おおみそかです。書き忘れた事があるのでさすがにまずいなと、家で書いてます。どーも。
さてさて大晦日といいますと、元来はおおみそかには「大三十日」という意味がございまして、ま、読んで字のごとくですけど。月の最後の日を三十日(みそか)と呼んだことから、年末は最後の最後で大三十日となったそうです。さらに書きますと、江戸には「三十日蕎麦」といった風習がありまして、従業員に対してまあ月末に御馳走食べて来月も頑張ろうや、っていう粋なはからいを店主様様がなさっていたのだそうな。
それで大晦日にも蕎麦を食べるようになった、のかどうかは後先がわかりませんが。

ま、年末はこんな感じだったんすよ。
ああ、そうそう
書きたいことはそんなウンチクではなく
年明けはヘルムは5日から営業いたしますってことで、以下はまたいつものくだらない話ですが、読む人は読んでください。
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♪きっと客はこなーい 一人きりのクリスマスイブ さいでっか ほうでっか
で、有名な山下達郎の名曲も今日を限りに流れなくなり、明日からは一転正月モードに切り替えです。
んが、特に私にプレゼントを運んできてくれるわけでもないクリスマスという日は、単に寒いだけの一夜なのであります。今夜も火花散らして一人で作業してまーす(悪いか!)

輪切りにしたのでべろんべろんのままの天井にフレームを入れて補強します。
これ、都合よくこんな曲がったパイプが・・・
さて、クリスマスも間近な今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか?
クリスマスというとキリスト様の誕生日ということになっており(ほんとうはちがうんですけど)、お祝いの日、あるいは欧米では正月よりも年末年始ムードが盛り上がるイベントですが、ほとんどがクリスチャンでもなければ敬虔な仏教徒でもない日本人などは生来のお祭り好き気質の所為か、とりあえず便乗してクリスマスにはイルミネーションを眺めてロマンチックに浸れば、その一週間後には仏閣に大挙押し寄せ賽銭を投げ、一夜明ければ御宮様に一年の祈願を祝い、さらにその一ヵ月後には節季という使いもしない暦のゆかりをよくわからないままイベントにしてしまっているという、まあ、ウププな国民性でよく知られております。
が、しかし、イベントが多いということはとりもなおさず、忙しいということで、それはそれで仕事でもプライベートでも精神的には見えない大変な労働をしているということです。
それこそどこぞの孤島で何の娯楽もなければ食うに困らないほどそこらじゅうで木の実が生っているという環境では生物として生命の危機感は感じないでしょうけど、それで以上終わりでして、文明圏とは何かと得がたい経験が出来るということであって、あーつまり、文化とは人を人たるものとするものだなと。
というわけで、私は立場の如何に問わず比較的各種のイベントごとには肯定の立場です。
で、そんなお寒い中、着々とビートラックは作業進んでいますです。

続き
おお、こうやってみるとやっぱりワーゲンのエンジンはミッションにぶら下がっているだけなんだなぁ、というのが実によくわかる図。
ちなみに、空冷のタイプ1、カルマン、タイプ3はどれもシャーシボディ(台車)で、チョロQのようにボディと駆動系を含む懸架装置のついたシャーシに分けられまして、シャーシだけでも走行は可能です。
つまりボディを切っても、直接車体の剛性には影響しません(基本的に)実際はダメですけどね。
現代の車はほとんどがモノコック構造といいまして、鉄板から打ち出し成型したパネルを組み合わせてひとつの箱を作り、パネル同士の組み合わせで全体をもたす様に作られているため、一部のパネル構造物が欠損するとたちまちボディは本来の剛性を失います。
しかし、その分ボディが軽量に作られ、コストもダウン、その上室内空間が広く取れ、レイアウトの自由度が高いのが特徴といえば特徴です。しかしながら前述のように、一部のパネルの破損がボディ全体に響くことから、ボディの衝突や腐りなどによる変形が足回りやエンジンマウントにまで影響を及ぼすことも珍しくなく、復活率が低いことでも長持ちさせられない車であることは確かです。
無論、ワーゲンのシャーシそのものが変形したり朽ちると終わりではあるのですが、それさえ免れれば、例えボディが朽ち果てようともサンドイッチ事故に遭おうとも、何事もなかったように復活できるわけです。
ここにも、空冷ワーゲン長生きの秘訣があります。

と、いったところで、今回もエンジンあたりをごちゃごちゃ。
三寒四温の今日この頃。どうでもいいけど着る服に困る。
2010年もあと一ヶ月を切ってしまいました。大人になって一年がこんなに短く感じるのは初めてで、それは毎年更新されてゆくものなんだと思うと、マンネリ化してるのかなぁとも思います。
これは脳の働きによるところが大きく、子供の時は何かと時間の流れが遅く感じるのは「経験することがそれぞれ新しく、新鮮だから一つ一つの経験が印象深い」為、つまり形のない時間という概念を体験という事象と結びつける為、記憶に残りやすいからであるといいます。
ですから人間なんでもこなれてくると、時間を感じなくなるわけで、人生においてもほとんど考えることなくこなすことが増えてくることがいつの間にか時間が過ぎていたということにもなるようです。

で、件のビートラック。
今回ボディワークはおやすみで、ミッションからエンジンをレイアウトします。
やっとこさ冬らしくなって来ました、12月。
と、いうか・・・このところ絶対気候が変よな。天気も変だし、だいたい竜巻なんかバベル2世でしか見たことなかったんだけどな。 天気予報は淡々と何事もなかったかのように状況説明はしてるから、何も知らない庶民としては「ああ、そういうことなんだな」で、済んでるんだけど。
少なくとも、夏暑い、冬暖かい、というのが地球温暖化というのであればまあそれでもよろしい。
何より私の嫌いな寒い冬が暖かいのは歓迎すべきであり、どうせスキーもスノボもやらないのでどうでもいいし、この状況だと春と秋の期間が延びたと考えられるわけで、実によい環境になっているとは考えられないだろうか?
さて。

助っ人登場で屋根切ります。
はやいものです。歳をとると何もかもが。
目下、海老蔵の顔がどのように治るかよりも、ビートラックがどうなるかの方が気になるのは人情というものでありましょう。とりあえず私の中のガラクタのようなアイディアが詰まったパンドラボックスを開錠してしまいましたから、日々妄想は止まらない毎日なわけです。
で、暇なので、思い切って切りました。

どーせ切りとってなくなる部分ですし、試し切り。