2020.
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08
どうも頑張りすぎたせいか、疲労の蓄積か、左肩が壊れた。
なんか壊れているのだけど、症状がどうにも定まらないのでとりあえず放置してる。そのうち直るんじゃないだろうか。
で、昨日は温泉でも行ってゆっくりしようと、バイクに跨がったのだけど、気付いたら山の中にいた。

藪の小道に誘われるように突き進んでゆくと

おお、ちょっとしたビューポイント発見。
丁度いいのでランチと致しましょう。

この道、人の手がはいっているみたいだけど、あたりはごく自然にピクニックスペースが出来上がっている。
家からほんの五分のところでこんな場所があるとは思いませんでした。
で、お腹を満たして小道の先を進んでゆくと林道ぽいところに合流してしまいました。

このあたりもなかなかの絶景です。
これは新たなルート発見ちゃうの! と思って喜んで進んでみたものの、どうにも道が綺麗すぎる。ワイルド感がない。
と思ったら案の定登山者がちらほら。
どうも知らず登山道に入ってしまった模様。
申し訳なさ一杯で通り抜けてそそくさと退散。
よくあることです。

ついでなので、前から開拓したかった場所に。
地権者はいるんだろうけど、全く放置された未開の土地なのでまあいいでしょう。バイクを降りて一時間くらい山を歩き回って滝のように汗をかく。
日本の山(しか知らないけど)は何処も素朴さの中に潜む荘厳というか、神秘性というか、シシガミ様が棲んでおられるような気になります。不思議なことに、山の中ではひとりぼっちでも寂しくなったりはしないんですよねぇ。
今度は一人ピクニックしにいこう~
あ、この後スーパー銭湯三時間、湯治してきました。
2020.
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01
つい先週、
ポートタワーに登ったのですが、今回はラストの一塔である京都タワーに登ってきましたよ。

とりあえず紅葉も終わりかけだったのですけど、ちらっと覗いていこうかと、南禅寺と興福寺に。
予想どおり、もうかなり終わっていましたので、大した写真はナシ。

そして死に体の観光都市京都。かろうじて国内の観光客はいるものの、混んでるなどとは到底言えない状況です。

落ち葉も枯れてます。もう一週早ければ良かったかなぁ。
結局サクラの季節から何度か京都いってますけど、ほんとうに厳しいだろうなぁとは思います。
特にインバウンド目当てで観光業展開した事業者なんかは大打撃です。それまでは需要が供給を上回るインフレ状態からの暴落ですから当然です。
屏風と商売は広げすぎたら倒れる
商売人の間で交わされる言葉ですが、私はこの言葉好きですね。
物事の道理を知った上で、それに携わるって事だと思います。
京都という街は、それぞれの身の丈をよく知る人々が支えてきた街だと思います。
儲けを考えないといういい方も出来ると思います。だからいつまで経っても店はデカくならないし、街の風景が変化もしない。
ある意味投資しないから、懐にたんまり溜め込んできたとも言えますけど、変えなくてもやっていけるし変えてはいけない街だったということです。
しかし京都の観光事業がバブルを迎えたことで、変化を促されつつあったのです。
これをビジネスチャンスと捉え、各方面の京都とは何のゆかりもない人間達がこぞって不動産を買い求め、民宿や店舗展開をはじめとするインバウンド事業に乗り出してきた。
皆さんもご存じのように、当然様々な問題が起きました。
私は京都の文化が破壊されるような気がして、やきもきしていたのもありますし、もう今後一生、まともな京都の風景は見られないだろうなと思っていました。

私は思うんですよ。
京都は日本の文化の中心だと。
だから、京都の文化は壊してはいけない。
もちろん、他の地方都市にも文化はあります。同様に大切にすべきものではあるのですが、首都であるからこそ守られてきた物はあるとおもいます。観光資源としての文化ではなく、「京都だから」、伝統としての文化が強力に守られたのだと思います。
観光客がきて儲かればいい、ではない価値観で動く都市であって欲しいと思うのは、部外者の勝手な望みかも知れませんけど。

通天閣の内装はイカサマっぽく、ポートタワーは安っぽい。京都タワーは一番いいですね。360度京都市外のビューが大変美しい。高いビルがなく、各地の観光名所が見えるのもポイント高い。
そしてなにより、設置されてる双眼鏡の使用が無料というサービス精神は◎です。

京都市内で最も高い位置にある神社だそうです。通天閣にもビリケン像が奉納されてましたけど、こちらは「たわわちゃん神社」というそうですが、神社仏閣の街なら気張ってもう少し威厳のある感じに仕上げても良かったのでは? と思います。

中層階にあるビビリビューポイント。他の部分より出っ張っていて怖い。ちなみに三塔ともほぼ同じ高さですが、京都タワーが一番怖く感じたかもしれない(やや高所恐怖症ぎみ)

今年中に関西三塔のぼるぞ、と
通天閣から始まった企画でしたが、あっさり制覇してしまいました。
もちろんこんなものは、金と時間があれば出来ます。
しかし「登ってみる!」という意志は誰にでも出せるものではありません。
私も一生登らないと思っていましたから。
人間どうせ最後には死ぬんですから、できるだけいろんな事経験しておくのはいいんじゃないですかね、と思うのですよ。
何度も言っていますが、私は日本という国に居て、その中でも大阪という立地のいい場所に居るので比較的あちこちの観光地に行きやすいのが幸いしてます。それは本当にラッキーなことだな、と思うのです。
もちろんこの後はお約束の一人飲み。
酒は何を飲んでも酔うだけですが。
2020.
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24
前回、
通天閣に登った男の話で、関西三塔を制覇すると宣言しましたが、二塔目をクリアしました。
皆さんにとってはもう本当に、どうでもいい話なんですが、私にとってもどうでもいい話です。

近くまで来た、というか、通りがかりで神戸に立ち寄った。
神戸になんて滅多にいかないし、これを逃すといつ行けるか解らないから、ダッシュで登ってきた。といってもエレベーターだけど。

いやあ、漆黒の夜空に映える赤ですね、これは綺麗です。洒落てます。
マジで初体験なのですが、周囲は閑散としており、ほんとうに営業しているのか怪しい雰囲気で、恐る恐る入口に入ると一応従業員らしき女の子が出迎えてくれる。
でも、バリッと制服を着たコンパニオンって訳ではなく、なんか、そう、雰囲気としては、高校の文化祭っぽい。内装もなんだか手作り感が散見される感じで、これでよくやってるよなって心配になる。

展望フロアは上段と下段があるのだけど、エレベーターが着くのはまず下段フロア。
一見して、ヤバい、これは単なる田舎タワーの展望台、褒めるところが一切ない簡素さだ、と思って若干舌打ちしたくなります。
しかし、階段で上段フロアに上がってみたら、写真のように、まあまあいい感じに演出されていた。
これ、たぶん元は下段フロアと大して変わらなかったんだろうけど、最近艤装されたのでしょうか。天井にはプラネタリウム風に星空がまぶされています。
最終的には全体をリニューアルするつもりなのか。
通天閣の展望フロアはぶっとんでましたし、下層フロアは土産物やら満載で商魂たくましい大阪の塔らしかったので、オシャレの街神戸の塔なら、もう少し頑張って欲しいところ。

空気が澄んでいるからか、神戸バイアスがかかっているせいか、夜景が綺麗に見えます。

ま、ね。
時間帯が時間帯だったからかも知れませんけど、見事にカップルばっかりでしたよ!
一人で登ってるのなんて俺だけだよ!
ネタのためとはいえ、自分を褒めたくなったよ! ってゆーか、誰か褒めてくれ!
さ、帰ろう。
2020.
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20

今までさんざん弄ってきた Super es X 2020R ですが、ちょっと振り返ってみたく。
私が林道行き始めたのは遡ること15年くらい前ですが、その時もこのSX200でした。
それ以前はXLR250に乗っていたこともあったんですが、殆どツーリングバイク賭して使っていました。それというのも、カラも大きかったこともあり、当時ダートで自在に操るには自分の手には余っていました。
ミドルサイズのオフロードバイクにはいくつか種類がありますが、いわゆるトレールというもっとも一般的なカテゴリーの中に、ツーリングからコース走行までこなせるメジャーな250ccフルサイズと、どちらかといえば初心者向け、街乗り、チョイ乗りといったイメージの強い125ccフルサイズが存在します。
250ccフルサイズは、たいていの場合エンジンパワーに相応しいフレームと足回りを装備し、一般的なキャリアを持つライダーがやや持て余すか、なんとか押さえ込めるというくらいのパワー感と車格をもっています。特にシート高は高い傾向にあり、日本人だとべったり足底がつくなんてことはほぼありません。当然車両重量もそれなりになり、細く小柄な人ではどうしてもマシンを操る以前の状態に陥ることが少なくありません。
ですのでそのような方は格を落として125クラスに、といいたいところですが、いかんせん125ccクラスではやはりパワーのなさがネックとなります。おまけに高速道路に乗れなかったりしますし、通常走行でも250ccの走行に合わせて走るのはややしんどいです。
そこで登場するのが、わが200ccクラス。これは125ccの車体に200ccのエンジンを搭載する、軽量かつハイパワーな部分が魅力です。足回りはほとんど125ccを踏襲しているのでへぼいといえばへぼいのですが、車格が一回り小さいだけに取り回しの良さはピカイチです。人によってはこのクラスの方が早く走れるという人もいます。
というかモトクロスのようなスプリントレースでなければ、林道やエンデューロ的なオフロードはそれほどパワーに依存するところはなく、テクニックが何よりものを言います。そのテクニックを車体と相談して引き出すことが出来るかどうか、がオフに乗れるかどうかの分水嶺といったところでしょうか。
ですので排気量デカい=速い、はけしてオフでは通用しません。

これは林道行き始めた初期仕様の頃ですね。特にオフを意識した装備はしておらず、タイヤもほぼボーズで街乗りしてました。
一時、仕事帰りに夜の10時から山に登り、林道を経由してわざわざ家に帰るという、変な習慣があったときがありました。
もちろん夜中ですから誰も居ませんし、見えるのは自分のライトが照らした前の景色だけ。
不思議と怖いとかそういうの全然なかったですね。暗闇の山の中に一人でいる非現実感が面白かったんですよ。
たまに鹿とぶつかりそうになりましたけど。

今の形に近い第二形態ですね。
実際、第一から第二、現在の第三に至るまで、シートの高さはどんどん上がってます。
これは自分の走り方が変わってマシンをチューニングしたということです。
私が乗るバイクを、私だけが乗りやすいように改造していった結果が、冒頭の写真の第三形態です。
毎度手探りで弄ってきましたが、今は自分のバイクがめちゃくちゃ乗りやすいと感じています。
だから他の人が乗っても乗りやすくはないかもしれません。
自分に合わせてマシンをチューニングする、これがカスタムです。
そんなすごい技術は持ってませんが、自分が乗りまくって、コケまくったバイクだからこそ、見えるものがあった、ということでしょうかね。
趣味ですから見た目も大事なのですけど、バイクのような身体と直接的に関わる乗り物はどのマシンを選ぶかで、随分とその楽しさが変わってくるのだろうなと思います。
2020.
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05
日本の首相より、アメリカの大統領が誰になるかで、国家の命運は別れるというあたり、実に弱小国の性かなと。
アホだけど、仕方ないのでアメリカにはついて行くしかないのでございますよ。
まあ、俺が死ぬまで日本が平和ならそれでいいけどね。
そんなこんなで11月に入ってからめっきり冷え込む日々が続いていまして、バイクの車検も取ったのにツーリングに行く暇もなく、かといって遠くに行って寒い思いするのもちょっと嫌だったりして、このまま春まで寝かすのか、と。

日も短くなりましたしねぇ。
一年のウチで11月というのは、訳もなくもの悲しい。そして切ない。
小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」がよく似合う。別に失恋したわけでもないのに口ずさんでしまう。
もう今年もあと二ヶ月とは思えないほど早かったですが、今年の清水の一文字漢字はなんになるでしょうね?
やっぱり「染」とか「禍」とかそういうネガティブな感じになるんでしょうかね?
全然関係ないんですけど、各種の大会やパフォーマンスとかも含む、揮毫(きごう)~筆を振るって絵や字を書くこと~の時って、みていていつも思うのですけど、紙にめっちゃ墨汁が飛び散ったり、垂れたりしてるじゃないですか。
私的に、いつも「ないわ~」って思うんです。
ま、どうでもいいんですけど。

低年式のカルマンのフロントエンブレム。
裏側のマウント部分が外れていたので補修します。
高年式はアルミなのですが、低年式はずっしり重い。アレ? 鉄なのかなと、と思ったら真鍮でした。贅沢ですねぇ。
おかげでハンダで直せます。
そんなわけで~