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バンパーマウントアダプター

2019. . 17
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長年やってきて、初めて付けた部品。 すげー奇妙な形してるけど、変になったりしないかなと思いつつ。

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バンパーマウントアダプター。 これ68年以降のプレスバンパーのビートルに、67までの丸バンパーを付けるためのステイ。
フェンダーの交換も必要ないし、すっげー便利じゃん! と思うも、付けてる人を見たこともなく、付けたこともなかった。

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まあ6Vルックするときは結局パネル交換しちゃうから必要ないというか、どーも需要がどの辺にあるのか微妙な部品だったのだけど、今回つけました。

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前から見た感じ。 お、おお。細かいこと言わなければ67に見える。

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こんな感じで割と上手く収まってます

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後ろはビッグテールだしどーかなぁ、と思ったのだけど、なんかそれほど違和感ないな。
なんか、悪くないっす。思ってた以上に。

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そしてホイール。いつもなら内側をボディ色、外側をアイボリーあたりに塗るんだけど、今回はこのパターンで。

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いや、これもなかなかいいですね。

ちょっとしたことで印象がガラッと変わるのも、ワーゲンの楽しさです。
全ての車が自分仕様。マイナーチェンジも思いのまま!

いつまでも飽きないで乗れる車ですよ。

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冬から夏対策

2019. . 15
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これ、事務所の壁です。
穴開いてるじゃねーかと。

そう、開けたんです。 

ウチの事務所は倉庫の屋根裏部屋に相当する位置にありまして、窓が一つしかなく、風の抜けどころがなかったんですな。
で、もう一つ窓があれば、夏場に45度とか地獄の暑さにならずに済むんではないかと、冬のクソ寒い時期に思い立ったのです。

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こんな感じで、「縦すべり出し窓」、というサッシを買ってきて取り付け。
うん、なんか感覚的にやったけどうまくいった気がする。

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向こう側に見えてるのはとなりの工場です。
ここから仕事場を眺めて、やらなきゃいけない事に思い悩むのです。

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隣からみるとこんな感じ。四メートルくらいの高さに当たります。まあまあ怖い高さ。

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窓枠を化粧して完成。
大工さんが見たら卒倒ものの、かなーり適当な作り方してるけど、開けばいいや。
これで今夏は地獄の暑さからはおさらばできるに違いない!




流木のように

2019. . 13
 男は、荒涼とした冬の海辺を歩いていた。
 ときに波打ち際にまで駆け寄っては、熱心に何かを拾っている。

「何をなさっていたんですか?」我々スタッフは男へと質問を投げかける。

 だが、男の口から発せられる言葉は、あまりに歯切れが悪い。

「いや、何か見つかればと……」

 こんな冬の海岸に一体何があるというのか。ふと男の手元を見ると、彼が拾ってきたであろう木材の破片らしきものが見受けられる。

 流木。

 長年波にさらわれて風化した木材だ。
 表面はパサパサして、今にも崩れてしまいそうだ。

 見る者によっては只のゴミでしかないが、しばしばこの流木を使ってDIY作品などを作る人がいることはよく知られている。彼もその一人なのだろうか。

 男は仕事場へとそれを持ち込み、おもむろに磨き始める。

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「流木ってのは、こう、長年波に洗われてさ、腐って朽ちちゃった末の姿だって思ってるでしょ」

男は流木を磨きながら、我々スタッフに問いかけてくる。

「そうじゃないんですか?」

「見てみなよ、中は朽ちてないんだ」

 そう、さっきまで風化しきったかと思われていた流木が、彼の手により表面は滑らかになり、淡い艶すら発していた。

「人間だってそうじゃない? 外見は皺が増えて、肌にも艶がなくなって、髪もぺったんこで全体的にしおれてさ、もうダメなんじゃねぇのって人いるだろ?」

「はあ……」

「社会って波にもまれてさ、とがった邪魔な部分や弱い部分は全部とられてさ、角が取れちまうっつーのかな」

「ええ、人間も年をとると円くなるって言いますものね」

「最初は行儀のいい木材として、板や柱に加工された奴がさ、いずれお役御免で捨てられて、海や川に流れ着いたその先で朽ちる。けどな、流木って奴は芯の部分は残るんだよ。そいつらがたどり着いた先で、どんな風な姿形になっているか、こうして磨いたときに本来の姿形が見えてくるんだ」

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 寒空の下で、男は磨いた流木にニスを塗りながら、はにかんだ。
 そこには海岸で最初に見た様な朽ちた木の面影はなく、この世に唯一つの輝きを得たオブジェクトが、只ひたすら存在感を放っていた。

 最後に我々スタッフは、男に訊いた。

「あなたにとって流木とは?」

「死ぬまでこじらせ続けた、クソみてぇな、こだわりだな」





 とある流木作家もこう言ってますので、
 皆さん、クソみてぇなこだわりをもって、ワーゲンに死ぬまで乗り続けてください。



キャブ凍る

2019. . 12
さあ、雪が降った。
こんな日は、高速乗って日本海に往くベ!

と、エンジンにとっては少々お寒いくらいの方が、調子がいいというのが相場ですが、寒すぎるとこんなことになるという話。

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何度かアイシングの話をしていますが、毎度なかなかわかりにくい話で、目視できる現象ではないので理解しがたいかと。
キャブから燃焼室までの燃料供給工程というのは、空気とガソリンを混ぜて、エンジンからの吸入圧により、マニホールドを通じて高速で混合気を送り込む事を言います。

その気化性ガス(混合気)が熱伝導性のよい管を高速で流れることにより、気化熱が奪われ、急激に冷えます。
冷蔵庫やクーラーなど冷媒(エアコンガスなど)を利用した冷却機械と理屈は同じです。
クーラーや冷蔵庫なら、冷えるために行っていることですからいいのですが、キャブやマニホールドは冷えるために備わっている機械ではありませんので、冷えすぎるとダメです。

でも、エンジンというのは回していればとりあえずは走ります。
特にストップのない高速なんかではとりあえずは走ります。

が、パワーが格段にでない。
踏んでも回転の上がりが悪い、トルクもない。

そうして無理して走っていると、本当に走らなくなる。

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こういうことになっているからです。
よくわかんないですね。

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キャブについた白いのが全部霜です。というか氷に近い。
雪の日にガンガン走るとこういうことになります。

これは初期段階に充分暖機をしていないからです。
雪が降るほどになると、高速に乗る前に完全暖気してないと、途中で路肩に止めるようなことになります(私です)
そもそも雪の中を高速走らないって人はいいんですが。

プレヒートのホースとか、ホッとパイプとかが頑張ってくれている車両なんかは、この現象は起きにくいですが、1200の細いマニは起きやすいように思います。

こうなると焦りますが、一端止まって氷を溶かしてからあとは、調子よく走ります。

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ま、贅沢の代償かねぇ。

バスのハンドルギアのペグ

2019. . 09
ゴリゴリのタイプ2のハンドルギアボックス。

たまたま手に入った純正当時もののペグに換装することに。

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こりゃなんだかわかんないですね。

ベアリングまでセットでしたんで、32個のニードルベアリングも交換します。
このニードル、普通に円柱かと思ったら、微妙にテーパーかかってるんですね、ま、ペグの当たり面からして当然といえば当然ですが。

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震える手で、一つづつベアリングをセットしてゆきます。
ちなみに、1971年のレイトモデルですが、ペグはワンピースタイプが使われてましたね。
在庫してたのは2ピースタイプで、一瞬焦りましたが、問題なくつきました。互換性あるっちゅうことですね。

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で、組み付けてギアボックスにオイル注入するわけですが、寒すぎて固すぎる。
なのでこんな洗濯ばさみのでっかい奴で、オイルのボトルを挟み込んで放置します。オートで注油してくれます。

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さて、ここから以下は個人的な通信で申し訳ないんですが、皆さんはスルーしてください。

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M君、これで責められたいそうですが、今度来たとき、どう使うのか詳しく教えてください。(残念ながら花は入っていませんでした)

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