2023.
.
28
旧車乗り垂涎のチューニングパーツ、MSDイグニッションシステム。
M めっちゃ S すごい D でんき を発生する装置なので、これでもかの執拗な点火で各気筒の爆発エネルギーを確実に回収し、駆動力に変えてくれる、夢のようなパーツです。
もうここまで行くと点火系チューンはアガリといってもいいです。
ま、これにMSDかマロリーのデスビを付けたらフルコンプなんですが、いかんせんクーラー付き車両なので、ここまで。
折しも、ロシアのウクライナ侵攻のせいなのか、コロナのせいなのかわかりませんが、イグナイターのポイントレスキットが1も2も欠品中なので、イグナイターキットがインストールされた009タイプディストリビューターを導入。これ、35800円とかしますけど、イグナイターのポイントレスが単体で19800円、それに新品のデスキャップとローターが付いてくるなら、まあまあお得です。
が
イグナイターキットは完全固定式で、リペアは効かなさそうです。もちろんポイントに戻したりするのも無理っぽい。まあそんなもんですか。壊れず使えりゃ問題ないですけど。
一応キットになっているので説明書通りにやっていけばつきますが、多少知識は必要ですし、色んな部分で手数は必要になってきます。設置まで割と道のりは長いですよ。
某ハーレーイベントで買ったプラグギャップゲージがめちゃめちゃ重宝してる(インチ表記があるので)
で、付けた感想はというと、パワー感は段違い。アクセル踏むとグッと背中を押してくれる感じが素晴らしい。そして吹けあがりは実にマイルド&パワフル&スムーズ。
これさえ付ければ調子悪い車も良くなる、という捉え方は良くないですが、多少の悪さは点火力でカバーしちゃう、ってのは実際にあります。それを結果オーライととるかどうかは個人の裁量といいますか、車いじりなんて拘って何処までやるか、なんですが。
それはさておき。
今日は明け方最悪だった。
これ、雪解けで路面濡れてるだけかと思ったら、アイスバーンなんでやんの。
こうなるとさすがのスタッドレスでも滑ります。ノーマルよりは随分マシですけど。
クラッチ滑ってるのかと思うくらい前に進みません。
山も雪に覆われて真っ白。
さて、今夜私は家に帰ることが出来るのだろうか。
スポンサーサイト
2022.
.
22

超久しぶりに林道ツーリング行ってきた。
ちょうど祝日ということもあり、普段一緒に走れない人達とマスが出来たのは良かった。
林道ツーリングという概念がよくわからない人の為に、改めて説明しておくと、通常のバイクツーリングというのは、地元からどこか程よい目的地に往って還ってくる、ということを指します。
ひとたびツーリングに出たその先には、道や天候に左右されながらバイクを操り走らせるという喜びがあり、目的地には地元にない美味しい食事や、珍しい景色、そして現地の人達との出会いなど、ちょっとした非日常を体験できたりします。ま、事故に遭ったり故障したり迷子になったりってのも体験できますけど。
そんな普通のツーリングに対して、林道ツーリングとは、目的地が定まっておりません。
定める人がいるかもしれませんが、それは便宜上であり、林道ツーリングの目的はあくまで、林道を走ることにあって、林道が何処にあるかで走るルートが決まるといってもよいわけで、そういう意味では何度も同じ道を往復したり、同じ地域をぐるぐる回ったりと、ロードバイクのツーリングに比べるとかなり小範囲で走る事になります。
当然速度域も林道ではまず50キロを超えることはありませんし、公道上では大切なオフロードタイヤをむやみに消耗したくないので、負荷をかけないよう法定超過速度なんて出しませんし、オフ走る前提のギア比なのでトップギア全開しても100キロ出ないマシンの方が多いです。
ちなみに私のマシンは80キロが限界でした。高速乗ったら損した気分です。
そんなオフロードバイクで、ひとたび林道ツーリングに出たその先には、荒れた道やガレた道や、泥でぬかるんだ道、倒木に阻まれ絶望に苛まれ、いやらしい根っこで滑って転び、飛び込んでくる野生動物に驚きと興奮を覚えながら、風雨にレイプされた山の道を、右往左往しながらバイクをなんとか操り、走らせるというか押したり引いたりするエクスタシーな喜びがあり、なんとなく林道を抜けて目的地にしていた地方の田舎町には、地元にない美味しい食事などはなく、かろうじて現地のおばさんがやっている美味くもまずくもない何の変哲もない定食屋でメシを食えたなら御の字で、大抵はコンビニでカップラーメンとおにぎりを買って外で食うというのがデフォ。そもそも泥足のブーツで店舗に入ればコンビニといえどもあからさまにバイトの店員が嫌な顔して、箒とちりとりを持ってついてきます。
無論、都会ではまず出会えない珍しい景色や美しい自然の植栽に感動したり出来ますし、現地の林業やハンターの人達にはちょっとイヤな顔されたりしますけど、昆虫や野生動物との出会いなど、ちょっとした非日常を体験できたりします。
ま、崖に落ちたり、コケて骨折したり、道に迷って遭難したり、バイク故障して山の中から徒歩で還ったり、さすがに熊に襲われたってのはききませんけど、こうして文字にしてみれば誰が好き好んでそんなことするんだって、思うようなことが林道ツーリングといえます。
私は林道を走ることももちろん楽しいのですが、その傍ら林道の先で出会う、未踏の自然に憧憬を覚えるのです。
なんせ我々が走るところは、ハイカーなどが進入しない、いわゆる「あんなところ景色は見えないし道は悪いし、汚いし、行くだけ無駄」と言われる「ハイカー受けの悪い山」が主流なので、人が殆ど入らないので、自然のままの美しさが保存されている事が多いのです。
このあたりがこういう景色になったのは、過去の人為的なものなのかはわかりませんが、ここ以外でこんな景色は知りません。こういった画像を見て、不思議とも興味深いとも思えない人はちょっと残念な気がします。
自然は我々の知らないところで意味もなく、関係もなく景色を作っていて、人はそれを都合良く切り取って、良いとか悪いとか言っているんですけど、まあ傲慢な話だなぁ、と。
こういう楽しさ、写真いくら見ても伝わらないと思います。
だけど、酸いも甘いも知り尽くしたいい歳こいたおっさんが、リスク顧みずに一日中エキサイトできる遊び、って聞くと少しは伝わるかな?
2022.
.
17
去年もやった、辛辛魚、新旧食べ比べ。辛辛魚2021年 http://chelm.blog37.fc2.com/blog-entry-1518.html
パッケージに大きな変化はなく、去年のバージョンを踏襲してます。2022年は「さらにコク深く重厚」とアピってます。
従来なら、この食べ比べ会。二月に開催するものでしたが、忙しすぎて3月になってしまいました。
そして、わざわざ冷蔵保存して1年間寝かせていた2021年度版。
本当に1年間冷蔵庫に入れてたのだよ、味が落ちるとダメだと思って。インスタント麺だけど。
このラーメン、元々は東京の石神井町(しゃくじい、って絶対読めない)の「麺所 井の庄」っていうラーメン店監修の商品でして、辛辛魚というのは商品名で、本物はこの名前ではないです。
ここまでインスタントにしても、テイストや雰囲気は再現できているなぁ、って私自身、数年前に現地行って確認しました。もちろん本物はこれよりも何倍も美味しいです。また行きたい。
と思ったらオンラインストアが出来てる! https://inosho.shop-pro.jp/
あとで頼もう。
正直なところ今回は、2022年は世間に媚びたなと、残念な感想です。
2021年モデルは去年の印象と違わず、攻撃的なしびれる辛さでした。
それが2022年は、文字通り「深コク」要素が加わり、まろやかになってしまっている、もはや別物。時流に迎合したな、とやや嘲りに似た感想を我々は口々に漏らしておりました。
辛辛魚はこうじゃないだろう! 長年食し続けている我々の舌の記憶が叫んでいました。
2022年モデルは美味かったんですよ。文句なく美味い。
でも、普通に美味いの。こんなもの恐れることなく誰でも楽々食えるわ! って思ったのよ。
こう、辛辛魚は、ちょっとビビりながら一口二口と食べてゆき、その奥にある旨みを見つけ出したときの至福を楽しむものだろうと、我々はそう感じておるのです。
一口目から美味いとか、そんなの辛辛魚じゃない!
というわけで、今年モデルはまたひとつ買って冷蔵保存するとしましょう。
来年に乞うご期待!
2022.
.
06

暑かったり寒かったり、まあこれも春も近づいているということですが、3月というのはバタバタとせわしない。いわゆる年度末というやつですね。
ウチも3月に終えなければいけない仕事ががっつりあるので、ぼぉーっとはしていられないのですが、なんせこういう時は一人が辛い、物理的に無理が出てくる。
まあ、死ぬほど働いて死ぬなんてのは、いい死に方だなと思わないでもないです。職場は戦場とも言われますから、職場で散るのは男の本懐かも知れません。
それでもこんな所で戯れ事を垂れているだけ、まだ余裕があるんでしょう。
っていうか、全く死ぬ気しませんけどね。
つくづく健康体。
ウクライナ情勢は報道見る度にどんどん興味がなくなってゆきます。
コロナも下火というか、ネタに飽きた感があるから、よりホットな話題を取り上げるのはマスコミの常でしょうけど、どうにも、この二年間のコロナ報道と、ウクライナ情勢の報道の仕方が重なって、ついつい斜めから見てしまう。どこから何処までが嘘なのかなぁ、どっちが嘘言っているのかなぁ、なんのためなんだろうかねぇ? とか。
ウクライナは正義で、ロシアは悪、みたいな構図、ちょっと単純すぎてハリウッドの香りがします。
でも、「罪を憎んで人を憎まず」、みたいな事やってるのは良いと思う。
21世紀の戦争って、こういう感じで進むんだなぁ、と感慨深し。
2022.
.
02
という動画があがっていた。
渦中のウクライナ大統領ゼレンスキーの、コメディアン時代の映像。
まあ、本当に弾いているかどうかはさておいたとして、紛争当事国の大統領のそういった画像がリアルタイムに流れてくると、さすがに緊迫感が薄れる。
というか、逐一、仔細な情報が流れてくるので、それはそれで、まるでゲームの実況見ているようでもある。捕虜にしたロシア兵や、死亡したロシア兵のスマホに残っていた「母さん、ボクは今ウクライナにいる、訓練だと聞かされていたのに!」みたいなSNS投稿やメールを流してみたり、ロシアの戦闘機を軒並み撃墜するミグ29のエースパイロットがいる、とか真偽の程はわかりませんけど、そういった情報の漏洩を、統制されているはずのロシア側兵士や国民にむけて滔々と流しているわけですが、まあなんと言いますか、嘘でもなんでもいいやって思います。
というか我々が目にする情報も、結局は西側諸国の都合の良い情報だけが流れてくるわけであり、その裏でお馴染みの陰謀論を展開する人がいたりして、結局私からすると、「たいへんだCO2はちきゅうおんだんかをそくしんしているぞ」くらいの話にしか聞こえなくなって、正直どうでもいいやってモードになってます。
そもそも、今回の事でわかったのは、世論なんて単なる愚民の戯れ事としか思っていない為政者が、やると言えば何が何でもやるって事。そして国連はクソの役にも立たない組織であるという事。結局は自分の国は自分たちで守らなくてはいけないって事、そして長いものには巻かれておけ、って事。
壁塗りしてます。
こっちはこっちで日々生きてゆくのが大変なのだから、どこぞの外国のことをそれほど気にしてもいられないわけです。
まあ、中国が台湾攻略のついでに日本に攻めてきたら、それはそれでこちらも少しは考えないといけない事なんでしょうけども、結局は自民党がなんとかして貰うしかないわけで、今まで散々米軍をつなぎ止めてきた戦後の日本政治と、自衛官の皆さん日頃の訓練の成果を見せてくださいと。
どんな世界になるかはわからんけど、我々一般人というのは参政権みたいなみみっちい権利では、何にも変えることが出来ないという事がよくわかります。というか私の考え一つで社会が動くなら大変ですけど。
こんなものも塗ってくれ、という依頼。
こだわりのグレーの艶消し。普通の人は毎日色んな事考えて頑張って生きてるんです。
ウクライナの人も一生懸命生きてるんでしょう。ゼレンスキーも一生懸命です。
ロシアの兵隊も、ロシアの国民も、プーチンも、色々考えて頑張ってるんでしょう。
しらんけど。
とりあえず、戦争終わらせて冷静に話し合えよ。
現代はどこにいてもいつでも話が出来る環境にあるのに、なんでわざわざ殺し合わなきゃいけないんだよ、バカじゃネェの。
人間って戦うのが好きだね!