが。

くそっ、帰れねぇ。 

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なんかもう、このまま走れたらかっこええのになぁ。(でも錆びるからダメ)
マッドマックスとか見たら、むしろあれでいいじゃん的に思ってしまう。(なにがむしろだ)
人はどうして錆びてるものに惹かれるのだろう(というのは最近のマイ命題)

下の塗装が傷んでると、全塗装する前はこのくらいはがすって感じです。それでも完ぺきとは言い切れないけど、出来る限りはやったって感じ。

綺麗で錆が出てくると、直したくなるが、汚くて錆が出てると諦めはいる。

若者なのに老けてたら、「どっか悪いのか」とか言われてしまうものだが、年相応に老けてたら、いい味でてるとか、人生をしわに刻んでるとか、年輪感じるとか、どうも称賛される。

車もそういうものなのだろうか? 自然に老けるのが一番という事か。

ああ、私ももう年だから頑張れないのか、ああそうか。




うそです。ちゃんと仕事してます。

俺は明日から本気出す

2017. . 01
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すごい、どれくらい広くなったのかというと。

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このくらい。

やれば出来るって感じで。

さて今日は4月1日でございます。
日本では『4月バカ』、英語圏では『エイプリル・フール』、中国では『万愚節』、フランスでは『ポワソンダヴリル』、ドイツでは『アプリルシェルツ』というそうです。
おフランスはやはりなんだかオサレ感あります。

そもそもなんで揃いも揃って4月1日から世界的にバカをやるようになったのか? といいますと。

これが、全く分からんそうです。

16世紀のフランスにそれらしき起源があるものの、由来としては弱弱しい。欧米圏であれば宗教的に繋がりやすく、伝播するのはさほど長い時間はかからないだろうと思われますし、内容にそれほどの齟齬もないのでしょうけど、中国やインドでもポピュラーであるというのは、いささか首をひねるところ???

日本人は外の文化取り入れるのが昔から好きですから、まあそれとして。

インド起源という話もありますが、じゃあ植民地支配でイケイケな当時の欧米人が、それをまねするかというと、それもちょっとなぁ。

という訳で。

私は宇宙人説を支持します。

某年四月一日、我々は、太陽系第三惑星観測大規模艦隊を、極秘裏に当該惑星上空に派遣した。
観測大規模艦隊の滞在は、ほんの短い時間帯だけだったため、ほとんどの現地人類に認識されることなく無事終えた課に思われたが、後の報告から世界各地で円盤の目撃証言者が現れていることがわかった。やはり大規模すぎたのである。
このままでは我々の存在が当該惑星の人類に知れてしまう恐れがあった。
そのため我々は、当該惑星人に扮した隊員を地上に派遣し、今日は嘘をつく日なのだと世界中を喧伝して回った。

そうして我々の隠蔽工作は功を奏した。
それ以来人類は四月一日に嘘をつくことが当然となったのだ。


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